34.ネタバレ 前半はスロースタートでしたが後半から終盤にかけては加速していきましたね。 色々と病んでしまっている家族で観ていて少しずつ精神的にキツくなっていくようなそんな作品でした。 ただ悪魔崇拝というものが日本ではあまりにも馴染みがなく、 欧米の方達が見る感覚とはやはりだいぶ違ってくるんだろうなと思います。 一連の儀式の意味がわかっていればまただいぶ感想も変わるんだろうなぁ。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-09 14:08:00) |
33.ネタバレ 映画とは、過去の産物を組み替え再結合させて作るものなのだと改めて感じた。それで100分くらい観客をつなぎ留めておくことができるか否かが問われるところ さほど映画を見ていない自分でもオーメンやローズマリーの赤ちゃんくらいなら見たことがある エクソシストを未見なため、あっけなく死を迎える少女キャリーのいわゆるミスリードには残念ながらひっかからなかった、、というより最初からああいう死に方をするというネタバレありで観ていた それと知らずに見ていたらまた違った印象を抱いていたかもしれないし、特段変わらないかもしれない。なぜなら良くも悪くも作り話であるから。 家族の関係性がめちゃくちゃ悪いのになぜか最後まで離散しない設定に若干白々しさはあるもののそれでも一緒に暮らさねばならないとしたらそれはもう地獄だろう。 怖い映画というより、嫌な映画という感想が多い印象なのもそのあたり、誰しも身近な家族がこんな状態だったらいい気分ではいられないもんね 【うまシネマ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-04-28 07:37:57) |
32.ネタバレ 最後の方は指の隙間から見てたので話がよく分からなかったのですが、ちゃんと見ても分からない話だったらしいです。妻の演技もよかったんですが、一番感情移入できたのは旦那。妻が娘の霊を召還すると騒いだ時や、本と一緒に燃え死ぬからと別れのキスをされた時の「ついていけねえ…」って戸惑い方がリアル。旦那は最後までスピリチュアルに理解が及ばないリアリストで、霊だ召喚だと過熱していく妻と対比される人物になっていました。この旦那は画面にいるだけで一旦現実に引き戻してくれるようなストッパー的存在だったんですが、旦那が退場してからのラスト10分は呪いが暴走。話は分からなかったですがここの畳みかけ方には圧倒されました。息子が妹の死体放置するシーンもリアル。自分も多分ああなる。 |
31.ネタバレ 撮影場所はユタ州だそうである。ゲゲゲハウスのようなのが目を引くが、こういうのを好んで作る人々も実際にいるらしい。 ホラーとしての見た目でいえば、大して怖くないが雰囲気は悪くない。序盤では、まずは祖母の遺影が生きているかのような気色悪さを出していた。またその後に部屋に出て来た姿が二次元的に見えたのは、いわゆる霊感のある人々の話でもそのように表現したものがあるので現実味があった。背景音や音楽でも凄味を出している。 個別の場面では、兄が「大丈夫だ」(字幕)と言ったので、大丈夫でないだろうがと思ったがなぜかそのまま帰って来てしまい、朝になってから母親がギャーと叫んだのがなかなか衝撃的だった。頭部をおいて来たのはさすがにまずい。
ドラマとしてはあまり印象に残るものがない。家族関係ではこれまでいろいろ確執があったようだが、そもそも特殊な家庭のようなのであまり突っ込む気にならない。家族のうち本当の重要人物は誰かをめぐるサスペンスという面もあったかも知れないが、別にどうでもいいので勝手にしろと思って終わりだった。 また家系に関わる心霊物かと思っていたら、結局最後はカルト教団の話になっていたのは残念感がある。古代からの由緒正しい悪魔らしいが西洋世界限定のものにしか思われず、また教団も地方のマイナーな集まりのようで、ここから世界支配を企むといった大がかりな展開になりそうもない。現に自分のいる世界との接点がないので身辺に迫る怖さを感じない。 これでアメリカ人がどう思ったかわからないが、少なくとも自分としては人類普遍のものが表現されているとは見えなかった。
なお母親の作っていたミニチュアは少し興味深いところがある。建築模型でなくドールハウスという言い方になるようだが、ギャラリーで個展をするくらいなのでアート作品として作者の精神世界を表現し、見る人を引き込む力があるものだったらしい。制作の動機としては、自分にとって好ましいとも限らない周囲の世界をミニチュアにして受け入れて、自分のものにしたい(支配したい?)という欲求があったというようなことか。よくわからないがその心理は知りたいと思った。 この家系はこれまで精神面でいろいろ問題が生じていたようだが、その精神性を芸術性に転化して社会生活に生かすことができていたと思えば、今回の件でそれが断たれてしまったのは残念ということにはなる。娘にも素質はあったらしい。 【かっぱ堰】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-10 10:00:07) |
30.ネタバレ 悪魔崇拝。うん。日本には馴染みが・・・いや今だとカルト宗教とでも考えればいいか。 ただ悪魔の王、その魂を肉体に降ろすとして。いやその段階で色々とおかしいのではあるが そこはひとまず置いといて天井に張り付いたり、首なし死体が動いたり宙を舞ったりetc... 悪魔崇拝すればそれらの力が身に付くんか? どうなんだろう、怖くはある、目を背けたくなるシーンもある。 だがしかし後一歩足りないような、いや安直に悪魔の王がそれから破壊と殺戮を超常的な力でもって行う。 ならまだB級お馬鹿映画好きな自分には許せた。まぁそれは無い。 それらを普通に自然に疑わず行える人間たちが怖いって話なのかね?ミッドサマーでもそうだったけど。 【HIGEニズム】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-15 21:28:11) |
29.ネタバレ 悪魔崇拝というある種の文化について、映画の世界ぐらいでしか触れることのない自分にとって、この作品で表現されている事象は、ある程度理解出来るものではありますが、興味や探求心の範囲外であって感情移入し得ないものでした。 何よりこれはホラー映画なんでしょうか?自分なりの定義ではありますが、「オカルト」=「ホラー」ではないと思うのです。グラハム家が経験する出来事は不快極まりないものばかりで、現実として捉えれば相当に恐ろしい出来事の連続ではありますが、スクリーンを観ていても正直なところ「怖さ」には繋がっていかないのです。 敢えて音や映像で観客を驚かせるような直接的な刺激は抑え、陰鬱な演技と不快なビジュアル、サウンドでじっくりと恐怖を積み上げていき、やがては観る者、聴く者の心の奥底に恐怖を芽生えさせるというような監督の思惑なのかもしれませんが、やはりホラーにはホラーなりのストレートな怖さがあっても良いような気がします。一旦そんなイメージで見始めてしまうと、特殊メイクやCGの場面に低予算映画的なチープささえ感じてしまい、余計に怖さが遠退いてしまいました。 確かに張り巡らされた伏線をひとつひとつ回収していく展開は、非常に丁寧で解りやすく作り込まれていて、この作品が長編デビュー作とは思えないような円熟味さえ感じるところですが、その一方では思いのほか意外性には欠けていて、結構先が読めてしまったりもしました。 事前に「凄いホラー」「過去最恐のホラー」みたいな評価をやたらと見聞きしてしまい、期待し過ぎてしまったかもしれません。出演者さんたち(一家四人とも)の熱演・怪演が光るところと、エンドロールで穏やかなテーマに載せて血の色の文字が継承されていくお洒落さへの評価を加味しての6点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-11 00:44:40) (良:1票) |
28.ネタバレ DVDで観て、しばらく経った。ここでみなさんの感想を読みながら気付いたのは、この映画はホラー映画のジャンルということで、たぶん作り手は「怖がって欲しい」と思って作ったのかもしれないが、私は怖くなかった。ただ、気持ち悪いだけだった。
とても丁寧に作られた映画かもしれないが、私には理解できなかった。再見すれば理解できるのかもしれないが、できれば二度と観たくない。たぶん、ユーモアがない映画だからだろう。
四人家族だが、好きになる人物がいない。 主人公と思っていた母親は、身勝手で感情的な人だった。 高校男子は、友人がいるようだが親友が一人もいないようで誰にも相談をしない。
ストレスが溜まるタイプの映画がある。 この映画がまさにそれで、私には合わない映画だった。 もし再見すると、なにか良い発見があるのだろうか? 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 3点(2021-11-12 19:46:12) (良:1票) |
27.ネタバレ ショッキングなシーンが多いですが、内容は理解できませんでした。首無しで浮遊してたり、これはオカルトなのでしょうか。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-10-16 08:44:29) (良:1票) |
26.ネタバレ 途中からフィクションとオカルト色が強くなり、ラストの宗教団体の登場にて、実話ベースのホラーに慣れた自分としては、ガッカリしてしまった。長ったるくて少々分かりにくい描写だが、俳優陣の真面目な演技に甘めの点数。
※欧米には、悪魔崇拝している団体が未だにいるの? 嫌だね~。 |
25.ネタバレ 怖いは怖い。だがそれは恐怖ではない質の怖さ。正直なところよく分からないですが、陰鬱な気分にはなります。伏線がたくさんあったとのことですが、到底もう一度観てみようという気にはなりません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-13 00:01:09) |
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24.ネタバレ 私は悪魔ネタがけっこう好きだ。よく「日本はキリスト教圏ではないから、悪魔の怖さはピンとこない」という感想を聞くことがあるが、そんなこともないと思う。「邪悪な集団に追い詰められていく」というのはホラーの定番だし、『ローズマリーの赤ちゃん』は何度見ても背筋が凍る。サタニストがマンハッタンのアッパークラスに巣食っているという設定に妙にリアリティがあり、「悪魔に狙われている」という状況を早々に明かした上でのストーリーテリングが巧いからだ。
本作ではサタニストの存在が終盤で明らかになる上、存在感がどうもボヤッとしている。そもそも、主人公たちはどんな街に住んでいるのか。悪魔崇拝者たちは、どのようにカモフラージュして暮らしているのか。彼らのコミュニティとしてのリアルを描けていないので、現実としての恐怖感がまるでない。裸の信者たちがわらわら出てくるシーンはそれこそ『ローズマリーの赤ちゃん』っぽくておぞましいが、同時に苦笑いもしてしまう。
致命的なのは、誰も彼もが辛気臭い顔・行動を示すので「この家族がどうなろうと知ったこっちゃないよ」という気分になること。ルッキズム否定がトレンドなのかもしれないが、やはり「愛嬌のない者に感情移入はできない」ということを痛感する。息子役だけが中東系の顔立ちをしているのも、「何か意味があるのかな?」と思わせてしまう謎のキャスティング。ポリコレ対策だろうか。
恐怖シーンのひとつひとつはけっこうしっかりしているので、怖くすらない駄作と比べれば高評価になるのかもしれないが、名作として後世のホラーファンに「継承」されていくとは到底思えない。 【乱泥】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-05-22 01:44:25) |
23.ネタバレ 敬愛する町山氏の本で怖いと褒めていたので観てみましたが、残念なことにまったく怖くありません。両親と兄妹の四人家族の物語。うち妹は序盤で非業の死を遂げます。残った三人の廻りでは不可解な現象が次々に起こり始め、旦那を除く二人が何かに憑かれたように狂っていくという展開。「ドールハウスに入り込むエッシャー風なオープニング」「シャイニングを想わせる重厚な画」「不穏な空気を作り出す不快な音響設計」「主役女性のキレの良いキレっぷり」と、話は途中まで快調に進みます。しかし折角の見事な演出も空しく、終盤に予想外の失速をみることに。その原因は、そこまで唯一正気を保っていた旦那が退場してしまうから。オカルトぽい映画を観るとき、私のようなオカルトと無縁の者は、同じ立ち位置の登場人物の目を通して起こっていることを共有するのです。その役目をする人間に去られると、移入する者の不在に置いてけぼりを食らってしまうことになるわけです。正気の人間がいなくなってしまえば、どんな突拍子も無い超常現象もやり放題。全てはイカレた人達の脳内でおこっていることで済んでしまうので「好きにすれば〜」としか言いようがない心境になってしまいます。この作品については途中までおおいに楽しめただけに、がっかり感もひとしおでした。 【皮マン】さん [インターネット(字幕)] 3点(2021-04-12 15:32:14) (良:2票) |
22.ネタバレ 各所で絶賛のホラー映画だけに、期待して鑑賞。
「あぁこれ家族崩壊を扱った心理的ホラー映画なんだ」と思った序~中盤、正直好みの映画じゃないなぁと思いながら観ていたわけですが、観終わってみればあぁそういう内容だったのねの現代版ローズマリーの赤ちゃん。
中盤までの地味な怖さで訴えかけてくる家族ホラー映画は後半どこへやら、後半の展開はもはやジェットコースターでした。 なるほど、これは怖い、確かに怖い。しかもなんという怖さの質がちょっと陰湿で不愉快。 人間の負の感情をつついてくる感じの映画です。
つか狂ったお母さんが駆け回るより家の中に見知らぬ白塗りの裸の男達がいる方が怖いですよ笑 考えてみてください、家の中に知らない男たちが裸で白塗りで何人も立ってるんですよ。 一歩間違えれば死霊の盆踊りアゲイン、あるいは水ダウの企画ですよ。 こわー笑 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-11 18:44:23) (笑:1票) |
21.ネタバレ 2回見て初めて色んなことが分かりました!! ミッドサマーといい、伏線の張り方がさり気ないので、初見だと何で何で?という箇所がちらほら。
3つの首を捧げよってことなんですね! そう思うと、あの3人家族が死んで息子だけ王にさせられたのも納得。 悪魔崇拝とかそのへんについての教養が無いと怖くはないかも。 しかし娘の首がぶっ飛ぶシーン、そして白昼の腐った生首の長尺アップ、その後の地獄みたいな家庭ドラマは『ミッドサマー』のときに通ずるものがあり、見応えがありました。 この監督の次回作を追ってみたいです。 【アーウーマンデ】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-02-11 23:08:17) |
20.ネタバレ 公開されたときの映画評が良かったので、見たいと思いつつ見逃してたので、ちょっと期待値のハードルが高かったのもあるかもだけど 特にこれといって すごいわ と思うところが無く終わってしまった 他の映画評には「伏線回収もされて」とか書かれてたけど 何が伏線だったのかすらわからない ホラーならありがちな展開で終わってしまった。 しかも最後にあのお母さんの飛び方ったら 七瀬ふたたびの映画で七瀬が飛んだときに笑っちゃったのを思い出した 七瀬は全編酷かったけど、これはせっかくここまで雰囲気だけはなんとかしてたのに・・・。
ミニチュア玩具はただの雰囲気作りだったんですかね 自分が気が付かないいろんな伏線があったなら、自分の観る力の不足ですみません。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-12-28 15:02:39) |
19.ネタバレ 昨日ちょうど始まったので苦手なホラー映画を観てしまいました。 怖いっていうより不快感がハンパないんです。で、肝心の話の内容は目新しくもないし面白くなかったです。
まずあの家、廃墟に無理やり家族で住んでるみたいな。不潔感とジットリ感がまとわりついてるようで不快です。 アニーが作るドールハウスはあんなにカラフルで可愛らしいのに。 極めつけは娘の顔。なんなんですかあの子は、不快で不気味です。 悪魔崇拝とか悪魔ペイモンの復活とかちっとも怖くないし、勝手にやっててくれって感じなんですけど、トニ・コレットなんです。彼女の悲鳴、暴言、怒鳴りわめき散らかす声、あの怖い顔。 アニーというよりトニ・コレットの存在がもうホラー、いちばん怖い恐ろしいのです、不快でした。 夫役はガブリエル・バーンだということは後半になってやっと気づきました、なんかいちばん気の毒でした。 ホラーの傑作とか絶賛されていたみたいですけど、なにがそんなにいいのかちょっとよくわかりませんでした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-13 18:41:09) |
18.ネタバレ 一番の山場は、やはり交通事故の後処理。 そのまま帰宅して朝を迎え、母親の絶叫を聞くあのシーンは、ホラー映画史上に残るやり切れないシーンだと思う。 悪魔を降臨させるに至るさまざまな伏線がはられ、それを一つ一つ拾っていく作りは緻密にして丁寧で、徐々に恐怖を増幅させる効果抜群。 ただ、ラスト近くの母親が人間離れし過ぎていて、滑稽な印象を与えるのはもったいない。 重力を無視して天井に張り付いたり、空中を浮遊したりするのを観て、それまでせっかく積み上げてきた緊張感が崩れてしまった。 悪魔の下僕たちも、寄せ集め感が強くてパッとせず。 トニー・コレットの演技力にただただ圧倒され、ガブリエル・バーンの突き出たお腹に哀愁を覚える映画。 |
17.ネタバレ ・・ああやだやだ。嫌だーこの映画。なんか怖がらせてくるというより、ヤな気持ちにさせる嫌がらせのような映画である。えげつないんですよねやり口が。小説に「いやミス」があるなら、こちらは「えげつなホラー」とでもジャンル確立できそうな。 悪魔信仰云々といった正統ホラー描写は宗教の違いもあってか、別に怖くない。けど人の気分を胸糞悪くさせる中盤まではホント消耗する。妹を事故で死なせた兄ちゃんが現実逃避するあのいたたまれなさ。翌朝長々と耳障りに響くトニ・コレットの絶叫。トニ・コレットのガサガサした感じの顔もしんどいが、あの娘役の顔がこれまたキツイ。一体どうやったらあんな不吉なオーラをまき散らす顔になるのか。あの子の担任になるのは絶対ゴメンである。 ‟親として絶対子どもに言ってはいけない”ことばかりを息子にぶつけるトニ・コレットの毒親ぶり。その言葉に削られてゆく息子の土気色の顔。えげつないって。誰だって辟易する。 「家」もヘン。やけに奥行きあり過ぎ、だだっ広い空間が多くて昔の旅館みたい。撮影のために建てたんだとか。生活動線を考えてない住居ってこうも居心地悪いもんなのか。 現代アメリカンホラーの最高作との呼び声高い本作、たしかに強烈なパンチは食らうけれど個人的には「怖い、でも美しい」シャイニング的ホラーの方が好み。ほんとやだったあ 二度と観ない。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-20 23:45:20) |
16.ネタバレ 悪魔崇拝だの超常現象だのありますが、一番の地獄は、家族。 |
15.ネタバレ 評判が異常に高いので観てみたけど、ただ陰鬱なオカルト映画って感じ。 陰鬱な家庭ドラマが延々と続き、精神不安定なお母さんの終始ヒステリックな演技に辟易。「怖い」という前に旦那さんや息子が気の毒で仕方なかった。 「安直な手法では怖がらせない」という評を色々なサイトで見たけど、結局怖かったのは娘と母の首チョンパ。「悪魔の眷属に加わるには首を差し出さないといけない」とか何か理由があればいいけど何も無い。最後に出てきた他の家来はみんな首あるし。必然性のない残虐描写って安直な手法じゃないのかな? そもそも大抵の日本人には「悪魔が怖い」という本能的な恐怖が無い。最後の悪魔の偶像のチャチさ加減は何の茶番劇かと。同じ悪魔ネタでも「ローズマリーの赤ちゃん」とか「エンゼル・ハート」のようにお話が良く出来ていれば見応えあるけど、本作はそれに遠く及ばない。 ほとんどBGMの無い中で、最後のタガの外れたポポル・ヴーのようなラストシーンの音楽は良かったです。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-02-29 17:50:27) |