映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の口コミ・レビュー

ボディ・スナッチャー/恐怖の街

[ボディスナッチャーキョウフノマチ]
Invasion of the Body Snatchers
1956年上映時間:80分
平均点:6.76 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSFモノクロ映画小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-01-07)【アングロファイル】さん
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監督ドン・シーゲル
キャストケヴィン・マッカーシー(男優)マイルズ・ベネル
ダナ・ウィンター(女優)ベッキー・ドリスコル
キャロリン・ジョーンズ[女優・1930年生](女優)テディ・ベリセック
サム・ペキンパー(男優)チャーリー(ノン・クレジット)
原作ジャック・フィニィ『盗まれた街』
脚本サム・ペキンパー
撮影エルスワース・フレデリックス
製作ウォルター・ウェンジャー
美術テッド・ハワース
ジョセフ・キッシュ(装置)
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💬口コミ一覧

25.『ダーティ・ハリー』のドン・シーゲル監督に、後に『ワイルドバンチ』などでバイオレンス映画の巨匠となるサム・ペキンパーがコンビを組んだ傑作SFスリラーです。今は亡き両雄が描きだした、この恐怖感は現代の作品に全くひけを取らないし、それどころか天下一品である。この作品が凡庸なもので終わらなかったのは、脚本の巧さや音楽の使い方、スリリング見せる演出が冴えわたったからであろう。とにかく見ておくべき傑作です。
チャーリーさん 10点(2001-08-03 09:11:10)
24.主人公の語りから始まるオープニングはいいですね。次第に侵食されていく町に逃げるしか手段のなくなってく主人公にハラハラとされられます。後半で一緒に逃げた彼女が結局スナッチされてしまうのは哀しい。変なさやエンドウとか侵略の規模が小さいこととか突っ込むところはたくさん有りますが、何度みても面白いものは面白い!
さかQさん 8点(2001-10-24 01:46:39)
23. ジャック・フィニィの原作(「盗まれた街」)からして秀逸。その後、フィリップ・カウフマンとアベル・フェラーラが各々リメイクしているが、矢張りオリジナルであるドン・シーゲル版が演出に畳みかけるパンチ力があり最も優秀だと個人的には思っている。”睡眠”という人間にとって避けられない瞬間を狙って侵略(スナッチ)してくるイヤラシさは或る意味コワイ~!! ラストがチト甘い、という声もあるだろうが、当時の時代背景を思えば一応のハッピー・エンドは言わば”お約束”というヤツ。シーゲル自身も(後の「ダーティハリー」等を思えば)絶対に不本意だったに違いない。よってオリジンに敬意を表し8点。
へちょちょさん 8点(2002-12-27 12:22:05)
22.豆のサヤ状の繭と、そこから生まれ出てくる複製人間、なかなかにグロテスクで映画の古さを感じさせません。「眠っちゃいけない」ってのも身につまされる話で、私などイチコロでスリ替わられてしまうでしょうな。何やら不気味な予兆が続き、フト気づいた時には手遅れ、っていう恐怖もなかなかのもの。ただし、こんな小さな町乗っ取るのに何でわざわざこんな回りくどいことするの?というスケール感の無さは気になるところ。恐怖映画ってやっぱし何がしか明確な「ルール」があって(それが幾ら理不尽なものであっても)、これが、登場人物ひいては観客を束縛し、追い詰める過程が面白いところだと思うのですが、本作はこの点では若干弱いですかね~。エイリアンとの戦いと睡魔との闘いとが、どうも感覚的に繋がらなくて、個人的に、緊迫感に結びつかないんですが。ま、しかし総じて言えば、好きなタイプの映画です。
鱗歌さん 7点(2004-07-04 14:46:01)
21.何が飛び出してくるか解らない、荒れたモノクロ映像が却って恐怖感を倍増させてますよね。発端から一気に畳みかけてくるようなテンポの良さも凄いと思う。
放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-07-18 12:04:59)
20.ネタバレ ど・・どこに出ていたんだ?サム・ペキンパー??

オリジナルのほうも観てみようということで借りてきました。

しかしこの作品の映画化って今までに3回もしてるんですね・・

SF古典ということでSFファンならばぜひとも観ておきたい作品です。

リメイクが流行っているので作品をより理解することでオリジナルも見ることにしています。

ただしSFサスペンスとなれば私は2作目のほうが好きかなぁ・・

最後のどんでん返しとSFは根本的には結末は暗いオチが面白い。

こちらのオリジナルは全体的には好きですが、

ラストがありきたりでした。

宇宙生命体による地球侵略が何なのかがなかなかわからない、

これは良いと思いましたがさて初めてこちらを観るとわかりやすいものか?

時間が大変短い作品なのでテンポはあるのですが、

中半にならないとソレが登場しなかったり、

コピー人間がいきなりソコに横たわっているなど唐突すぎ。

ただし、2作目でマユのようなものをコピー人間がかかえていたのが、

この作品ではお菓子の(さやえんどう)そのまんま!

これは私は気に入りました。

2作目を先に観ておいたので大変わかりやすかったのですが・・

後半に人面犬はでてはこなかったけれど(当たり前)

2作目で人面犬を出した遊び心は同じところにありました。

冒頭の入り方主人公の説明はこちらのほうがテンポがよく好感。

久しぶりに帰郷して街がどこか変わっていた・・

こちらのほうが説得力があります。

あと、この作品はすごく光と影の使い方が上手だなぁと感心。

ドン・シーゲルが監督をしているのですが、

この方は2作目のリメイク作品にも俳優で出演しています。

どこに出ていたのか元の顔がわからなくて残念。

このシリーズは意外と面白いSF作品なのです。

気持ち悪いエイリアンが人間の体をのっとるような映画なのに、

そういう描写はあまりなくてほとんど心理サスペンス。

ソレなのに面白いのです。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-23 16:06:31)
19.ネタバレ カラー版を観ちまいました。オリジナルの方も探したのですが結局見付からなかったので…。感想としては例のサヤエンドウ及び、その中身のグジュグジュが着色化されたことにより、より気色悪さが倍増されたように思えるのですが、全体的にはやはりモノクロの方が50年代ホラーの作風にマッチしていて良かったと思います。映画自体は低予算ながらも煮詰めに煮詰められた脚本と的確な演出によりなかなか良質な作品に仕上がっていたと思います。侵略の規模が小さすぎるという突っ込みも逆にリアリティがあって良かったし、一見安易そうに見えるラストも、あの後果たして本当に異性人の侵略を食い止められたのか?という想像力を刺激されます。意外とパロディ作品「パラサイト」(ロバート・ロドリゲス監督)なんかと見比べてみると面白いかもしれません。もう一点はいつかオリジナル版を観た時の為に残しておきます。
かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 10:36:38)
18.ネタバレ 仕方ないのでカラー版で見ました。カラーであることの弊害はそれほど感じませんでした。

じわじわと迫ってくる感じがものすごく怖くていいです。
自分の仲間のはずの人がいつの間にか敵になっている、それがものすごく怖い。
設定は「遊星からの物体X」と同じ感じ(ちなみにこっちもおススメ)

そして大量の人が追ってくる、絶対つかまってはいけない、味方はいない・・・あの孤独感が恐怖を引き立てる。

特に女性がいつの間にか・・・ってのは考えただけでぞっとする。

自分の恐怖のツボの部分をピンポイントで繋いでくれているので、あまいですけど10点あげちゃう。

最後は、「もう大丈夫ですよ」って言って、主人公が寝てしまうと、実はあの医者もすでに襲われていて、さやえんどうが運び込まれる、というバッドエンドかと思いきや、ほどほどに報われるエンドだった。ちょっと意外。
θさん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-09 23:18:44)
17.この映画はほんとよくリメイクされてますね~。それほど原作がいいんでしょうね~。アメリカ人って好きなんでしょうね~。本能的に、こーゆう侵略のされ方が。とゆうわけで古い方から見てみることにしました。恐怖感やテンポはよかったです。多分、小さい頃に見たら、ドキドキしたでしょう。サヤエンドウ嫌いになるか、はたまた寝るのが嫌になるか。どっちにしろ小さい子には見せないほうがいいか。ただ、サヤエンドウで複製人間が出来るのはわかるんですけど、眠ったらすりかわるってゆーのがよくわかんなかった。さっきまで普通だったのに眠った一瞬でもうのっとられてる主役の恋人。え?複製人間はどーなったの?本物の肉体はどーなったの?精神が入れ替わるって設定じゃなかったよね?サヤエンドウが複製作って、元の肉体から眠ってるうちに記憶とかいただくって設定だったよね?なのに最後の方は、精神が入れ替わるって感じの描き方。すり替わりシーンがないので、そのへんの構造が全然わかりません。そのあたりは最近の映画「インベージョン」のほうがうまい感じに思えました。眠ったら駄目とか、ちゃんと納得できましたし。こっちは、サヤエンドウが近くになきゃ寝れるんじゃないの?とか基本設定が気になりすぎて納得いかね~。それ以外のドラマ部分はよかったので最後まで観れたんやけどね。ちなみにDVDは着色版でしたので、ちょっと肌の質感がキモイ。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-14 17:08:18)
16.回想形式でのスタートだが、救急病院を示す屋外のファーストショットから流れるような移動で院内の主人公が回想に突入するまでほんの数分、ショット数にしてわずか4というスムーズな語り口があまりに見事である。この4ショットの間に、主人公に関する必要な情報のみ簡潔かつ的確に提示し物語に引き込む手際の良さ。日中はロケーション主体の写実的なタッチ、夜間はノワール的な照明設計(低位置のライティングよる陰影の拡大、闇を強調した夜間撮影など)、ここに階段や丘道による高低差・坑道や地下室の暗い閉塞空間を効果的に織り交ぜ、不気味なムードとサスペンス感を一段と増幅してみせる傑出した技能は低予算作品で培われた職人技といって良いだろう。要所で限定的に用いられるひずんだクロースアップの効果も絶大である。ここには大スターも大掛かりな美術セットも特殊効果もないが、全編が豊かなスペクタクルに満ちている。(モノクロームならではの、夜の路地の妖しい美しさといったらない。)これぞB級の美質。
ユーカラさん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-07-29 21:38:27)
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15.ネタバレ 宇宙植物?による静かな侵略を描いた映画。乗っ取られた者が増え多数派を形成すると、少数派を危険分子として弾圧し始める…。主人公の「侵略は始まってる。次は君らの番だ!」という叫びは冷戦の真っ只中だった当時においては、とても身近なものとして感じられたことだろう。しかし、寝て起きたら乗っ取られているという設定はやや面白みに欠ける。複製がオリジナルに直接手を下すなりした方が怖いだろうし納得もいくのだが、侵略は加速度的に進むことを表し、絶望を見せるという意味では良かったのかな?。いずれにしても面白い映画ではありました。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-03 20:13:50)
14.近年の派手にサスペンスを煽る手法に慣れちゃってるせいか、(N・キッドマン版も観ちゃったし)、50年代の映画ってどことなくのんびりしてるなあ、という印象。でも、その「のどかさ」が、逆に「何かが変」というもどかしさを際立たせる効果もあったりする。もうひとつ「これは別人だ」という手ごたえのような具体例を描き込んでくれれば、怖さがもっと伝わるのになあとも思う。“眼に温かみがない”と台詞で言うだけではこちらにはピンとこないなあ。
私事ですが、十数年前なんとかセミナーにはまってしまった知人がいて、確かに本人なのだけど言動がまるっきり別人のようで随分当惑したことを思い出した。まさかサヤエンドウに乗っ取られていたわけではあるまいなあ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-08 23:52:23)
13.ネタバレ ○寝ている間に中身が入れ替わるのに、元の肉体はどこへという突っ込みはあるものの、古典サスペンスらしいシンプルな出来。○徐々に追い詰められていく主人公の姿もなかなか。そこで終わるのかというのが少し残念。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-20 23:01:26)
12.ネタバレ 興味深い展開で、最後まで引き付けるものの、疑問は多い。
別の体に入れ替わるような説明がありながら、眠るだけで本体が乗っ取られるとか。
スリリングなところが魅力な映画だと思うけど、不満の残る内容。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-18 15:20:53)
11.うーん、昔のホラーってこんなもんなんだ。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-19 06:36:06)
10.ネタバレ 前置きや背景はすっ飛ばして本題に入り、その後も、子供がどうなったのか従姉妹がどうなったのかとか、いちいち細かく解説しない。あくまでも、自然に主人公の目に入る事象だけで流している。だから、かえって怖いのです。小部屋や板の下で追跡をやり過ごすところなども、下手に引っ張らないからこそ、強烈に印象に残ります。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-21 02:03:01)
9.古きよきアメリカ感があるし、時代性なのかノンビリしていて恐怖感は殆ど感じられないし、SFとして見るのもキツイかな。本人が勝手に追い詰められているような印象すら受けるので、見てるコッチはオイオイと突っ込みたくなるし。もうちょっと諸々の周囲の変化がないと、街が乗っ取られるというのも無理があるというか。『宇宙戦争』再見直後なので、尚更ギャップを感じやすくなってるのかもだけど。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-23 16:48:36)
8.出だしからミステリアスな展開だったけど温室で「さや」が出てくるあたりから緩んでしまう。主人公も頑張っているので眠ってはダメだと思いながら見てたけど、現実感の薄さと非科学的っぽさがちょっと残念。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-23 21:52:47)
7.緊張感なし。知ってる人が他人みたいというのは確かに相当怖そうだけど、その違和感がうまく伝わってこない。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-04 23:11:06)
6.ネタバレ 現代の感覚からではSF映画としてはプロットなどに突っ込みどころ満載ですけど、ポリティカル・スリラーという視点で観るとこれほど不安心をかきたててくれる映画は滅多にないと思います。また何度もリメイクされているし、何よりこの映画のフォロワーとして位置付けられる作品に至っては数知れずで、映画史に残るB級映画の金字塔です。 全体主義体制・共産主義社会の恐ろしさを描いた文学作品としてはオーウェルの『1984』が有名ですが、こんな低予算のB級SFでも匹敵するような影響を与えることができたというところが映画の面白いところです。劇中で乗っ取られた者とそうでない者との会話は、もう暗喩にすらなっていなくて当時の全米に蔓延していた共産主義アレルギーをストレートにセリフにしているかのようです。低予算にしてはカメラワークが実にシャープなのも見どころの一つです。たとえば町の広場にさやを受け取るために住民が集まっているシーン、診療所の二階から広場を見下ろす固定された視点で見せますが、ロングスパンで見せられるその風景にはゾクゾクさせられるような恐怖を感じてしまいます。また夜の映像が鮮明でメリハリがあり、夜間シーンになると何が映ってるかわからなくなる最近のヘボ監督たちは見習ってほしいです。 ラストのハッピーエンド(?)だけは夢オチ並みに鼻白まされますけど、ここは50年代の映画ということで許してやってください。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-18 22:08:46)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.76点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
428.00%
5416.00%
6624.00%
7416.00%
8624.00%
914.00%
1028.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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