映画『七つの会議』の口コミ・レビュー

七つの会議

[ナナツノカイギ]
2019年上映時間:119分
平均点:6.36 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-02-01)
ドラマサスペンス犯罪もの小説の映画化
新規登録(2018-12-02)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-03-19)【イニシャルK】さん
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監督福澤克雄
キャスト野村萬斎(男優)八角民夫
香川照之(男優)北川誠
及川光博(男優)原島万二
片岡愛之助(六代目)(男優)坂戸宣彦
音尾琢真(男優)三沢逸郎
藤森慎吾(男優)新田雄介
朝倉あき(女優)浜本優衣
岡田浩暉(男優)佐野健一郎
木下ほうか(男優)田部
吉田羊(女優)淑子
土屋太鳳(女優)三沢奈々子
小泉孝太郎(男優)奈倉翔平
春風亭昇太(男優)飯山高実
溝端淳平(男優)星野
勝村政信(男優)加茂田久司
世良公則(男優)村西京助
鹿賀丈史(男優)梨田元就
橋爪功(男優)宮野和広
北大路欣也(男優)徳山郁夫
役所広司(男優)加瀬孝毅
井上肇(男優)木内信昭
橋本さとし(男優)坂戸崇彦
緋田康人(男優)河上省造
赤井英和(男優)前川
吉谷彩子(女優)仁科
須田邦裕(男優)佐伯浩光
原作池井戸潤「七つの会議」(集英社文庫刊)
脚本丑尾健太郎
音楽服部隆之
主題歌ボブ・ディラン「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」(ソニー・ミュージック・レーベルズ)
製作TBSテレビ(製作幹事/「七つの会議」製作委員会)
東宝(「七つの会議」製作委員会)
毎日放送(「七つの会議」製作委員会)
毎日新聞社(「七つの会議」製作委員会)
朝日新聞社(「七つの会議」製作委員会)
電通(「七つの会議」製作委員会)
集英社(「七つの会議」製作委員会)
TBSラジオ(「七つの会議」製作委員会)
市川南〔製作〕(製作委員会総括)
池井戸潤(製作委員会総括)
プロデューサー平野隆(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
あらすじ
中堅電機メーカーの東京建電では、定例の営業会議で毎回のように鬼の営業部長・北川の激しい檄が飛ばされ、ノルマを達成できない営業二課長の原島は厳しく叱責されていた。しかし、成績優秀で称賛されるばかりの営業一課には、そんな張り詰めた会議の場でも平然と居眠りをする八角係長がいた。彼はある日、一課長の坂戸の激しい言動に対しパワハラを訴え出るが、それを受けた会社側は予期せぬ人事異動で坂戸を左遷させることに。坂戸の後任となった原島は、不可解な人事をきっかけに社内の不穏な状況に気付く。八角が知る社運を左右するほどの重大な秘密とは? テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名小説を、野村萬斎を始めとする豪華キャストで映画化。
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💬口コミ一覧

39.ネタバレ 半沢直樹が好きなら、楽しめるかもしれません。出てるキャストも、なんか同じだし。いきなり、布団販売なんかのブラック企業なノリでノルマを達成できない社員に怒涛の如く怒る営業部長のシーンが出てきて、うわー、こんな会社やだなーって感じで観ていると、あれよあれよとゆーまに映画の世界にドッブリ。で、大きな謎が徐々に発覚していくんだけど、それが謎解きサスペンス風に描かれていて、退屈感は全く感じず、あっとゆーまに観終わりました。いつでも寝ているグータラ社員八角とゆうキャラを野村萬斎が独特な感じで演じていて、これがまた、めちゃくちゃ変なキャラで、なんか観てしまう感がありました。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 10点(2020-08-11 21:41:01)
38.ネタバレ 全く予備知識がない状態で鑑賞してなんだか池井戸作品みたいだと思っていたら、池井戸作品でした(笑)

はじめはノルマや会議偏重の会社気質を皮肉ったコメディテイストの映画なのかと思ってみていたらオリラジの藤森が出てきたりドーナツの無銭飲食とか、なんだかちょっとしたいちオフィスのいざこざを見せられて終わるのかと思いきや、いつの間にか八角さんを探る話になり、いつの間にかネジの話になり、いつの間にか大規模リコールを隠す大会社の隠蔽体質の話になっていました。

個人的にエンドクレジットでの八角さんの語りは最高でした。あんな粋なエンドクレジットならずっと見ていられる。いわく、このようなデータ偽装や隠蔽の問題が起きるのは、「会社の常識>世間の常識」「サムライ文化から来ている藩(会社)を守ろうとする日本人のDNA」が問題であってだからこういう問題は無くならない、というもの。語りに引き込まれました。実際、転職という文化があまり浸透せず、仕事を辞める(変える)人を、だから長続きしないやつ、とかこのくらいで辞めるな、とかいかにひとところで長く続けるかが美徳みたいなところが日本にはありますしね。私は全然組織に心酔するような会社人間ではありませんが、それでもやはり一つのことを続けること自体は大事だと思っています。それを周りにも求めたり、人の命より金、誰かの人生より会社、となってしまったらこの話のようになるんでしょうか。

家、車、家具、家電など、いまほとんどの人はお店やネットで売ってる顔も知らない誰かが作ったものを購入して、それに囲まれて生活しています。この映画のように本来リコール対象のものがきちんと発表されずに今家の中にあるのかも…なんて考えてしまったりして。でも資本主義の社会で生きるってことはそういうこととは切り離せないんだろうとかも思ったりして。森の中で仙人のように生活したりするなら別ですけどね。

野村萬斎さんのおかげで話に引き込まれ、とても楽しめ、また考えることができました。とても良い、オススメの作品です!!
TANTOさん [インターネット(邦画)] 9点(2022-01-09 00:22:49)
37.どの登場人物にも気持ちが入って、ドキドキしながら観る事が出来た。

野村萬斎さん迫力満点、思わず応援してしまった。
及川光博さんの気の弱いキャラクターにクスクス。
藤森慎吾さんや世良公則さんなど、個性的な脇役も良かった。
たんぽぽさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-09-18 21:53:53)
36.かなりテレビドラマっぽい作りでしたが、まあ楽しめました。脇役(エクストラ)の人たちの雑な演技が気になりました。 課長とドーナツOLのコンビはほんわかしていてとっても良かったです。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-12-18 22:24:40)
35.ネタバレ キリスト教などの一神教文化では、倫理的善悪の基準は神との契約に反するかどうかで決まります。しかし日本の社会では倫理的善悪の基準は自分が属する集団の利益になるかどうかで決まり、その集団の範囲は家族、地域、会社など組織、日本全体、人類全体と状況によって変わります。この集団の範囲をどこで線引きするかで善悪の結論が変わってくることが多くあり、葛藤に悩まされます。これがこの映画のテーマですが、査問委員会の席で最後に八角氏が述べている様に「人の命を第一に考えて結論を出す」事を基本にすれば、反社会的な結果に悩むこともなく、日本の社会全体がもっと良くなる、はその通りと私も思いました。その結論にこの点数で。
rakitarouさん [DVD(邦画)] 8点(2019-11-01 23:03:05)
34.予備知識ゼロで見ました。出演者全員のキャラクターが良い意味でも悪い意味でもとても魅力的でした。少し演技がオーバーなところもありますが、不快感は残りません。野村萬斎演じる主人公が良いですね。また朝倉あきも良かったです。最後のクレジットを見て世良公則が出ていたのにびっくり!どの役なのかわかりませんでした。見た後に、明日も仕事をがんばろう!と思えるような作品です。
みるちゃんさん [DVD(邦画)] 8点(2019-09-30 12:09:03)
33.ネタバレ テンポがよくてスイスイ見れて面白かったです。
野村萬斎が演じる八角は、クセのあるキャラなんですけど、わざとらしくなくていい演技だったと思います。
御前会議での、「この会議の議事録は存在しない」って言葉には、鳥肌たちました。
へまちさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-09-22 12:32:53)
32.ネタバレ 見せ場も無く。予算も掛かってない、ドラマのような映画。
なのに、結構面白い。 萬斉氏のキャラが実に良い。 前のめりで見てしまった。
大会社の腐った内情、振り回される中間管理職。サラリーマンは気楽な家業ではない。
謎の社員の行動に疑問を抱き、調べまわる脇役の2名が、これまたいい雰囲気。
日本映画によくある、「セリフが聞き取りにくい問題」だいぶ良くなってます。
最後の御前会議のシーン、カメラから距離あるのに、セリフが超オンマイクでした。
マイクの性能というより、アフレコしたのかも。へんなリアルより、何を話したのかが
解らなかったら、遺憾ですよ。映画はかくあるべし。
会社ぐるみの不正の原因が、日本独特の侍精神ていう結論・・ まあ一理あるかもなあ
いずれ、最後どうなったのか見届けられたので満足です。また北大路欣也氏の逃亡成功が
少し残念だよね。会議の議事録は無いってトコ、録音して欲しかった。
隣の館のポンコツミステリー映画よりは断然面白かった。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 8点(2019-02-15 17:33:59)
31.ネタバレ 社会派エンターテイメントの名手・池井戸潤原作。組織ぐるみでこいてる大パチに、ぐうたら万年係長が鋭く切り込む。マヌケと見せ掛けて実はキレ者。狂言師・野村萬斎が飄々と怪演。下町ロケットのトノさん、しどろもどろになっちゃってキャラが違げぇんだよ。結局はあの会社のヤツら、み~んな社畜にしてパチこきじゃい。傑作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 8点(2019-02-03 00:34:17)
30.親会社のトップに対して子会社の係長が物申すなんて大した胆力。
TERUさん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-12 19:54:55)
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29.ネタバレ 原作未読。地上波放送を録画していたことを思い出して遅ればせながら鑑賞しました。

池井戸作品らしい企業の内幕を曝け出した作品ですね。キャスティングが豪華過ぎと言うか、勿論それ故の安定感ある作品となっていて、緊張感を維持して一気見出来ました。

こうやって描かれると、どこの企業にもこんな社風があって、殆どブラック寄りのグレーな管理職が締め付けていて、一皮めくれば汚点だらけみたいに感じてしまいますね。確かに新聞紙上を賑わす数々の事件と限りなく似通っているように思えます。というよりも、そういった事件が元にあるからこその原作なのでしょうけれど。

実際にはそんな企業は一握りに過ぎないと信じてはいますが、現実問題として犯罪には結びつかないまでも、作中に登場するような会議の場は…ありますよね。フィクションとノンフィクションの境界が見えづらくなるような物語。コミカルな場面もあるから良いようなものの、全編シリアスだったら息が詰まることでしょう。

それから、決して否定はしませんが、失礼ながら全編を通して芝居がかった台詞回しが少々気になってしまいました。敢えて演出的にその表現を選んだのかもしれませんし、明瞭な台詞は物語を際立たせる効果もあるとは思うのですが、個人的には気になったところです。
タコ太(ぺいぺい)さん [地上波(邦画)] 7点(2023-02-10 18:29:30)
28.ネタバレ 期待していなかったけど面白かった。
話の展開も密度があって中盤位かと思ったらまだ15分くらい。
そろそろ終わりかと思ったらまだ半分だったり。

雰囲気やノリは半沢直樹だ。
大企業の不正を暴く展開は良い。
ただ演技はやや過剰気味で白ける。
損してると思う。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-19 00:06:05)
27.内容もさることながら、この作品はキャスティングが素晴らしかったと思います。非常にキャスティングが、多いですが
元請けと下請け、社内の上下関係までいかにもな方がキャスティングされておりました。変なキャスティングがあるとノンフィクションの様な作品は観ていて、おいおいとツッコミたくなるものです。フィクションだそうですが、実際に同じ話があっても不思議はないですよね。野村萬斎さんは初めてお目にかかりましたが、いい役者さん?ですね。他の作品もあれば観てみようと思います。
SUPISUTAさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-31 18:15:41)
26.ネタバレ いやー面白い、半沢直樹をみているようでした。
結末がどうであったか、誰が黒幕だったのか、ってのはどうでもよくて、日本のサラリーマン特有の葛藤がそこにあって揺さぶられるものがありました。
綺麗ごとばかり並べていても企業間競争には勝てないのは事実。しかしコンプラは絶対、上司の指示も無視できん、ほんと難しいです。

冷静に突っ込むと、ああいった大規模輸送システムでは、こんな不正は行われないよう部品メーカとの納入仕様の取り交わしだったり、抜き取り検査だったり、監査だったり、そもそもボルトが折れても大丈夫なように作ってあったりするような気がします。

ところどころ意味不明な点があって(なんでそんなにぐうたらになったのか、写真見て泣いたのはなぜか、なぜ7つの会議なのか)、この映画の不正のように、映画として成立するための部品が足りない気がします。しかし、真に伝えたいメッセージは明確に残っていますから、大企業の教材DVDや新任管理職の研修として使えそうですね、、、
Keytusさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-04 01:38:11)
25.ネタバレ 池井戸作品と知らずに見ていましたが、役者さんたちもノリも半沢直樹そっくりで、おかしいなと思っていたら東京中央銀行が出てきたので、池井戸作品と気づきました。
ミッチーがネジの強度偽装にたどりついたところでは、あまりのおもしろさに、「この映画はとんでもない傑作かもしれない」と思いました。野村萬斎がボロアパートで別れた妻子と写った写真を前に泣く姿を見たときは、てっきりイスが壊れて我が子を亡くしたのかと思いました。が、それはミスリードで、後半の展開は今ひとつでした。半沢直樹のようにスッキリした終わり方ではありません。でも現実はこんなふうにスッキリと終わらないものなのでしょうね。
現実といえば、ほかの方々も書いているように、あの会社のブラックさやパワハラは現実離れしており、滑稽です。また、最後の野村萬斎の長台詞は、どんないいことを言ってくれるのかと思ったら、長いだけで全然心に響かず、かえって興ざめでした。半沢直樹の長台詞は、明日から仕事がんばろうという気になるのですがね。
半沢直樹と同じようにミッチーがいい味出してますが、後半は野村萬斎の活躍で影が薄くなります。
チョコレクターさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-01 18:08:02)
24.ネタバレ 池井戸潤の作品、おっもしろいなぁ!
サラリーマンの哀しさを描きつつ、こうあるべき理想を語る物語。

これも野村萬斎のユーモアさがあって、楽しく見れました。
次の池井戸作品が楽しみです。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-18 17:42:02)
23.予告編に釣られ 鑑賞..なかなかの ベタな演出..ボルトネタもTVドラマで観たことある..(って、NHKで観てた..) 映画としては それなりに楽しめるかな、暇つぶしには 最適かも...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2019-09-23 13:07:38)
22.ネタバレ なかなか楽しめました。原作とは八角氏のキャラクターを大きく変更していますが、これはこれでアリだと思います。かなり強烈な印象を残してくれます。しかし、おかげで少し矛盾も。八角氏は20年間もの間、会社の不正を正すことができず、ひたすら後ろ向きな人生を送った人物であって、本質的には負け犬かつ小心者のはず。野村氏演ずる八角氏は、爪を隠した能ある鷹の雰囲気然としていて、彼の抱えている苦悩が見えてきません。まあ、元妻とのシーンでわずかに描かれますが。
浜本女史が退職に至る理由とか、いくつかのシーンが映画らしくなく、説明っぽい&駆け足だったのが少し残念。もっと尺は長くてもよかったのに。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 7点(2019-02-06 01:00:05)
21.いつもの池井戸節。
ドラマの半沢直樹が好きなら
スペシャルドラマぐらいの感覚で見て損なし。
シネマファン55号さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-17 20:56:12)
20.八角の謎めいたキャラに結構引き込まれますが、後半の展開がイマイチ。
最後までクールでカッコいい主人公に期待したんだけど・・・
ProPaceさん [地上波(邦画)] 6点(2021-07-21 21:57:17)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.36点
000.00%
100.00%
200.00%
312.56%
4410.26%
5512.82%
61128.21%
7923.08%
8717.95%
912.56%
1012.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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