映画『続・荒野の用心棒』の口コミ・レビュー(2ページ目)

続・荒野の用心棒

[ゾクコウヤノヨウジンボウ]
Django
1966年スペイン上映時間:92分
平均点:7.32 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
アクションウエスタンバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督セルジオ・コルブッチ
キャストフランコ・ネロ(男優)ジャンゴ
ロレダナ・ヌシアック(女優)マリア
ホセ・ボダロ(男優)ヒューゴ・ロドリゲス将軍
エドゥアルド・ファヤルド(男優)ジャクソン少佐
ルチアーノ・ロッシ〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
小林清志ジャンゴ(日本語吹き替え版)
来宮良子マリア(日本語吹き替え版)
大平透ジャクソン少佐(日本語吹き替え版)
穂積隆信ヒューゴ・ロドリゲス将軍(日本語吹き替え版)
北村弘一ジョナサン神父(日本語吹き替え版)
原作セルジオ・コルブッチ(原案)
ブルーノ・コルブッチ(原案)
脚本フランコ・ロゼッティ
セルジオ・コルブッチ
ブルーノ・コルブッチ
音楽ルイス・エンリケス・バカロフ
撮影エンツォ・バルボーニ(エンツォ・バルボーニ名義)
製作セルジオ・コルブッチ
配給東宝東和
美術カルロ・シーミ
衣装カルロ・シーミ
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ 「殺しが静かにやって来る」や「ガンマン大連合」に並ぶコルブッチ最高傑作の1つ。
それを勝手に「続」だの何だの紛らわしい邦題を付けやがった当時のスタッフは縛り首レベル。
一体どれだけの人間が「荒野の用心棒」の続編と勘違いして見た事か。
セルジオ・レオーネのマカロニも血の気があったが、この作品ほどの残虐性は無かった。
或る意味、残虐性と有無を言わさぬドンパチの連続はコルブッチの方が上と言っても過言では無い。
泥まみれ、血まみれ、汗臭そう、汚さ全開のコルブッチワールド。
敵の真っ赤っ赤すぎる衣装(アントニオ猪木かよおまえら)、娼婦の衣装の趣味の悪さ、生活感がありすぎて汚らしい格好(褒めてる)、とにかくメチャクチャグチャグチャに撃ちまくるガンファイト!
B級臭さフルスロットル、終盤はそれに磨きがかかって超A級の凄みが出てきたりする。多分。
中盤の機関砲で赤い彗星もどきを一掃するシーンは爽快だぜ。
どうしてこう機関銃が唸る場面は気持ちが良いのだろうか。あと爆弾。
一度銃を握り締めたら生存競争。詩情だの甘ったれた事を言っている暇も卑怯もクソも無い・・・そんな感じが良いじゃないですか。
棺桶を引きずる黒衣のガンマン「ジャンゴ」。ジャンゴの行く所は泥沼、血の海、死体の山が常。
機関銃による虐殺は甲高い笑い声が聞こえてきそうなほどムチャクチャ。
手当たり次第ブッ殺しまくり、強奪しまくり、ヘマして財宝沼底、手はミンチ。
リアリティ?ストーリー?んなもんズドドン蜂の巣よぉ!
懲りずにまたも突っ込んでくるジャクソン一味。「七人の侍」の野武士かおまえらは(野武士は切羽詰っていたが、ジャクソン一味はただの集団自殺)。
金に取り憑かれた人間は破滅する。
それを救ってくれるパートナーがいれば話は別。良いパートナーに限るけど。
不屈の精神を持つジャンゴのキャラは魅力的。
「手はやられたが失くなったワケじゃねえ」
トリガーガードを引きちぎってまで銃を撃とうとする執念。
十字架と撃鉄を利用したラストの銃撃は面白い。
さながら「荒野の決闘」のワード・ボンドを思い出す一瞬!
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-20 22:03:47)
7.続編なのかと勘違いするタイトルはいただけないですね。棺桶を重そうに引っ張り廻したり、どろんこシーンのやたらに多い鬱陶しい映画です、と思っているうちにラストはあっさり終わってしまいました。徹底していないフランコ・ネロのクールさが物足りなかったです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-14 23:42:39)
👍 1
6.ネタバレ メインの酒場の前一面に広がる泥地。棺桶を固く手放さずひたすら引きずる主人公。この一瞬にすべてが巧妙に凝縮されている。あとはすべて、この意味を展開するための解説シーンです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-26 22:45:46)
5.ネタバレ ドラクエの死に損ないのパーティーの様に棺桶と人間がぬかるんだ荒野を旅するオープニングを見て「あれ?自分が想像していたのと違う…。本当に荒野の用心棒の続編なのかなぁ…。」などと思いながら見終わってから、ここの過去のレビューを読んでみるとやっぱり違いました。
まんまと騙されてしまいました…、酷いです。
ヤクザな配給会社です。
騙し討ちの様なタイトル同様に主人公も西部一の早撃ちと言われながら、ガトリングガンみたいな機関銃で敵を掃射してしまいます。
内容も登場人物もこの様に一貫性が余り有りませんが、世界観が一定に保たれていればそれらに一貫性がなくても問題はなく、逆に捻くれている私にはその方が楽しめたりします。
昨日の敵は今日の友などと人間や物事には一貫性などはそれ程無いと思います。

容赦の無い内容で登場人物の男性は主人公を除いてほぼ全員死にます。
ラストカットで主人公はヨレヨレとフレームの奥に消えて行きます。直後に野垂れ死んでも不思議はありません。
そうだとしたら男性陣全滅という、1960年代制作というまさにこの時代のウーマン・リブがマカロニ・ウエスタンにまで波及した証拠となる記念碑的作品で…、ないです。

50年近く前の作品という事もあり刺激的な映像は余りありませんが、酒場で主人公とリカルドの殴り合う技斗はカメラや展開を含めて引き込まれます。
ハンディを多用する事で臨場感を保ちつつ、斜俯瞰からのアングルでも人物を勢いをつけてフォローする事で迫力は失われません。
また、双方互角の展開で進むので最後まで何方が勝つか判りませんし、決着が意外な方法で着くところにも好感が持てます。

独特の世界観の中で展開される本作の中で一番興味を唆られたシーンが、主人公がヒューゴから奪った棺桶に入っている砂金を底なし沼に落としてしまい身を挺して拾いに行きますが棺桶は砂金諸共沈んでしまって、主人公も沈みそうになるところをマリアに助けられそうになります。しかし彼女は主人公を追ってきたヒューゴ一味の銃弾に倒れ(死にはしません)結局主人公を救ったのは砂金を盗まれたヒューゴだったという件です。
少し深読みして棺桶を死、砂金を欲望、底なし沼を地獄の象徴とそれぞれ考えると面白くなります。
死と欲望という相反するものを追っかけて地獄に嵌まり、そこから助け出そうとした人物は自分が捨てた女と、自分に欲望を奪われた男というところに三重構造とも言えるアイロニーを感じてしまいます。
そして、ヒューゴの「沼に飲まれた砂金なんかいらない」という台詞は「地獄に飲まれるような欲望に興味はない」と解釈出来ます。
作中では一番残虐なヒューゴですが実は仁義に厚い現実主義者として好意的に描かれています。
監督も私の様な捻くれ者なのかと考えてしまいました。
しってるねこのちさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-13 22:41:50)
4.ネタバレ 「いつ面白くなるんだろう」と思って見ていたら、そのまま終わってしまった。機関銃は話の上で必要なのはわかりますが、やはりああいうのを出すとあまり面白くない。最後も期待を持たせておいてあっさり終わり。あまり盛り上がらなかった。なにより、主人公のジャンゴにあまり魅力を感じなかった。序盤であっさり女を助けるというのは、どうなのか……。邦題は、続編でないのはともかく、用心棒でもないのでは。合ってるのは「荒野」だけですね。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-14 10:56:56)
👍 1
3.ネタバレ ○主題歌も、演者も印象的なのになぜこんなタイトルにしたのか、「ジャンゴ」で良かったのに。○フランコ・ネロとハードボイルドさが見事に共存している。棺桶からの機関銃もインパクト大。○しかしやられ役がいまいち。打たれたら全員死ぬというのがマンネリ化。○ストーリーはもひとつ。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-25 20:31:19)
👍 1
2.ネタバレ 泥、汚れ、暴力、大量殺戮、残虐、女。特に目立つのが泥。地面も泥。顔も泥。特殊な雰囲気でエッジが立った西部劇で映画史的に意義深いらしい。それはわかる。大量殺人といえば身も蓋もないが前半はスカッとする場面も多く良いと言えば良い方なのだが、後半はなんかぐだぐだで特殊で残忍で痛々しくてついていけない。
ほとはらさん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2022-07-30 20:25:39)
1.おもしろかったです!オープニングとエンディングの両方がとても印象的な映画でした。
みるちゃんさん [地上波(吹替)] 8点(2023-06-04 04:52:53)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 7.32点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.57%
5310.71%
6621.43%
7414.29%
8621.43%
9621.43%
1027.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.25点 Review4人
2 ストーリー評価 8.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 9.16点 Review6人
5 感泣評価 9.00点 Review2人

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