映画『ドクター・スリープ』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ドクター・スリープ

[ドクタースリープ]
Doctor Sleep
2019年上映時間:152分
平均点:6.23 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-11-29)
公開終了日(2020-03-11)
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化オカルト映画
新規登録(2019-10-20)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-03-03)【TERU】さん
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監督マイク・フラナガン
キャストユアン・マクレガー(男優)ダニー・トランス
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)ローズ・ザ・ハット
クリフ・カーティス(男優)ビリー・フリーマン
カール・ランブリー(男優)ディック・ハロラン
ブルース・グリーンウッド(男優)ドクター・ジョン
ジョスリン・ドナヒュー(女優)ルーシー
森川智之ダニー・トランス(日本語吹き替え版)
皆川純子ローズ・ザ・ハット(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ビリー・フリーマン(日本語吹き替え版)
麦人(日本語吹き替え版)
桐本拓哉(日本語吹き替え版)
金尾哲夫(日本語吹き替え版)
木村雅史(日本語吹き替え版)
和多田美咲(日本語吹き替え版)
原作スティーヴン・キング
脚本マイク・フラナガン
配給ワーナー・ブラザース
あらすじ
40年前に山奥のホテルから母親と命からがら逃げ延び、今は大人へと成長したダニー。しかし、その時に負った心の傷は癒されることなく、母の亡き後、彼は独り静かに暮らしていた。しかし、ある日そんな彼に見知らぬ誰かからのメッセージが。それは、ダニーと同様の秘密の能力を持った少女・アブラからのものだった。その「力」で、児童誘拐殺人事件を「目撃」してしまったという彼女は、ダニーに助けを求めて来たのだった。戸惑い躊躇うダニーだったが…。 スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いたホラーの名作「シャイニング」の続編。
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💬口コミ一覧

11.ネタバレ 観終わってみたら2時間半もあった。もともと二つの物語を無理やりくっつけ合わせたようなシナリオなので、このくらいの時間はかかって当然かもしれない。二つの物語とは、前作シャイニングの流れを汲んだ部分と、新チャプターのバンパイア達との戦いの部分である。はっきり言って、本作は前作シャイニングの部分を全部取っ払ったとしても、「超能力を持つ中年男性と女の子のコンビがバンパイア達と戦う物語」として十分成立する内容である。つまりシャイニングの部分は設定上利用されているだけであり、物語の殆どは独立した、キングの純粋な新作なのである。これを盛り沢山と取るか、なんかどっちらけているなと取るか、これはもう観る方それぞれの主観によるだろう。さて、「バンパイアとの戦い」と言う新テーマにあまり惹かれなかった自分は、当然のように前作シャイニングの続編部分に引かれたわけだが(それは映画の最初と最後に集約されている)、やはりこの部分はテンションが上がった。ちゃんとオーバールックホテルは再現されているし、お馴染みの(?)幽霊さん達も全員総登場で同窓会のような気分に。でもこのドクタースリープが前作のように今後40年間ホラー映画の金字塔として人々に観続けられるかと言うと、正直それは厳しいと思う。映画が始まって割とすぐに汚物を写したり、少年を虐殺するシーンをやけにリアルに描写したり、そのような映画を人々が好んで今後数十年も観続けるとは思えないのである。
rain on meさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-07 17:24:37)
10.ネタバレ シャイニングの敵がオーバールックホテルの霊的存在だったのに対し
今回の敵は、人間の生気を吸って生きながらえる昼間も大丈夫なバンパイアみたいな集団。
誰にでも見えていて、スーパーで買い物をしたり普通の食事もしているようだ。
何百年も生きながらえて、スーパーパワーも持っていながらライフル銃で簡単に退治されてしまってビックリ。
親玉のローズ・ザ・ハットはチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)と似た感じの能力を持ちオーバールックホテルの禍々しさも
鼻で笑っていたので期待したが、その霊的存在達に返り討ちにあってしまい終了。
全米興行成績が振るわないのもうなずけた。
ねおやまさん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-03 17:13:06)
9.ネタバレ 作家性の違い。
スティーヴン・キングは辛い経験から、内なる恐怖と対峙し希望を見つけたい空想作家ですね。
キューブリックは恵まれた人で、恐怖に翻弄され罪を重ねる人間の業(性質)を客観的・批判的に描くタイプでしょう。
 
その意味で映画シャイニングは、原作を素材にした現実のメタファー。
現実だから、はっきりした答えのない永続性のある映画です。

ドクター・スリープは、映画シャイニングのキャクターとガジェットを借りたサイキックホラー。
キング流の、救いのあるダーク・ファンタジー作品。空想の世界です。
映画シャイニングの続編と謳(うた)いながら、テーマはまったく継続していない。

確かに、キングらしい後味のいい話で、希望を見せて終わる。
でも、キューブリックのイメージに依存し過ぎたため単品では成立しなくなり、もはや原作の続編とも言えない中途半端な作品になっている。
もっと悪く言えば、天才の作った「終わりなき映画」を、ファンの二次創作が強制終了させてしまった映画です。

ゲームをクリアするトリックとして、キューブリックのシャイニングを使った点で、レディ・プレイヤー1と同じレベルと言わざるを得ない。

まあ、キングとしては自分の作品を取り戻せて大満足なんでしょう。
この映画を絶賛する気持ちは分かる (笑)
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-03 09:37:06)
8.ネタバレ 80年代に制作された前作は幻覚シーンはあるものの超常現象的なシーンは抑えられ(倉庫に閉じ込められたジャックを幽霊が鍵を開ける)、リアリティーラインが微妙な点になっていたが、今作はCGを多用してしまい、前作を理解し、配慮ているとは言い難い。
前作のキャラクターを形式的な怪物表現で文字通りお化け屋敷になってしまった。
特に廊下へ血液が溢れるシーンの使い方は前作を馬鹿にしている様に思える。
もしキューブリックがこの作品を観たら、どう感じるだろうか?
キングとの確執からこの様な表現になったとしたら悲しい。
また、子供への拷問シーンは表現の自由の域を出た観るに耐えられない表現だった。こんなシーンに頼らなければ恐怖が表現できないとしたら、ハリウッドも地に落ちたとしか言いようがない。
ジョウオンズ博士さん [映画館(字幕)] 6点(2019-12-01 12:21:44)
7.続編の立ち位置には疑問が残る。
シャイニング,キューブリックは好きで懐かしい演出に浸ったものの
この作品はキングがキューブリックを否定したことからテイストがかなり異なっている。

あのホテルの雰囲気、ジャックニコルソンの怪演というキューブリック作品が好きな方は「続編」としては受け入れ難いものになっているでしょう。
40年という期間、時間を埋め合わせるほどの恐怖やインパクトは無かった。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-07 16:31:45)
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6.スティーブン・キングの作品は,苦手なのだが,これは割かし良かったですが,怖くないホラー映画は如何なものか・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2022-01-03 21:31:05)
5.ネタバレ 違うんだな 
こんな風に小難しくなった続編なんかも含めてキャリーとかイットとかペット・セメタリーだとか、続編もしくはリメイク要らないです。
どうしても、キング作品でリメイクされたいのであれば、あまり余に知られていない掘り出し物からっていう意味で、初期作品の地獄のデビルトラックっちゅうのをやってください。(切に願う)タイトルだって地獄のデビルトラックのままでやってください。(ワクワクしたいから)

ドクター・ストリップ、残念ながら、今一ではなく今五くらいのもんでした。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-09-20 14:15:18)
4.ネタバレ これは要するにザ・シャイニングのパロディ、コミックの世界だよね。
そっくりさん、とくにおばあちゃん幽霊なんか出てくるたびに吹き出してしまったもの。
同じようなセットであってもザ・シャイニングの持つ、薄いガラスがいまにも割れそうな鬼気迫る美や緊張感が空間にまったく感じられない。
いかに鬼才キューブリックがすさまじかったかを再認識はできる作品。
wooさん [インターネット(吹替)] 4点(2020-04-02 21:09:28)
3.ネタバレ 原作既読。
またここからは原作厨による不満をダラダラと書き連ねて行くことになるので興味の無い方はスルーされたし。

まず、前作「シャイニング」自体原作と異なる部分が多く、どう辻褄を合わせて行くのかが興味深い所だった。例えば原作の「シャイニング」ではホテル自体爆発してますから舞台とはなり得ないのだが…?
しかし、本作の予告編を見た限りだとかなり前作を意識しており、どうなのこれ?と不安しか無かったのだが、いざ鑑賞して見ると、以外にちゃんと原作通りに進むので、これは有りかな?と思っていた。
とは言え、あれだけ膨大な作品の映画化であるからやはり省略されたり改変されたりしたとこも見受けられたのも事実。
ダンとアブラの関係性ばかりに絞った為、アブラの父親とか原作で活躍する人物達が少なく、チームでかがやきを持つ超能力集団に立ち向かうというスリルが削がれてしまっていた。
さらに、敵の集団の描写も足りなくて、敵同士の繋がりややり取りがもう少し見たかった感じ。なので、そこまで敵に対する恐ろしさも感じられない。

で、最大の問題点はやはりキューブリック版「シャイニング」の存在を無視出来なかった事。というか後半かなりキューブリックに寄せて来ていて、原作に出てこない双子とか血の海とか、それらはもはやキューブリック版を象徴するアイコンに過ぎないし、なんの意味も感じられなくて、単なる観客へのサービスに映ってしまう。
浴室の幽霊にしたってあれだけ何回も出されると怖いというよりしつこいとしか思えなかったし、この作品が描きたいのは何なのかが全然見えて来なくて、かなり中途半端な出来に感じられた。

原作は本当に読み始めたら止まらなくなるほど面白かったので、こちらも是非読んで欲しいと思う。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 4点(2019-12-02 00:17:08)
2.ネタバレ シャイニングを観た人に対して、懐かしさを与えることにより高評価を得るであろう作品。そりゃあ、何十年も経ってからあのホテルや名場面を焦らしながら余すことなく見せつけられれば、心が震えるでしょう。が、私のように立て続けに観る者にとってはシャイニングに何の思い入れもないので、ただただ意味不明な展開が繰り広げられ、苦痛な時間を過ごすことになります。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-01-14 19:52:17)
😂 1
1.ネタバレ スタンリー・キューブリックが創造した、あのホラー映画の古典的名作『シャイニング』の約四十年後を描いた続編。と、いうことでけっこう期待して今回鑑賞してみたのですが、正直、だいぶがっかりな出来なんですけど。僕はこれをあの完璧な名作の続編とは到底認めたくありません!まどるっこしいだけでさして面白くもないストーリー、前作の素晴らしい名場面におんぶで抱っこで全くセンスを感じさせない凡庸なシーンの数々、揃いも揃って魅力に欠ける登場人物たち…。数え上げればきりがないくらい、ダメ要素のてんこ盛り。致命的なのは、ホラー映画なのに最後まで一ミリたりとも怖くなかったこと。これを観るくらいなら、スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』の中のシャイニングパートを観た方が遥かに有意義な時間を過ごせます。こんなお粗末なもので続編を名乗るなんて、かつての名作への冒涜であるとすら思っちゃいましたわ。と、前作を愛するあまり、思わず感情的になっちゃったかもですけど、それが僕の率直な感想です。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 3点(2020-08-20 02:00:25)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
200.00%
326.45%
426.45%
539.68%
6929.03%
71032.26%
8516.13%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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