映画『ローズ』の口コミ・レビュー

ローズ

[ローズ]
The Rose
1979年上映時間:125分
平均点:6.53 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-11-15)
ドラマ音楽もの伝記ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-01-05)【イニシャルK】さん
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監督マーク・ライデル
助監督ラリー・J・フランコ(アシスタント・ディレクター)
キャストベット・ミドラー(女優)ローズ
アラン・ベイツ(男優)ラッジ
フレデリック・フォレスト(男優)ダイアー
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ビリー・レイ
バリー・プリマス(男優)デニス
デヴィッド・キース(男優)マル
サンドラ・マッケーブ(女優)サラ
ルディ・ボンド(男優)モンティ
ドン・カルファ(男優)ドン・フランク
ドリス・ロバーツ(女優)ローズの母
ジョナサン・バンクス(男優)テレビのプロモーター
ヴィクター・アルゴ(男優)管理人
弥永和子ローズ(日本語吹き替え版【TBS】)
阪脩ラッジ(日本語吹き替え版【TBS】)
塩沢兼人ダイアー(日本語吹き替え版【TBS】)
石井敏郎ビリー・レイ(日本語吹き替え版【TBS】)
千田光男デニス(日本語吹き替え版【TBS】)
上田敏也モンティ(日本語吹き替え版【TBS】)
宗形智子サラ(日本語吹き替え版【TBS】)
屋良有作(日本語吹き替え版【TBS】)
江原正士(日本語吹き替え版【TBS】)
島香裕(日本語吹き替え版【TBS】)
山口健[声優](日本語吹き替え版【TBS】)
原作ビル・カービイ
マイケル・チミノ(原案)(ノンクレジット)
マーヴィン・ワース(原案)(ノンクレジット)
脚本ビル・カービイ
ボー・ゴールドマン
主題歌ベット・ミドラー"The Rose"
挿入曲ベット・ミドラー"Stay With Me","When A Man Loves A Woman"他
撮影ヴィルモス・ジグモンド
製作マーヴィン・ワース
製作総指揮トニー・レイ
配給20世紀フォックス
美術リチャード・マクドナルド〔美術〕
編集ロバート・L・ウルフ
録音ダグラス・O・ウィリアムス
セオドア・ソダーバーグ
字幕翻訳清水俊二
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
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💬口コミ一覧

34.”音楽映画”ってとても難しいと思います。何で難しいかというと、やはり映像と脚本の方にエネルギーがいっちゃって、肝心の「音楽」が”もひとつ”になってしまうものがほとんどだから。でも「ファントム・オブ・パラダイス」とこの「ローズ」はスゴイ!ジャニス・ジョップリンのプロデューサー、ポール・ロスチャイルドが”まんま”音楽担当してるだけあって、曲はいいし、ライヴもパクパクじゃないし、演奏(スティーブ・ミラー・バンド、だよね?)も最高だし・・・ ちゃんと「音楽自体」が映画のハイライトになっていて、これぞ「音楽映画」だと思います。コンサートの観客はエキストラらしいけど、これ本気でノっていると思う。
メロメロさん [ビデオ(吹替)] 10点(2004-07-10 03:05:48)
33.もっと多くの人にこの作品を観て欲しい。ベットミドラーが歌うローズを聞くと今でも泣けます。
ドクドクモンスターさん 10点(2002-12-02 23:34:01)
32.やはりこれはジャニス・ジョプリン本人とは切り離して、あくまでもその人物像にヒントを得た創作と捉えるのが筋だと思う。ジャニス本人と近しかった人々からより真実に近いジャニス像が語られ始めたのはもっとずっと後のことで、本作の作られた79年当時、ジャニスはまだ死後数年。ショックの癒えぬ関係者たち、利害関係のしがらみも消えやらぬ中、ベット・ミドラーという不世出の白人女性ヴォーカリストを主人公に話題性としてのジャニスを引き合いに出しつつ独立したロック映画を作ったと考えれば、この作品が一個の作品として非常に丁寧に作り込まれた質の高い音楽映画だということが見えて来る。もちろんジャニスは「When A Man Loves A Woman」をカバーなどしなかったし、舞台の上で倒れて死ぬこともなかった。だからこれはあくまでもファンタジー、でもこのために書かれた楽曲のクオリティの高さ、演じたベット・ミドラーの類稀なる存在感、既に当時から評価の高かったヴォーカリストとしての彼女の才能、これらを包括してなお、人々がロックスターに求める孤独と絶望の実生活を映画の中に投影することで人々のロックスター幻想を二重に描き切ったセンスは偉大。人々はロックスターに夢を求め、さらにその私生活には荒廃した無限の孤独を求める。その一方的な要求こそが「スター」ジャニス・ジョプリンを死にまで追いやったことを、まるであざ笑ってでもいるかのように。美化された孤独、美化された生涯、この映画をジャニスが観ることがあったらきっと手を叩いて笑っただろう。この映画を楽しみましょう。その瞬間、私たちは自分がジャニスに求めたものの愚かしさに気づくに違いないから。
anemoneさん 9点(2004-02-26 23:13:52)
31.10数年ぶりに再度鑑賞でき、うれしいです。が、やはり切なくなるところが多くありました。ベッド・ミドラーの歌と演技に脱帽。ロレッタの話題があったり、ベティ・デイヴィスの真似をしているところがあったりと、2度目に見た方がよくわかるところが増えた。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-31 15:36:03)
30.正直言ってラストまでは「おお、ベッド・ミドラーの声、結構ジャニスに近いなあ。でもジャニスそのものとはやっぱり違うし、ジャニスをモデルにしつつも「ローズ」という架空のロックスターにしたのは正解だな。」とか「それにしてもこれ、時代は60年代なのに音楽はあからさまに70年代後期の音だなあ。もうちっとサイケデリックな感じにしてほしかったなあ」とか「まあジャニスがモデルってことはオチは想像つくなあ。けっこうベタな流れだし」とか割と冷静に観てたんですが、エンドロールとともに静かに流れ出す「ローズ」を聴いた瞬間、不覚にもどばばーっと涙が・・・。この映画を進めてくれた女友達に言ったら「あたしも同じだった」と言ってた。むう、不思議。それにしてもローズ、そんなわがままかなあ?僕にはいわゆるスターという人種(最近はセレブなんてイヤらしい言い方をしてますね)がどんな気持ちかなんて想像するのも難しいことですが、彼女は(多分ジャニスもそうだったと思うけど)歌がとてつもなく上手くて、コミュニケーションがいまいち下手で淋しがり屋という以外はごくごく普通の女の人だったんだと思います。例えば、マドンナという人は音楽の才能だけでなく自己のマネジメント能力も優れている(ような気がする)けど、ローズはそんな風に器用にできなかったんですよ、きっと。で、ボロボロになって、クスリに手を出して、やっと理想の男性に会えても歌は捨てられなくて、ああいうことになったんじゃないでしょうか。60年代ってロックが急激に巨大化していく時期で、商業としてのきちんとした形がちゃんとできていなかったこともあってジャニスやジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンみたいな悲劇のスターを生み出しちゃったんだと思います。別に破滅的な面にあこがれる気持ちはありませんが、いわば彼らは時代の落とし子であったと同時に犠牲者でもあったわけで、その人生には共感しました。そういえば、ジャニス・ジョプリンはその名もズバリ「ジャニス」というドキュメント映画があった様な気がします。そっちも観てみたいなあ。
ぐるぐるさん 8点(2003-04-26 15:50:17)
29.久しぶりに観たけど、やっぱり何度観ても好きな作品。ジャニスのステージとは明らかに違うけど、私はジャニスとは分けて感じているから、ベット・ミドラーのステージにも圧巻。マネキンみたいな美人じゃない分、逆にニセモノっぽくなくて、ローズ役はベット・ミドラーで正解だと思う。ただ周りにもっと、ヒッピー色をだしてもいいんじゃないかしら?この世の中、シラフじゃ生きられない。それは生きる事にヘタだから。自分の感情をコントロールできずに、すべてを求めて、中途半端な生き方なんてまっぴらで、いつも最高を求めてしまうから、孤独感も人一倍感じてしまう・・・この作品を観る度に、ある友人を思い出してしまうのよね。彼女もいつもカバンに酒を忍ばせ、まるでローズの様だった。みんなに薦めたい作品じゃない。それはこの生き方を、ただのわがままとしか感じられない人にはきっと分からないもの・・・
NICOさん 8点(2003-04-06 09:09:50)
28.ベット・ミドラーの演技力と歌唱力に脱帽!けっして美人ではないけど、ここまで一人の人を魅力的に魅せられるなんて、ホントに素晴らしい!! いいものを観たーって、素直におもえる。電話BOXのシーンがとてもいい。
tatoさん 8点(2003-02-26 01:33:12)
27.かなり見ました。なんでそんなにせつないの~?電話ボックスの中の演技は圧巻。サントラも買いました。
ビビンバさん 8点(2002-07-28 01:10:56)
26.愛を求め続けたシンガーの物語でありました。ライブのシーンは最高のできばえで、どの曲も胸に迫るものがあります。B・ミドラーでしか成し得なかった映画でしょう。
shoukanさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-09 19:02:19)
25.当初「ジャニス・ジョプリン物語」的な企画だったらしいが、監督が脚本の自由度を上げるために「ジャニス・ジョプリンの生き様をベースにした架空のミュージシャン~ROSEの終生~作品」になったらしい。これが、どうも引っかかる。なんか、自由度をあげたためか、なんか緊張感がないぞ?と、うっすら思った。監督、チキンなんじゃない?と、すら思った。「ジャニスってこういう人だったのかな?」と、思ってイイのやらどうなのやら、だ。しかしベット・ミドラーのパフォーマンスは素晴らしく、歌唱力・演技の巧さもアレだが、失礼ながら…なんと言うかエエ乳してんな~とも、思った。しかし、「アメリカ横断!気分屋で出寂しがりやのアル中ジャンキーの我儘ショー」という観方をすることもできるのだが、寂しがりやで振り回す側な女性は優しくしてあげたくなるというどうしようもない性格の私なので(なんだそりゃ)そう無碍に切り捨てる事も出来ず、切ない気持ちに終始襲われっぱなしだった。切ないお話でした。
aksweetさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-19 18:19:39)
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24.ベット・ミドラーがすごい迫力ですよね。ああいう格好いい役もできるんだよなあ。すごいなあ。
オオカミさん 7点(2003-11-19 22:47:03)
23.ジャニスの映画じゃなくて、ローズの映画だから。何をやってもダメな方向に行ってしまうダメな女の孤独に、だらだらと泣かされた。最後のローズという歌が染みます。愛されたい女の孤独、ってやつなんだろうね。
ちょっこさん 7点(2003-10-11 18:43:06)
22.60、70年代を青春してて、音楽好きで、この作品を見逃している人におすすめ。 「男と女」の電報、「恋におちて」の電話、そしてこの公衆電話シーン、を見る間は俄かに、携帯いらない派、になります。ベットの歌がしみます。//平井堅ちゃんのローズ、CMで流れると必ず思い出すよねー。//ベットの「フォー・ザ・ボーイズ」もさらにおすすめ。
かーすけさん 7点(2003-08-16 10:31:09)
21.公開当時23歳の私は、映画前半「自分の生き方とまったく対照的な」ローズの生き方(B・ミドラ-の演技)に圧倒されてしまいました。しかし、後半ローズの愛にさまよう姿に、激しく生きることでしか心の不安や孤独感を訴えられなかった幼さ、脆さを知り感情移入していった記憶があります。あれから20数年、シャウトするローズのモノクロ写真を目にする時、ステージ上で、はぐれた孤児のようにおびえるローズ。部屋の裸電球が消され静かにタイトル曲が流れ始めるシーンを思い出します。人は外見だけではわからないことも、それとなく教えてくれた傑作です。
天地 司さん 7点(2003-02-11 15:41:05)
20.“ジャニス”って言われても良く分からないもんで、すいません! (↓)確かにシャウトは良いです。でもね。ベット・ミドラーはちょっと苦手なんです・・・・・顔かな?
イマジンさん 7点(2002-05-09 12:34:51)
19.ジャニス・ジョプリンをモデルにした破滅的カリスマ・シンガーの鮮烈なる生き様。ベット・ミドラーの個性的演技もさることながら、何と言ってもライブ・シーンが見所。ベット・ミドラーの「男が女を愛する時」は聴かせるよ。因みに「おもひでぽろぽろ」のラストにかかる都はるみの元歌がこちらです。とか言いつつ7点献上。
sayzinさん 7点(2001-08-14 23:15:43)
18.モデルになった人はよく知りませんし、ベッドミドラーも女優さんのイメージしかありませんでした。
ただ、70年代、80年代の洋楽が結構好きなので、映画は知らなくても、"ROSE"という曲は知っていました。
映画の印象ですが、本人がどんな人間として描かれているかは、この手の映画の場合、個人的にはどうでもいいのですが、曲自体は、映画の中のステージで本人が歌う形に持っていって欲しかったです。
これであれば、話はしょぼくても「マイソング」の方が好きかな。
マー君さん [DVD(吹替)] 6点(2017-09-30 11:47:25)
17.ネタバレ 「こういう風にしか生きられなかった、でも歌ってる時だけは最高」ってコトなんだろうけど・・・ ラストの名前どおりのバラ色のステージングはすごくパワフル&ソウルフル、あれがあってもローズのマイナスな印象は拭いきれず。 それでもあの散り方はミュージシャンとしては本望な気がする、ジャニス・ジョプリンだって死に場所はホテル。 人としては不幸でも歌手としては幸せ。 ベット・ミドラーはこれと「ステラ」はちょっとヘヴィー。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-03 07:00:06)
16.ネタバレ  他のレビュアーが書かれてある通り、本作は主人公のモデルをジャニスに真似ただけで、物語そのものは全て創作です。
 でも創作だからこそいいストーリーが出来たのだと思います。
 女性はローズも含めて全て気まぐれな生き物。自分のそばにいた男が優しくしてくれば、邪険に扱い、離れていけば泣きながら追いかけていく。
 ところで、素人が本作の「ローズ」をよく歌うのを耳にしますが、そんなにいい曲でしょうか?
 因みに、映画のローズは薬はやってなかったけど、ジャニスは完全なジャンキーだったことを付け加えておきます。
 ジャニス・ジョプリンンについて知りたければ「ジャニス」の観賞をお勧めします。
 「ジャニス」はドキュメントですが、見比べてみて、故郷に戻る二人の対照的な描かれ方に気付かれるはずです。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-07 02:30:57)
15.ネタバレ これはもうベット・ミドラーが凄い、ただそれだけの映画。パワフルに歌う半面あまりに弱い女。ベット・ミドラーの独壇場。ドラマ上でけっこう重要な役を担う人物もちらほらいるのだが、みんな負けてる。全然負けてる。なのにそんなことお構いなしに突っ走り、ステージでぶっ倒れるまでを力技で見せきる。ローズがいかにスーパースターなのかをベット・ミドラーの資質で見せる。ローズの弱さや孤独をベット・ミドラーの演技で見せる。ベット・ミドラーにおんぶにだっこの映画だが、軽々とおんぶにだっこしてしまってる。ロックだ。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-08-28 12:13:57)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.53点
000.00%
100.00%
212.94%
300.00%
425.88%
538.82%
61235.29%
7823.53%
8514.71%
912.94%
1025.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
主演女優賞ベット・ミドラー候補(ノミネート) 
助演男優賞フレデリック・フォレスト候補(ノミネート) 
音響賞ダグラス・O・ウィリアムス候補(ノミネート) 
音響賞セオドア・ソダーバーグ候補(ノミネート) 
編集賞ロバート・L・ウルフ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ベット・ミドラー受賞 
助演男優賞フレデリック・フォレスト候補(ノミネート) 
主題歌賞 受賞"The Rose"

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