映画『トロン』の口コミ・レビュー

トロン

[トロン]
TRON
(Tron)
1982年台湾上映時間:98分
平均点:5.21 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-09-25)
アクションサスペンスSFアドベンチャーファンタジーシリーズもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-11-10)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・リズバーガー
キャストジェフ・ブリッジス(男優)ケヴィン・フリン/クルー
ブルース・ボックスライトナー(男優)アラン・ブラッドリー/トロン
デヴィッド・ワーナー(男優)デリンジャー/サーク/MCP
バーナード・ヒューズ(男優)ウォルター・ギブス
テッド・ホワイト[スタント](男優)警備員
マイケル・ダディコフ(男優)徴集兵
小杉十郎太ケヴィン・フリン/クルー(日本語吹き替え版【BD】)
土田大アラン・ブラッドリー/トロン(日本語吹き替え版【BD】)
金尾哲夫デリンジャー/サーク(日本語吹き替え版【BD】)
沢木郁也MCP(日本語吹き替え版【BD】)
日野由利加ローラ/ヨーリ(日本語吹き替え版【BD】)
城山堅ウォルター・ギブス博士/デュモント(日本語吹き替え版【BD】)
檜山修之クロム(日本語吹き替え版【BD】)
高木渉ラム(日本語吹き替え版【BD】)
小川真司〔声優・男優〕ケヴィン・フリン/クルー(日本語吹き替え版【テレビ】)
池田秀一アラン・ブラッドリー/トロン(日本語吹き替え版【テレビ】)
富田耕生デリンジャー/サーク(日本語吹き替え版【テレビ】)
加藤精三MCP(日本語吹き替え版【テレビ】)
土井美加ローラ/ヨーリ(日本語吹き替え版【テレビ】)
槐柳二ウォルター・ギブス博士/デュモント(日本語吹き替え版【テレビ】)
牛山茂ラム(日本語吹き替え版【テレビ】)
原作スティーヴン・リズバーガー(原案)
脚本スティーヴン・リズバーガー
ドナルド・カシュナー
音楽ウェンディ・カーロス
挿入曲ジャーニー"Only Solutions"他
撮影ブルース・ローガン[撮影]
ジェイミー・アンダーソン〔撮影〕(第一アシスタント・カメラ)
製作ドナルド・カシュナー
製作総指揮ロン・ミラー〔製作〕
配給東宝
特撮スティーヴン・リズバーガー(視覚効果)
美術シド・ミード(プロダクション・デザイン)
ジョン・B・マンスブリッジ
衣装エロイーズ・ジェンセン
編集ジェフ・ガーソン
録音マイケル・ミンクラー
ワイリー・ステイトマン
字幕翻訳金田文夫
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💬口コミ一覧

52.リアルタイムでは本でしか接することができなくてかなり後になってネットで観た映画。今は配信にあるので改めて観てみました。

こりゃすごい!

まずですね、コンピューター世界の造形、衣装、戦車や戦艦、帆船(?)、そしてバイク・・・etc。このデザインがぶっ飛んでる。そして超かっこいい。このオリジナリティの塊の「異世界感」の創造性は比類がない。

驚くのはそれが1982年当時のCG技術(に似せたアニメ)や合成などの技術の限界こそが「コンピューター世界の擬人化」という、まったく非現実的な設定に、あろうことか「リアリティ」を与えていることだ。当時もそう思ったが2023年の今でも、いや今だからこそ余計そう思えるとは。

音楽は現実世界では生オーケストラ、コンピューター世界ではシンセサイザーと使い分けられている、と思いきやそれらは微妙に混ぜられていてそれがまた素晴らしい効果を生んでいる。

ストーリーもテンポが良いしラストもサクっと締める(重要)。全体のテーマも意外に現代に通じる話だしなぜこれがシリーズ化、ユニバース化されなかったのが不思議なほどだ。思うに多分この映画の奇跡は計算されたものではなかったのだろう。だから安易にリブートできないし「続編」ともなると・・・。

しかしこのローファイな未来感覚はこの映画1本で終わるのは惜しい。ゲームだってドット絵のスマホゲームが人気じゃないですか。こういう技術を反転させたデザイン勝負のSF映画をいま作っても良いんじゃないかなあ。
tubirdさん [インターネット(字幕)] 9点(2023-05-03 23:53:30)
👍 1
51.82年はアナログSFXの有終の美を飾る「ブレードランナー」と、CGによるVFXの先駆けとなる「トロン」が共に誕生した年。 「トロン」はBRほどの直接の影響力はなかったけれど、あまりに個性的だったからでもあると思う。 5人の主要キャラクターが擬人化プログラムとなるのはファンタジックで、初期のCG(とアニメ)で描かれた世界は今見てもレトロな魅力に溢れる。 ユニークなデザイン、ソーラー船の優美な美しさ。 ウェンディ・カルロスの音楽もこの世界にマッチしていてクール。 フリン(クルー)、アラン(トロン)、ローラ(ヨーリ)の三角関係はグリッドの中でも続き、その結果は「レガシー」で明らかに。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-01 07:00:16)
50.すごく面白かった。
青と赤の光ったところが綺麗だった。
戦闘員のユニホームがカッコよかった~♪
CGの出始めだそうですが、図形がいっぱい出てカラフルでデザイン良かったと思います。
昔のSF好きなので合成の暗い感じは気になりませんでした。

直線ですっきり、気分も爽快でした。
たんぽぽさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-31 16:38:34)
👍 1
49.ミクロの決死圏と並ぶ“異世界観光”映画。この手の作品は観客をその珍奇な世界に引っ張り込めればもうあらかた成功なわけで、ドラマ的に深みが無くてもあまり文句を言う気分にはなれない。生身の人間がプログラム化され、電子回路の中での冒険するという小学生の思い付きのような設定。そんな無理を承知のうえで、それでも無理矢理視覚化してしまう心意気が嬉しい。実際、電子化された人体が機械に吸い込まれていくイメージなんかベタだけど実に良くできていると思う。無機質な世界を舞台にしながら、ウエンディ・カルロス(この人元男だよ)の音楽が程良い叙情を感じさせてくれるのも心地良い。彼女の抑え気味の旋律も各種サウンドの設計も素晴らしい。ローテクCGの異様な画と相俟って醸し出されるムードは他に類例を見ないトロン独自のものだ。同時期の「ブラックホール」とともにディズニーの駄作SF扱いを受けがちな本作だが、両作品共にそのぶっとびの思い切りの良さと革新性はもっと評価されてよいのではないだろうか。
皮マンさん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-20 17:38:09)
👍 1
48.公開当時は「おおっ新時代の到来!」と興奮したものです。今の技術でリメイクしたら、「差」を楽しめるかも?
毒林檎さん 8点(2003-03-28 21:09:29)
47.当時であれをやる発想が好き(笑)プログラムを人格に見立てて電脳空間で冒険するという発想は良いですよ。今の時代を見てもここまでぶっとんだ映画に金を出す所に関してはディズニーはえらいと思う。
奥州亭三景さん 8点(2001-09-03 19:20:35)
👍 1
46.「~レガシー」を見ましたので、改めて見直しました。
物語の軸は「~レガシー」ほど強くないものの、正直、この時期に仕上がっているデジタル世界の考えとデザイン、そして世界観に絶句です。
圧倒的に未来的で映画的で、一種のデジタルアート作品と言っても過言ではないように思います。
やはり、この世界観、個人的に大好きです。
sirou92さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2012-01-04 23:35:19)
👍 1
45.これ、ビデオで観た当初はショウゲキテキだったんですけどねぇ...みなおすとなんかやっぱイマイチっす。でもまぁ、テーブルテニスとかインベーダーゲームとかのチープなゲーム世界観が我々世代としては郷愁を誘われ、プラス1点。
んぽさん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 16:45:16)
44.今観ると、もっと評価高くなるのかもしれないのだが、ガキの頃感じた手応えはこれくらいだった(笑)。なにやら名前は忘れたのだが、今ではカルト的人気を誇る映像家(?)が造り出した、ネオンの光りのように美しいコンピューター世界が印象深い。関係ないが、最近サントラを買った(笑)。※スコアは「時計じかけのオレンジ」のウェンディ・カルロス。必聴。
3Mouthさん 7点(2002-05-14 19:03:23)
43.ネタバレ レガシーを見て、消化不良を起こしたので再鑑賞しました。
この時代に少しでもIT業界に関わっていたならば、"TRON"と聞いただけでワクワクしたはず。
当時のSF映画に作り込まれた'未来像'のようなものを見比べるのが好きです。
ストーリーは少々雑ですが、ゴリゴリ理系の人が書いた説明書みたいな・・・なんとなく説明不足な感じが良い味わいだったりもします。
レディプレイヤーワンとかマトリックスとかアバターとかトータル・リコールとか、、、その手の世界観はSFの中でも身近な分、魅力的でもあります。メタバースがもう実現していると思うとなおさらに。
めたもんさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-12 12:03:42)
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42.映画の善し悪し以前に、この時代にこの題材をチョイスし世界観を構築したマニアックさが凄い。

ビデオゲームがようやく市民権を得始めた時代に、その電脳世界に入り込んで、そこに存在する擬人化されたプロムラミングと攻防戦を繰り広げるという設定を当時一体どれだけの大衆が完全に理解できたのだろうか。
黎明期のコンピューターグラフィックスはつたなく、アニメーションの表現にも達してしない。

それでも不思議と画面に惹きつけられるのは、そういった表現に対する革新的な挑戦があったからだと思う。

決して現代の“ユーザー”が満足できる映画世界が堪能できるとは言えないが、こういう挑戦的な映画娯楽の可能性を広げる礎になったことは間違いないと思う。

そういう意味も含めて、このオリジナル作品の後に、2010年の最新続編を観ると、いろいろな部分で感慨深さが残る。それはそれで、良い映画体験だ。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-26 00:00:48)
41.内容はともあれ、1982年当時にこの作品を発表するというマニアックさが、すごい。

世界観はサイバーでポップですが、実に硬派な作品です。

ファミコン世代で、昔からのPCユーザー。なおかつSEGAファンの友人に薦めたい。
aksweetさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-27 02:51:14)
40.有名なジェフ・ブリッジスが主人公かと思っていると、「この役者さん誰?」なブルース・ボックスライトナーさん演じるトロンが主人公のようだったり、話の筋はほとんど印象に残ってない。ただ、この映画が登場して数年後に一般用のパソコンでしょぼいCG画像とかアニメーションとか作れる時代が到来して、せっせとCG作りのお遊びをしていた頃、いかにモデリングをシンプルにしてCPUの負担を軽減しつつカッコいいオブジェを作るかっていうことが重要でした。その観点からシド・ミードのデザインしたバイクや戦車や空母など数々のデザインは「やっぱスゲーなー」と思うものでした。今じゃ超リアルなCGが飽きるほどジャラジャラと量産されてますが、チープな中にデザインセンスが問われる、こうした初期CGのワールドって、たまーにその世界に迷い込んでみたい味があると思います。この作品とか『バーチャル・ウォーズ』のCGって、夏の暑い時期に暗くした室内で観覧すると心地よい涼しさを感じて、なーんか好きです。
だみおさん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-11 00:22:33)
39.ネタバレ 昔、観たけど、かなり忘れていたので、レガシーの為の復習として再び観てみた。
今回はじめて気が付いたが、あの時代の「ユーザー」って、使用者でもあるが、製作者(創造主)でもあったんだな。だから今の「ユーザー」のつもりで観ると、ちょっと感覚が違う。そう見ると、MPC(マルチメディアPCじゃないんだな。マスターコントロールプログラム?OSって呼んじゃえばよかったのに)が、アンチ「ユーザー」を唱え、それに抗うものを問い詰める場面は、文字通り「異端審問」なのだと気付いた。とすると、フリンはさながら、創造主で「父でもあり、子でもある」キリストな訳か。でもこちらのキリストは、苦労して異教徒を悔い改めさせ、昇天する。宗教映画だな、こりゃ。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 04:27:38)
👍 1
38.映像が古臭いけど、それが逆に仮想世界の異次元感を盛り立ててる。
ストーリーとしては平凡だけど、ユーザーとプログラムという設定は面白い。
特にローラのプログラムが現実世界と同じように二股掛けるのがリアルで笑えた。
もとやさん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-10 15:01:27)
37.当時リアルタイムで見た時も合成などしょぼいなあと思ってたけど、でもシド・ミードやメビウスを起用したデザインは素晴らしかった。
ウェンディー・カルロスの音楽もよかった。
ととさん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 15:35:29)
36.これはまあ、普通の映画だと思って観てはいけませんね。当時はものすごく新鮮で、自分が歴史の瞬間に立ち会ってるような気分になりました。時代とリンクすることで傑作と成り得たと思います。
金子淳さん 6点(2004-07-26 15:32:23)
35.CGなんて呼べるものがまだ無かった時代に良くぞつくりました。テーマが「マトリックス」に通じる所があるような気がします。まあ内容は・・・ですが、エポックな作品だったと思います。
ロイ・ニアリーさん 6点(2003-12-12 13:23:09)
34.ウェンディ・カルロスの冷たい感覚を味わえる”テクノ”ではない楽曲(でもオープニングのバトルはジャーニーの「スペース1999」だっけか)、そしてシド・ミードのデザイン空間が動いているというだけで感動の涙が出ました。当時、中学生だったワタクシはインダストリアル・デザイナーっつう枠を越えて活躍する天才の仕事に狂喜したものです。そういうメカメカしいモノに全く興味を抱かなくなった現在でもロジャー・ディーンと共に崇拝しております。が、「エイリアン2」のメカデザイン以降、映画クレジットにお見受けしないようなのですが・・・心配です。あ、ストーリー?・・・子供でも白けるかも。監督・・誰?
シュールなサンタさん 6点(2002-10-25 23:33:07)
33.今見ても画期的な、というか珍しい映像が楽しめます。ある意味で実験映画であり、おせじにも面白いストーリーとはいえませんが、世界初のCGを使った映画という功績を讃え、6点献上。
あろえりーなさん 6点(2002-08-22 00:07:25)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 5.21点
000.00%
100.00%
235.77%
335.77%
41019.23%
51630.77%
61121.15%
735.77%
859.62%
911.92%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1982年 55回
音響賞マイケル・ミンクラー候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞エロイーズ・ジェンセン候補(ノミネート) 

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