映画『台風家族』の口コミ・レビュー

台風家族

[タイフウカゾク]
2019年上映時間:108分
平均点:5.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-09-06)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2020-10-28)【あきぴー@武蔵国】さん
タイトル情報更新(2021-10-01)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督市井昌秀
キャスト草彅剛(男優)鈴木小鉄
新井浩文(男優)鈴木京介
MEGUMI(女優)鈴木麗奈
中村倫也(男優)鈴木千尋
若葉竜也(男優)佐藤登志雄
尾野真千子(女優)鈴木美代子
相島一之(男優)山田稔
斉藤暁(男優)満福寺さん
榊原るみ(女優)鈴木光子
藤竜也(男優)鈴木一鉄
森谷文子(女優)
仁科貴(男優)
脚本市井昌秀
製作木下グループ
製作総指揮木下直哉
制作キノフィルムズ(制作プロダクション)
配給キノフィルムズ
あらすじ
葬儀屋を営む父が、銀行から2000万円を強奪し失踪してから10年の歳月が流れた。長男・小鉄(草なぎ剛)ら兄弟は『見せかけの葬儀』を行なうため実家に集う。本当の目的は、実家処分と遺産分配の相談だ。その額推定800万円。醜い骨肉の争いの果て、明らかになる「銀行強盗の真相」とは?!
スポンサーリンク

💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

2.ネタバレ いきなり銀行強盗シーンから始まって、2千万円握りしめてなぜか霊柩車に乗って逃げる藤竜也。彼は稼業が葬儀屋なので霊柩車は商売道具だったと判るが、けっきょく逃げおおせて月日は過ぎて10年の時効を迎える。10年目の時効成立の日に、無人となっていた実家に葬儀を行うために四人の子供たちが集まって一緒に失踪した母親も含めての葬儀を行うが、本当の目的は実家を整理して遺産を分割することだった。この兄妹の長男が草彅剛、彼の演技を久しぶりに自分は観たけど、実にいい俳優になりましたね。この仲の悪い兄妹の中でも突出して性格の悪い男を好演しています。彼のせいで遺産分割交渉は決裂、弟と妹はさっさと帰ろうとするが、家から出ようとすると謎の来訪者や新しい揉め事が起こって解散することができない。ここら辺を見ていると不条理劇的なシュールなストーリーなのかと思ったが、そういう展開にはなりませんでしたね。この映画は中盤からバラバラになっていた兄妹家族の絆の修復というありがちなストーリーテリングになってゆくのですが、そうなってくるとシュールっぽいストーリーなら目立たなかった荒唐無稽な伏線などの粗がどうしても気になってくるのです。例えば遅れてやってきた末弟が実は隠しカメラを仕込んでネットで生中継していたというシークエンスなんかも、これって伏線としては面白いけどこの映画のストーリー自体には何の関係もないんじゃない?という感想になってしまうんですよね。まあこれは、前半と後半では全然違うジャンルのストーリーになっちゃったという、最近の日本映画でありがちな傾向じゃないでしょうか。 この映画は、次弟役の新井浩文がやらかしたせいで危うくお蔵入りになりかけた作品でしたね。新井浩文は脇役専門ながらけっこう存在感を感じさせる役者だったので意識していましたが、本作が実質的に引退作となってしまいましたね。まあ彼は実刑判決くらって収監されてしまったんだから芸能界追放は致し方ないとは思うけど、出演作までとばっちりを受けてしまうのはどうしたもんでしょうか。こういうのって、ほんと日本映画業界の悪習だと思いますよ。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-06-18 22:32:25)
1.ネタバレ ブラック&シュールコメディ+ヒューマンドラマ。あまり馴染みのない組み合わせで、少々戸惑いました。終盤はファンタジーと言っていい無茶な展開が付加され、さらに困惑度が増します。それでも全体を通じてみれば、映画技法として許容可能なレベルに収まっており不満はありません(ダニエル・ラドクリフ君の『スイスアーミーマン』あたりが大丈夫な人なら全然イケるでしょう)。大変エネルギッシュな映画でありました。役者の皆さんも熱演でした。「ま、ま、満足、一本満足」みたいなシーン強烈でしたね(実際の台詞は全然思い出せないのに!)。草なぎ剛さんは一皮剥けました。いや、もともとあのくらいはやれる方でしたか。
「隠された真実」が露わになり「胸を熱くする」のが、人情ドラマの醍醐味です。本作の場合『銀行強盗』や『釣銭泥棒』『賽銭泥棒』『醜い遺産相続争い』といったネガティブな出来事が、そこに至った経緯が明かされることでポジティブに裏返ります。「何だ、そういう理由があるなら仕方ないと」。勿論これはマヤカシです。正当性が認められるのは、それ以外の解決方法が無い場合のみ。こんな屁理屈、現実には通りません。しかし映画は虚構の世界。それを強くアピールするために、終盤の「超展開」があったと考えます。情に訴えられ、多少なりとも共感できるのであれば、それを受け入れるのが映画の楽しみ方。「裁判ではなく、感情の話」ですから。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-10-10 21:48:59)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
5342.86%
6228.57%
7114.29%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

■ ヘルプ