映画『シカゴ7裁判』のいいねされた口コミ・レビュー
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シカゴ7裁判の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
シカゴ7裁判
[シカゴセブンサイバン]
THE TRIAL OF THE CHICAGO 7
2020年
【
米
】
上映時間:129分
平均点:7.43 /
10
点
(Review 7人)
(点数分布表示)
公開開始日(2020-10-09)
(
ドラマ
・
法廷もの
・
実話もの
・
配信もの
)
新規登録(2020-12-17)【
鉄腕麗人
】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【
タコ太(ぺいぺい)
】さん
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監督
アーロン・ソーキン
キャスト
エディ・レッドメイン
(男優)
サシャ・バロン・コーエン
(男優)
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
(男優)
マーク・ライランス
(男優)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
(男優)
マイケル・キートン
(男優)
フランク・ランジェラ
(男優)
ジョン・キャロル・リンチ
(男優)
ベン・シェンクマン〔男優〕
(男優)
ケルヴィン・ハリソン・Jr.
(男優)
ウェイン・デュヴァル
(男優)
声
平川大輔
(日本語吹き替え版)
川島得愛
(日本語吹き替え版)
浦山迅
(日本語吹き替え版)
原康義
(日本語吹き替え版)
田中正彦
(日本語吹き替え版)
脚本
アーロン・ソーキン
音楽
ダニエル・ペンバートン
撮影
フェドン・パパマイケル
製作
マーク・プラット
製作総指揮
マーク・バタン
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
配給
ネットフリックス
衣装
スーザン・ライアル
編集
アラン・バウムガーテン
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2.
ネタバレ
1968年、シカゴにおいて史上類を見ない裁判が始まった。被告となったのは、生い立ちも人種も所属団体も異なり、その思想信条も全く違う7人の男たち。罪状は、民主党大会の近くで行われた平和的なデモを組織的に煽り、過激で暴力的な行動に走らせたという、いわゆる共謀煽動罪。最高で懲役10年にもなるこの罪で起訴された彼らは、本当に有罪なのか?そして本当に彼らは事前に共謀したという事実があったのか?彼らの裁判を通して炙りだされるのは、当時のアメリカが抱えていた根深い病巣だった……。本作は、そんな実際にあった裁判をモデルにしたエキサイティングな法廷劇だ。監督は、事実を基にした社会派ドラマを幾つも手掛けてきたアーロン・ソーキン。主演には、エディ・レッドメインをはじめ、ジョセフ・ゴードン・レビットやジョン・キャロル・リンチといった新旧実力派の豪華な面々。この監督の前作『モリーズ・ゲーム』にはあまりいい印象は持てなかったのですが、なかなかどうして、本作は最後まで充分見応えのある良質の法廷劇に仕上がっておりました。とにかく脚本が素晴らしい!物語の芯となるのは、あくまでシカゴ・セブンと呼ばれた彼ら(最初はここにブラック・パンサー党の黒人幹部も含んだ8人でしたが)の公判なのですが、随所に事件当時の映像を差し挟むことでメリハリがつき、最後まで非常に観やすく、かつ考えさせられるというなかなか密度の濃い内容となっております。それまでほとんど面識のなかった立場も年代も違う被告人たちが、優秀な検事や偏見に塗れた判事によって徐々に追い詰められ、次第に疑心暗鬼から仲間割れへと発展してゆく過程も非常に丁寧。後半、次々と明らかになる、新たな証拠や新事実、そして決定打となる新証人の存在などの見せ方も充分にドラマティックで最後まで全く飽きさせません。主要キャストを務めた俳優陣もそれぞれいい仕事してます。特に後半、出番は短いもののかなり重要な役回りでマイケル・キートンが登場したのは嬉しいサプライズでした。果たして真実はどうだったのか――。個人の感情や思想など簡単に握り潰そうという国家権力、そして後先考えずただ己が正義のために暴走してしまう市民団体、その双方に改めて空恐ろしいものを感じます。最後は若干、過剰なまでの大団円へと導こうとするその手法に鼻白むものはありましたが、総じて満足度は高い。なかなか完成度の高い法廷劇の逸品でありました。8点!
【
かたゆき
】
さん
[DVD(字幕)]
8点
(2020-12-21 08:30:27)
👍 1
🔄 処理中...
1.人類史において「正義」というものほど、絶大なパワーを持つ言葉でありながらも、それが指し示す意味と範疇がひどく曖昧で、都合のいい言葉はない。
世界中の誰でもが強い意志を持って掲げられる言葉だからこそ、とてもじゃないが一括にできるものではなく、本来、その是非を裁判なんてもので問えるものではないのだと思う。
今作で描き出された「裁判」においても、それぞれの主張はどこまでいっても平行線であり、折り合える余地などそもそもない。
なぜならば、被告として裁かれる活動家の面々は勿論、悪辣に描かれる裁判官にしても、微妙な立ち位置で己の職務を全うしようとする検事にしても、この映画に登場するすべての登場人物たちは、ただひたすらに己の「正義」を貫こうとしているのだから。
この裁判劇は、様々な側面から「正義」という言葉の意味とその本質を問い、その価値も、その危険性も、平等にあぶり出している。
正義を掲げる者たちが、突発的な怒りによって、いとも簡単に暴力を生み、無秩序な憎しみの螺旋に引きずり込まれるという事実。
すべての争い、すべての戦争も、詰まるところ「正義」と「正義」の衝突であるというあまりにも空虚な皮肉。
エディ・レッドメイン演じる主人公は、その現実に、自分自身が無意識のうちに呑み込まれていたことに気づき、思わず言葉を失う。
だが、それが愚かな人間の拭い去れない本質である以上、もはや絶望しても仕方がない。
自分自身の愚かさと罪を認めつつ、それでもなお、自分自身を駆り立てる「正義」を、自分の言葉で叫び続けるしかないのだ。
ラスト、主人公の“最終陳述”で発されたものは、主張でも、弁明でもなく、彼らを突き動かした「動機」そのものだった。
2020年、全世界的に混迷を極めたこの年にこの映画が“公開”されたことの意義はあまりにも大きい。(コロナ禍の影響による劇場公開断念を受け、いち早く権利を買い取って世界配信したNetflixの功績は大きい!)
大統領選に伴う大国アメリカの分断は、今年の混迷を象徴的に表しており、この映画で描かれた時代の空気感とも類似する。
この映画の主人公の手元にある“リスト”と同様に、今この瞬間も、社会の犠牲者はリストアップされ続けている。
映画の着地点と同じく、今この世界に必要なことは、一方的な「正義」の主張などではなく、大局的な見地で、この酷い「現実」を今一度直視することだろう。
次のメッセージが大衆の声によって高らかに発せられ今作は終幕する。
The whole world is watching !(世界が見ている!)
今まさに、私たち一人ひとりが、自分の目で世界の現実を見て、動き出さなければならないのではないか。
【
鉄腕麗人
】
さん
[インターネット(字幕)]
9点
(2020-12-19 22:09:32)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
7人
平均点数
7.43点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
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0.00%
6
1
14.29%
7
3
42.86%
8
2
28.57%
9
1
14.29%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
5.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
【アカデミー賞 情報】
2020年 93回
作品賞
候補(ノミネート)
助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン
候補(ノミネート)
脚本賞
アーロン・ソーキン
候補(ノミネート)
撮影賞
フェドン・パパマイケル
候補(ノミネート)
オリジナル主題歌
候補(ノミネート)
Hear My Voice
編集賞
アラン・バウムガーテン
候補(ノミネート)
【ゴールデングローブ賞 情報】
2020年 78回
作品賞(ドラマ部門)
候補(ノミネート)
助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン
候補(ノミネート)
監督賞
アーロン・ソーキン
候補(ノミネート)
脚本賞
アーロン・ソーキン
受賞
主題歌賞
候補(ノミネート)
Hear My Voice
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