映画『すばらしき世界』の口コミ・レビュー(3ページ目)
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すばらしき世界の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
すばらしき世界
[スバラシキセカイ]
2021年
【
日
】
上映時間:126分
平均点:7.21 /
10
点
(Review 42人)
(点数分布表示)
公開開始日(2021-02-11)
(
ドラマ
・
実話もの
・
小説の映画化
)
新規登録(2021-01-15)【
にゃお♪
】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【
イニシャルK
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監督
西川美和
キャスト
役所広司
(男優)
三上正夫
仲野太賀
(男優)
津乃田龍太郎(TVディレクター)
六角精児
(男優)
松本良介(スーパーの店長)
北村有起哉
(男優)
井口久俊(ケースワーカー)
白竜
(男優)
下稲葉組・組長
キムラ緑子
(女優)
下稲葉マス子
長澤まさみ
(女優)
吉澤遥(TVプロデューサー)
安田成美
(女優)
西尾久美子(元妻)
梶芽衣子
(女優)
庄司敦子
橋爪功
(男優)
庄司勉(弁護士・身元引受人)
井上肇
(男優)
原作
佐木隆三
(原案)「身分帳」(講談社文庫)
脚本
西川美和
撮影
笠松則通
製作
川城和実
バンダイナムコアーツ
(「すばらしき世界」製作委員会)
ワーナー・ブラザース
(「すばらしき世界」製作委員会)
ギャガ
(「すばらしき世界」製作委員会)
講談社
(「すばらしき世界」製作委員会)
配給
ワーナー・ブラザース
美術
三ツ松けいこ
衣装
小川久美子
(衣裳デザイン)
編集
宮島竜治
録音
白取貢
(音響)
北田雅也
(音響効果)
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ネタバレ
原作『身分帳』既読。
映画は実話に基づく佐木隆三氏の小説『身分帳』を原案とするが、映画版は原作と比べて違った印象を受けた。
原作は事実に基づいた淡々とした記録風のルポルタージュで、再犯率5割という数字も客観的に提示されるだけだった。
一方、映画はその現実を舞台にしながらも、概ね問題点を強調するための脚色、演出が行われている。
映画は、再出発を支援できない社会を痛烈に描く。
三上は刑務所という閉ざされた世界から一歩外に出た瞬間から、冷たい壁にぶつかる。
映画では、無理解な社会との対峙が、激しい衝動と内に秘めた儚い希望と共に描かれる。
役所広司の迫真の演技が、そんな三上の複雑な内面を余すところなく表現し、胸が痛む。
原作では数字と事実、取材に基づく冷静な記録があるだけで「こんな現実がある」という事実認識を重視している。
しかし、映画では、三上という男が社会に受け入れられず、再出発すらも許されない現実を強く押し出してくる。
映画の中で描かれる「再犯率5割」という数字は、ただ統計として受け止めるのではなく、
背負う過去と罪から逃れられない現実の重さとして映画では訴えるのだ。
社会は、一度裏社会に足を踏み入れた者を、どこまで冷たく拒絶するのか。
これが社会の仕組みとしての状況なのだ。映画はそれを三上の運命を通して突きつけてくる。
原作の静かな記述も良かったが、映画の演出には心が辛くなる。
しかし、あの演出がなければ、数字の示す本当の恐ろしさを見過ごしてしまうことになるだろう。
映画は、残酷な現実を示し「罪を犯した人が変われるのか」という問いを投げかけ、
それが口先だけの人事戯言でいかに困難なことであるかを訴える。
現実社会をかなり知る立場の私としては、
全体的に物事を強調しすぎて現実から乖離しているところも多いと感じる。
しかし、普通の人たちから見ればいつものような毎日が、弱者から見ればイバラの道に感じることを現しているのだ。
だからこそ非現実的な演出としてメッセージ性を強めエンタメ性を持たせていることを理解するべきだ。
これを事実と違うなどという批判もあるようだがそれは見当違いだ。
現実がドラマより奇異なこともあるし、そもそもドラマは非現実のものを観るものである。
『すばらしき世界』は、
社会の冷酷さに直面する現実を痛感すると同時に、社会構造の脆弱性や葛藤を映し出す鏡のような作品。
もと犯罪者の方々の再出発の難しさ。それに対して社会がどれだけ無関心か、
あるいは拒絶しているかを改めて問い直さずにはいられない。
【
そくらてつこ
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2025-03-09 06:31:36)
👍 1
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
「PERFECT DAYS」を見た後での鑑賞です。結構対になったような作品で役所広司が多情な男と無口な男を演じています。彼の演技はさすがの一言ですが、出来は正反対です。作品の意図を主張するのか、なるべく隠して制作するのか、そこの違いかなと思われます。
服役から出てきた人物にそこまで積極的に係わろうとする人は少ないでしょう。例えスーパーで万引きされても少額なら触らぬ神に祟りなしと決め込むのが普通でしょう。いい加減な事実認定で犯人扱いするなど最悪です。テレビ制作者がスマホ越しに説教するなんてのもあり得ない。彼らと対決するのは実力行使を受ける可能性もあって危険だと認識されているはずです。多分、娑婆の人間関係を作ることが社会復帰の最初の関門でしょうに自然と生まれる的な解決で問題提議としてはスルーです。
主人公は短気ですが、律儀でルックスも良く、話題も豊富です。でも、実際はどうでしょう。そんな人ばかりではないはず。つまり環境も主体も説得力のない設定で何の主張をされても心に響きません。長澤まさみは喧嘩を止めるか、撮影をするのか、と叫びますが、この作品は風の音を喧嘩と誤認しています。九州の兄弟分のパートは良かったです。子分連中が良かったです。それでもあれだけ入れ墨背負ってあんな浴場に入れないでしょう。傷はCGでそこを見せたいのでしょうか。まあ、もうこだわる元気もありません。最後のシーンの大泣きもいい芝居ですが共感できません。予定調和の悲劇でしかないです。まあ、監督は責任者ですから責めを受ける立場でご愁傷さまです。
【
たこのす
】
さん
[インターネット(邦画)]
3点
(2025-04-30 09:54:47)
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【点数情報】
Review人数
42人
平均点数
7.21点
0
1
2.38%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
2.38%
4
0
0.00%
5
3
7.14%
6
5
11.90%
7
11
26.19%
8
13
30.95%
9
6
14.29%
10
2
4.76%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review2人
2
ストーリー評価
6.66点
Review3人
3
鑑賞後の後味
7.66点
Review3人
4
音楽評価
7.00点
Review1人
5
感泣評価
7.50点
Review2人
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