映画『花束みたいな恋をした』の口コミ・レビュー(2ページ目)

花束みたいな恋をした

[ハナタバミタイナコイヲシタ]
2021年上映時間:124分
平均点:6.87 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-01-29)
ドラマラブストーリー青春もの
新規登録(2021-02-12)【simple】さん
タイトル情報更新(2025-01-14)【まいか】さん
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監督土井裕泰
キャスト菅田将暉(男優)山音麦
有村架純(女優)八谷絹
清原果耶(女優)羽田凜
細田佳央太(男優)水埜亘
韓英恵(女優)川岸菜那
瀧内公美(女優)原田奏子
古川琴音(女優)中川彩乃
八木アリサ(女優)卯内日菜子
宇野祥平(男優)ラブホのおじさん
水澤紳吾(男優)胃を半分切除したおじさん
萩原みのり(女優)本條朱音
オダギリジョー(男優)加持航平
押井守(男優)押井守
岩松了(男優)八谷芳明
戸田恵子(女優)八谷早智子
小林薫(男優)山音広太郎
広田亮平(男優)
岡部たかし(男優)エンジニアの男性
萩原利久(男優)小村勝利
脚本坂元裕二
音楽大友良英
佐々木次彦(音楽製作)
作詞GReeeeN「キセキ」
作曲GReeeeN「キセキ」
挿入曲GReeeeN「キセキ」(劇中カラオケ曲)
SEKAI NO OWARI「RPG」(劇中カラオケ曲)
製作東京テアトル(「花束みたいな恋をした」製作委員会)
テレビ東京(「花束みたいな恋をした」製作委員会)
毎日放送(「花束みたいな恋をした」製作委員会)
朝日新聞社(「花束みたいな恋をした」製作委員会)
TBSスパークル(「花束みたいな恋をした」製作委員会)
配給東京テアトル
美術杉本亮
ヘアメイク豊川京子
録音加藤大和
動物
その他大友良英(ギター)
アキ・カウリスマキ(劇中使用映像作品「希望のかなた」監督・脚本)
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💬口コミ一覧

10.ネタバレ 花束を受け取ると、花が萎れた後も、心は残る。

奇跡的な程に似た価値観の2人は、
共に親に庇護されていた学生時代に、出会う。

彼氏は、
同棲生活を維持する為に
夢を諦め就職したのだが、
責任ある仕事を任されるにつれ仕事優先の
考え方となり、
彼女との時間を犠牲にするようになった。

彼女は、
出会った時と変わらぬ彼氏でいて欲しいと願っており、
現実を受け入れて変わっていく彼氏の考え方を、
「ハードルを下げていっている」ように感じる。

私は、互いの変化を許容して行けない恋の場合、
「恋の始まりは終わりの始まり」という事になり
不幸にしか向かわない、と感じた。

ラストで学生時代と同様に
ストリートビューで
懐かしいパン屋を探す元彼氏は、
元彼女と自分の姿を見つけて歓喜する。
多忙で気付いていなかったが、
よく探してみると、ふとした日常に
幸せな2人は存在していた。
しかし、今となっては、感動を伝える相手は
犬しか居ないのだ。

振り返ってみると、完全一致していたかに思えた価値観も、
劇場版ガスタンクやミイラ展など個々には不一致の箇所もあった。
恋愛も音楽も誰かと共有しているようだが
価値観は1人に1つずつ存在していたのだ。

冒頭のシーンに戻り、自分の意見を他人に述べよう
とする所で2人は再会し、それを止める。
出会いと同棲を経て、互いに贈った花束は形を消したが、
相手への思いやりが大事だという
気付きとなり心に残っていたのだと思った。
こまさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-15 05:01:44)
9.ネタバレ これを見たカップルは別れると聞いて怖くて1人で見た。
サブカルや文学が好きなカップルならそんな単純に影響を受けないと思う。
話し合いがうまくできないのはまあ、若いからなんだろうけど、そこまでうまく冷めていくか?
あと趣味のマッチングが出来すぎなので、どうしてもリアリティに欠ける。
というか欠けてて助かった。
流れとしては完璧だった。
泣いた。
ただ、家庭不和の生育歴があるのでああいう暴力的なプロポーズは辛いものがあった。
でも、また観れる映画だ。
あれだけ「アイツならどう思ったかな」と気にするぐらいなら復縁の可能性もゼロじゃないしな。
つうか、お前らホントに作品が好きか?
何を学び取ってるんだ?
もっとルーツを追いかけろよ。
掘り下げこそが我々の使命だろうがよ。
作家名や作品名を語るより中身と自分の変化や影響、そこから生み出したものを語れや!
ちょっとマイナーなカルチャーを知ってるからって世間を馬鹿にするような態度はよくないわけだが、
だからこそ「語り合える相手」を求めてやまない我々の「寂しがり屋体質」に起因する病を取り出して
煮詰めたソースは坂元味で美味でしたよ。
ただ、岩松了とオダギリジョーを出すなら絹ちゃんのお母さんには、
ふせえりか、江口のりこをアサインして欲しかったが、それをやると軸がブレちゃうから無理なんだな。
つまりこの映画が物語たいポイントはサブカルではない。
気持ちがすれ違っていくタイプを現代版に、そして固有名詞を織り交ぜて親しみを持たせてる作りになってる。
よこやまゆうきさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-04-08 16:49:46)
8.ネタバレ この2年あまりの間、いつ観ようかいつ観ようかとずうっと思いつつも、そのタイミングを逸し続けていた恋愛映画をようやく観た。
巷の評判から想像はしていたけれど、やっぱりものすごく堪らない映画だった。

公開当時、最初にこの映画の予告をテレビCMで観たときは、何とも甘ったるいタイトルと、人気の若手俳優を配置した安直なキャスティングに対して、なんて安っぽい映画なんだろうと嘲笑してしまった。
実は個人的に、菅田将暉と有村架純という本作の主演俳優の両者をあまり好んでいなかったこともあり、全く興味を持てなかった。
ただその直後、脚本が「最高の離婚」「カルテット」他数多くのテレビドラマの傑作を生み出している坂元裕二であることを知り、各方面からの評判が耳に入ってくるようになり、次第に「あれ、まずいな」と思うようになった。さてはこれは「未見」は不可避な作品なんだろうと。
そうして鑑賞。僕は結婚をして12年以上になる。「恋愛」という概念からはもう遠く離れてしまったれっきとした中年男性の一人としても、本作が放つ短く淡い輝きは、儚く脆いからこそ、忘れ難いものとなった。


最初のシーン、カフェに居合わせた主人公の二人が、同じ価値観のもとにある行動を起こそうとしてふいに目を合わせる。
そのさまは、誰がどう見ても恋の“はじまり”に見える。
そこから紡がれる二人の5年間の恋模様と到達点が、美しく、切なく、愛らしく描き出される。
決して、特別な恋愛を描いた作品ではない。
本作の終盤でも描き出されるように、世の中のあらゆる場所、あらゆる時代において、まったく同じように若い男女は出会い、花束みたいな恋をする。
ただし、その恋は、両者の成長や変化と共に形を変え、次の全く別のステージへと両者を促す。
花束は、次第にしおれて枯れてしまうこともあろうし、別の場所で根をはることもあろう。

彼らの道のりはとても美しかった。あと一歩だった。
それ故に、あまりにも瑞々しくて輝かしい新しい“花束”を目の当たりにしたとき、もうあの時と同じには戻れないということを思い知り、届かない一歩の大きさを痛感したのだ。

はじまりは、おわりのはじまり。
有村架純演じる絹は、自らの恋のはじまりに、その言葉を思い浮かべる。
菅田将暉演じる麦は、自らの恋の終わりのその先に、ささやかな奇跡を見つける。

そう、この映画の終わりが、“おわり”なのか“はじまり”なのかは、実は誰にも分からない。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-22 10:59:04)
👍 1
7.ネタバレ いやーシンクロし過ぎでしょ。お子様向けの映画だった。

今週の気づいた事: Google Mapは昔から
ほとはらさん [インターネット(邦画)] 3点(2023-07-14 13:26:05)
6.同じだと思っていた2人が時間と共に変わっていく。ありふれたカップルの話ですが役者と、脳内言葉が洒落ていて良いです。爽やかです。
東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-11-30 09:50:56)
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5.ネタバレ いわゆるハナコイ。

これね、最後は別れなくて良いと思うんだよね、だって素敵な出会いだったじゃん。
最後、抱きしめあってそれでやっぱり離れたくない、でいいんじゃんよー。

自分のあの頃を思い出すというか、「そうそう!こんなのあった!幸せだった!」みたいなシーンが沢山出てきて、結構ニンマリしながら見てた。
最後の落とし方はいまいちだけど、そこに至るまでの恋愛エピソードとか二人の会話は楽しかったね。

あとは、きのこ帝国解散とかのエピソードが入ってたのは、個人的にツボだった。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-17 23:32:07)
4.ネタバレ 奥さんと子供達と別れて過ごす正月、ベイビーワわるきゅーれ一気見の中、第3作目!

なるほど、手の届く範囲の日常に感化されてYouTubeでフレンズ聴いたり、ジャックパーセルとか履きたくなったわ。

久しぶりにヤングな映画を観たもんだから、時代を感じてしまったぞ。
サブカルへの振り切り方がモテキに通じるものがあったが、オタクが絶滅してはや幾年、サブカルがメインストリームになったことを嬉しくも寂しくも感じる。
モテキはあくまでサブカル好きの冴えない主人公を笑い飛ばすストーリーだったが、本作は冴えない2人が出会い恋をして、それが大衆に受け入れられる時代となった。

悔しい。

溢れ出す悔しさから苦言を呈すならば、この映画は素晴らしいが、いわずもがな、こんな奇跡のような出会いは映画でしかないだろう。
よく音楽が好きとか言ってると、知り合いに音楽好きの異性とか紹介されるけど、タイミングや感性のズレは必ずあるもんで、こだわりが強い分確実にぶつかって喧嘩になるかんね!と、誰だか忘れたが年上のお姉さんが言っていた。
一方で、世の中はこのズレがあるからうまく行くこともあるわけで、本来、世の中はそうして回っているかんな!

しかし、悔しいぞ!なんだろうが花束みたいな恋がしたかったぞ!!

この映画、主役の2人がちゃんと冴えない感じを出していて素晴らしい。作り手と演者の腕の見せ所。

ベイビーわるきゅーれ2とセットで観るといい映画。
少なくとも、映画に出てきた作家やきのこ帝国とかフレンズとか羊文学とかガスタンクが好きな人には楽しめる映画!
夜の街を意味もなく楽しめる陽気な方々には、多分全く良さがわからないのではないだろうか。

-ネタバレ追記-
通常色恋なんてものはお互いを知るうちに花咲くもので、お互いのことを理解して時に相手が好きなものを好きになったりする中でピークを迎えるものですわな。花束は多少蕾はあるものの、もらった時点でほぼピーク。ピークで始まり枯れゆくものであると。そんな恋って、どうなんでしょうね?知らんけど。
おでんの卵さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-04 13:06:50)
3.ネタバレ 恋愛の夢が現実に敗北していく内容は、さながら『ラ・ラ・ランド』の日本版って感じです。現代の日本の若者の標準的な恋愛のリアルを直球で切り取ったような物語。
清原果耶と細田佳央太が出てくる場面はほとんどコメディで、悲しいというよりも笑ってしまいました。もしも、あの場面を70過ぎの老夫婦が微笑ましく眺めるような映画なら、それは幸福な人生の物語になるはずですが、わずか4年のサイクルで恋愛を終える男女が見てしまうところに現代日本のリアルがあるのよね。とはいえ、結末を見るかぎり、その現実を悲観的に捉えるのではなく、むしろ4年のサイクルで恋愛を積み重ねていくことをポジティブに捉えてるらしい。
実際、ひとつ前の恋愛での学びが次の恋愛に生かされることもあるだろうし、これから恋愛をする男女にも、ひとつの恋愛を終えた男女にも、希望や勇気を与える映画に仕立ててるといえます。とくに文化系オタクの男女にとっては夢をくれる映画なのでしょうね。「マ」のつく花の名前を教えなかったことと、タイトルの「花束」の関連はよく分からないけど、ひとつ前の恋愛が次の恋愛へのプレゼントだという解釈も出来そうです。
わざわざラブラブのカップルに割り込んでイヤホンの使い方を説教する人なんていないだろうし、ほかにも序盤の脚本と演出にはクサいところが目立つのだけど 、後半のリアルな展開とのコントラストを狙ったものだと考えて大目に見れば、オマケで8点つけてもいいかなと思います。坂元裕二の作品として考えれば、地上波のテレビドラマのほうがスリリングで面白いけどね。
まいかさん [地上波(邦画)] 8点(2025-01-11 01:25:49)
2.『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で知った作品。よって、サブカル男子が自己啓発本にハマっていくちょっと怖い?話だと思っていたのだが、中らずと雖も遠からずという印象。恋愛ものではなく、そういう視点で見るのは邪道なのかもしれないが、それなりに楽しめた。自殺した先輩と対比的に男子が「現実化」していく様をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった気もするが。
サブカルではメシは食えないので、ある程度は現実的にならざるを得ないとは思うが、サブカル女子の方がちょっと頑固だったかな。通常は男が夢見て女が現実的なので、本作の設定は逆パターンだが。とはいえ、よくあるすれ違いと言えばそれまでなんだけどね。それにしても、この安っぽい題名は全く理解できないので、誰か解説お願いいたします。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 7点(2025-03-18 13:52:49)
1.恋愛と結婚は違う、そうだね。
TERUさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-05-12 21:17:32)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.87点
000.00%
100.00%
200.00%
313.33%
400.00%
526.67%
61033.33%
7723.33%
8723.33%
926.67%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

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