映画『ドライブ・マイ・カー』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ドライブ・マイ・カー

[ドライブマイカー]
Drive My Car
2021年上映時間:179分
平均点:6.69 / 10(Review 48人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-08-20)
公開終了日(2022-02-18)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2021-07-18)【にゃお♪】さん
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監督濱口竜介
助監督大江崇允(監督補)
キャスト西島秀俊(男優)家福悠介
三浦透子(女優)渡利みさき
霧島れいか(女優)家福音
岡田将生(男優)高槻耕史
原作村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収)(文春文庫刊)
脚本濱口竜介
大江崇允
音楽石橋英子
撮影四宮秀俊
製作ビターズ・エンド(製作幹事/「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)
朝日新聞社(「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)
配給ビターズ・エンド
あらすじ
家福とその妻は人も羨む仲睦まじい俳優夫婦だったが、幼児の愛娘が呆気なく亡くなった後に夫婦共にキャリアと夫婦関係の調整と模索を迫られる。共に成長していくつもりだった妻までが志半ばで病魔に倒れてから2年が過ぎ、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を多言語で演じる国際演劇祭のプロデューサーとして広島に赴いた家福は亡き妻の昔の共演者の高槻を主演に抜擢し、家福と高槻は家福の亡き妻が自分には見せなかった面を仕事後に語り合う近しい関係になる。また、亡き娘と同じ年に北海道で生まれた影のある若い女性が”ベテラン”運転手として瀬戸内海の小島にある家福の仮住居と広島の仕事場の間の送迎をすることになった。
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ 共働きの夫婦は互いに尊敬し合い愛し合い、思いやりを持って接し、共に困難を乗り越えてきた。
愛車はオールディな外車。まさに絵に描いたような、高次元の理想的な夫婦。を無意識に演じてきた。
高次元で愛し合う夫婦、その幻想を崩してはいけない。
暗い影は見てはいけない。ほころびは見なかったことにしなければ。

生き辛さからの解放とは。幸せとは。人間の表裏とは。
回答のヒントがあるようでないようで。
人生訓をうまいことまとめ上げた感はあるが、いろいろ芯を突き過ぎていてかえって嘘くささを感じる。
とにかく長くてしんどい。その辛さをまずなんとかしてほしい。
ほとはらさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-22 15:01:04)
7.原作は未読。しかし昔何冊か読んだ村上春樹的な世界観を、見事に映像化しているなぁという印象。登場人物がいずれも浮世離れして、セリフがいちいち小賢しくて、なぜかだいたい「死」がテーマで、現実を描いているようでおとぎ話だったりする。何かこう、地に足が着いていない感じというか。おそらく格調高い作品ではあるでしょうが、私には今ひとつでした。
だいたい昨今のハリウッド映画にしろ韓流映画にしろ、1秒たりとも観客を飽きさせないことに執念を燃やしているような感じがます。その是非はともかく、この作品は真逆でした。ほぼ会話だけの展開の上に長尺で観客に忍耐を強いて、結局登場人物たちの微妙な心の動きを追体験するのみ。さながら「おしん映画」といったところでしょうか。
眉山さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-05 23:43:23)
6.正直、村上春樹は苦手です。そんな私が絶賛とはならない、そんな映画でした。ただ、長さは感じないし、妙に府に落ちる言葉もあった。一つの本を読んでいるような映画で、海外での評価のほうが高いのは当然でしょう。
ラグさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-11-13 16:51:35)
5.う~ん 予想はしてたけど、文学色の強い作品..そして 長~い、長かった..言いたいことは分かるが 難しかった..「ノルウェイの森」よりは マシだったかな..
コナンが一番さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-30 13:27:52)
4.ネタバレ 村上春樹の原作「ドライブ・マイ・カー」はほんの素材にすぎず、主人公である演出家が、広島での国際演劇祭において、「多言語演劇」により行われる『ワーニャ伯父さん』の興行を成功させる話が主軸だ。
高校の同級生の家に忍び込む話や、ヤツメウナギのエピソードなどは、別の村上春樹作品から無理やり挿入している。
緑内障が原因で事故を起こす話は、原作では運転手を雇うための理由になっているが、本作ではとくに意味のないエピソードになっている。
『ワーニャ伯父さん』の練習風景、本番、車中での身の上話、などなど、長いシーンが連続する。
演劇の練習風景を見すぎて、それ以外の部分も演劇の練習のように見えてくる。
とりわけ最後のみさきの生家を見下ろしての二人の会話はそう。
家福は、娘を肺炎で亡くし、妻に浮気され、その妻をくも膜下出血で亡くすというほとほと運の悪い人物。
家福と妻は裕福な家庭で、愛し合っているように見えるが、とても幸せそうには見えない。
家福もみさきも感情をほとんど顔に表さないタイプで、外国人から見たら日本人はみんなこうなのかと思われるだろう。
国際演劇祭の演出家に専属の運転手がつけられるというのも、その運転手が若い女性というのも現実にはありそうにない設定。
運転手はどこかの会社に所属しているのかどうか、広島から北海道まで寝ずに運転させるのは労基法違反では。
冬用のタイヤにはいつ交換したのか。
エンボさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-08-21 20:10:02)
3.ネタバレ 外国で評価される以前には、日本では話題になってもいなかった映画。 理由がわかりました。
これは、売れません。
見せ場なし、意外性なし、起伏なし、エロは・・変に多くて、お茶の間には無理。
雰囲気は昭和の映画ですね。 カメラワークも大人しいというより手抜き。
セックスシーンが多いのに、絶対胸は見せない。下だけ脱いでって、俳優の都合だけでしょ。
原作は知りません。ただ、この映画自体が、小説の文字読んでるみたいなもの。
延々と会話ばかりで、間に間延びした風景描写。風景は外国人には日本の観光ムービーみたいでウケるの?
クライマックスは、一体どこなのか・・? 雪の中で、家福がベソかいてるシーン?
それとも、舞台でワーニャを演じるシーン? 
家福が泣きべそをかくに至るシーンなんか酷いものだ。棒読みのような会話の応酬。カンペ見てるの?
演劇の稽古の初期に、台本読み合わせしてて、棒読みでやれと拘っているけど、あれが伏線なの?
だとして、意味あるのかソレ? 結局不自然な会話で泣き出されて、見てるコッチが困ってしまった。
モロに西島君のドラマ「真犯人フラグ」の相良凌介そのものでした。見てて萎えちまった。

妻とセックスはできるけど、コミュニケーションは上っ面だけで、気のいい夫を演じていただけの家福。
妻はそれが不満なのかわからないが、浮気にドはまり。子供失った後遺症は言い訳でしかない。
すれ違う夫婦仲は、妻の突然死でエンド。家福は責任に苛まれつつ喪失感を引きずる毎日。
出会ったのは、死んだ娘が生きていれば同い年の女性ドライバー。こちらも、生い立ちの不遇から
トラウマと十字架を背負っていた。 で、互いにカミングアウトの末に共感、抱き合って号泣。
話は判るんだけど、引っ張り過ぎだし、絵がつまらない。 映画なのに、思い出話聞かされただけの展開。
まあ、土砂崩れ災害の話を、映画だからと映像化したところで、家福にすれば言葉で聞いただけなんだから
リアルではないとも言える。 ただねえ・・ 映画としては、会話だけって・・ねえ・・。
まあー撮影は楽だよね。 予算かからない。

いずれ、この話で3時間も引っ張ったのは間違いでしょう。娯楽映画の対極に位置してる。
ただ、なんだかんだ言ってもヨーロッパの評論家にはウケそうだ。あと、ハルキストにもかな・・。
娯楽映画好きの自分にはこの点数。 アカデミーノミネートは、マジ意外です。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 3点(2022-02-19 00:32:47)
👍 1
2.数々の賞を受賞した映画だということで、見る前から期待を持ちすぎてしまいましたが、最初から最後まで退屈の3時間でした。日本語、英語、韓国語、中国語、韓国手話が入り乱れるあたり、かなり海外で上映されることを意識した作品なんでしょうね。延々と続くセックシシーンや手話のシーンは、正直長すぎて苦痛でした。短編小説ならおもしろいのかもしれませんが、3時間映画向けのストーリーではありません。それにしても『ドライブ・マイ・カー』に『ノルウェイの森』と、村上春樹はビートルズをかなり意識しているんですね。。。
みるちゃんさん [インターネット(邦画)] 3点(2022-01-15 07:17:29)
1.ネタバレ 内容に対してとにかく長い、苦痛でしかない。演劇というものにも特段思い入れがないからか、全体を通して退屈。
そして、なんだかみんなタバコを吸う。見ているだけで煙たくなってくる。
あと、運転手は、お客様が乗降するときはドアを開けるもの。それも仕事のうちでしょう。
総じて、賞をとったりノミネートされたり、というのが全く理解できない。多分私の修行が足りんのでしょう・・・
チェブ大王さん [インターネット(邦画)] 0点(2022-05-13 23:48:36)
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 6.69点
012.08%
100.00%
200.00%
324.17%
400.00%
548.33%
6918.75%
71837.50%
81122.92%
936.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞濱口竜介候補(ノミネート) 
脚色賞濱口竜介候補(ノミネート) 
脚色賞大江崇允候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞(国際長編映画賞)

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
外国語映画賞 受賞(非英語映画賞)

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