映画『DUNE デューン/砂の惑星(2021)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

DUNE デューン/砂の惑星(2021)

[デューンスナノワクセイ]
Dune
2021年上映時間:155分
平均点:6.19 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-10-15)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
新規登録(2021-08-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストティモシー・シャラメ(男優)ポール・アトレイデス
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)レディ・ジェシカ
オスカー・アイザック(男優)レト・アトレイデス公爵
ジョシュ・ブローリン(男優)ガーニイ・ハレック
ステラン・スカルスガルド(男優)ウラディミール・ハルコンネン男爵
ゼンデイヤ(女優)チャニ
シャーロット・ランプリング(女優)ガイウス・ヘレネ・モヒアム
ジェイソン・モモア(男優)ダンカン・アイダホ
ハビエル・バルデム(男優)スティルガー
チャン・チェン(男優)Dr.ユエ
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)パイター・ド・ヴリース
デイヴ・バウティスタ(男優)ラッバーン
入野自由ポール・アトレイデス(日本語吹き替え版)
皆川純子レディ・ジェシカ(日本語吹き替え版)
森川智之レト・アトレイデス公爵(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ガーニイ・ハレック(日本語吹き替え版)
勝部演之ウラディミール・ハルコンネン男爵(日本語吹き替え版)
内田真礼チャニ(日本語吹き替え版)
野沢由香里ガイウス・ヘレネ・モヒアム(日本語吹き替え版)
安元洋貴ダンカン・アイダホ(日本語吹き替え版)
大塚明夫スティルガー(日本語吹き替え版)
津田健次郎Dr.ユエ(日本語吹き替え版)
立木文彦ラッバーン(日本語吹き替え版)
本田貴子リエト・カインズ博士(日本語吹き替え版)
高木渉ジャミス(日本語吹き替え版)
木村雅史フィルムブック(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣庭師(日本語吹き替え版)
間宮康弘使者(日本語吹き替え版)
かぬか光明ハルコンネン兵士2(日本語吹き替え版)
原作フランク・ハーバート
脚本ドゥニ・ヴィルヌーヴ
エリック・ロス
音楽ハンス・ジマー
製作総指揮トーマス・タル
ハーブ・ゲインズ
ジョン・ハリソン
リチャード・P・ルビンスタイン
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集ジョー・ウォーカー〔編集〕
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

16.ネタバレ 古代遺跡を思わせるようなセット。各民族を参考にしたような衣装。砂漠の世界をひびきで表現する音楽。
そしてこの監督さんの映像センスが光る見事な世界観の構築。どれも一級品であることは間違いなのですが、
んじゃあ面白かったかと言われるとどうなんだろう。
本番の前の屈伸運動が済んで、さぁこれからってところで終わるので一つの作品としては厳し目になります。
ただ、今の時代に再びこの題材を巨額の費用かけて制作されたのは実にチャレンジングで、それ自体は賞賛したいです。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-03-07 15:02:15)
15.ネタバレ 非常に丁寧、だけどものすごく面白いかと言われれば、ちょっと微妙な作品。
パート1ということを加味しても、話が全然前に進まない上に、盛り上がってきたと思ったらそこで終わり!?というちょっと中途半端なところで終わってしまうのでやはりそこは、もう少しまともな決着をつけて欲しかったところです。
ただ、個人的にリンチ版が「気づいたらどんどん話が展開していって置いてけぼりを喰らってしまった」身としては、これくらい世界観をじっくり描いてくれた方がうまく作品世界に入り込めるかな、とは思います。
反面、こんだけ時間かけてまだ物語がやっと動き出したくらいだけど、ここまで時間かける必要あったのか?とも思ってしまうわけです。普通の作品だったら2時間半あれば余裕で終わりまで描けるはず(というより続編制作がまだ決定していない商業映画である以上そうするべきだと思います)です。
ゆえに、展開というか物語が非常に平坦になってしまっているのも確か。
映像はすごいですが、どれも(技術的に)どこかで観たことのあるようなものばかり。オリジナルなのにパクリみたいなものになってしまっています。
とまあ、作品としては非常に中途半端なイメージなのですが、なんだかんだ(寝不足の頭でも)睡魔に襲われることなく最後まで見ることがでたたので、ものすごく面白い、とまでは行かないまでも面白い作品だったと思います。
せっっかくここまで世界を構築させたのだから是非とも続編を作ってほしい限り。その時は前半の退屈さとは無縁の手に汗握るSF超大作を期待しています。
クリムゾン・キングさん [映画館(吹替)] 6点(2021-10-20 20:25:47)
14.ネタバレ ダニエルボンド観ようと思ったら、レイトショーでは吹き替え4DXしかなくスルーし、キャンディマンと迷ってこちらを選択、予備知識はほぼ無しです、旧作の存在は知っていたけど評判が良くないのでずっとスルーしておりました、最新の3DCGに期待して鑑賞。

嫁ともども選択を失敗したなぁという感想ですので、お勧めしかねますね。前半1時間ぐらいだらだらと状況説明で正直眠くなったし、話が展開し始めたら、物語は始まったばかり!とかってセリフで終了です。エンドロールで余韻を楽しむと思うんですけど、殆どの人が見ずに席を立っていました。

この終わり方は肩透かしですね。でも映像は奇麗ですばらしかった。。。砂って空気を送り込んだり、振動させたりすると水の様になる現象があるんですけど、まさにそんな感じなのが表現されてて、お!と思いました。。。トンボメカとか、防御フィールドリストバンドつかってチャンバラとかいい感じなんだけどぁ、勿体ないお化け出そう。

初めて原作等を調べてみたんですけど、ドラマ向きに思えました、じっくりやってくれたら面白そうなんだけどなぁ、続きが気になりますね、でもコケて続編無さそうな予感するけど、やり切って欲しいな。

【追記】興行的には良いみたいで続編に期待できそうですね。4点と低得点なのに次回作に期待するという矛盾ですけども、こんなの初めてかもしれないですね、なんか不思議な魅力があるのかもしれません、中国嫁に続編も観に行こうって言ったら「もうええわ!」とバッサリ終了でした。
【再追記】嫁を騙すに続編と分らないタイトルとトレーラーも派手目な面白そうなの希望です。

【追記】平均点めちゃあがってる!期待して観たら騙されるやつですね(僕的には6点以上あれば大体面白い、7点に近い方なので確実)、評価点数の分布が独特ですね。wikiで賞罰を調べてみると、音楽関連、映像関連、等では受賞してますがそれ以外は獲っていませんね。このあたりが評価が分かれている所かもです、時間たっちゃったけどどんな奴が居たのか何も覚えてないね。

【追記】追記ばっかであれだけど、ジョン・カーターに似たものを感じましたね。

【再鑑賞】嫁が居ない隙に2を劇場鑑賞しようかと思って予習の為再鑑賞しましたら、不思議な事に意外と面白い。。。陰鬱なSWだなってのは変わりませんが悪くないです。。。初見は4点でしたが6点に変更します(珍しいパターン)
何の先入観も無く観たいと思っていてCMや映画館のトレーラーだけですが、本作に関しては予備知識ゼロだと良くないかもです、過去作やあらすじぐらいは知っておいた方が良いかもしれませんね。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 6点(2021-10-18 15:21:04)
13.ネタバレ IMAXにて鑑賞。
情報なしで観に行く方は先にオフィシャルサイトで相関図とDUNEの用語を頭に入れておきましょう
事が進み始まるまで非常に退屈。広大な砂漠をIMAXで堪能して落ちそうになります。
事が始まれば面白く、ジャニーズに居そうな男の子が逞しくなるのだろうが、さてこれからどうなる?で終了。正に序章であります。この古典の物語が現代に受け入れられるかどうか?
bonbaiさん [映画館(字幕)] 6点(2021-10-18 00:43:00)
12.ネタバレ 世界観は凄い。そこはほんと、スターウォーズとナウシカだった。不穏感を漂わせる重低音なんかもすごく良い。
ただSFなのにサスペンスタッチを重視し過ぎで、テンポは悪かった。
ラストまで観てやっとフレメンと接触したと思ったら、まだ始まったばかりよ、って言って終わるので、ズッコケた。1は序章なのは分かるが、もうちょっとダイジェストみたいにしてもいいからそのまま2のストーリーを1で出来たのではないだろうか。
覚えにくい固有名詞が多く、調べながら一時停止させながら見たこともあり、それは私の見方のせいなのだが(笑)、更にテンポを悪くさせた。
主人公ポールの母親が始終情緒不安定なのもさっぱりしない。テンポよく痛快なエンタメとしてのSFを観たかった。
そこでやっぱりスターウォーズの功績の大きさを改めて感じる。確かにSWも初めて見た時は謎のワードに悩まされた記憶もあるが。
だからこう考えることにした。ポールはルーク、母はオビワン、ベニゲセリットはジェダイ、教母様はヨーダ、スパイスはフォース、ダンカンはハンソロ、フレメンはタスケンレーダー、ハルコンネン男爵はパルパティーン・・・。そして2を観ようと思う。2にはジャワやイオーク、スノークなんかも出てくるだろうか。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 5点(2025-07-07 14:58:35)
11.リンチ版よりもスタイリッシュで丁寧に作られているけど、なんか理屈っぽいセリフ回しが多く、いまいちのめり込めない。ここで終わり?っていうのも、ちょっと残念。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-18 17:45:21)
10.ネタバレ 冒頭の表示に嫌な予感を感じつつも序盤のハイテク機器たちにワクワクさせられ、期待に満ちた出発であったのにも関わらず、途中から退屈になり、最後はやっぱり終わらなかったのかという虚無感に襲われました。次に続くようですが、短めでお願いします。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-06 23:40:48)
9.ネタバレ 自分ではヴィルヌーヴ監督との相性はいいほうだと思います。代表作『ボーダーライン』『メッセージ』『ブレードランナー2049』はどれも複数回見て、見た年のベストテンにも入ってます。しかし、この作品はダメでした。ダメだった理由ははっきりしていて、一つは「終わらなかった」という点。公開直後から「終わらないらしい」という話は聞いていたのでわかっていたことではありますが、ヴィルヌーヴ監督作品って見てる最中は、退屈というか苦行に感じる部分もあるのですが、物語がきちんと「終わる」ことで、その苦行が昇華するというか、そういう作品がいいのです。『メッセージ』なんか、あのラストで大感動が押し寄せるわけで、それがなければやっぱり退屈な設定勝負のハードSFって感じだったわけで。今作、事件らしい事件も起きない、というか起きてるんだけどアンチクライマックスな作りと終始鳴りっぱなしのハンス・ジマーの音楽が、映画としての抑揚を失わせてしまい、その苦行にたえても最後にカタルシス不足。自分は『ロード・オブ・ザ・リング』は『旅の仲間』が一番好きで、冒険がはじまるぞという高揚感で終わってもぜんぜん楽しめるタイプの人間だと思ってましたが、たいして盛り上がりを見せることなく、ゼンデイヤのあの台詞で興ざめて終わってしまう本作では、さすがの私も頭にきてしまいました。二つ目のダメな理由は私の個人的なものなので点数には反映させていませんが、映画館で見られなかったことです。それなりの大画面テレビ+音響で見たとはいえ、暗い画面が多く、とくかくスローに画が展開する本作はやっぱり映画館で見るためのものでした。全編これは映画で見なきゃいけなかったとひたすら思いながら、2時間半以上を過ごしました。結局のところ、この作品は、「終わらない」とわかっていて、いつものカタルシスを味わえないのに、わざわざ映画館に見に行くのか、という壮大なジレンマを抱えてしまっているというわけです。次作を観に行くかどうか。二部作なら行ってみようかなと思うけど、三部作だったらもういいかな、という気分です。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-07-16 10:32:54)
スポンサーリンク
8.ネタバレ 原作未読・リンチ版未見・特にこの映画やスターウォーズなどに思い入れがある訳でもなく、あくまでSF映画好きという立場でレビューいたします。2時間半の長枠でしたが何だか早送りでダイジェスト版を見ているような印象を受けました。映像は素敵なのですが、このスケール感と重厚感を推したいのであれば20話程度のTVドラマのほうが向いていたかもしれません。悪人が戦いを仕掛けてくるまでの動機付けが1時間少々ではあまりにも短すぎました。

全体的にダイジェスト感が出てしまっているので、話のスケール感の割にはとても小さくまとまってしまったように見えます。あまりにも話がとんとん拍子に進みすぎて、主人公(黒髪ですが赤い彗星シャアのようなジャニーズ系)などはまるで取って付けたようにしか見えません。動画で見た砂漠の歩き方を実践するシーンも滑稽すぎるし、毒針を手で取るのも失笑。終盤のスティルガー(ハビエル・バルデム)率いるフレメンの戦士との決闘も明らかにご都合主義的でイビツでした。父アトレイデス(オスカー・アイザック)もかなり勿体無い最期だったし、ダンカン(ジェイソン・モモア)も同様にほとんど無駄死にのようにしか見えませんでした。

最初からパート1と出すくらいなら思い切ってパート1とパート2の二本立てで上映したほうが良かったと思います。こんなところで終わられたんじゃ観客は到底納得できないし、むしろ2部作に分離して徹底的に静の流れのパート1、徹底的にやられるパート2の二部構成のほうが面白かったと思います。
SF映画大好き人間ですので密かに期待して鑑賞しましたが、まあ、やはり、まだスターウォーズのほうがマシかなといった感想でした。(つくづくヴィルヌーヴ監督とは相性が悪いと痛感します)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-05 13:49:51)
7.ネタバレ 予備知識なし、IMAXで鑑賞。感想をひと言にひっくるめていうとすれば、「スターウォーズの砂版」。 

▼ほんとうはスターウォーズのほうがこちらの原作を参照したらしいが、映画的にはスターウォーズが圧倒しているため、どうしてもフォースがボイスになり、ルーク・スカイウォーカーがポール・アトレイデスになったかたちに見えてしまう。この原作は過去にも映画化されているのでリメイク作品ということになるが、なぜいまこれをリメイクしたのか、その必然性はわからない。 

▼冒頭提示されるタイトルに「part one」とあり、その時点で、ああこれはネタフリで終わるんだなと予想がつく。始まってすぐ、体制側と見られる兵士たちにゲリラ兵ぽい者たちが挑む場面が現れ、ああこれはレジスタンスものだなと想像がつく。で、結局、その突ぱなの想定が覆されることのないままに終了。 

▼そのように、古い原作のせいか、ストーリー自体はステレオタイプといっても過言ではないもので、いまの感覚からすると意外性も衝撃性もなく、見ていてのワクワク感はほぼゼロだった。また、映画を通じて新しい概念が得られたとか、眼からウロコが落ちたというようなインスパイアされる要素もなかった。 

▼なので、途中から自分はどうしてこれをいま見ているのだろう、(かなりの長尺だったので)早く終わらないかな、という気にさえ。前評判がよかったので期待が高かったこともあるが、正直、完全に空振った(あまり無責任に「いいよ、いいよ」というのもどうかと改めて感じる)。 

▼音楽も、個々にはいい旋律と思われる部分もあるのだが、終始執拗に流されるとうっとうしく、終盤はかなり食傷してしまった。 

▼ただ、ビジュアル面は素晴らしいものがあった(IMAXだったのでなおさら)。トンボ型のヘリ(?)などのギミックやサンドワームの造形も高質なつくりで見応えがあった。が、そういうものはいわば薬味にすぎず、いくら薬味がおいしかったとしても、おかずそのものが今一つでは堪能できたとまではいえない。 

▼大変ていねいなつくり込みには感心したが、冗長で起伏のない脚本は、そういう路線が狙いだったとしても、もうちょっと何とかならなかったのかと疑問が残る。製作者の誠意みたいなものは感じられたので、そのところとビジュアル面でこの評価ということで。ちょっともったいない感じもする作品だった。
delft-Qさん [映画館(字幕)] 5点(2021-11-02 11:07:03)
6.ネタバレ IMAXで鑑賞。理由はたとえつまらなかったとしても視聴環境のせいとは言わせない為。(ひねくれた理由ですみません。)
いきなり出る「part one」の文字に「ああ、やっぱり」と思った。本作で完結しないのか、と。じゃ、あの夢に出てくる女は本作じゃ最後に出てくるくらいだろうと思ったら案の定であった。ストーリーはヴィルヌーブなんで難解なのではと危惧していたが、思いの外平易で分かりやすかった。ビジュアルもCGにお金がかかっている事もありそれなりに見応えはある。しかし、空力学的にあり得ない巨大な物が空に浮かんでいる映像は「メッセージ」そのものだし、羽ばたき機はラピュタのフラップターだし(もっともこれはこっちが元ネタらしいが)、砂漠の要塞はタイレルの本社みたいだし、映像に斬新さは感じなかった。総じて言えば今何でこれをリメイクするのか意味が分からないままだった。part2の製作は本作の売れ行き次第のようだが、最初から3部作として製作し1年毎に公開した「ロード・オブ・ザ・リング」は偉大だったんだなぁとつくづく感じた。
後、音楽うるさすぎ。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-18 00:19:45)
5.ネタバレ  リンチ版の方が好き。

 っていうか、意外とリンチ版とイメージそんなに変わらないのよね。大人しい、お上品なリメイクといった風情。だったらリンチ版の方が楽しいわよ。決して楽しいとは思えない、のっぺりとした砂漠を背景とした権力と血統と謀略の物語、だったら悪趣味とかグロとかぶっ飛んでるとかクセやアクが強いとかいう要素で彩った方がまだ見られるじゃない、端正にマジメに映像化しました、ってそれ必ずしも長所にはならないわ。

 シャラメくんはいいと思うわ。マクラクランとはまた違った美形で大スクリーン映えするのよね。んでも、それを際立たせるだけの背景、センス・オブ・ワンダーはリンチ版という見本があるだけにハンパというか明らかに物足りないわ。ハルコンネンの一派の小物感はどうした事かしらねぇ。なんかニューヨークの路地裏で麻薬売ってそうな人達程度にしか見えないわよ?

 IMAXで見てこその映像美!とか言ってるけど、現状の最大スペックであろうIMAXレーザーGTテクノロジーで見たけど、映像美!ってほどのモンでもないわ。上下に広い戦闘シーン、これトリミングされてるバージョンはどんな見え方になっちゃってるのかしら?って心配しちゃう事はあったけど。IMAXでも2種類の画角(1:2.35が基準で一部映像がGT版1:1.43、通常IMAX1:1.90)、通常上映の画角(1:2.35固定)と少なくとも3バージョンあるワケで、ヴィルヌーヴ、画角に拘りないんか?って考えちゃうとちょっとガッカリね。

 毎度の、リズム打ち込んで重低音ずーっと鳴らして申し訳程度のメロディをトッピングしたようなジマーの音楽は苦手。うるさい。今回はもう過剰に音楽鳴らしておくことでダラダラした映画の間を持たせようとしてるような印象ね。
 そう、じっくりドラマを描く事で重厚さを与えようとしてるわ。でもダラダラしてるばかり。その上で「僕たちの戦いはこれからだ!」で終了だもの。はぁ?あんだけ勿体つけといてそんなとこで終わり?って程度のところで終わるわね。リンチ版見てたらそんなに勿体つけなくてもどうなるか判ってるわよ!ってツッコミたくなるわね。

 ヴィルヌーヴは好きな方なのだけど、コレは微妙だわねぇ。予算かかったスタッフめちゃくちゃ大勢な大作で好き勝手はできないんでしょうけれど、優等生的な映画作りを求められました、みたいなのってつまんないわ。冒険映画だけど映画自体が冒険してる感はあまりなかったわね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-16 23:47:46)
👍 1
4.無駄に長い。それなりのSFXは使ってるけど、欧米人が中東で大冒険ってイメージしか残らなそう。こんなに時間かけて、1作で完結しないのも無能な感じがする。
♯34さん [インターネット(吹替)] 4点(2023-12-24 01:11:06)
3.雰囲気はいい。トンボ型の飛行機とか、保湿スーツとか、砂漠の要塞とか…。しかし、SFっぽさがない。テンポがゆっくりすぎる。内容がいまいちよく分からない。うーん、私の理解力や感性の問題なのか?
他の人のレビューの長さを見たら、きっとこれはマニア向けなのね。うん、そうに違いないと思うことにした。だから、面白いと思えなくても、それは仕方がないのだ。うん。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-10 21:08:08)
2.ネタバレ 暗い。声が小さい。今画面上で何が行われてて何を話してるのか字幕がなければさっぱりかわかんない。長い。悪役が仕掛けてくるの遅杉。難解。なんか低い声でぼそぼそ言えば敵がその通りに行動する。エコエコアザラク的なもの?役者さん知らない人ばかりで感情移入できない。私なら母親役に余貴美子、息子は板垣李光人にするかな…。映画の予告には「全宇宙から命を狙われる主人公」ってなってたけど、それほどでもないような…
S.H.A.D.O.さん [インターネット(字幕)] 3点(2025-04-26 23:52:41)
1.ネタバレ (リンチ版の感想から続く)でもって、37年の間隔をおいて、リメイク版ですよ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴも、なかなか難しいことにチャレンジするのが好きですなあ。
それでも、現代の感覚で、この古典を作り直してくれるのなら、果たしてどうなるか?にかなり期待感もあったんです。

おおっと!いきなりpart oneの文字が・・・連作だとは知らなかった。
まあ、それでもこの大河物語が、2,3時間では書ききらないのはわかりきっていることだから、まあ、最悪の事態は免れたのかな?とも思いました。

しかし、話が進むにつれて・・・
これ、リンチ版や原作から、特段離れた解釈や逸話があるわけでなく、ひたすら忠実な感じで進みます。
ゴム・ジャッバールの件やら、ガーニー・ハレックとの模擬戦の件やら、ハルコネン男爵が宙を舞う件やら。
映画全体のイメージも、前作と大して変わらない感じだし、実はヴィルヌーヴ監督って、リンチ版を偏愛してるんじゃないか?
ということで、途中で物語が終わってしまうこともあって、ひたすら間延びしたストーリー展開を延々見せられる、という状態です。それにかぶせて、最後にゼンデイヤが画面(客)に向かって「まだ始まったばかり」とか宣うのは、すでにギャグです。ぎょえー。
2部作か3部作か知らないけど、撮影はちゃんと終わらせているんでしょうね。さもなくば、続編の製作すら危ぶまれる興行収入になってしまうことが予想されます。とはいえ、続編公開しても、見に行くかどうかはわからないけど。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 3点(2021-10-16 17:37:13)
👍 1
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.19点
000.00%
100.00%
200.00%
325.56%
425.56%
5822.22%
6925.00%
71027.78%
825.56%
912.78%
1025.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞 受賞 
作曲賞(ドラマ)ハンス・ジマー受賞 
視覚効果賞 受賞 
音響賞 受賞 
美術賞 受賞 
衣装デザイン賞ジャクリーン・ウェスト候補(ノミネート) 
脚色賞エリック・ロス候補(ノミネート) 
脚色賞ドゥニ・ヴィルヌーヴ候補(ノミネート) 
編集賞ジョー・ウォーカー〔編集〕受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ドゥニ・ヴィルヌーヴ候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー受賞 

■ ヘルプ