映画『グラン・プリ(1966)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

グラン・プリ(1966)

[グランプリ]
Grand Prix
1966年上映時間:180分
平均点:7.58 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-02-01)
アクションドラマスポーツもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-12-22)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・フランケンハイマー
キャストジェームズ・ガーナー(男優)ピート・アロン
イヴ・モンタン(男優)ジャン=ピエール・サルティ
三船敏郎(男優)イゾウ・ヤムラ
エヴァ・マリー・セイント(女優)ルイーズ・フレデリクソン
アントニオ・サバト(男優)アントニオ・"ニーノ"・バルリーニ
ジェシカ・ウォルター(女優)パット・ストッダード
レイチェル・ケンプソン(女優)ミセス・ストッダード
ジュヌヴィエーヴ・パージュ(女優)モニーク・ドゥルボ・サルティ
アドルフォ・チェリ(男優)アゴスティーニ・マネッタ
ドナルド・オブライエン(男優)ウォレス・ベネット
ジャック・ワトソン(男優)ジェフ・ジョーダン
家弓家正ジャン=ピエール・サルティ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
森山周一郎イゾウ・ヤムラ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
北浜晴子ルイーズ・フレデリクソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田昌子[声]パット・ストッダード(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢田敏子モニーク・ドゥルボ・サルティ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
青野武スコット・ストッダード(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作ロバート・アラン・アーサー(原案)
脚本ロバート・アラン・アーサー
ジョン・フランケンハイマー(ノンクレジット)
音楽モーリス・ジャール
撮影ライオネル・リンドン
ジョージ・ルーカス(追加カメラ・オペレーター)
ジョン・M・スティーヴンス(第二班カメラ・オペレーター)
製作総指揮カーク・ダグラス
ジェームズ・ガーナー
ジョン・フランケンハイマー
配給MGM
特撮ソウル・バス(ビジュアル・コンサルタント)
美術リチャード・シルバート(プロダクション・デザイン)
ソウル・バス(タイトル・デザイン)
編集ヘンリー・バーマン
ステュー・リンダー
フランク・サンティロ
フレドリック・スタインカンプ(編集スーパーバイザー)
録音フランクリン・ミルトン
ロイ・チャーマン
その他モーリス・ジャール(指揮)
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💬口コミ一覧

4.ネタバレ ストーリー的にはさほど重要とは思えないレースシーンを大幅カットすれば、2時間程度で終わるふつうの作品になっていたかもしれません。しかしムダなレースシーンがふんだんに盛り込まれていることが、この作品の価値を高めている気がします。当方は別にクルマ好きでもF1のファンでもありませんが、いわゆるオンボードカメラの映像は迫力十分。おそらく今より安全対策は二の次だったと思うので、なおさら恐怖感がリアルに伝わってきます。ちょうど花やしきのジェットコースターに乗っているような。
それにストーリーも明快。4者4様の物語が、なかなか興味をそそります。文字どおり命がけで勝負に挑むドライバーにも、それを見守る奥さん(愛人)にも、敬意を抱かずにはいられません。もっさりした部分もありましたが、そこはご愛嬌ということで。
意外だったのはミフネの扱い。欧米映画によくあるように、悪く言えば噛ませ犬的な役回りかと思っていたのですが、最後に大輪を咲かせてくれました。F1界に彗星のように現れた「世界のホンダ」を無視できなかったということでしょうか。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-14 02:10:52)
3.ネタバレ 66年制作作品の超一級の映像技術には目を瞠ります。疾走するマシンの速さ、揺れ、特撮ゼロのリアルな臨場感は逆に今では不可能なのではと思います。直に搭載されたカメラが捉えるドライバー目線の圧巻の映像。びゅんびゅん後ろに吹っ飛んでゆく観客や家並、あっという間に眼前に迫るカーブ。時には上空から俯瞰するショットは、公道をなめらかに流れてゆくマシンがヨーロッパの街の緑と合わさってとても美しいです。
現在とはだいぶ具合の違うマシンの造りや、ピットインの様子などはF1の歴史を映像保存している意味で価値ありですし、当時の現役レーサーの出演などはF1好きにとっては嬉しいことでしょう。
監督のF1愛は充分伝わるのですが、張り切り過ぎて各レーサーの人間ドラマを盛り込んだのがちょっと余計でした。話を掘り下げる尺も無く、各人のどのエピソードも全部中途半端です。この(いらん)痴話沙汰に時間を取られ、なんと3時間もの長尺に。結果たるみを生むだけになりましたし、脚本としては褒められたものではないでしょう。
なにしろ夜中にかかるタイミングで観始めたものですから、終盤はぬおお~んというマシン音に眠気を何度も誘われ、気づけばイブ・モンタンのマシン炎上のとこまで巻き戻す、ということを三度も繰り返すことになってしまいました。
あ、あと三船敏郎のキレイな顔には同胞として喜びを感じた次第です。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-03 22:55:16)
2.ネタバレ ~Grand Prix~大賞。その年その国で一番権威あるモータースポーツに付けられる。4輪の最高峰がF-1ワールドチャンピオンシップだから、自国開催の時に(国名)+グランプリって呼ぶそうな。
とにかく、この時代にどうやって撮ったんだ?って迫力満点の映像が満載。80年代後半のF-1ブームの時、最先端技術としてオンボード(車載)カメラが登場したと思っていたけど、66年にこんな綺麗で滑らかな映像があったなんて。
それでいてレース中の空撮にはカメラ搭載車が写ってない(見分けがつかない)。87年のカメラでさえ、牛乳パックくらいの大きさだった事を考えると、レースの空撮と車載映像は別撮りということか。
車載映像だけでモンテカルロほぼ一周ノーカット撮りっぱなし。スパは雨のレース映像。空撮は空撮で上空からの俯瞰だけでなく、横からかなり寄りで撮ってるから迫力があり、観客席に人が溢れてるのも、あれ実際のレースシーンなのかな。映画の撮影だとしたらスゴイとしか言えない。
そして一番驚くのが主演俳優が本当に運転していること。こんな撮影、今だったら考えられない。

まだシートベルトが無い葉巻型のF-1の時代。写真でしか見たことがなかった当時のF-1の映像が資料価値満点。
グラハム・ヒル発見!他にジャック・ブラバム、ヨッヘン・リント、ギ・リジェ…数枚の写真と文字資料でしか見たことがない伝説のドライバーたちが活躍…してるようだ。ウイングカーの時代(70年代後半)なら多少解るかもだけど、ここまで古いとデーモン・ヒルのお父さんしか解らなかった。
アロンが主役かと思ったら途中からサルティ中心になり、メインの4人にそれぞれ女性が絡んでと、どうもストーリー的には絞りきれていない感じがした。
世界で活躍するヤムラ・レーシングの扱いが大きくて嬉しいのと、三船の横に本田宗一郎っぽい、つなぎを着た眼鏡の日本人が居て、何か嬉しい。当時それだけインパクトが有ったんだろうな。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-14 23:20:46)
👍 1
1.車載カメラ搭載の迫力あるレース映像に魅入りましたが、結構な長さに「幻の湖」がチラッと浮かび「あんなク〇映画思い出したらアカンがな!」慌てて打ち消しました。シートベルトすら無い命懸けのレーサー達が金の為でなく好きな仕事で一番を目指す生き甲斐の為に奮闘する姿が眩しく映りました。本田宗一郎さんをモデルにした(かな?)ヤムラを演ずるハリウッドデビューの三船敏郎の敗戦国の卑屈さを微塵も感じさせない背筋ピーンと伸びた姿が嬉しい。+1点
エヴァ・マリー・セイント、アドルフォ・チェリの存在感も好感。
ロマンス部分が不必要とは思えませんがもう少し短くて良かったかと思えますが、ジョン・フランケンハイマーの記録映画としても1級の力作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2024-09-07 09:15:32)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.17%
500.00%
628.33%
7729.17%
81041.67%
9312.50%
1014.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
音響効果賞 受賞 
音響賞フランクリン・ミルトン受賞 
編集賞ステュー・リンダー受賞 
編集賞フランク・サンティロ受賞 
編集賞ヘンリー・バーマン受賞 
編集賞フレドリック・スタインカンプ受賞 

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