映画『サテリコン』の口コミ・レビュー(2ページ目)

サテリコン

[サテリコン]
Fellini-Satyricon
1969年上映時間:128分
平均点:6.62 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-09-19)
ドラマコメディアドベンチャーロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-08-29)【にじばぶ】さん
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監督フェデリコ・フェリーニ
キャストハイラム・ケラー(男優)
マガリ・ノエル(女優)
キャプシーヌ(女優)
アラン・キュニー(男優)
ゴードン・ミッチェル〔男優〕(男優)
ルチア・ボゼー(女優)
樋浦勉(日本語吹き替え版)
津嘉山正種(日本語吹き替え版)
藤本譲(日本語吹き替え版)
緑川稔(日本語吹き替え版)
神山卓三(日本語吹き替え版)
脚本フェデリコ・フェリーニ
ベルナルディーノ・ザッポーニ
ブルネッロ・ロンディ(補足)
音楽ニーノ・ロータ
撮影ジュゼッペ・ロトゥンノ
製作アルベルト・グリマルディ
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術ダンテ・フェレッティ(美術監督補:ノンクレジット)
衣装ダニーロ・ドナーティ
編集ルッジェーロ・マストロヤンニ
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💬口コミ一覧

6.映像の魔術師と言われるフェリーニだけあって、幼いときに観ていればトラウマになること必至な映像の連発はすごいモンだが、ストーリーが断片的すぎて面白くない。そしてあの不自然なカメラ目線はナニ・・・。
eurekaさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-10 19:11:29)
5.まるで夢の断片をつなぎ合わせたかのような不条理感満点のとんでもない作品で、意味不明加減ではあの『8 1/2』より強烈やったんやけど、それゆえにおもろいっちゅう妙な映画的魔力に満ちた作品で、フェリーニ監督の演出力にはとにかく感嘆。まあちょっと支離滅裂すぎてついていけんところもあってんけど、不思議で、怖くて、おもろくて、不快な、なんとも珍妙でたまらん作品でありました。まさに悪夢やねこれは。
幻の『モンスター』さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-01 11:44:51)
4. あまりに生々しい人間という動物の描写の数々は鮮烈だった。

 脇役達があまりにもカメラ目線ばかりなので、カメラの存在を意識してしまい、妙に安く感じてしまった感はある。

 登場人物達のいやらしい目つきや、衝撃的なシーンの数々が頭から離れない。
 ボリュームがある作品だが、満足感はあまり感じなかった。
タックスマン4さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-20 02:51:23)
3.ネタバレ 原作であるペトロニウスの『サテュリコン』は大部分が欠落した写本しか後世に伝わっていないので、フェリーニはそこを逆手にとって独特のイマジネーションを投入して世にも不思議な映画に仕立て上げたという感じでしょうか。それでも有名な「トルマニキオの饗宴」のシークエンスだけはきっちり映像化しています。主演の極端なまでに美しい美男子三人と名の通った女優以外はとてもプロとは思えないような異形の男女、そしてフェリーニが大好きなフリークまで登場させてきます。音楽というか挿入される音自体がぶっ飛んでいて、ケチャや弔いの場面では般若心経まで使われています。ここまで来るともうローマ時代の物語とは思えず、むしろフェリーニ映画に付き物のサーカスの世界なのかと感じてしまいます。演劇関係の人たちにはとくに本作は好評みたいですが、正直な感想わたしが今までに観たフェリーニ作品でもっとも難解でした。でも登場人物たちが壁画の中に戻って行くラストだけは、「さすがフェリーニ!」と唸らされました。
S&Sさん [ビデオ(字幕)] 6点(2019-12-26 21:03:08)
2.初めて見たのは小学校低学年。
テレビの深夜放送。
眠い目こすって見たとき、冒頭の手が切断されるシーンに絶句して、大人になるまでトラウマが続きました。
この度、40年ぶりに見て思ったのは、当時と同じく全く理解不能という感想でした。
だってこの映画、ストーリーが全くないんだもん。
子供の時見たときは、男が男を好きになるなんて全然自分の知ってる世界にはなかったし、今見ると、字幕ででた「剣」の意味も理解できる。
でも、やっぱり私は万人に理解できる映画を求めます。
これを見て、フェリーニ=理解不能な映画監督、というイメージがついてしまって、あの名作「道」を見るまでの道のりが遠のいたことを悔やみきれてなりません。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-06-16 16:51:03)
1.ネタバレ この頃のフェリーニは、武の映画が笑いで観るのを止めさせないように、映像演出で見せ続けていく。
今では当たり前の手法だが、この頃は新しかった。

ところが、この映画はそれだけではない。
中盤、あたりから、これはドエライ映画を観ているのでは・・と思い始める。
そうなんです。
フェリーニの凄さは「道」でも「8・1/2」のお洒落な感じでもなく、
この映画ではなかろうか!・・と思ったくらい、僕も多少、フェリーニを舐めてました。

多分、これを観て、キューブリックは「時計じかけ~」を思いついたのではないかと思うくらい。
ホドロフスキー、大友克洋、メビウス・・・たくさんの作家が
この映画でインスピレーションを受けたのではと思うくらいの衝撃!

まぁ休憩しながらでも、最後まで観ましょう!
きっと何かが残るはずです♪
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2022-06-26 20:52:48)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.62点
000.00%
100.00%
200.00%
3311.54%
427.69%
527.69%
6519.23%
7519.23%
8415.38%
927.69%
10311.54%

【アカデミー賞 情報】

1970年 43回
監督賞フェデリコ・フェリーニ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1969年 27回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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