映画『銀河鉄道999』の口コミ・レビュー(6ページ目)

銀河鉄道999

[ギンガテツドウスリーナイン]
1979年上映時間:129分
平均点:7.66 / 10(Review 125人) (点数分布表示)
ドラマSFアドベンチャーアニメシリーズもの青春ものTVの映画化漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-24)【イニシャルK】さん
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監督りんたろう
市川崑(監修)
野沢雅子星野鉄郎
池田昌子[声]メーテル
麻上洋子クレア
肝付兼太車掌
井上真樹夫ハーロック
田島令子エメラルダス
富山敬トチロー
小原乃梨子リューズ
柴田秀勝機械伯爵
藤田淑子シャドー
槐柳二酒場主人
坪井章子鉄郎の母
菅谷政子
加藤治
田中崇
戸谷公次
納谷悟朗ドクターバン
来宮良子プロメシューム
麻生美代子トチローの母
久松保夫アンタレス
城達也ナレーター
原作松本零士「銀河鉄道999」
脚本石森史郎
松本零士(構成)
音楽青木望
作詞奈良橋陽子「THE GALAXY EXPRESS 999」/「TAKING OFF」
山川啓介「THE GALAXY EXPRESS 999」/「TAKING OFF」
作曲タケカワユキヒデ「THE GALAXY EXPRESS 999」/「TAKING OFF」
編曲ミッキー吉野「THE GALAXY EXPRESS 999」/「TAKING OFF」
青木望「やさしくしないで」
主題歌ゴダイゴ「THE GALAXY EXPRESS 999」
挿入曲ゴダイゴ「TAKING OFF」
撮影福井政利
製作東映動画
製作総指揮今田智憲
企画松本零士
配給東映
作画金田伊功(原画)
友永和秀(原画)
奥田万つ里(動画)
美術椋尾篁
編集花井正明
録音二宮健治
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💬口コミ一覧

25.テレビシリーズは小学生の頃に再放送をなんとなく見てた程度(たぶんその後にある特撮ヒーロー番組の再放送が目当てでそのついでにときどき見てたんだと思う。)で、作品自体にそれほど思い入れがあるわけでないのだが、とりあえずBSでやっていた本作を見た。うーん、全体的なストーリーをよく知らないので、だいたいこんな話だというのは分かったが、話が駆け足気味に進むので、ドラマとして深みを感じられず、詰め込みすぎという印象。それに鉄郎ってテレビシリーズでは10歳くらいの子供だったのに年齢を少し引き上げているのは多分青春映画という線で本作を仕上げたかったんじゃないかな。さっき書いたようにテレビシリーズに思い入れはないのだが、はっきり言ってテレビシリーズと同じのほうが良かったような気がする。キャプテンハーロックなどの登場はファン向けのサービスかも知れないが、松本零士作品にそれほどなじみもないのでなんの感慨もない。ラストは感動的だけど、やっぱりテレビシリーズを毎回見た上で最終回のラストシーンを見たほうが感動できるだろう。そんなにつまらない映画でもなかったが、やはりテレビシリーズの方がもっと内容が濃いのだろうなあと思う。余談だが、メーテルを演じる池田昌子に加えてナレーションが城達也なので、見終わってなんだか「ローマの休日」の日本語吹き替え版が見たくなってしまった。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-14 13:27:26)
👍 2
24.どうしても避けて通れない問題。テレビ版vs劇場版。自分としては、どうしてもテレビ放送版なんですよね。劇場版= 鉄郎の設定年齢、顔の美少年化はやむなしとしても、時間の関係上であろうか、とにかくメーテルの描き方が弱い。とにかくメーテルの描き方が弱い。とにかくメーテルの描き方が弱い。(あえて3回言わせてもらいました)  ついでに、鉄郎とメーテルとの出会い方に至ってもイマイチ好きになれない。機械伯爵への復讐シーンが甘っちょろい etc、etc、なんですよね、。 しかし、現実的には、これも松本零士さんが作り出してしまった正式な銀河鉄道999なわけですし‥ そう、受け止めてはみたのですが、僅か120分ちょっとであったとは言えど、もう一度観たいなとは思えない。とにかく、自分としては、劇場版を観てしまった事によって また急に全113話の旅を思い出したくなってしまったんですよね‥  でも全部観直すとしたらなら どんだけの時間が必要なんだろか‥?‥?  113×25分デスカ  はぁ? 2825分ですか??? てことは、47時間ちょいってことですかぁ‥ ならば、一気に大人買いならぬ大人見りをやってみる事だって可能なんかなぁ?‥ つまりは、土日を使って休憩無しで一睡もせずに頑張ったならば、丸二日間で見終えてしまえちゃうんだもんなぁ  どうしよか‥ チャレンジしてみるかな どうしよッかなぁ    ‥‥なんてですね、無理ですね。でもとにかくテレビ版が恋しい。 最後に、BS2の5夜連続放送【全駅停車!銀河鉄道999】 都合により、今回は所々しか観る事が出来なかったのですが、ラストにセッティングされてたこの劇場版も含めてお蔭様にて十分に楽しむ事が出来ました。ホント心より感謝致します。ホントありがとうございました。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-19 22:44:48)
👍 2
23.ネタバレ  昔、松本零士のものすごいファンだった時期がありました。地方から上京し、東京の洒落た私立大学に入学、まわりから完全に浮き上がって落ち込む時期が続き、「男おいどん」にのめり込んだのは思い出したくない過去です。
 だから、当然銀河鉄道999も自分の中では、宝物のような存在で今回のBSの企画は非常に嬉しかったんですが……。
 見なきゃよかった。それこそ「青春の幻影」にとどめておけばよかったという後悔の念が非常に強いです。
 一言で言うなら、「どこがSFやねん?どこがファンタジーやねん?」
未来社会、銀河鉄道と言う一見SF風の道具仕立てを使いながら、個々の一つ一つの惑星やそこに住む人々の古めかしいこと!!!! 貧乏アパートで未来を夢見て頑張る若者の姿を見せられてもセンスオブワンダーの欠片もありません。(一番、白けたのは巨大な無定形の惑星と人情話をされた回でしたね)。
 で、しかもそこで「男が」「男が」と語られる哲学の古風なこと。結局、自分よりも古い世代の人に熱く語られる当惑しか感じられませんでした。
 ただ、映画版の方は、テレビ版に比べれば、SF風味が多少強めで、教訓くささは減っていたので今の感覚でも多少は受け入れられる作品になってましたが。
 何か映画のレビューといようりも、作品そのもののレビューになってしまいましたね。どうも。
 あと、この作品が好きだった時期と今と全然変わっていないものが一つだけあって、それは女性の好み。メーテルに憧れた気持ちだけは今も同じです。髪の長い、すらっとした、上品な、それでいて強さも併せ持つ女性。この好みだけは一生変わらないでしょうね。ちなみに今はガッキーのファンやってますがw
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-23 11:04:31)
22.荒っぽいストーリー展開にげんなり。
ハーロック、エメラルダスのムダなくだりを削れば、結構いい映画になっただろうに。
でも、それをやっちゃうと客の入りが3割は減っちゃうんだろうなあ、なんて思った。
所々「少年の成長物語」にグッとくる場面もあるんだけど、こうした「大人の事情」が透けて見えたりして、あまり楽しめなかった。
まあ、自分はTV放映の頃でも「メーテルの顔のアップが怖い」なんて思ってたクチなんで、元々今見ちゃいけなかったのかもしれない。
まかださん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-25 13:53:46)
21.今となってはゴダイゴの歌だけが光ってる感じの映画ですね。
doctor Tさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2010-09-26 23:40:48)
20.「銀河鉄道999」についてはテレビ版のが大好きで何度も見ている。テレビで放送(再放送も含めると)少なくとも全話を三回以上は見ている。そのぐらい思い入れがあるし、勿論、原作も全部読んだ。漫画も全巻持っている。だからどうしたってテレビシリーズに思い入れがある為に劇場版では物足りないだろうと今まで観るのを敬遠していた。初めて今回、DVDを借りて来て見たけれどやっぱり物足りない。これがテレビシリーズ化なく、ただ1つの作品として見ればつまらなくはないし、普通に楽しめるけど、誰もが知っている有名な名作という基礎が既に存在している。あれだけの壮大なるストーリー、1話、1話のエピソード、鉄郎とメーテルとの会話、やりとりの中に見える複雑な感情、機械の身体を手に入れれば一生、生きていける。二人の前に忍び寄る悪魔との戦いの末にたどり着く最後の感動的な二人の別れ、色んなものが甦ってくる。そんな物語を僅か2時間ちょっとの時間で全てを見せるなんてことはどう考えても不可能である。テレビシリーズに思い入れがあればある程、そう感じてしまう。例えば「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のように1つ1つの話が続いてなくて、どこから見ても楽しめる話を劇場版にするなら解る。でもこの話は最初から見なくては解らないのである。他の例で挙げるなら大河ドラマや朝の連続テレビ小説などの一年分の話を総集編にまとめて見せるようなものである。だからどうしても物足りない。見終わったと同時にまたテレビシリーズを最初から最後まで全部見たくなってしまった。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-03 11:57:28)
👍 1
19.ネタバレ 原作マンガもTVアニメもあまり観ていませんでしたが、公開時ポスターの美しさにつられて観ました。メーテルがずっと鉄郎を騙し続けていたというクライマックスの展開はちょっとした驚きだったことを覚えています。まぁ、ホントのところ作品全体としては今では5点にも満たないものだと思ってるんですが、初回鑑賞時の惑星メーテルでの驚きには5点以下の点は付けづらいんです。あの鉄郎がメーテルをピシャッと平手打ちするシーンはインパクト大でした。そしてなにより、僕は青木望さん作曲の「惑星メーテルのテーマ」が大のお気に入りです。ゴダイゴの主題歌が有名だけど、「惑星メーテルのテーマ」はそんなの目じゃない美しい名曲だと思ってます。30年以上経た今聴いてもジワーンと鳥肌もんなんです! というわけで+2点で6点ということにさせていただきます。
だみおさん [映画館(邦画)] 6点(2011-06-12 00:01:21)
18.ネタバレ この映画は個人的には低得点は付けられない。自分でお金払って観た初めての映画、友人と初日に徹夜した映画。
だからという訳でもないが、多くの人が評価し、好きだというTVシリーズよりも、私はこの映画版の方が好きである。というより、TV版は好きではなかった。
透過光を大胆に使った、美しくセンスあふれる画面。(ホテルの窓からのメガロポリスの景観だけが残念だったが)
TV版のように、いつも悲しそうな顔をしているわけではない、表情豊かなメーテル。
TV版のように、「鉄といえば灰色・窓といえば水色」のようなステレオタイプではない999の色デザイン。
TV版のように、「悲しい場面に悲しい曲」のようなステレオタイプではない、美しい楽曲。
世界観にマッチしている、ちょっと頼もしくなった鉄郎。
主人公をフォローする"スター"、ハーロックとエメラルダスのカッコ良さ。
名画の一シーンを見ているような、別れのシーンの切なさ、やさしさ。(これ自身、すでに名画か。)

どれも、映画版ならでは、の魅力である。

他の多くの物語に見られるように、人々の殆どが、それを渇望しているという訳ではない、「永遠の命」。鉄郎は復讐の目的のために、それを欲しただけ。だから、実は永遠の命に関する描写もドラマも殆ど無い。強いて言えば、クレアとシャドウのエピソードくらい。機械伯爵は根っから悪いヤツの描き方だ。だから、「機械人間たちを見ていると、永遠に生きるだけが幸せじゃない」のセリフが、妙にこそばゆい。この映画の唯一の弱点は、このくらいしか思いつかない。
Tolbieさん [映画館(邦画)] 9点(2011-07-19 17:42:01)
17.ネタバレ 可もなく不可もなく。話自体は粗いし、大人の事情に笑えてしまったりするが、ゴダイゴのテーマが良い。何回きいても良い。ゴダイゴの歌が聴ければ別に本編は最後だけ教えてもらえれば後はいらなかったのかもしれない。
黒猫クックさん [地上波(邦画)] 5点(2011-09-01 01:54:23)
16.少年向けのSFアニメ。古い映画ということで、映像演出はテレビアニメのレベルです。
気障なナレーションやセリフを始め、ベタなストーリー展開に様々なキャラクターが登場、
主人公に絡んでくれたおかげで、最後は目が回るほどハチャメチャになっちゃったけど、
アニメらしくていいんじゃないかと思う。一番の見所はエンディングのテーマ曲かな。
全編に渡って流れるムード歌謡のようなBGMには、さすがに辟易とした。
松本零士の世界観が好きな人には、そこそこ楽しめる作品かと思う。たぶん・・・。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 2点(2011-12-06 01:19:04)
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15.ネタバレ 改めて今見ると、展開の強引さや荒さが目立たなくもない。けれどそんなの問題にならない秀作である事は間違いありません。
希望と母の敵討ちに燃える少年がミステリアスな美女にいざなわれ、レトロな汽車に乗って未知の大宇宙へ冒険の旅に出る…。
これでもかと詰め込んだワクワク要素を見事に昇華させ、鑑賞後の切なさと爽やかさはいつまでも心に残ります。
松本零士らしく、「覚悟」を説く歴戦のツワモノたちのセリフがいちいちカッコイイ。今では古臭いとかウザイとか言われるかもしれませんが。(^_^;)

このはさん [映画館(邦画)] 9点(2012-04-01 19:45:00)
14.ネタバレ 当時一緒に見た友人は「忙しい映画だ」と言っていたが、自分はよくぞここまでまとめ上げたもんだと。漫画やTVシリーズの様な丁寧で濃密な部分は薄まってしまっているかもしれませんが、1本の映画として観るならばかなりの完成度です。鉄郎の年齢設定を引き上げたのも正解でしょう、子供の頃の一途な思いから周りを理解し、思いやりを持って他人と接していく大人へと成長していく鉄郎をうらやましく思いました。
ハチロクさん [映画館(邦画)] 10点(2012-05-16 16:37:30)
👍 1
13.ネタバレ 主題は永遠の命を得ることの是非。機械の体に魂を封じ込めて永遠の命を得た機械化人間は、命を軽視し、人間狩りを楽しむなど堕落するようになっていった。機械伯爵に母を殺された鉄郎の復讐譚と、機械化打倒をめざす人間と機械化母星の女王との最終対決を描く。蒸気機関車型宇宙船による星間旅行という浪漫的な演出で、宇宙に対する憧憬と冒険心がかきたてられる。他に文明批判あり、戦闘あり、友情あり、悲哀あり、恋愛あり、と贅沢な内容になっている。無駄のない緻密な脚本で、全ての挿話がつながっているといってよい。例えば、タイターンで二人は山賊に襲われ、メーテルが誘拐される。鉄郎を助けた老婆は鉄郎に帽子と銃を渡す。この銃は機械人間を倒せる「戦士の銃」で、老婆は戦士トチローの母だった。トチローはエメラルダスの恋人でハーロックの親友。エメラルダスは機械伯爵のタイムマシン「時間城」の場所を知っている。トチローは後に鉄郎の手を借り、魂だけの存在となりハーロックの海賊船アルカディア号の心となる。山賊の頭領はアンタレスで、機械化人間打倒を目指しており、鉄郎が機械伯爵と対決するとき助っ人となる。この対決時、体内にエネルギー弾の不発弾を抱えているという伏線が回収される。又、メーテルの謎の提示方法が見事で、最後まで観客を惹きつける。「最後まであの少年と行くのだ、それがお前の役目だ」という謎の会話。メーテルが氷の墓で見ていたものは何か。エメラルダスと旧知の仲。アンタレスの最後の言葉、「メーテルに気を許すな」。終着駅が近づくにつれて浮かない顔になる。機械化母星の名がメーテル。これだけ謎が多い女性は他に例がないだろう。メーテルが鉄郎を裏切ったと思わせる演出も終盤を彩る。登場する女性全員が鉄郎の味方をするのは、母性本能をくすぐるからだろう。音楽は荘厳で、哲学的で重厚な主題にふさわしい。画は粗いものの内容は壮大華麗な宇宙歌劇で、アニメの傑作といっていい。不満は次の2点。星ごと爆発させるという暴力的な解決方法。たかが硝子体のクレアが簡単にプロメシュームを倒す。【メーテルの正体まとめ】女王プロメシュームの娘。人間の体に魂を宿らせる影のような存在。今は鉄郎の母に生き写しだが、年取ると別の体に乗り移る。そのようにして永遠の命を保つ。魂は分離され一つは機械化母星の心となっている。冥王星の氷の墓に元の姿が眠っているらしい。
よしのぶさん [映画館(邦画)] 9点(2012-07-08 10:22:08)
12.ネタバレ TV版に馴染んでいたので、まずキリっとした鉄郎の顔に違和感。えらーく駆け足な展開すぎ&イベント詰め込み過ぎ感が目についちゃう・・・まぁそもそも二時間の「映画枠」の中につくる事が無理がある訳で。。。でも観てるうちに①メーテル美人やわ~(照)ルックスもいいが、声がいいね!②キャプテンハーロック、戦闘中なのに何故か海賊船の外に!? 台詞や行動のすべてがカッコイイ、、男や!③人間から機械化、母親の復讐、命の意味と生きる意味、など冷静に考えるとかなり重く深い内容に、原作のすごさを実感しました。でももう一回TV版を観たくなってしまった… 映画として、当時おやじに連れて行ってもらった想い出分プラスで5点でゴザイマス
Kanameさん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-06 05:11:29)
11.鉄郎がかっこ良くなり過ぎてることや、展開が強引なことに多少戸惑いました。それでもエンドロールが始まった時にはいい映画だったなぁとしみじみ思っていましたね。
カニばさみさん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-21 11:11:58)
10.TV版は好きです。でもこれは2時間では無理。しかもメーテルが鉄郎を連れて行く意味が無くなっている。
nojiさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-10-17 19:14:31)
9.ネタバレ 松本零士の夢と希望が詰まった銀河鉄道999。
りんたろうの手腕、ネームバリューだけと言われるが市川崑もカットの繋ぎをテンポ良くしたり無駄なシーンを徹底的にカット等、りんたろう以上に編集をしたらしい。その結果かどうかは知らないが、本作の流れるようなストーリー展開は素晴らしい。

パラレルワールドであるが、原作よりもシリアス色の濃いストーリー、機械化の波に抗うため人間として生きるハーロック、エメラルダス、アンタレスたち。

遠く離れた仲間や家族に会いたいと願うトチローとメーテル。

機会に憧れる鉄郎の顔立ちも、幼い子供から成長した少年の表情となっている。

徹底的に無駄を削いだストーリー、次々と散って行く仲間たち。

それでも「引き金を引く覚悟」を決めた鉄郎に同調して散って行くのだ。
無駄死にでは、ない・・・!

ラストに流れるゴダイゴの「The Galaxy Express 999」。
全ての血を洗い流すように、穏やかにラストを締めくくる・・・。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-07 20:18:01)
8.TV晩とは違った魅力があるね。ただし、あれだけ長い作品を2時間にまとめるのは無理があると思う。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 8点(2015-07-25 17:57:55)
7.毎週テレビで楽しみにしていた999も、この劇場版も見たのは小学生の時。その後1度くらいはテレビで再見しているかもしれない。
実は記憶がかなりあやふやな状態での今回の再見でした。最後に見てから30年以上は確実に経過しているのですが、
始まった瞬間から、登場人物や地名、星の名前が登場する度に、あやふやだったはずの記憶がつなぎ合わされ鮮明に蘇る。
最初の星タイタンに999が到着する。そこで出会うおばあさんが誰の母なのか?次に登場する山賊の親分の運命は?
子どもの頃の記憶が実に鮮明に蘇り、懐かしさでいっぱいであると共にそこには新たな感動も。
限りある一度きりの命の尊さ。男とは何か。星野鉄郎を通して、松本零士さんが見る者に訴え、問いかけているかのようです。
鉄郎、メーテル、クレア。エメラルダスとトチロー。そしてハーロックにアンタレス。
子どもにとっては勿論なこと、大人になって再見しても十分に堪能できる絡み合うロマンスと友情の物語としても見事です。
壮大な宇宙を舞台にしたSFであると共に西部劇を思わせるようなテイストもたまりません。
テレビでは1つの星で1話(だったと思う)と比べると足早な感はありますが、
限りある命と永遠の命。1つ1つの星での出会いや経験を経て少年はどちらを選ぶのか。
一本の映画としてそれが実にテンポ良く描かれています。
そして美しくミステリアスなメーテル(池田昌子さんの声も含めて)の存在があればこその999でもあると思います。
アニメ史上に燦然と輝く金字塔。迷わず10点満点とさせていただきます。
とらやさん [DVD(字幕)] 10点(2015-11-21 00:06:59)
👍 1
6.ネタバレ 子どものころ流行っていましたが、アニメも映画も見たことがなく、今回初めて見ました。正直言って、よくわかんなかったです。最後は機械化母星メーテルを破壊して、めでたしめでたしみたいなノリでしたが、人間を部品にした星ってことは、部品の人間が全部死んじゃったってこと? 宇宙なのに、なぜハーロックは船外に出ても平気? なぜ宇宙で旗がなびいている? まあ、そもそも宇宙を列車が走るってこと自体が無茶なんですが。
最後の破壊シーンの連続は見ていて気分が悪かったです。だって部品の人間がいっぱい死んでるんですよね。松本零士の作品って、死を美化しているようなところがキライです。
あと、チビでブサイクな男(鉄郎やトチロー)を長身・長髪の切れ長の目の美女が愛するというストーリーも、原作者のコンプレックスと理想のワンパターンの女性像を見ているようで、女性としてはあまり気分がよくありませんね。
納得したのは、人には親切にするもんだ(おかげでクレアさんに助けてもらえた)、むやみに人を傷つけるもんじゃない(鉄郎の母を殺したせいで機械伯爵は殺されるはめに)っていう教訓でしょうか。
チョコレクターさん [インターネット(字幕)] 4点(2016-11-06 13:51:58)
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【点数情報】

Review人数 125人
平均点数 7.66点
000.00%
100.00%
221.60%
300.00%
486.40%
5108.00%
6118.80%
71713.60%
83024.00%
92419.20%
102318.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review6人
2 ストーリー評価 8.27点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.63点 Review11人
4 音楽評価 9.23点 Review13人
5 感泣評価 8.60点 Review10人

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