映画『コーダ あいのうた』の口コミ・レビュー(3ページ目)

コーダ あいのうた

[コーダアイノウタ]
(Coda コーダ あいのうた)
CODA
2021年カナダ上映時間:112分
平均点:7.32 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-01-21)
ドラマコメディ青春ものリメイク音楽もの
新規登録(2022-01-31)【タコ太(ぺいぺい)】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【イニシャルK】さん
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監督シアン・ヘダー
キャストエミリア・ジョーンズ(女優)ルビー・ロッシ
トロイ・コッツァー(男優)フランク・ロッシ
マーリー・マトリン(女優)ジャッキー・ロッシ
ダニエル・デュラント(男優)レオ・ロッシ
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(男優)マイルズ
エウヘニオ・デルベス(男優)ベルナド・ヴィラロボス
ケヴィン・チャップマン(男優)ブレディ
板東尚樹フランク・ロッシ(日本語吹き替え版)
松本保典(日本語吹き替え版)
浅野真澄(日本語吹き替え版)
脚本シアン・ヘダー
挿入曲デヴィッド・ボウイ『スターマン』
ジョニ・ミッチェル『青春の光と影』
ザ・クラッシュ『I Fought the Law』
配給ギャガ
あらすじ
「CODA」とは「Children of Deaf Adults」、「聴覚障がいのある両親に育てられた⼦ども」のこと。 4人家族で唯一の健聴者の高校生ルビーは、漁業を営む家にあって幼い頃から家族の耳の役を担って来た。まだ夜も明けないうちから漁船に乗り込み漁の手伝いも欠かすことはなかった彼女は、合唱クラブに入部したことをきっかけに歌うことの喜びを知るようになる。そして、顧問教師も彼女の才能を見出し、名門音楽大学への進学を熱心に勧める。しかし、 彼女の歌声を聴くことが出来ない両親は、その才能を知ることもないまま、漁業の継続と一家の生活の維持のためには彼女の存在は不可欠と思っていた。家族を取るか歌う喜びを取るか。悩み苦しむ彼女の決断と、家族一人ひとりの思いが交錯する…。オスカー女優マーリー・マトリンを始めとする実際の聴覚障がい者が家族役を演じ、サンダンス映画祭で史上最多の4冠に輝いたヒューマンドラマ。2014年のフランス映画「エール!」を、設定をアレンジしてリメイク。
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💬口コミ一覧

10.性に対してあっけらかんとしているのはフランス映画のリメイクだからでしょうか。いくらなんでも映像や編集にこだわりがなさすぎるような、なんだかテレビドラマを見ているような気分になります。家族と学校のような狭い世界の問題しか描かれないところもその印象に拍車をかけます。米国の事情には詳しくないですし漁師の生活も勿論大事ですので安易に批判するのも良くないのですが、乱獲の規制がまるで悪いことのように描かれているのも違和感があります。ろうあ者であろうと何一つ特別視するべきではない普通の人間であるというのはその通りだと思います。しかしこの映画はろうあ者を主要な登場人物に据えているところを特別視しなければ目新しいところもない平凡なドラマでしかないと思います。まあ斬新な設定や深刻なテーマ、グロテスクな描写等にうんざりしてベタなドラマを見たい時にはちょうどいいのかもしれません。アカデミー賞の審査員もそういう気分だったのでしょう。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-09-05 22:35:50)
9.ネタバレ 主人公以外の家族全員がろう者俳優というキャスティングはさすがハリウッド…皆さんの熱演が素晴らしい。
オーディションでのヒロインのために飛入りピアノ伴奏、そして調子の出ない教え子のためにわざと間違えてもう一度チャンスを与えようとする音楽の先生も好感度大。
ストーリーの展開は最後まで予定調和も、ヤングケアラー状態というと言い過ぎでしょうが、その大変さを薄めるようなヒロインの性格に強く惹かれます。
ProPaceさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-21 20:40:00)
8.ネタバレ オリジナルの「エール!」を観た後なので、どうしても比較になってしまうのだけど。いろんな点で米国版の方がデリカシーがあるというか、細やかさが感じられて観易く感じました。
まず仏版ではやや辟易した露骨な性関連の描写がぐっと控えめで、日本人のわたしにはこの位で丁度良かったな。
ろうの人たちにとっての通常である沈黙の世界についても、描写に織り込まれるさりげなさが米国版の方が秀でていて分かりやすい。ルビーと家族が手話でコミュニケートする時の無音、健常者の日常よりも大きい生活音、食卓でイヤホンは禁止だけどスマホの出会い系画面を皆で見るのはアリ、という独特なルールなど、ロッシ家を理解する助けになる描き方が上手いです。
米国版では「耳の聞こえない家族」のことを周囲の皆が知っている、という境遇のルビー。心無い同級生らの意地悪には胸が痛みました。この辺りのリアルさも作品の深みです。
校内発表会より後の展開はオリジナルとほとんど一緒なので驚きや感動は一割減してしまった。仕方ないことだけど。
漁船員組合のその後が気になるな。ロッシ家は乗船してくれる通訳者を見つけられたのかな。
tottokoさん [地上波(字幕)] 7点(2023-10-23 23:37:17)
7.これからどうなるのかと思っていたら、終わってしまった。それだけ、ちょっと残念。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-04 22:08:17)
6.ネタバレ 何がいいかって、「両親がアホなところ」。医者にかかることになっても、「セックスができるかどうか」しか考えていない。娘の友人がいるとかお構いなしで(気づいてなかったとはいえ)ベッドでギッタンバッタン。しかもそれをまったく反省していないどころか、完全に堂々としている。まあ、そっちの方面だけでなくて本業の方もそうなんだけど、そういう生身の姿をきちんと作り込んでいるからこそ、聾設定も手話も、手法が目的化することなく正しく機能しています。とりわけ、生活のあれこれの中にも、娘に対する依存(障害サポートだけではない)を表現してみせた母親役の芝居は光ってるなあ、と思っていたら、マーリー・マトリンですか!あのデビューから35年、演技力は健在でした。また、父親と兄貴も、安定した上で相互に巧く絡んでいますし、主演の彼女も、作中の人物の歌同様、テクニックに走ることなく、内面を自然に表出するいい存在感を発揮しています。●その上で、自室で母親と、海辺で兄貴と、トラックで父親と、それぞれの対話を積み重ねて関係を再構築していくプロセスも、きちんと押さえられています。ラストが全部ハッピーで大団円なのはかえって物足りないという向きもあるかもしれませんが、こういうのはそれでいいのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-01-29 02:44:54)
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5.ネタバレ “CODA”=“Children of Deaf Adults”『聴覚障害者を親に持つ健常者の子供』。専門用語だとは思いますが、そんな言葉があるんですね。また音楽用語でcodaは『曲の最後尾に付けられる終結部分』という意味でもあるそうです。ツェッペリンの最後のアルバムがCodaでしたね。健常者にしてロッシ家の末っ子・ルビーが、家族と暮らした最後の年の物語です。

家庭内で、これほどにセックスの話題がおっ広げられてるのに、まず驚いてしまった。病院で2週間セックス禁止が言い渡されるトコなんて、あんな年頃の娘に説明したらグレてしまうぞ?と心配したり、耳が聞こえないんだから仕方ないと思う反面、そもそも筆談すればルビー居なくても良いのでは?なんて真面目に考えてしまった。けど、モトがフランスの映画のリメイクだと知って、あのシーンは性ネタのコメディ部分なんだと、何故か納得。

健常者目線で観始めた本作。徐々にルビーの目線で観えてくるようになり、遂には聴覚障害者の目線を体験させてくれる。
発表会に来た両親と兄。周りの様子から手拍子をしてみたり。劇中何度か聞いたルビーとマイルズのデュエットの音を消し、お父さんの近視の表現だろうか、ぼやけたステージ。周りの反応で歌の中身を感じるお父さん。ここでお父さんがぐっと近くに感じられ、車の荷台で喉に手を当てて歌を聴く姿に、娘を思う父親がひしひしと感じられました。このシーンいいなぁ。最後お父さんが言葉で送り出すのもいい。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-04-25 21:51:36)
👍 1
4.ネタバレ 音楽の先生と出会った時点でその後は誰もが予想できるストーリーですが、感動しました。良かった。
東京ロッキーさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-15 11:02:12)
3.ネタバレ こういう感動物作品はなんとなく構えてみてしまう。
そしてすごくオーソドックスな話なので先の展開が読めてしまう。

残念ながらそれほど楽しめなかった。
個人的好みとして感動する話作ったから見て感動してくれ!って作品より
この人の心情を思えば感動するって感じの控え目な方が好きな気がする。
Dry-manさん [インターネット(吹替)] 5点(2024-08-25 22:34:26)
2.大変ベタなストーリーで展開が読めすぎてしまうのだが、それでもなかなかよいお話で、心が洗われた気持ちになります

親の気持ちの変化がうまく描けていますね
みんな嫌いさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-18 22:33:59)
1.ネタバレ  聴覚障害者の生活、その家族の愛情と葛藤、友人関係や音楽を通じた少女の成長、第1次産業で生計を立てる難しさ等々、いろいろと考えさせられる映画だった。演出はテンポよく進んで中だるみせず観やすい。
 特筆すべきは聴覚障害をもつ家族と娘(コーダ)とのコミュニケーション。滑らかな手話で自然な会話になっている。
 時にはユーモアやスラングも交え、意味の違う言葉をわざと教える(外国語を教える時よく使う)お馴染みのからかいさえも手話で表現されるとは面白い。本作の内容に相応しい字幕表示だったと思う。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-02-23 15:55:59)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 7.32点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.00%
548.00%
6510.00%
71836.00%
81530.00%
948.00%
1036.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 6.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 受賞 
助演男優賞トロイ・コッツァー受賞 
脚色賞シアン・ヘダー受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞トロイ・コッツァー候補(ノミネート) 

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