映画『フィッシャー・キング』の口コミ・レビュー(3ページ目)

フィッシャー・キング

[フィッシャーキング]
The Fisher King
1991年上映時間:137分
平均点:6.95 / 10(Review 110人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-04-04)
ドラマラブストーリーコメディファンタジー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-22)【イニシャルK】さん
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監督テリー・ギリアム
キャストジェフ・ブリッジス(男優)ジャック・ルーカス
ロビン・ウィリアムズ(男優)パリー/ヘンリー・セイガン
マーセデス・ルール(女優)アン
アマンダ・プラマー(女優)リディア
デヴィッド・ハイド・ピアース(男優)ルー
ララ・ハリス(女優)ソンドラ
キャシー・ナジミー(女優)ポルノを借りた肥満女性
ポール・J・ロンバルディ(男優)ラジオ・エンジニア
ブラッドレー・グレッグ(男優)ヒッピーの男
テッド・ロス[男優・1934年生](男優)リムジンに乗った男
ジェイス・バルトーク(男優)不良1
ダン・ファターマン(男優)不良2
マイケル・ジェッター(男優)ナイトクラブの歌手
リチャード・ラグラヴェネーズ(男優)ヤッピー男
カルロス・カラスコ(男優)
トム・ウェイツ(男優)(ノンクレジット)
大塚明夫ジャック・ルーカス(日本語吹き替え版)
池田勝パリー/ヘンリー・セイガン(日本語吹き替え版)
小宮和枝アン(日本語吹き替え版)
島本須美リディア(日本語吹き替え版)
山寺宏一ナイトクラブの歌手(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
脚本リチャード・ラグラヴェネーズ
音楽ジョージ・フェントン
撮影ロジャー・プラット
製作デブラ・ヒル
コロムビア・ピクチャーズ
リンダ・オブスト
ステイシー・シェア(製作補)
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術メル・ボーン(プロダクション・デザイン)
シンディ・カー(セット装飾)
衣装ベアトリス・パッツアー
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
ジャック(ジェフ・ブリッジス)は人気絶頂の辛口DJだったが、ファンの銃乱射事件を誘発してしまい、落ちぶれてしまう。不良少年に襲われるジャック。そんな彼を救ったのは、ゴミで騎士のように武装したホームレス、バリー(ロビン・ウィリアムス)だった。バリーはジャックに「キリストの聖杯を手にいれよう!」ともちかける。どうやらバリーは精神を病んでいるらしい・・・。鬼才テリー・ギリアムによる、ロマンチック・ヒューマン・コメディ。
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💬口コミ一覧

70.物語の中心となった4人の役者の演技は本当に見事だった。特に女性陣!アンは健気であり、強く優しく、それでいて色気もある。よく考えると良妻賢母型の最高の女じゃないか。リディアはドジで間抜けなコミカルな部分とコンプレックスを抱えた繊細な部分がよく表現されている。バリーの理解者として最後まで介護していたのは嬉しかった。ラスト近くからメルヘンになってしまった点が惜しいが、それでも見応えある役者の演技に十分満足できた。それにしても、ジャックが襲われるシーンにはビックリ。監督、いくら何でもいきなりガソリンって!
やすたろさん 6点(2004-04-08 21:56:46)
69.ネタバレ テリー・ギリアムの映画ってなんか点数にして評価しにくい。作品が理屈じゃなく、理路整然としたものではなく、曖昧なイマジネーション溢れる作品だからだと思う。この映画も理屈で評価したら微妙だが、あの渾然とした世界観、シュールでコミカルな演出、そして駅の雑踏シーンを舞踏シーンに変えてしまうような突飛なイマジネーション、それらが大好きなので満点。また、この映画はテリー・ギリアムの中でも一番大衆に訴えかける可能性のある作品で、突飛な独自性と、万人に訴えかける大衆性のバランスが非常に取れている秀作だと思う。現代という設定に、この感動的な聖杯伝説というファンタジーを組み込んだテリー・ギリアム独特の映画に拍手を送りたいし、何度見てもラスト、素っ裸の二人が芝生で寝てる夜空に、花火が上がるのを見るにつけ、「ほんとにいい映画だなー」と非常に感慨深く思ってしまうわけである。テリー・ギリアムの映画はカルトっぽく思われがちだが、この映画は話の筋的にもほんと秀作。先入観なく、多くの人に見てもらいたいと私も思います。
ダブロンさん 10点(2004-06-10 01:19:03)
68.恋人をあんなふうに失いたくない・・・
ゲソさん 7点(2004-06-10 03:17:59)
67.中華料理のシーンはほのぼのして、あたたかい気分になります。ジェフブリッジスのカップルもロビンカップルも最高に良い雰囲気で、見終った後やさしい気持ちになれる映画!ロビンの笑顔はいつもそうだけど...
UPRISINGさん 9点(2004-06-12 12:08:01)
66.ネタバレ 元々数は少ないギリアム作品の中で、唯一の人情物語。「らしくない映画」と不人気な作品だけれど、私は実は結構好きなのだ。初めて劇場で観たときはえらく退屈で長いうえに、ギリアムの持つ尖った部分が消え失せた気がして相当ガッカリして帰ってきたのだが、改めて見直すと、それまで彼の作品の中では感じることができなかった優しい空気が非常に心地よいのだ。映像で魅せる方法でコケてしまい、自分の個性を抑えて監督したのが本作。だからロビン・ウィリアムズ出演でも強い個性同士のケンカは感じられないし、彼の持つ優しさ、アドリブのうまさを逆に活かして成功していると思う。ギリアムも失敗で苦労して、こんな人情物語に少なからず共感しながら撮ったんじゃないのかな、なんて今は思う。しかし、ギリアム印とシールでも貼ってありそうなほど目を惹くシーンは、少なめだがちゃんと盛り込んである。今後も、ここまで後味が清々しいギリアム作品って出てこないと思うのである意味貴重かも知れない。余談ですが、劇場に見に行ったとき、全裸ダンスのシーンで館内がら空きなのを良いことに、外人カップルがげらげら笑いながら踊りだした。残念ながら服は着たままだったけれど…。
のはらさん 9点(2004-06-13 16:57:39)
65.大人のためのお伽話です。ロビン・ウィリアムズとジェフ・ブリッジズ、2人のダメ男の友情と、人生を取り戻す物語。ギリアムらしくないという声もありますが、夢や妄想に囚われている、いつものギリアムらしい設定を、2人の友情に彩りを与えています。他の作品と違ってハッピーな妄想もありますしね。ラストではないですが不条理に思える展開も忘れていない。だけど見る者の気持ちをハッピーにしてくれる魔法のような映画です。人生うまくいかないことばかりと思っている人は男女問わず、是非見てはいかがでしょう。蛇足ですがロビンは、これでオスカー獲って欲しかった。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 9点(2004-06-13 18:20:02)
64.ネタバレ 最高の一品。ロビン・ウィリアムスが彼女とうまくいきそうになった途端、赤い騎士が出てきた時は、「頼むから酷い目に合わせないでくれ」と本気で祈った(「未来世紀ブラジル」みたいになったらどうしようかと思った)。ジェフ・ブリッジスが、聖杯を盗みに行く前の語りかけでは、マジ泣きしました。ハッピーエンドで良かった。感動しました。
マックロウさん 10点(2004-06-15 17:37:43)
63.ネタバレ 失ってはいけないものを失ってしまい、立ち往生してしまう。先に進むためには、失ったものを取り戻すか、代わりのものを見つけるしかありません。いずれにしろ、時間は容赦なく過ぎてゆきます。本作の主人公である2人の中年男性は、失意から立ち直るきっかけを欲しがっています。本作は、彼らがそれを手に入れるまでの過程を、苦悶ではなく、慈悲の目で見ています。監督は、テリー・ギリアム。本作の6年前に製作した「未来世紀ブラジル」のテイストを残し、大人の寓話を描いています。傑作です。
DONGYAOSさん 8点(2004-06-24 14:22:32)
62.ネタバレ う~ん、悪くはないのですが、オカマの人が歌うシーンなんか見ていて恥ずかしくなりました。
一番星☆桃太郎さん [DVD(吹替)] 5点(2004-07-02 23:33:46)
61.ネタバレ ラジオを聴いて、電話で悩みを打ち明ける人々が、ジェフブリッジズに何を求めているのかは良くわからないが、殺人を犯した彼だけでなくほかの人に対するあしらい方を見てもまともな救いがないことは明らかなので、電話での対応が直接殺人に結びついたと考えるのはちょいと短絡的過ぎる気もする。まあしかし、自分がかかわった人が人を殺したとなると多少精神的にまいるのもわかる。そして殺された人にまつわる人と知り合うというのはやはり大変なものなのだろう。この映画では、ジェフの心の持ちようの変わり方が、まずまずうまく描かれていたように思う。病院での合唱シーンはいかにもロビンだなあっていう感じ。終わり方は意外にさわやかだった。
HKさん 7点(2004-07-23 05:22:42)
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60.濃い組み合わせの化学反応が絶妙だね!
kさん 8点(2004-08-07 22:49:55)
59.この作品、一応ハッピーエンドで終わりますが、本当にこれで良かったのか?!と鑑賞後少し違和感が残りました。パリーはともかくジャックのほうはまだ煮え切らないものを抱えてるんじゃないでしょうか。その辺の葛藤が未消化のまま終わった気がします。
ライヒマンさん 5点(2004-09-04 21:09:12)
58.いい話だと思います。随所にテリー・ギリアムらしさがちりばめられ、それでいて難解ではない、非常にバランスのいい映画だと思います。でも、絶対アンソニー・ホプキンスよりロビン・ウィリアムスの方がいい演技してるよなあ…。
金子淳さん 8点(2004-09-10 16:41:58)
57.ネタバレ 自分としては意外なラストでした。てっきり焼かれてしまうのかと...。好きですね。単にハッピーで無いところが。ずしんと重たく考えさせられる感じがします。しかし、どこをどうのと説明するのが難しい感じがします。なのでなんとなく好きが一番合っている表現かもしれないです。
森のpoohさんさん 7点(2004-09-26 02:28:16)
56.この映画いい映画ですよ。ただ、なんていうのかなあ。テリー・ギリアム節が気になるとでも言いましょうか。やっぱり彼の映画の世界観が苦手。生理的に受け付けないってほででもないのですが、何かが違う!

この映画、他の人が作るとまた違う視点で描いてくれそうなのです。それは「フィッシャー・キング」で無くなるからそれは言えないにしても、何かが違う!ところが無くなりそうで・・・・。
やぶさん 6点(2005-01-07 23:21:21)
55.あの赤い騎士は、恋人の頭が飛び散った瞬間の映像を具体化したものだと考えていいのかな?
カタログさん 8点(2005-01-11 23:01:57)
54.この映画を嫌いな人は悪人です!と言わんばかりの善人ぶりの強引な押し付けが、かなり鼻につく。嫌いです、この映画。
永遠さん 2点(2005-01-26 02:07:02)
53.「未来世紀ブラジル」も「ラスベガスをやっつけろ」も全く肌に合わなかったので、テリー・ギリアム作品というだけで最初から色眼鏡つきで鑑賞しました。しかし意外や意外、ハートフルな作品じゃありませんか。随所随所にテリー・ギリアムっぽい変な捻りが見られましたが、それぐらいは「個性」と目を瞑りましょう。普通に楽しめる作品でした。
Kさん 6点(2005-03-07 07:31:45)
52.ネタバレ この映画もDVDを持っております。

テリー・ギリアムの作品はくせがあり好き嫌いが分かれます。

でも実はこれ、12モンキーズ、バンデッドQ、未来世紀ブラジル(ビデオ)と、

4本も持っているのです。

そんなに好きなのでしょうか・・・

このフィッシャー・キングはしかしこの監督にしてはまともな??

まだ大衆受けする作品だと思います。

この監督の作品で泣いたのはめずらしいことです。

幻想の世界は例によってここでも出ますが・・

ラストが宗教落ちで終わるのが、いかにも向こうの映画なんですが、

やはりこういう使い方がうまいんですね。

テリーはそういえばイギリス人ではなかったっけ?

よくわからないコメディ映画にも出てて見たけど笑えなかった。



本作は私の好きなジェフ・ブリッジズが出ております。

鍵を握るのが名優ロビン・ウィリアムス。

確かこの作品で女優さんの方がアカデミー賞を取ったと思うのですが・・

俳優がいいし脚本も秀悦です。

ただしこの監督のアクのある映像に慣れていない方は最初とまどうかも。

かなりゲロいシーンもあるので・・

ホラー好きでよかった・・

大人の冒険、ファンタジー、両方味わえます。



アルメイダさん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:00:31)
51.あまりにも非現実的なストーリー。「そりゃないだろう」と突っ込みを入れたくなるご都合主義的な展開。感動と言うにはイマイチだが、それでも映画に引き込まれてしまうのは、映画づくりのうまさでしょう。ジャックが人間として成長して行く姿には共感すら覚えてしまう。ニューヨークならこんな事もあるさ、とさりげなくニューヨーク賛歌に仕立ててあるのもお見事。セントラルパークに男二人が裸体で寝転ぶ姿は、少々異様ではあるが、この物語を象徴する印象的なシーン。
lafishさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-14 06:22:55)
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 110人
平均点数 6.95点
010.91%
110.91%
210.91%
310.91%
476.36%
51816.36%
61614.55%
72018.18%
81816.36%
9109.09%
101715.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 7.22点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.38点 Review13人
4 音楽評価 7.11点 Review9人
5 感泣評価 7.87点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
主演男優賞ロビン・ウィリアムズ候補(ノミネート) 
助演女優賞マーセデス・ルール受賞 
脚本賞リチャード・ラグラヴェネーズ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・フェントン候補(ノミネート) 
美術賞メル・ボーン候補(ノミネート) 
美術賞シンディ・カー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ロビン・ウィリアムズ受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェフ・ブリッジス候補(ノミネート) 
助演女優賞マーセデス・ルール受賞 
監督賞テリー・ギリアム候補(ノミネート) 

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