映画『ゴジラ-1.0』の口コミ・レビュー(6ページ目)

ゴジラ-1.0

[ゴジラマイナスワン]
(モノクロ版タイトル:ゴジラ-1.0/c)
GODZILLA MINUS ONE
2023年上映時間:125分
平均点:6.96 / 10(Review 125人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-11-03)
公開終了日(2024-05-01)
SF戦争ものシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画
新規登録(2023-07-13)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-03-17)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
キャスト神木隆之介(男優)敷島浩一(戦争から生還するも、両親を失い、荒廃した日本で、典子と出会う。)
浜辺美波(女優)大石典子(焼け野原の戦後日本を単身で強く生きる女性。戦争帰りの敷島と出会う。)
佐々木蔵之介(男優)秋津淸治(戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」の艇長)
山田裕貴(男優)水島四郎(戦後処理の特殊任務を請け負う船・「新生丸」に乗り込む見習い)
青木崇高(男優)橘宗作(戦時中、海軍航空隊の整備部にいた人物)
吉岡秀隆(男優)野田健治(戦時中、海軍工廠で兵器の開発に携わっていた人物)
安藤サクラ(女優)太田澄子(敷島の家の隣人。戦争で子どもを亡くしている。)
遠藤雄弥(男優)齋藤忠征
飯田基祐(男優)板垣昭夫
田中美央(男優)堀田辰雄
阿南健治(男優)
水橋研二(男優)
奥田誠治(男優)
マイケル・アリアス(男優)
橋爪功(男優)(ノンクレジット)
金田明夫(男優)(ノンクレジット)
笠井信輔(男優)爆風を浴びる男(ノンクレジット)
須田邦裕(男優)徳田アナウンサー
篠井英介ラジオのアナウンサー
笠井信輔ラジオのアナウンサー
早織
脚本山崎貴
音楽佐藤直紀
伊福部昭「ゴジラ」/「モスラ対ゴジラ」/「キングコング対ゴジラ」
作詞菊田一夫「とんがり帽子」
作曲古関裕而「とんがり帽子」
撮影柴崎幸三
製作市川南〔製作〕
東宝
プロデューサー阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(協力プロデューサー)
制作TOHOスタジオ(制作プロダクション)
ROBOT(制作プロダクション)
配給東宝
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
美術上條安里
龍田哲児(装飾)
山崎貴(ゴジラデザイン)
編集宮島竜治
録音柴崎憲治(音響効果応援)
照明上田なりゆき
その他マイケル・アリアス(劇中モンタージュ監修)
読売新聞社(新聞提供)
阿部秀司〔製作〕(献辞)(ゴジラ-1.0/c)
あらすじ
戦後間もない焼け野原となった東京。特攻隊の生き残りである復員兵の敷島浩一は、空襲で両親を失い、悲しみに暮れながらも一部が焼け残った実家で、偶然出逢った大石典子と赤ん坊のアキコと3人、ギリギリの生活を送っていた。それでも浩一の収入が安定し典子も働き始め、日々の暮らしに明かりが差し始めた矢先、突如東京湾から巨大な怪獣が出現、復興し始めていた東京を蹂躙する。そしてその怪獣は、かつて浩一が南の島で襲われたゴジラに他ならないのだった。軍備も失い、米軍の十分な協力も得られない中、日本国民とゴジラの凄絶な闘いが始まる…。 第96回アカデミー賞では邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞するとともに、山崎貴監督は55年ぶり、史上2人目の同賞受賞監督となった。
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💬口コミ一覧

25.ネタバレ 幼少期はゴジラで育ったといっても過言ではないので、新作も初日に見入ってきました。
まず総評から、十分面白かったんだけど、ここ最近のゴジラ作品の中では【ゴジラ キング・オブ・モンスターズ】には届かなかった、というのが正直な感想です。
人間ドラマが私には全く面白く無かったんです。湿っぽく鬱鬱とした展開が続くだけならまだしも、会話劇が面白くない、のに結構比重が置かれています。これはゴジラ映画ならよくある話かもしれませんが、もうちょっとカットできなかったのかな…個人的には人間ドラマが長すぎる…観たいのはゴジラなんだよっ!って感じ。(その中で佐々木蔵之介だけは演技力が一つ抜けていたように思います)
映像美は想像以上に素晴らしく、日本を舞台に暴れてくれる感じがとっても良かったです。やっぱりゴジラは、昭和の街並みが一番マッチするんですよね(思い出補正も入ってますが)。高雄との戦闘前後なんかは、とにかく素晴らしかった。見せ方はハリウッドにも全然負けてませんでしたね!(演出は大分ハリウッドを意識している感じは受けました。)
GHQは冷戦下でソ連軍を刺激しないために軍事行動は行わない云々とありましたが、現実では、この問題を口実に内政干渉してくる、と個人的には思うのでこの辺りはちょっとしっくりこなかったです。あと、ゴジラは反戦で全然良いと思うのですが、山崎貴の政治観がスッケスケで見えちゃってるレベルなので、この点も単純なエンタメ映画として楽しみきれなかったかなぁと思います。端的に言えば、「キング・オブ・モンスターズ」のドハティ監督は、もうこれでもか!ってぐらい怪獣愛に溢れていたのが心地よかった、ゴジラを描くことが目的なんだとストレートに伝わってきた。今作の山崎監督作品は、ゴジラはあくまで手段で、その裏のメッセージ性が、監督の思いが伝わってきて、あぁゴジラを描くことが一番(目的)じゃないんだな、と思ちゃったんですよね。
でも舞台設定は本当に良かったので、エンタメ全振りで、昭和の日本を舞台に、久しぶりに日本製の<VSモノ>が見たい!と切に思わせてくれた映画でした、 <地球最大の決戦>みたいな。あっ、あと伊福部昭先生の曲はもっともっとたくさん素晴らしいものがあるので、ふんだんに使って、これぞ日本のゴジラというのが観てみたいです。ゴジラと伊福部昭曲はセットなのです。(個人的は希望をつらつらと失礼しました…)
はりねずみさん [映画館(邦画)] 6点(2023-11-03 20:02:33)
👍 1
24.アカデミー賞受賞など評判良かったので期待していたが、こんなもんだろうな。
misoさん [地上波(邦画)] 5点(2024-11-02 22:47:01)
23.私がゴジラに求めている物とは違った
ストーリーに引き込まれることもなく
映像も洋画に比べれば見劣りしてしまう

低予算は観る側には関係ありません。
メメント66さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-19 11:25:10)
😂 1
22.ネタバレ 私が見たかったのは怪獣映画で、人間ドラマじゃなかったんだよね。
前置きが長すぎていつになったらゴジラが出てくるのかそればっかり気になりました。
神木君は好きなんだけど、今回の特攻隊役は今ひとつだったかも。他の人も含めて、兵隊さんはやっぱり坊主だよね。
船はぶつかってまで交差する必要があったのかな?
ワイヤーが切れそうなのに小型船が集まったら引っ張れるってちょっと…。
浜辺美波の脅威の回復力。ゴジラ効果ですか?なんか理由側からにけど偶然なら他にもいっぱいいそうですね。
アカデミー賞とかで期待したけど、やっぱり賞とか当てにしたらダメですね。
木村一号さん [映画館(邦画)] 5点(2024-05-06 20:36:53)
21.役者への演出に力入れすぎて、ゴジラの演出がとても疎か。本土上陸からのシーンのブツ切りは呆気にとられた。どれだけCGにお金かけて凄い映像つくってもそこに虚構とはいえリアリティを感じさせ、やって来るぞ、来るぞ、来た~という怪獣映画特有の期待感を持たせる演出がなければ、ドッ白けなのです。人間ドラマに重きを置いて、ゴジラを脇に置いてもいいんですが、もっと怪獣演出に工夫ができたでしょう。ゴジラだから物つぶして、火吹くとこ、出来の良いCGで見せておけば観客は満足するだろうみたいな舐めた考えがあったのかと疑ってしまいます。この点数は全て、出演陣皆さんの頑張り(特に子役の女の子 どう考えてもスタッフが陰でツネったか、意地悪したとしか思えないぐらい見事な泣き方をします。)に捧げます。ピータージャクソン版キングコングで投稿させてもらったコメントの不安がほぼ的中した気がします。監督、もうゴジラは撮らないでください。泉下の円谷監督がお怒りです。
代書屋さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-28 15:45:29)
👍 2 😂 1
20.ネタバレ 山崎貴。あのスペースバトルシップのイメージが先行する監督でしたがゴジラなんだから見るしかない。
個人的にはドラマシーンの感情説明過多でわかりやすい演技に終始ノレませんでした。おかげで「早くゴジラさん来い…もうここにいる奴ら全員叩き潰せ…!」とさえ思ってしまいました。そんなドラマシーンの代わりにゴジラさんは非常に活躍しており、大暴れっぷりを発揮。人間を潰し、食っては投げ飛ばし、戦艦は壊すし、街はめちゃくちゃにするしで大活躍でしたね。しかしゴジラの強さ的には怖そうな割に水圧と震電の爆弾を食らった程度で爆散してしまうので今思えば、「実はあのゴジラさん弱いのでは…」と思ってしまいました。そうじゃないと平成テクノロジーの結晶であるスーパーXやMOGERAたちの立場がありません。(最初からない)でもラストのバトルシーンでは可愛らしい浮き輪姿も披露してくれたので満足です。
そんな具合で最新作は苦しいドラマパートと楽しいゴジラパートのアンバランスさが目立つ一本でした。
えすえふさん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-12 23:16:10)
👍 1 😂 1
19.ネタバレ この映画は人間ドラマに重きを置いているように感じた。
しかし、そこに微妙な感情表現や行間を読ませるといった演出は皆無。
登場人物はいきなり激高したり、いきなり暴力を振るったりと感情表現が過剰で、その後何事も無かったかのように話が進展するのには驚かされた。
私には登場人物が皆情緒不安定に見え、現実離れで不自然に感じた。
過剰な演技を分かり易いと捉える人が多いのだろうか?、ゴジラの登場以外の細部にも現実味を持たせたほうがゴジラに対する恐怖感が増すと思うのだが。
反面、映像は美しく満足できるものだった。
ゴジラとの距離感や角度からも迫力が伝わってきた。
また、終戦後の街の描写もリアリティがあり良かったと思う。
多少ツッコミどころもあったが、「シン・ゴジラ」の芋虫ゴロゴロと比べたら雲泥の差。
Gang10さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-11 19:07:10)
😂 1
18.クレヨンしんちゃんの「おとな帝国」然り、これからのゴジラ映画の不幸はシン・ゴジラと比較されてしまう点にあると思います。
シンゴジが無ければ個人的には6点でした。VFXは本当にどれも素晴らしかった。ゴジラが怖くて気持ち悪い。一作目のリスペクトもあり、ラストの作戦もドキドキ冷や冷やさせられたのでそこだけ5点を献上します。

ただ不安視していた山崎流の猛烈な説明台詞と歯が浮くような演出はやはり健在。プランAがダメならBがある!(からのBの詳細すぎる説明)→あぁ、Bまでしっかりやるんだろうな、とか飛行機整備時のヒソヒソ話→まぁ…でしょうね、とか挙げ出したらキリがない。ラストの件も「んなアホな!」と笑ってしまいました。
ギャレス監督が本作をベタ褒めしてくれるCMが上映前に流れてましたが、ギャレゴジから拝借したシーンも相当ある様な…。
神木君は嫌いじゃないけど本作には合ってない感じがするな。あと、三丁目と被るキャラ設定はやめてくれませんかね。ギャグ(?)が全く笑えない等々。
でもよく考えればゴジラって本来こんなシリーズだったかな…そんなところで個人的には観るのは一度で充分です。一点、女の子が出てくるのですが演技が本当に見事でした。一瞬、この子は白組作のAI?と疑ってしまったほど。エライ時代になったものです。
Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 5点(2023-11-04 00:52:14)
17.ネタバレ 凄く斬新なゴジラを見せられるのかと覚悟してたけど、知ってるゴジラで安心した。
時代背景を終戦前後に設定したのが目新しい要素でしょうか。
ゴジラ誕生に原爆が関わるような展開かと思ったら、そこはあんまり描かれなかったので意外でした。
黒い雨が降ったり、放射能の設定はそのままだったけど、反戦や原爆を批判するような作品には感じなかった。
映像の迫力は素晴らしかったけど、役者の演技は気合が入り過ぎという印象。
人間ドラマは昭和の映画みたいな雰囲気なのにゴジラは最新の映像技術を駆使してて、違和感が凄かった。
あと、人格が急に変わったように感じるシナリオ構成もどうかと思う。
いろいろあって性格が丸くなったということなんだろうけど、急にいい人になられても困ってしまう。
嫌な人がいい人に変化してく過程を丁寧に描いておけば、終盤の人情噺がもっと感動的になってたと思う。
ゴジラが登場しない戦争映画だったとしたら0点でもいいくらいだけど、ゴジラの頑張りに点数を付けておきます。
次回作があるなら、典子がどんな進化をするのか見てみたい。
もとやさん [インターネット(邦画)] 4点(2025-06-15 13:36:51)
😂 1
16.ネタバレ 髪型に違和感。
ラストひよったのは「んー」だけど、結果ハッピーエンドにプラス1点。
すたーちゃいるどさん [地上波(邦画)] 4点(2024-12-31 17:39:30)
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15.ゴジラとの戦闘シーンの大迫力は、ハリウッドさながらで素晴らしいとは思う。
が、神木隆之介が主役の朝ドラと錯覚しそうなドラマシーンが長く、しかも演技が不自然でわざとらしく感じるのはマイナス点。
ゴジラが破壊者で徹底的に悪として描かれている一方、立ち向かう人間の正義が全面に出すぎてしまってるとも感じた。
お決まりのご都合主義が目立つし、ラストの再会シーンにも何だか無理矢理感が否めない。
それでも飽きさせはしないし、スタッフ総力を挙げて気合を入れて作ったであろう大作感は充分にあった。
mhiroさん [地上波(字幕)] 4点(2024-11-02 17:03:58)
14.ネタバレ 東宝がある限り、ゴジラは何度でも復活する。

人間の手垢にまみれたゴジラだが、BGMにあのテーマソングが流れた時は、威風堂々。
世界観、ゴジラの描写はまあ良しとしても、人間の描き方が、どうにも引っかかる。
結局この辺のすり合わせがうまくいかないと、いつまで経ってもよい作品にはならない気がする。
ろにまささん [インターネット(邦画)] 4点(2024-05-06 04:40:57)
13.ネタバレ アカデミー賞効果で平日朝9時上映の回なのに劇場はほぼ満員。観客も春休み中の学生さんたちからシニアまで幅広い。公開半年過ぎても熱気というか活気がある映画館というのはやっぱりいい。

そして、それなりに日本映画を見てきた自分としては、オスカー受賞の特殊効果はやっぱり映画館で見て良かった。冒頭のジュラシック・パークもどきに「大丈夫か?」と心配になるも、巨大化した後の「見上げるショット」がものすごく効果的で、そして満を持しての「熱線」炸裂、そしてその爆風。かつて何度「ハリウッド顔負け」といううたい文句の日本製VFXにがっかりさせられてきたか。それが、今回はなんとオスカー視覚効果賞ですよ。なんと痛快なことか。

ただ、懸念だったドラマ部分はやっぱり自分はダメでした。「しゃべりすぎ」は山崎監督作品なので、やっぱりといったところでしたが、今作の主要人物「死ななさすぎ」はかなり気になりました。「生きろ」が本作のメッセージなんだとしても、「生きろ」と願った人は「死なない」というのは本末転倒というか。人ってほんとうに簡単に死んじゃうんです。びっくりするくらい簡単に。それを学んだのが戦時中の日本だったと思うし、震災を何度も経験した今の日本もそうでしょう。なのに、今作の主要人物は「死なない」。島で海で目の前でゴジラに遭遇しても、電車で宙づりになって落下しても、爆風に吹き飛ばされても、放射能を大量に浴びても、死なない。死ぬのは名無しのモブキャラばっかり。そんな設定のなかで「生きろ」って言われたって・・・・。主人公もその仲間もモブキャラも、みんな等しく生きて死ぬんです。その緊張感を欠いたまま、言葉ばかりが上滑りのまま語られる「命」の物語のどこに感動しろというのか。

あと連合軍占領期という時代設定がまったく生きていないのが残念。「国家主権がない」ってどういうことか。じゃあ「民間でやればいい」という単純な話ではないはず。でも「核」に頼らない「わだつみ」作戦のアイデアは評価したい。
ころりさんさん [映画館(邦画)] 4点(2024-03-19 16:38:13)
👍 1
12.ネタバレ 開始10分でさえ100個突っ込みどころがあって残念でしかない。
演出が下手で演技が学芸会。監督の限界。安藤サクラでさえ学芸会してた。もちろん脇役もエキストラも全部ひどい。全編オーバーリアクションで自然さがまったくない。役者のせいではない。監督責任である。さすが佐々木蔵之介だけは少しまともだった。
人間ドラマを描こうとするな。そういうの下手な監督なんだから。なぜ自覚がないのか。脚本にも演出にも無理がある。
山崎監督が戦後日本の口惜しさと復興を描こうとする姿勢が気持ち悪い。世代的に到底無理がある。
そして子役を泣かせ過ぎ。
ほとはらさん [映画館(邦画)] 4点(2023-12-19 16:34:49)
👍 2 😂 2
11.ネタバレ GODZILLAではなくゴジラでした。
しかしながら
先が読める展開。
大石典子(浜辺美波)が生きているのが不自然で
生存する事によって
これ以降のゴジラ映画の重厚感が無くなってしまった。
映像が良かっただけに残念です。
SODOMOJOさん [映画館(邦画)] 4点(2023-11-25 17:50:09)
10.すぐに見に行くほどファン度高めの皆様は高得点が多いですね。
夫も高得点でした。
 
私はゴジラというか巨大な何か好きなのでゴジラ露出が足りないのと吉岡さん&佐々木さん演技苦手が勝ってしまいました。
 
ただ山﨑ゴジラのビジュアルは好きでした。動きがもう少しスムーズだとなお良し。
movie海馬さん [映画館(邦画)] 4点(2023-11-05 00:20:00)
👍 2
9.ネタバレ これ、アカデミー賞VFX賞を受賞したとか……ずいぶん大盤振る舞いだねぇ。
最近のSF大作とされる映画は皆、この程度のCGは使ってると思うんだけれど?

まあそれはともかく、これって結局VFXだけの受賞なんだよね。つまりは特撮技術だけが評価された、と。まあ、然も在りなん。
それほど厳しい目で観てるつもりも無いんだが、どうにも褒める所が見つからない。

序盤にチョロっとゴジラと呼ばれる恐竜みたいなモンスターが出てきて整備兵の小隊を全滅させ、一応の期待を煽るわけだが、そこから後がとても退屈な話が続く。30分が過ぎたくらいで「俺は何を観てたんだっけ……?」と思わずパッケージを確かめた。

40分ほどが過ぎた頃に、ようやく吉岡秀隆や佐々木蔵之介らが登場。TVシリーズの『Dr.コトー診療所』ファンだった自分は、吉岡と神木の2ショットに「ああ、神木、大人になったなぁ。コトー先生、変わらんなぁ……」と違う意味で感慨深いモノが込み上げて来たが、それはまた別のお話。

そしてお話は、おんぼろ船に乗ってモンスターに襲われ、モンスターの口に爆発物を入れて銃で撃って爆発させ撃退するという、どこかで聞いたような話をじょーずに描いて見せ、やっとこさゴジラ映画が始まる。

結局、すったもんだ、アレやコレやの末にゴジラを倒すんだが……。

序盤に『ジュラシック・パーク』やって、それから『ジョーズ』、特攻は『ID4』(まあ、あれはあれで『宇宙戦艦ヤマト』の真田さん殉死のパクリなんだが……)、で最後は、あれだけの未曽有の大惨事の中、主人公の身内だけは誰一人欠けずに大団円という『宇宙戦争』と、スピルバーグの映画の詰め合わせを見せられた様な気分。いつ神木がゴジラと人差し指を突き合わせて見つめ合うかと、違う意味でハラハラしたわいな。

また、頂けないのは、神木がずっと真新しいG-1ジャケット着てるんだよねぇ。重箱の隅突くようで申し訳ないが、特攻から逃げ、ゴジラから逃げて多くの仲間を見殺しにして「僕の戦争はまだ終わってないんですっ!」とか叫ぶ奴がG-1? それ敵国だったアメちゃんの海軍航空隊の正式ジャケットなんですぜ? 

そしてラスト、ゴジラの吐く放射能炎の爆風を浴びてあれだけの勢いで吹っ飛ばされた浜辺美波が生きている。典子の首筋に残った黒い痣は……世間では「あれはゴジラ細胞だ」とか「放射能による後遺症だ」などと憶測が飛び交っているが、あれは本当に典子なのか? いや、典子にこそ、粉々に吹っ飛ばされた細胞から全身を再生する特殊能力があったに違いない! 
というわけで、次回作では顔と心は典子、体はゴジラ(ちょっとカワイイな……w)という『デビルマン・レディ』ならぬゴジラ・レディとして、巨大化した浜辺美波にゴジラと対峙して頂きたいものです。
TERRAさん [DVD(邦画)] 3点(2024-12-23 23:14:14)
8.ネタバレ 一度レビューを書いたあと、なぜこの映画が気に入らないのか理解できたのでレビューを書き直します

わかりやすいのでシンゴジラと比較しますが、シンゴジラでは映画の中の人間は基本的にゴジラに関係する話しかしてません。ずっとゴジラにフォーカスしています。

しかしこの-1.0の方は、基本的にゴジラと関係ない話ばかりしています。赤ちゃんがどうの特攻隊がどうの銀座のモガはサザエさんカットだよね云々、ゴジラが出てないシーンは基本的にゴジラと関係ない話ばかりしています。てかもはやNHKの朝の連ドラです。
「NHKの朝の連ドラに劇中イベントみたいな感じでゴジラが絡んでくる」それがゴジラ-1.0。
そんなのゴジラ映画じゃありません。
ゴジラなんだからゴジラの話をしてくださいよ

だってタイトル「ゴジラ」なんだよ?
関係ない内容がメインでどうするよ…


という事でこの映画は個人的に大嫌いです。
アカデミー賞受賞はおめでとうございます。嫌いですけど。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 3点(2024-05-03 16:25:10)
7.ネタバレ 初めに言っておきますが、評価低いです。理由は後述。
まず普通にいいところ。
ゴジラの造形。無機質でシン・ゴジラよりも無気味。意味は分からないが熱戦を出す前のひれの変化もかっこいい。無造作に人々を踏み潰すのが怖い。
海上の戦いが迫力十分。どうやって撮って、いや作っているのだろう。艦船の無力感がすごい。
あとは、子役の女の子が上手、終戦後の銀座の風景がすてき、浜辺美波がきれいなど。
普通に悪いところ。
何を考えているかわからないのがゴジラの怖いところなのに、なぜ蚊のような戦闘機の攻撃であれほど激高するのか。目的(そもそもわからないけど)を忘れて海に戻っていくのが不思議。
神木隆之介はなぜ大戸島で機関砲を打たなかったのか。脚本上の都合としか思えない。撃ったところで意味がなかったのは青木崇高にもわかるはず。
フロンガス攻撃で本当に倒せると思ったのか。浮上作戦はより意味不明。オキシジェンデストロイヤーは偉大だった。
吉岡秀隆の「脱出装置もない戦闘機」のセリフと青木崇高のコクピット説明の場面は、どちらかもしくは両方が不要だった。直前でラストが分かってしまう脚本はいかがなものか。
浜辺美波が不死身すぎ。SISUの主人公と同じくらい。生きているんだろうなと思ったら、案の定だった。脱出装置と同じくらい意外性がない。さらに言うなら浜辺美波と何年も一緒に暮らして手を出さない男はこの世にいない。

で、それだけなら評価6くらいでもいいが、どうしても嫌なのは全編に漂う戦争礼賛の空気。
「戦争っていいもんですなあ」「まったく! 人材育成には欠かせません」「戦争に行ってなくても役に立つでしょう」「戦争に行ってないやつでも出来ることはあるんだ」…。登場人物のそんなセリフが聞こえてきそう。
ほかに方法がないことの説明が不十分なままでの神風特攻隊再現は、さすがにやめてほしい。脱出装置があったからいいというものではない。お国のためなら命はいらないという考え方は、我慢できない。神木隆之介が特攻から逃げたのは、結局いけないことなの?
漣大五郎さん [映画館(邦画)] 3点(2023-11-09 13:21:31)
👍 4 😂 3
6.ネタバレ 残念ながら、私には全然ダメな映画でした。やっぱり「山崎貴は山崎貴のまま」としか思えません。
ゴジラが暴れるシーンは悪くはないのですが、その合間のジメジメしたシーンがまあ長いこと。なぜドラマの部分をあそこまでウェットにしてしまうんでしょう。あと、主人公の敷島が乗り込む機雷処理船の乗組員3名の演技も凄く苦手(特に、ちょこちょこ挟んでくる吉岡秀隆の「おどけ芝居」)。
ゴジラが日本へ上陸して破壊の限りをつくしても、民間で対応するしかないという展開についても劇中で納得できる説明があったとは思えません。
とにかく観ている間中モヤモヤしっぱなしで、全然楽しめませんでした。
ebcdic_asciiさん [映画館(邦画)] 3点(2023-11-05 00:00:47)
👍 3
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【点数情報】

Review人数 125人
平均点数 6.96点
010.80%
132.40%
210.80%
343.20%
486.40%
575.60%
62116.80%
72520.00%
82318.40%
91915.20%
101310.40%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review15人
2 ストーリー評価 7.43点 Review23人
3 鑑賞後の後味 7.43点 Review23人
4 音楽評価 8.21点 Review23人
5 感泣評価 6.91点 Review23人

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
視覚効果賞山崎貴受賞 
視覚効果賞渋谷紀世子受賞 

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