映画『ドミノ(2023)』の口コミ・レビュー

ドミノ(2023)

[ドミノ]
HYPNOTIC
2023年上映時間:94分
平均点:6.23 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-10-27)
アクションサスペンスSFミステリー刑事もの
新規登録(2023-10-13)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2024-11-05)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督ロバート・ロドリゲス
キャストベン・アフレック(男優)ダニー・ローク
アリシー・ブラガ(女優)ダイアナ・クルス
ジェフ・フェイヒー(男優)
ジャッキー・アール・ヘイリー(男優)
ウィリアム・フィクトナー(男優)
森川智之(日本語吹き替え版)
永宝千晶(日本語吹き替え版)
山路和弘(日本語吹き替え版)
郷田ほづみ(日本語吹き替え版)
千本木彩花(日本語吹き替え版)
原作ロバート・ロドリゲス(原案)
脚本ロバート・ロドリゲス
マックス・ボレンスタイン
撮影ロバート・ロドリゲス
製作ロバート・ロドリゲス
リサ・エルジー
製作総指揮マーク・ウィリアムズ〔監督〕
配給ギャガ
ワーナー・ブラザース
衣装ニナ・プロクター
編集ロバート・ロドリゲス
あらすじ
自らの不注意で愛娘が行方不明になってしまい、以来カウンセリングが必要な精神状態に陥ってしまった刑事のローク。現場に復帰した彼を待っていたのは謎めいた連続銀行強盗事件。犯行予告のタレコミを受けて現場に向かったロークは、そこに現れたひとりの男が事件の中心人物であるとともに行方不明の娘について情報を持っていることを確信するが、信じがたい事態の末になす術もなく逃がしてしまう。彼はタレコミをして来た占い師のダイアナのもとを訪ねるが、彼女もまた謎の男に狙われることに。事件の裏には想像を絶する世界が潜んでいるのだった。
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💬口コミ一覧(8点検索) [全部]

2.ネタバレ いわゆる「構想20年」ってヤツで。20年間ひと時も忘れることなく映画化を夢見ていようが、20年前のボツ企画を無理やり引っ張り出してこようが、どちらであっても宣伝文句としては「構想20年」となるのでしょうが、この作品は果たして・・・?
仮想現実ネタ、ってのは別に目新しくもないし、なんなら、そういうのはまとめて「世にも奇妙な物語」でやってくれたら充分、という気もして、実際のところこの作品でも、こういう設定は皆さんもうお馴染みですよねと言わんばかりにサラッと流してます。
誰だって『インセプション』を思い起こすでしょう、という幻想的なシーンがあり、はたまたウィリアム・フィクナーがこういう超現実的な支配者の役を演じているとだんだんエージェント・スミスみたいに見えてくるではないか、ってのもあるんですが、そんなこんながあったとて、その虚構の皮を一枚剥いでみれば、すべてが単なるハリボテに過ぎないという、身も蓋も無い世界。映画の撮影所的な世界観ですね。
そういう「映画のウソ」みたいなことを、あちこちのシーンで「これはウソです」と見せつけながら、90分少々にまとめてる。ウソはウソなんだけど、どこまで行けばそのウソのすべてが剥がれ落ちるのかがわからない、無限の階層構造のような。
特殊能力者がいて、その人が周囲に何か言えば、周囲は催眠術にかけられたようにその指示に従ってしまう。ベン・アフレックみたいなニブそうな人は別ですが(笑)、とにかくこの催眠術にかけられたが最後、まるでゾンビにでもなったような。
しかしこれ、今や我々の現実世界では、こういうのは特殊能力でも何でもなくなっていて、デタラメでも何でも言い切っちゃったもん勝ち、必ずそれを真に受けてしまう連中がいて暴走を繰り返す。こういうシンパの連中は、それ以外の人間から見れば、催眠術にでもかけられたような、洗脳されたような、いやそれこそゾンビにすら見えてくる、という断絶の時代。そういう時代の宿痾みたいなものが、この作品とシンクロし、戯画化されているようにも思えてきます。
ラスト、主人公はヘリに乗って立ち去っていくのですが、別にそこには希望がある訳でも何でもないというオチがラストで明かされてみると、このヘリでの立ち去りはもしかして、ロメロの『ゾンビ』を意識したものなのでしょうか?
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2025-07-20 06:43:51)★《新規》★
1.ネタバレ これ面白かったですよ。邦題がぱっと見意味分かんないのも、話を予想できなくて良かった。
序盤~中盤までの流れからは全然思ってたんと違う所へ着地。この驚きが快感なタイプ(わたしです)は必見。
プロットの全体像(国家VS個人の超能力バトル)は昔っからよくあるものだけど、見せ方がぐっと洗練されて巧い。画像加工の技術はもちろん、逃走劇を引っ張って引っ張って、ついに主人公が気づいた場面はその鮮やかさに「えええ」と声が出そうになりました。
配役も良かった。ベン・アフレックは安定感あるし、敵方W・フォクナーは風貌からして手強いし、娘ちゃんハラ・フィンリーもラスボス感漂ってて頼もしい。
尺が短いので頭も疲れない。ノーランが畳みに畳んだ何層もの折りパイだとしたら、こちらは手軽な練りパイといった感じ。どっちも好きです。
tottokoさん [映画館(字幕)] 8点(2023-11-10 21:17:12)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
417.69%
5323.08%
6215.38%
7323.08%
8215.38%
900.00%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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