映画『普通の人々』の口コミ・レビュー(2ページ目)

普通の人々

[フツウノヒトビト]
Ordinary People
1980年上映時間:124分
平均点:7.37 / 10(Review 110人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-03-21)
ドラマ小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-10-30)【イニシャルK】さん
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監督ロバート・レッドフォード
助監督スティーヴ・ペリー〔製作〕
キャストドナルド・サザーランド(男優)カルヴィン
メアリー・タイラー・ムーア(女優)ベス
ティモシー・ハットン(男優)コンラッド
ジャド・ハーシュ(男優)バーガー医師
エリザベス・マクガヴァン(女優)ジェニン・プラット
M・エメット・ウォルシュ(男優)サラン
ジェームズ・シッキング(男優)レイ
アダム・ボールドウィン(男優)スティルマン
金尾哲夫カルビン・ジャレット(日本語吹き替え版【ソフト】)
小宮和枝ベス・ジャレット(日本語吹き替え版【ソフト】)
浪川大輔コンラッド・ジャレット(日本語吹き替え版【ソフト】)
安原義人タイロン・バーガー医師(日本語吹き替え版【ソフト】)
多田野曜平(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト】)
根本泰彦(日本語吹き替え版【ソフト】)
石井隆夫(日本語吹き替え版【ソフト】)
前田昌明カルビン・ジャレット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野沢雅子ベス・ジャレット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
神谷明コンラッド・ジャレット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞バーガー医師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木るんジェニン・プラット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
屋良有作バック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄サラン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池水通洋レーゼンビー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰恵研(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高村章子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
曽我部和恭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塩沢兼人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平林尚三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小滝進(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
菊池英博(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本アルヴィン・サージェント
ナンシー・ダウド(ノンクレジット)
音楽マーヴィン・ハムリッシュ
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
撮影ジョン・ベイリー〔撮影〕
ジェームズ・グレノン(カメラ・オペレーター)
製作ロナルド・L・シュワリー
パラマウント・ピクチャーズ
配給CIC
美術J・マイケル・リヴァ
ジェリー・ワンダーリッヒ(セット装飾)
フィル・ノーマン(タイトル・デザイン)
衣装バーニー・ポラック
編集ジェフ・カニュー
録音グレッグ・ランデイカー
スティーヴ・マスロウ
ビル・ヴァーニー
字幕翻訳高瀬鎮夫
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
その他ジェラルド・R・モーレン(トランスポーテーション・コーディネーター)
パトリック・マーキー(ロケーション・マネージャー)
ロナルド・L・シュワリー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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💬口コミ一覧

90. 小学生の頃、テレビで放送されているのを観て、何となく大人になったような気分でいました。
 今観賞しなおしてみると、あの頃全く理解していなかった自分に気付きます。
 講和とかスピリチュアルセミナーに行くと、人は誰でも苦しんでいるなんて話ばかりを耳にしますが、世の中には特に悩みもなく充実した人生を送る人もいるはずです。
 少なくとも登場人物に感情移入するには、それなりの人生経験において立ち上がれないほどの挫折が必要かもしれません。
 空気のように身近にいた存在。その親近感はいなくなって初めてわかるものです。
 私も神経質な性格なので、主役の青年のように辛い出来事を正面から受け止めてしまいます。
 本作を観賞して、ちょっとだけ解決策が見えてきたように思えました。
 吹き替えは途中で原音に変わらないからストレスを感じません。
クロエさん [DVD(吹替)] 9点(2009-09-24 08:31:42)
89.ネタバレ 身内の死を経験した家族の悲しみ・苦しみと再生というテーマに真摯に向き合い、ほぼ完全な形で描かれている。
過去のアカデミー賞作品賞受賞作の中では極めて地味な作品だが、これこそ本物の傑作といえる。
他人の「笑う」という日常的な行為にさえ、苛立ちを覚えてしまうほど極めて繊細な仕上がりとなっている。
水泳部の仲間が(冗談半分に)せっかく声を掛けてくれたのに、コンラッドがぶん殴らざるを得なかった理由が痛いほど伝わってくる。
闇に落ち続けるような苦しみを抱えているのに、平気で笑っていられる奴らが許せなかったのだろう。
普通に平気で笑っている奴らと一緒に居ることすら苦痛や苛立ちを感じざるを得ない苦しみが見事に演出されている。
理不尽な怒りなのはもっともだが、本当に苦しい人の痛みとはこういうところにもあるのかもしれない。
悲しみを克服する家族の対応は三者三様だ。
母親は事故のことを忘れて“普通”でいたかったのかもしれない。
息子は事故のことを忘れることができず“普通”でいることができなかった。
父親はその中間の部分で苦悩している。
悲しみを簡単に克服する方法には、答えはなく、難解なものだ。
三者の対応が別れるというのも、見事なものであり、普通の映画らしい単純さは感じられず、奥深い作品に仕上がっている。
苦しみから逃げ続けることは何の解決にはならず、家族や友人と向き合い「苦しみ」を分かち合うことこそ解決の糸口なのだろうか。
結果的には、息子同様に父親もやはり“普通”でいることができなかった。
シャツの色を気にするような母親の冷静さには我慢できなくなったのだろう。
通常ならば、コンラッドが母親を抱き締めたところで、母親が折れてハッピーエンドになるのかもしれない。
しかし、母親は抱きしめ返すことはなく、家を飛び出すというラストはさらに考えさせられる展開であった。
“傷”は癒すことはできるかもしれないが、“傷痕”自体はどうしても消えない。
壊れたものは、完全には元には戻せないことをきちんと描かれている。
偽りの甘い世界よりも、より現実的な世界を描こうとしたことの結果だと思う。
この点においても評価したい。
しかし、コンラッドや父親も苦悩したが、母親も彼女なりの苦痛を感じていたのだと思う。人間はそれほど単純なものではない。頭では理解できても、心では理解できない部分を人間はそれぞれ抱えている。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-20 22:52:41)
88.ネタバレ そもそも職業俳優が監督した作品とは”俳優にしてはマァマァ頑張ってるじゃないの”とか”身の程を弁えろっつーの”レベルのモノが(僅かな例外を除いて)圧倒的大多数を占めるが、本作でのレッドフォードの演出には見事なまでに地に足の着いた丁寧で繊細な作風が横溢しており、処女作であることを忘れさせる天晴れな出来。以後、彼のキャリアは男優としてよりも監督業へと邁進するキッカケとなったが、実際のところ正解だったと言わざるをえまい。キャストでは、我が子への”イントレランス(不寛容)”を最後まで翻すことなく去って行く母親ベス役のメアリー・タイラー・ムーアが特に素晴らしい。D・サザーランドも癖のある変人役が多い中、こういうフツーの父親役でこんなに滋味溢れる好演が出来るとは意外だった。気を衒うコトなく、これらキャストの演技を引き出すコトで正攻法の演出に徹したのが勝因であり、レッドフォードの演出家としての優れた資質の開花でもあったと言えよう。ラストに被さるヨハン・パッヘルベルの「カノンとジーグ ニ長調」の静かな旋律も秀逸な効果。9点。
へちょちょさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-03-13 00:34:40)
👍 1
87.所々泣けるシーンが、それでいてくどくない
のりまきさん 9点(2004-03-24 02:11:32)
86.ビューティフル・マインド、シャインよりも身近で、特別視されない主人公に共感がもてた。
ボバンさん 9点(2004-03-04 01:08:30)
85.レッドフォードがこんな重厚な映画を作るなんて…。望み通りにことが運ばない苛立ちや、肉親との葛藤。普通の人々の普通の日々が徐々に変わっていく感じ。カノンも合ってた。すごい。
ningenfushaさん 9点(2003-05-04 15:50:30)
84.とても感動した。日本のテレビドラマのような所があったような気がした。母親は兄貴だけしか愛していなかったみたいな作品ってけっこうあるよね。
ダンドゥンさん 9点(2001-08-24 14:06:15)
83.タイトル通り、普通の人々を描いているだけの作品。しかし同じくオスカーを受賞した「アメリカン・ビューティー」とは違って、過激なシーンを売り物にせず、若者の不安定な精神状態を理解しようともしない親たちを描いており、若者側にとってとても共感できた作品です。
イマジンさん 9点(2001-01-23 12:25:20)
👍 1
82.共感とまではいかないけど、超すごい。カノンの音楽聞くたびに思い出してしまう。ロバート・レッドフォードって監督でもすごいんだなあ。
ゆうさん 9点(2000-12-04 01:00:36)
👍 1
81.ネタバレ 先ず静かな映画と感じて、それ故に人々の感情の機微を感じることが出来る。
三人で囲んだテーブルを見て、何となく普通の人々で構成される家庭ではないと感じる。それがセラピーや家族の会話を中心に少しずつ明らかになっていく。謎解きのようでとても興味を惹かれます。
序盤は親子の溝があるのかと感じていたが、徐々に父親と母親の子に対する差が理解できてくる。そして母親に腹立たしさを覚えて、さらには怖さをも感じて大方の原因を悟ることが出来る。庭で横になっていた子のコンラッドを見て母親が庭に出てくるところを見るに、きっと母親も子と仲良くしたかったのだろう。でもやっぱり母子の会話は噛み合わない。写真撮影で子が声を荒らげて、普通を演じていたメッキが剥がれる。このシーンのインパクトの大きさは作品の静かさ故だろう。二人の関係はますます悪くなっていき誰も止められなくなる。

母親とセラピーの先生のコンラッドへの対応は正反対だと見えました。一方は感情を隠し本音を言わず父親のフィルターを通す。もう一方は気持ちと感情を露わにし思っていることを言葉でぶつける。母親のように気持ちを表せない人を、私自身も身近な人に感じることがあります。確かに母親は体裁とか過剰に気にする人として象徴的に描かれていますが、多くの人はそういうものが全くないわけではないでしょう。家族が特殊な状況にあってということを考えると母子両方の苦悩が理解でき切ない気持ちになりました。

カレンの両親の電話対応やセラピーへの母親の反応が印象的でした。精神疾患やセラピーをネガティブに捉えるのは良くないことということを改めて感じ、真っ直ぐ問題と向き合うことが大事であると感じます。今の時代にも通ずることで社会的にも意義がありますし、映画としても興味深く見ることが出来る素晴らしい作品でした。コンラッドが自らの力で歩み寄ろうとする姿は感動的です。
皆表面的に普通に見えても、背景を知ると普通って何だろうと考えずにはいられません。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-31 15:08:36)
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80.テレビ放送で初めて観たのが、中学生の頃だったか高校生だったか。激安のドンパチ映画がすべてだと思っていた私にとって、このあまりに地味なタイトルは、これは一度は乗り越えなければならない修験道だとも思えたのですが。
観てみりゃ別に退屈な映画でも何でもなくって、何だかむしろ、身につまされる。私も不器用な方で、上のきょうだいと比べられるのがイヤで、それでも何とか親に気に入られようとして、うまくいかなくて、ちょうどこの頃、母親とギクシャクしたりしてて。
そんでもって、この結末、ですから。
今になってみるとそれなりに、すべてが懐かしくもあり(沖田艦長じゃないけど)、でも、他人から理解されないもどかしさ、ってのは、この歳になっても逃れられないんだよなーとも思ったり。
それはともかく、本作。タイトルとは裏腹に、「普通の映画」という訳ではなくって、少々いびつな印象があります。作中では人物同士の「対話」に主眼が置かれていて、「行動」の描写が奇妙なほどに抑えられています。例えば、ティモシー・ハットン演じる次男が、何度かセラピストの元を訪れますが、診療所に向かうシーンってのは殆ど無くって、多くの場合いきなり、二人が対話するシーンへと場面が飛びます。だからこそ、次男が家を飛び出して走り出すクライマックスが、とりわけ印象的にもなるのですが。
そうやって、さまざまな形での「対話」が描かれ続ける。ちょっとやり過ぎかも知れない。「対話」以外の描写が希薄なもんで、おそらくは主人公にとって重要な存在なのであろう、「カレン」という女性の存在が、観てる我々にとってもうひとつピンとこない、などという事態も招いていたり。
そういったことも含めて、決して「普通」ではない、風変わりな映画だと思ってます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-10 20:08:25)
79.ネタバレ まだ、若い時に一度見ましたが再度観賞。普通の人々の心理をさりげない演出で見事に映し出していた良作であると気づきました。かなり繊細な映画ですので、その繊細さを理解できるかどうかでこの映画の評価が決まると思います。現在、職場でこの映画の母親そっくりの人がいるので、次男のイライラがとてもよく理解出来ました。特に退部のシーンで母親と言い合いになる場面。「母さんが怒るのは人が自分より先に知っていたから」どうして退部したのか次男に理由を聞きもしない。フレンチトーストを捨てる場面といい、この母親は他人の気持ちなど考えたことがないのではないでしょうか?「人から私が幸せに見えるか」ばかり気にしている。だから溺愛していた長男が亡くなった悲しみも表せない。父親曰く「君は弱い人」だと言いましたが、私は「哀れな人」と思いました。次男が母親を抱擁するシーンですが、ラストやセラピストとも抱擁との違いを比べずにはいられません。この母親はわが子を抱きしめてやることも出来ないのです。そして、彼女自身もそんな自分に気づいたのでしょう。だから、何も言わずに去っていった。去っていくだけの理性があったのがせめてもの救い。離れて暮らすほうがお互いの為、なんて家族としては悲しいですね。
果月さん [地上波(字幕)] 8点(2017-12-03 15:12:10)
78.普通の人々とは何か、きっと「普通」というものは現実的ではない。
映画の中で人物が丁寧に描かれていて、若い時はこの物語が退屈に思えたが、今観るとなかなか心に響くし、最後の場面に考えさせられる。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-11-23 19:43:52)
77.ネタバレ なかなか面白い映画でした。

母親と次男の葛藤がこの映画の中心だと思いますが、
この「支配的」で「完璧主義」な母親については、いろいろ考えさせられました。
完璧を求めるが故のもろさというのか。
息子が食べないフレンチトーストを捨てるシーンや、水泳部を退部したときの口論。
夫が葬式での違和感を告白したときの異様なまでのとりみだしぶり。
よくよく考えると、この母親がほかの誰よりも、些細なことで動揺していた気がします。
コントロールしたがる人間の宿命なのか。
世間体のためにその場を取り繕うことに必死で、本当の平穏にたどり着けない。
しかも、自分は十分努力していると考えているから、他人の意見にも耳を貸せない。

最後まで見て、でもこういう人って案外身近にいるよなぁ、なんて思ってしまいました。
スー・ミー,スー・ユー・ブルースさん [インターネット(字幕)] 8点(2015-12-03 20:22:58)
76.ネタバレ 観終わってからなんとか頭の中を整理しようとしてもなかなかまとまらない。人の心の脆さ、人の関係の危うさがみごとに描かれていて、最後まで引き込まれて観てしまうのだけど、母親にもなんらかの言い分があるのでは…とずっと見ていたので、もやもやしたものが残ってしまった。けれどみんなのコメントを読んでいてやっと納得できた。母親をはじいてしまうことによって終わるのですね。こういう最後しかないですね、やっぱり。
さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 19:18:23)
75.問題が色々とあるのに、日常といえば日常だった。それだけ共感できる部分も多いんじゃないかと。
デフォルトモードさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-23 19:41:17)
74.ネタバレ 「カノン」で始まり、「カノン」で終わる。ホントにいい曲ですね、この曲。晩秋~初冬の物語の風景に絶妙にマッチしている。
学生の頃初めて観て、今回約10年ぶりに再鑑賞しましたが、前回鑑賞で抱いた印象とまるで違っていました。子供を持ったからでしょうか、親の視点・感情がすごいよく伝わりました。長男を事故で失ったことで崩れだした家族の絆を最初から最後までフラットに描く脚本が見事。家族に面と向かって「I LOVE YOU」って言える欧米の家族的風土がうらやましいなと思ったり。自分はオヤジに「愛してる」なんて照れくさくて死んでも言えません(;´∀`)
家族とはいえ一個人同士。家族でも心の内面をすべて把握できないなかでバランスをとって支え合って生きていく。そのバランスがアクシデントで壊れた時崩壊が始まる。次男が、家族ではない赤の他人であるセラピストによって自己の激しい葛藤から立ち直ることができた、しかし立ち直ったところで実は母親も心が病んでるからうまくいかない。ってところにこの家族の問題性を浮き彫りにし、そしてその状況は実は当時のアメリカ社会ではごく普通のことである(どの家庭でもありえるありふれたこと)、ってことをレッドフォードは言いたかったのかなと思いました。とにかく家族について考えさせられる映画です。
瓦斯コインさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-14 15:14:12)
73.ネタバレ  「普通の人々」というタイトル通り、まさに誰もが向かい合っているであろう「家族関係」について描いているので非常に見入ってしまいました。また、カウンセリングのシーンも結構心に響くものがありましたね(ずっと後の作品ではありますが、「グッド・ウィル・ハンティング」を思い出してしまいました。)。やはり家族といえども他人な訳ですから、(いろいろな面での)限界を受け入れながらやっていかなければならないんだなと感じましたね。
 
TMさん [地上波(吹替)] 8点(2008-01-29 12:41:24)
72.ネタバレ いや~ 良作でした~ 全ての元凶が、母親だったんですね..最初は、地~味な展開に少しガッカリぎみで観ていましたが、後半、急展開! 次男が母親にハグするシーンでは、切なくて ほろっ ときました..ラストは、母親が改心してハッピーエンド! かと思いきや、、あんな結末になるなんて..でも、そこが リアル と言えば リアル、母親は自慢できる長男だけしか愛していなかった..そして性格上、残された夫と次男に愛情を注ぐことが出来ない..自己中心的で、体面ばかりを気にし、夫を見下し、問題を起こした次男を嫌い、理解しようとする努力を怠り、あろうことか邪魔のも扱い..典型的な ダメ母! 父親は心優しく、少し頼りないが家族を誰よりも愛している、次男は真面目で素直な優等生、父と亡くなった兄が大好きだった..しかし事件をきっかけに母親の言動も重なり、心は傷つき苦しみバランスを失う..時間が掛かってしまったが、夫として、父として、それにやっと気付く父親..そんな父を見直し信頼する次男、..とてもレベルの高い演出と脚本、伏線も良く効いています..家族愛について深く考えさせられる作品ですね...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-21 12:29:14)
👍 2
71.ネタバレ 結局父親としか分かり合えなかったけど、母親とも永遠に決別したわけじゃないのであれはあれでよい終わり方だと思いました。何かドラマチックで有効な解決策が「普通の人々」に訪れる事はめったにないと思いますし。息子が母に「入院したのが兄さんだったら見舞いに来た」と不満をぶつけた時に、母親が「兄さんは入院なんかしないわ」と答えたのが何か母親の異常性を現しているようで印象に残っています。
HOPUKOさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-14 00:10:10)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 110人
平均点数 7.37点
000.00%
110.91%
200.00%
300.00%
454.55%
598.18%
61715.45%
72320.91%
82623.64%
91614.55%
101311.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.85点 Review7人
2 ストーリー評価 6.60点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review9人
4 音楽評価 6.11点 Review9人
5 感泣評価 5.25点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1980年 53回
作品賞 受賞 
主演女優賞メアリー・タイラー・ムーア候補(ノミネート) 
助演男優賞ティモシー・ハットン受賞 
助演男優賞ジャド・ハーシュ候補(ノミネート) 
監督賞ロバート・レッドフォード受賞 
脚色賞アルヴィン・サージェント受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1980年 38回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)メアリー・タイラー・ムーア受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ドナルド・サザーランド候補(ノミネート) 
助演男優賞ティモシー・ハットン受賞 
助演男優賞ジャド・ハーシュ候補(ノミネート) 
監督賞ロバート・レッドフォード受賞 
脚本賞アルヴィン・サージェント候補(ノミネート) 

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