映画『どうすればよかったか?』の口コミ・レビュー
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どうすればよかったか?の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
どうすればよかったか?
[ドウスレバヨカッタカ]
2024年
【
日
】
上映時間:101分
平均点:5.50 /
10
点
(Review 2人)
(点数分布表示)
公開開始日(2024-12-07)
(
ドラマ
・
医学もの
・
ドキュメンタリー
)
新規登録(2024-12-22)【
みんな嫌い
】さん
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配給
東風
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2.
ネタバレ
統合失調症の症状があらわれた姉、彼女を精神科の受診から遠ざけ家に閉じ込めた両親を、弟である藤野監督自身が20年以上記録したドキュメンタリー。自分にとってこの映画が辛すぎたのは、姉のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)に関する両親と監督の考え方の齟齬が全く改善されないままだった事。本来は姉の死/葬式をもって作品を終わらせるつもりだったが、後日父親にインタビューした際「(彼女を家に閉じ込めた対応策は)失敗ではない、姉はそれなりによい人生だった」という返答が返ってきた事に衝撃を受けたことが映画企画を本格的に進める一歩となった、と聞いている。適切な薬も対処法も無く、精神病=狂人/犯罪者と見られがちだったあの時代、周囲からの敵意憎悪から家族を守る為「臭い物に蓋をする」形で一旦彼女を家に閉じ込めた事そのものはあの当時では他に対処の仕様がなかったのかな、と私は考えるし、監督もその点は認識しているとは思う。それを踏まえて「統合失調症の対応として失敗であった」と作品で述べているのは、長い監禁生活が姉にとって無駄であった(海外への失踪事件や匿名で書籍を出していた行為等、医学の道以上に望んでいた将来があったのでは?となる)事と合わせて、結果的に病状自体は医学の進歩による適切な治療によって改善された:強引にでも両親を説得させるだけの方法は無かったのか?という強い悔恨の念から来るのだろうなぁ、と思った次第。どうすればよかったか?医学治療にはそれぞれの立場環境状況もあるから100%の正解は、ない。明日の自分がどうなるかもわからない。ただ適切な情報収集と周りへの発信は怠らず、周りに迷惑をかけず生きていたい、ああ...。機会があれば。
【
Nbu2
】
さん
[映画館(邦画)]
6点
(2025-01-03 17:03:44)
🔄 処理中...
1.
ネタバレ
ポレポレ中野で鑑賞
とにかく混んでいたのでびっくり
基本中高年の人々で、何に興味があってこの映画を観に来たのか不思議に思った
この映画?を評価するためには、色々な時代的な経験や知識が必要と思う
監督の姿勢は父母を断罪しているようにしかみえないのだけれど、まず本当にこの人に父母を断罪する権利があるのだろうかと疑問に思う
後知恵で一刻も早く治療を受けてもらえれば、という感想を多くの人が思うのではないか
しかし、本当に当時の精神病院に彼女を入院させて、早期の寛緩や治癒がみこめたといえるのだろうか?
映画の中では、父は母が入院を拒んだと言い、あたかも両親が精神病に対する偏見があったからと捉えられるように描かれている。
しかし、両親が受けた医学教育の時代には、精神病院はアサイラムでしかなく、そこには荒廃した人々がいたはずだ
当時は結核同様シュープという概念があった
何回かの安定期の後の増悪期を経て人格が荒廃するという考え方であり、CPが用いられるようになってもそういう人々が精神病院の中に沈殿していたことは、当時の医療関係者の肌感覚で染みついていたに違いない(そもそも、医療関係者であればあるほど、精神疾患に偏見があるという、よく知られた事実は、沈殿してしまった人々に触れる機会が多いことが原因なのだろうと思う)
つまり、父母が医学教育を受けた時代(なにせ二人とも基礎の医学者なので、臨床現場の経験は若い時に限定されるだろう)には、「娘は精神病だから精神病院に入院させて治療を受ければ、症状の改善、寛緩、治癒が期待できる」などとは考えられもしなかったのだろう
だとすれば、まともな治療が期待できない精神病院に入れるより、自分たちのもとにおいて、なんとか平穏な日々を送らせたい」と考えるのは、当時とすれば、むしろ子どもを思う親の気持ち(そしてその親は、基礎医学研究者である医師)としては、十分理解できる気がする
長年治療放置されていた姉は、投薬に敏感に反応して、短い期間ながら、人生を取り戻したようにみえた
短い期間ではあったが、本当に、ほっとした
だからこそ、長年治療放置していた両親を断罪するのは当然のことではある
しかし、弟である監督が傍観者・評論家のように、この映像を大衆に晒すことの意義はなんだろうか?
映像に残すことだけで家族の一員として、この問題に真摯に向き合ったといえるのか?
父母が何をどう考えていたのかのにそういう点の考察もなく、一方的に父母を断罪してる行為こそが「家族の闇」なのではないだろうか?
本当にもやもやのたまる映画だった
どうしても当時の精神医療(「精神科医療」とも呼んでいなかった。精神科病院ではなく、「精神病院」だった)のことを語らない限り、この映画をまともに評価することはできない
当時の精神医療がひどかったらから両親の対応はしょうがなかった、というのではない
この両親は、当時のひどい精神医療を知っているからこそ、それに抗おうとしたのではないか
病気の偏見から子どもを自宅に閉じこめた親は当時は珍しくない
しかし徹底して子どもを(自分たちなりに)守り抜いた親も少ない
とはいえ、この両親は、ある時点から、完全に時間に取り残された
精神障害者をめぐる治療やケアの進化を知らずに娘を閉じ込めた
そこは徹底的に断罪されるべきである
そういう映画にしない限り、こういう映画は作るべきではないだろう
【
みんな嫌い
】
さん
[映画館(邦画)]
5点
(2025-01-17 01:25:09)
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
2人
平均点数
5.50点
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1
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