4.原作既読。原作漫画ありからの実写映画化の場合、やはり原作の登場人物のイメージをビジュアル的に守ることは最重要。その点、主人公役の永野芽郁はともかく、先生役の大泉洋は致命的に駄目であった。先生役はお笑い要素の欠片もない硬派でなければ、この原作のイメージとはかけ離れる。そこに違和感が集中し過ぎて、最後まで楽しめなかった。直近の主人公役のスキャンダルも、タイミングの悪い不幸であった。 【毒林檎】さん [映画館(邦画)] 2点(2025-05-31 02:25:10) ★《新規》★
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3.ネタバレ 幽霊のような仲居、やはり斉藤由貴だった。 チンパン子のくだりはバナナが出てくることが分かっていても笑ってしまいました。 それにしても先生は真っ直ぐだ。 若い頃は分からない。先生の言うことがしつこく感じられて反発して離れていき、 ふと気づいたとき、先生はもういない。あの時、会いに行っていれば、感謝を伝えてい ればと思っても、すべては後悔。 最後、海岸で先生がお前はもう大丈夫だと去って行く心象風景?はアキコのそうあっ て欲しいという願望ですね。映画だからキレイにまとめたのでしょう。 先生だったら、最後まで、「毎日描いているか~」「展覧会、一緒にやるぞ~」と言 っているでしょう。 そして、やはり、大泉洋、カブが似合います。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 6点(2025-05-18 22:03:59)
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2.原作既読です。好みの話ではないのでどうかなと思いましたが、楽しく観れました。 【よしふみ】さん [映画館(邦画)] 6点(2025-05-18 00:05:22)
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★1. ネタバレ 原作既読。東村アキコ氏の自伝の映画化。生粋の宮崎県人である氏の絵の師匠である日高への敬愛と後悔の念が綴られている。 この作品は生い立ちから美大合格までの導入部が圧倒的に面白く、映画でもここはほぼはしょる事なく描かれていた。 お人好しの宮崎県人の中で竹刀を振り回し怒鳴る日高の存在は異彩を放っていたが、実はその日高が誰よりもお人好しだと後で分かり、何故あの時自分は日高に対してあんな態度を取ったのかと悔やむ様子がよく描かれている。終盤、日高のガンが発覚した時も自分は仕事に逃げて日高を見捨てたと激しく後悔している。 この作品はほぼ全てにおいて作者の「ああ、あの時」と言う後悔の念で成り立っている。その難しい役どころを永野芽郁はよく演じたと思う。 宮崎弁もほぼ完璧。作者のこの作品への並々ならぬ入れ込みようが良くわかる。
それだけに昨今の永野芽郁をめぐるゴタゴタが残念でならない。映画自体は文句なしの良作だと言うのに。 元々映画を見る気のない者が公式まで荒らしに来るのはホントどうにかしてほしい。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 8点(2025-05-16 14:26:16)
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