映画『悪い夏』の口コミ・レビュー

悪い夏

[ワルイナツ]
2025年上映時間:114分
平均点:6.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-03-20)
ドラマサスペンス犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2025-03-25)【リーム555】さん
タイトル情報更新(2025-07-08)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督城定秀夫
キャスト北村匠海(男優)佐々木守
河合優実(女優)林野愛美
伊藤万理華(女優)宮田有子
竹原ピストル(男優)山田吉男
木南晴夏(女優)古川佳澄
窪田正孝(男優)金本龍也
脚本向井康介
音楽遠藤浩二
製作クロックワークス(製作幹事/「悪い夏」製作委員会)
KADOKAWA(「悪い夏」製作委員会)
配給クロックワークス
あらすじ
市役所で生活保護担当ケースワーカーとして勤める佐々木守。ある日彼は同僚の女性職員・宮田から、ケースワーカーの誰かが受給者であるひとり親世帯の母親と肉体関係にあるという通報があったらしく、先輩職員の高野を内密に調べたいから協力して欲しいと言われる。何故高野なのか?何故自分が協力しなければならないのか?納得出来ないながらも協力に応じた佐々木は、宮田と二人でその受給者・林野愛美のアパートを訪問するが、彼女にはっきりと否定されてしまう。しかし、愛美には高野も知らない裏で糸を引く人物が関わっており、やがて佐々木をも巻き込んで事態は急変して行くことに。第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の同名小説を、城定秀夫監督がメガホンを取り映画化。
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💬口コミ一覧(5点検索) [全部]

1.ネタバレ 貧困、生活保護不正受給。現代日本の社会問題を扱うシリアスなサスペンス。何処まで踏み込んで描くのか興味津々でしたが、残念ながら「腰砕け」でした。少し前別の作品の感想でも書きましたが、この結末は要するに「爆発オチ」に同じ。しかも全員黒焦げ頭チリチリだけどぴんぴんしているタイプのやつ。そんなお手軽お気楽な処理でお茶を濁していい題材ではない気がしますが。
主人公がハマった沼は決して他人事ではありません。誰にでも起こり得るレベルのトラブルです。死にたいけど死ねない。殺したいけど殺せない。そんなの生きてりゃ普通にある事です。ただし「絶体絶命」でもなければ「八方塞がり」でもありません。充分に正攻法での解決が可能な範疇です。上司に報告し判断を仰ぎましょう。警察や弁護士に相談しましょう。もちろん無傷では済みませんが、それが何だというのでしょう。痛かろうが、苦しかろうが、恥ずかしかろうが、今出来る精一杯の手法で難局に立ち向かうのみです。自暴自棄で包丁を持ち出し、周りが暴走した挙げ句に警察沙汰で強制終了なんて筋書き、手抜きもいいところでは。本当に「この選択しかない」ところまで追い込まれて初めて許される結末と考えます。スティーブン・キングの『ミスト』を参考にしてください。そういう意味で冒頭「腰砕け」と書きました。
実際問題、主人公の行動は軽率でした。ただしマネージャーがタレントに手を出した事例とは根本的に異なります。高野のように立場を悪用し関係を強要したのであれば論外ですが、原則として「自由恋愛」を咎める法はこの国にはありません。先のタレントの例は「食い扶持を失う」マイナスが組織として禁止されているだけであり、本作で主人公がシングルマザーと結婚しても責められる筋合いはありません。何なら生活保護世帯が減り課税世帯が増えるばかりか、人口増まで期待できて良いこと尽くめ。美人局紛いの不純な動機がキッカケだとしても、最終的に二人が、いや三人が幸せになれるのであれば良いではないですか。主人公が犯した最大の過ちは、シングルマザーに手を出したことではなく、窮地に陥った時に誰にも助けを求めなかったことです。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 5点(2025-07-17 10:54:22)★《新規》★
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
600.00%
7375.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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