映画『デストラップ/死の罠』の口コミ・レビュー(2ページ目)

デストラップ/死の罠

[デストラップシノワナ]
Deathtrap
1982年上映時間:116分
平均点:6.24 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
サスペンスミステリー戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-01-06)【レイン】さん
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監督シドニー・ルメット
助監督バート・ハリス(第1助監督)
キャストマイケル・ケイン(男優)シドニー・ブリュール
クリストファー・リーブ(男優)クリフォード・アンダーソン
ダイアン・キャノン(女優)マイラ・ブリュール
ジョージ・ペック(男優)舞台俳優
ヘンリー・ジョーンズ[男優](男優)ポーター・ミリグリム
ジェニー・ルメット(女優)
原作アイラ・レヴィン(戯曲脚本)
脚本ジェイ・プレッソン・アレン
音楽ジョニー・マンデル
撮影アンジェイ・バートコウィアク
製作バート・ハリス
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ジェイ・プレッソン・アレン
配給ワーナー・ブラザース
美術トニー・ウォルトン(プロダクション・デザイン)
ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr(小道具)
ジョージ・デ・ティッタ・Jr
衣装トニー・ウォルトン
編集アンドリュー・モンドシェイン(編集補)
字幕翻訳岡枝慎二
その他ジョセフ・M・カラッシオロ(ユニット・マネージャー)
リリス・ジェイコブス(シドニー・ルメットのアシスタント)
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💬口コミ一覧

14.ネタバレ 最後はヘルガの一人勝ち。
予測できませんでした。またからんでくるだろうとは思っていましたが。
もしかすると最初からヘルガはこうなることがわかっていて、ブリュール家に来たのでしょうか?最後は自分が原稿を手にして、皆死ぬことが霊能力でわかっていたとしたら、ヘルガが一番恐ろしい。霊能力最強じゃないですか。
というか、ミステリーで霊能力を持つ人が一番強いって身もふたもないのでは?
でも面白かったです。ホモ設定だけは気持ち悪いので、いらなかったかな。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 11:01:47)
13.舞台劇の雰囲気を損なわずに映画化し、それがまた後半のどんでん返しにも繋がっている巧みな脚本。
霊媒師の胡散臭さなど多少の粗もあるけれど、役者の力量もあって気にならないほどひきこまれる。
オチも楽しく、二転三転系の娯楽映画としてはかなり完成されていると思う。
poppoさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-11-05 20:11:07)
12.ネタバレ 「力を抜いてみる作品」というイメージを持っているので、そのイメージで考えると6点あたりなんですが、初めてみたときの年齢(20代でした)もあるのでしょうが、かなり面白く感じたので7点で。2転3転する話が楽しかったこと楽しかったこと。舞台劇の舞台にカメラマンが上がってきて撮影しているかのような、こじんまりしたムードと、奥さんの大げさな驚き演技で「あ、そういう軽めの映画ね」という構えがきちんと持てて作品に接することが出来たのも良かったのだと思います。マイケル・ケインとクリストファー・リーヴが実はゲイ関係なんていう展開もなかなか面白く印象に残ってます。そういう目で見ると「ああ」と納得できそうな二人の感じが良く出来てるなと思ったものです。マイケルはいろいろクセのある役をこなしてきているし『殺しのドレス』でのキャラもあって犯罪者+ゲイというイメージは付けやすくはありますが、『スーパーマン』ことリーヴのあのファッションとゲイ演技は「うひゃひゃ」な面白さでした。ラスト、まんま舞台劇にシーン展開するのも印象的でした。軽いタッチの作品にマッチしてるといえばマッチしているけど、ルービック・キューブをモチーフにしたポスターはこの映画の出来をうまく伝えられていないのが残念。あのポスターでは「観てみようかな」の気が起きにくい。
だみおさん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-01-17 06:01:26)
👍 1
11.劇中のシーンがほとんど家の中という、舞台劇を観ているようなミステリーサスペンス。
ストーリーは練られていて中々面白い。特に中盤過ぎの展開は、思わず「あっ!」と唸ってしまった。
ただし後半からは流れが妙に落ち着いちゃって、徐々にパワーダウン。ラストのオチも、ちょっと無茶っぽいです。ここで「やられたぁ」という強烈なインパクトがあれば、名作になったんだろうけど・・・。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-21 02:11:26)
10.ネタバレ 一般に、「“ドンデン返し”があります」と言うだけで一種のネタバレになりかねないので、一応「ネタバレ有」にしておきますが、本作はその方面での代表作みたいなもんなんで、今更、という気もしますが。まあ、一見すると、“ドンデン返し”のみに頼った凡作、という感じですけどね、しかしその凡作っぽい装いが、実は油断ならないのです。三流スリラー作家を演じる主人公のいかにもボンクラな表情。騒がしいばかりのボンクラな妻。そこにやってくるのはスーパーマンで皆さんお馴染みの大根役者。そこに展開されるのは、三流作家が企む二流の陰謀劇、入れ子構造になったこのボンクラぶり。「何やねんこの作品は」とか思いつつ観ているうちに、観ている私もボンクラであることを思い出し、作品との間に妙な共犯意識が生まれてくる。なんと、この私まで含めたボンクラの階層構造だったとは。そのピラミッドの頂点でルメットが笑ってます。この作品、もっとスマートに作ることも出来たとは思いますが、それをやってしまうと多分、最後に白けてしまう訳で、これぞ“ボンクラ”活用法の良い例でしょう。“ドンデン返し”というもののあるべき姿を、見事に示しています。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-30 11:29:22)
👍 1
9.どんでん返しの瞬間ってのは、独特の爽やかさがある。いままでのストーリーが、新鮮に更新されるっていうか。映画の観客を引っ掛けるための偽の伏線ぽいシーンもあり、油断は出来ない。雷鳴の中で一瞬浮かぶ女性の姿にドキドキさせられたのも、それ? 実際の舞台だったらもっと面白かったろうというところもあるが(舞台の設定を朗読する)、電話をかけながらカメラの周りをグルグル回る映画ならではの迷宮感みたいなものもある。「世間は露出を好むんだ」なんてせりふ原作のものなんだろうが、『ネットワーク』の監督のものと思っても納得いくな。M・ケインがこそこそと室内を走り回る図が、おかしかったです。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-24 10:03:47)
8.ネタバレ 物語の中心はタイトル通り"デストラップ(死の罠)"。この劇中劇がこの映画の中で演じられているのを私達は観る、という虚実皮膜が何重かに張り巡らされた何とも凝った作りなのですが、オチに意外性が乏しく(単に魅せ方が悪いということもあるかと)、全編に渡って軽妙な雰囲気であるので、それほど面白くなかったというのが正直なところです。
民朗さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-20 13:25:43)
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7.ネタバレ うまく使えば後世に残る「どんでん返し映画」になるようなどんでん返しトリックを、ホント下手くそに使ってしまったように思えて悔やまれます。
出演者の容姿、会話、セットなどが典型的なアメリカホームドラマ風で冒頭から違和感ありありでしたが、これをストレートにオチに持ってきたほうがまだ良かったような…。
午の若丸さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-22 19:57:13)
6.ネタバレ 奥さんが標的だったというのは意外で楽しかったのですが、そこからがまったりした雰囲気になってしまい、長く感じました。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 5点(2014-03-10 14:28:51)
5.ネタバレ 落ち目の劇作家が、教え子の傑作を盗むために殺す! と見せかけて・・・いい意味で騙された(笑)。だが全体的に長くて、退屈な映画の印象。もしテレビドラマの30分枠(実質20分)なら傑作かもしれない。

(初見では)机の鍵を開けようと奮闘するシーンが意味不明。
キャラにもセリフにも快感がなく、観ていて疲れた。
たぶん、最初にストーリーありきの作品で、キャラがコマ扱いで魅力なし! だから楽しめなかったのだろう。

DVDレンタルで観たが、中古の五百円、レンタル落ちで二百円でも買いたいと思わない。だから6点。
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 6点(2018-03-05 03:38:49)
4.元々は戯曲なんですよね。
舞台劇が好きな方なら楽しめるかもしれませんが、如何せん、セリフのやりとりが団長でつまらないです。
どんでん返しといっても使い古されたものばかりなので、リアルタイムで見たとしても点数はこのくらいかと思います。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-25 10:03:53)
3.かなり好きな部類です。マイケル・ケインとクリストファー・リーヴの共演もたまりません。
「細部にこだわりすぎると駄作」になる。目から鱗。
日常にないハラハラ・ドキドキをくるくる回るカメラアングルで強調して、あれからすべてが始まるんですね
HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-30 23:16:13)
2.ネタバレ 「世の中でもっとも殺人を犯す可能性が高いのはミステリー作家である」という警句(?)を昔なんかの本で読んだ記憶があるが、じっさいフィクションの中では殺人に手を染めるミステリー作家は後を絶たずという感じ。ミステリー作家が主人公でほぼ密室劇だしマイケル・ケインが主演となればどうしても『探偵[スルース]』が思い出されてしまいますが、本作の方がブラック風味は濃厚。ダイアン・キャノンの死からは何となく展開が予想された通りになるけど、お約束通りのどんでん返しの連続とマイケル・ケインの芸達者ぶりが光っていてさほど飽きさせられることはなかったです。そして監督が名匠シドニー・ルメットなのでそつなくまとまっているけど、こういう題材は凡庸な監督だと大惨事になってしまうので注意が必要。まあ監督が全盛期のビリー・ワイルダーだったら、そりゃ傑作と呼ばれる映画になっていたかもしれないけどね。あとケインが主役のせいだけでなく、全体の雰囲気が英国が舞台のようになっているのが面白い。最後に美味しいところを全部霊媒のおばさんが持っていっちゃうオチは、ブラックで個人的には好みです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-26 23:06:17)
1.ネタバレ 推理小説好きなら、観ておきたい価値のある映画「デストラップ 死の罠」。

原作はアイラ・レビンで、ニューヨークのブロードウェイで、延々ロングランした舞台劇の映画化作品だ。

この舞台劇は、ロンドンで大ヒットした、アガサ・クリスティの「ねずみとり」に刺激され、触発されて、製作された気配が多分にあるのだが、イギリス的な本格ミステリの構成とムードを持ちながら、裏側にいかにもアメリカ人好みの乾いた感覚が秘められているのだ。

この映画の演出は、ニューヨーク派の名匠シドニー・ルメット監督。
二幕仕立てという舞台構成を、そのまま映画に持ち込む事で、その構成自体をサスペンスに利用したところは、ミステリ好きを喜ばせる演出だと思う。

才能の枯れたスリラー舞台作家。
若者の持ち込んだ脚本が、あまりにも見事なので、それを自分のものにしようと計画を立てる。
そして、妻をも計画に誘い込み、自分の家で、この若者を殺そうとするのだ。

登場人物は、この三人と近所の奇妙な老婦人だけ。
そして、主な舞台は、この家だけ。
陪審員の控室のみで、あれ程の緊張感と迫力を創り上げた「十二人の怒れる男」の監督だけあって、この限られた場所、その大道具を逆に生かして、二重三重のドンデン返しを語って見せるのだ。

作家のマイケル・ケインも、妻のダイアン・キャノンも、ベストの演技を示している。
そして、青年はあの「スーパーマン」でブレイクしたクリストファー・リーヴだが、複雑な性格の役を陰影を込めて演じていて、実に素晴らしい。

こうしてみると、舞台で練られたミステリの面白さを、単に映像化しただけだと思われがちだが、ところが実はさにあらず。

プロローグに映画ならではのトリックが、はめ込まれているのだ。
実のところ、私はこの部分で完全に騙されてしまった。
憎い人だ、シドニー・ルメット監督。
dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-08-24 16:59:08)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.24点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
425.88%
5926.47%
6823.53%
71029.41%
8411.76%
912.94%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

1983年 3回
最低助演女優賞ダイアン・キャノン候補(ノミネート) 

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