映画『ビルマの竪琴(1985)』の口コミ・レビュー

ビルマの竪琴(1985)

[ビルマノタテゴト]
1985年上映時間:133分
平均点:6.34 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものリメイク音楽もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-06-12)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督吉田一夫(監督補)
手塚昌明
キャスト石坂浩二(男優)井上隊長
中井貴一(男優)水島上等兵
川谷拓三(男優)伊東軍曹
小林稔侍(男優)岡田上等兵
渡辺篤史(男優)小林上等兵
佐藤正文(男優)鈴木上等兵
菅原文太(男優)三角山守備隊長
浜村純(男優)村長
北林谷栄(女優)物売りのお婆さん
常田富士男(男優)物売りのお爺さん
原作竹山道雄「ビルマの竪琴」
脚本和田夏十
音楽山本直純
山本純ノ介(音楽補佐)
撮影小林節雄
製作鹿内春雄
フジテレビ
博報堂
企画日枝久
プロデューサー藤井浩明
荒木正也
角谷優
配給東宝
美術阿久根巌
編集長田千鶴子
南とめ(ネガ編集)
録音大橋鉄矢(調音)
斉藤禎一
照明下村一夫
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💬口コミ一覧

44.菅原文太が役柄にハマりすぎてて,確かに無茶苦茶カッコイイんだけど,ちょっと笑えた。肝心の内容については,竪琴と合唱が大変美しかった。話の筋もさることながら,こちらでも泣けた。脚本より強く五感に訴える。これぞ映画の醍醐味ですなあ。
malvinasさん 9点(2004-07-30 06:20:27)
43.ネタバレ いい映画でした。旧日本軍といえば三角山の菅原文太のような気性の激しい軍曹を思い起こさせるが、この映画は石坂浩二率いる井上隊の昔の日本人の純朴な姿もよりよく描かれていてどうしても暗いイメージがつきまとう邦画の戦争物の中では比較的入り込みやすかった。降伏の説得するときに水島はもう少しいい説得の仕方はなかったのだろうか?気が立ってる隊に対して「無駄死にです!」だなんて言い切っっちゃったよ、30分の猶予って短すぎるなー。 日本軍を美化するためだけの映画だとしたらこのシーンは撮らないでしょう。やはり、いい作品でした。
スーシホさん 9点(2004-06-25 14:08:43)
42.ネタバレ 国語の教科書で「ビルマの竪琴」という小説を知り、ラジオドラマを聴き、原作を読んだ。そしてこの映画の公開時に映画館で見た。その後安井昌二が水島上等兵を演じるオリジナルのビデオを見た。そして再び中井貴一出演のリメイク映画のDVDを鑑賞した。
もうほとんどの筋は覚えている。何せオリジナルとリメイクはほとんど何から何まで同じだからだ。監督が同じ市川監督で脚本も同じ、違いはモノクロかカラーである。
このように、監督が自身でリメイクした映画と言えば、私の敬愛するフランク・キャプラの「一日だけの淑女」がある。しかしその映画は「ポケット一杯の幸福」と題名を変えて、内容も付け加えてリメイクされた。
ところが「ビルマの竪琴」ではほとんど付け加えがない。強いて言えば、「小町」という聾唖の子どもと物売りの婆さんの旦那が登場することくらいだ。
それなのに、上映時間はオリジナルよりも長くなっている。今回較べてみて、リメイクではシーンのひとつひとつがより丁寧に描かれて長くなっていると思った。
DVDの特典の中に、市川監督がなぜリメイクしたかが対談で語られている。「ビルマの土は赤い、岩もまた赤い」に代表するようにその色をカラーで表したかったと言っている。
その結果ビルマ僧の袈裟のオレンジ色、ルビーの赤、インコの緑などがはっきりとわかる。しかしまた、映像が鮮明にきれいになることで、戦争から長い年月を経たもののように見えるマイナスもある。
この映画はカラーを出したいという監督の意向も合ったとは思うが、私の勝手な推測として思ったのは、脚本家でともに映画の道を二人三脚で歩んだ最愛の妻への鎮魂歌であったと思う。
恥ずかしながら、和田夏十という脚本家が市川監督の奥さんだったということは、DVDを見るまで知らなかった。亡くなられてからすでに28年、痛恨の極みである。
蛇足ながら、物売りの婆さんはオリジナルと同じ北林谷栄、30年の違い何という円熟。さらに、軍曹を演じた浜村純が村長役で出演している。
おっともう一つ蛇足、オリジナルは「ビルマの竪琴」だがリメイクは「タイの竪琴」(ロケの場所)
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2011-03-10 07:01:20)
👍 1
41.菅原文太カッコ良かったなぁ!もうちょっと彼の見せ場が欲しかった。石坂浩二の隊長さんも冷静沈着で良いが前線で合唱しちゃダメだよ!って思ったね。敵に我々の場所がバレちゃうでしょ!
和魂洋才さん 8点(2004-02-28 15:13:03)
40.初めて見たのは小学二年生ぐらいで、生まれて初めて映画で泣いた作品。今ではもうストーリーも場面も断片的にしか覚えてないが、とても大切な思い出となっている作品です。
暇人さん 8点(2004-01-04 06:58:03)
39.戦場という環境下での主人公の悲しみ・切なさといった心の変化が見応えがあった。これを無理なく自然体で描ききっている映像が見事で、安易な反戦映画となっていないところがいい。
ケララの狸さん 8点(2003-11-21 14:54:43)
38.泣きました・・・。「水島~一緒に日本へ帰ろう~」というのが頭から離れなくなる。
ぐりさん 8点(2003-09-08 16:48:24)
37.いい映画です。伝えたいけど伝えられない、そのもどかさ。オウムとか歌とかでそれを伝えようとする、うまいシナリオですねぇ。
あろえりーなさん 8点(2003-03-29 00:43:25)
36.小学生のときに観に行きました。定かではありませんが、ちょうどあの日航機墜落事故と同時期だったんじゃないでしょうか?。それで子供なりに、死ぬということ、命というものについて思いをめぐらせた記憶があります。そして、自分が水島だったらどうするだろうと……答はまだ出ていません。
愚物さん 8点(2003-01-28 16:57:52)
35.ビルマ(現ミャンマー)の僧侶は楽器を使っちゃいけなかったような気がするのですが・・・・
cccpさん 8点(2002-09-27 22:27:28)
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34.こういう題材のものだから、絶対泣かせどころはあるだろうと思っていたけど、私が予想しない泣き方をさせてくれた。いろんな思いがあって、その上で悲しいんだけど、その悲しさが映画の中では奇麗だった(実際の戦争というものは・・・というのとは別に)。何も考えずに、気がついたら涙が出てた。ビルマの土は赤い・・・
bin-go!さん 8点(2002-09-02 18:12:35)
33.曲を聴いただけで涙ぐんでしまう。
ミスタープリンセスさん 8点(2002-03-18 00:06:49)
32.日本人じゃなきゃ感情を理解できないだろうなと思ったのは、随所に盛り込まれている唱歌の数々。何年もの間、遠く離れたビルマで戦争体験してやっと帰れるようになった時の心情や、見渡す限りの日本兵の屍を目にした時の気持ちが痛いほど心に突き刺さるようだった。ラスト近くの別れのシーンは頭にこびりついて離れない・・・。選曲のせいもあるが、あの映像の取り方は見事だと思った。泣いた。
SHUさん 8点(2002-02-25 10:02:39)
31.中井貴一出演の作品の中でいちばん好き。最後にオウムが「ニッポンニカエロウ!」というのは、ほんとに切ないです。最近こういう日本映画少ないなあ。実は戦争傷跡ものが好きな私です。
ひよこさん 8点(2001-11-23 01:46:34)
30.ネタバレ 当時、合唱団員だった自分は、吹き替えの合唱だけを聴く目的で観に行きました。でも映画そのものも面白くて、うまい合唱とともに、2倍楽しめました。「埴生の宿」を敵国の兵士と歌うシーン、印象に残っています。
ramoさん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-10 01:24:37)
29.名作は時代を超えんだなと実感。上映当時感動した思いはあるが、改めて観たが惹きこまれるものが十分あった。クライマックスはやはり弾き語りの場面。月並みだけど蛍の光にはやはり涙。まあ粗い面もある。でも中井貴一は当時の芸暦のわりにはかなり頑張ったんじゃないか。
タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 23:33:06)
28.確かに中井貴一の演技はヒドイ。でも心動かされる作品ではあるな。下の方が書かれていたが、「自分が水島だったらどうするのか?」それを考えるのが、この作品のテーマなんだと思う。八甲田山もそうだったが、石坂・菅原の対比によって、隊長(TOP)の判断で組織の生死が決定されるんだなあ、とあらためて思った。強気外交はOKだが、戦争だけはしないでくれと日本のTOPにお願いしたい。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-16 15:36:22)
27.水島の旅は正に地獄巡りであり、それ自体が並の僧侶をも超えた厳しい修行。彼が「供養」を決心するのも自然の成り行きです。個人的には、その過程はもう少し丁寧に描写した方が良かったと思いましたが、東南アジア系に見える中井貴一やインテリに見える石坂浩二は適役だったと思います。私が一番感動したのは、イギリス兵の納骨堂で隊長が日本の骨壷を見つけたシーンと、水島の奏でる「仰げば尊し」。オリジナルは未見なので何とも言えませんが、本人がわざわざリメイクしたということは、市川崑自身は旧作より新作の方が優れてると考えていたのではないでしょうか(まさかオリジナルより劣ったもので満足するとも思えませんし…)。日本的ファンタジー映画としては完成度の高い作品だと思いますよ、7点献上。
sayzinさん [地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 00:06:18)
26.埴生の宿を聞くとこの映画を思い出します。戦争で前線に行っていた人達、死んだり生き残ったり。生きていることが当たり前じゃないから、生きていることに罪悪感を持ってしまうのか…と考えたら本当に哀しくなりました。中井貴一も熱演はしてるのですが、イメージが違ったのでそこがちょっと残念です。
へっぽこさん 7点(2004-12-16 19:38:14)
25.モノクロの前作に比べては物足りない印象はありますが、それなりに見るべき価値はあるとは思います。中井貴一の演技は思ったよりも良かったと思います。へちょちょ星人さんも書いてますが、北林谷栄が印象変わらずに同じ役をやっているのは面白いですね。
オオカミさん 7点(2003-11-16 17:34:05)
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.34点
000.00%
112.27%
212.27%
324.55%
424.55%
5613.64%
6818.18%
71022.73%
81227.27%
924.55%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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