映画『フェノミナ』の口コミ・レビュー(3ページ目)

フェノミナ

[フェノミナ]
Phenomena
ビデオタイトル : フェノミナ/インテグラルハード完全版
1985年上映時間:115分
平均点:6.38 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(1985-06-22)
ホラーサスペンスミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-04)【イニシャルK】さん
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監督ダリオ・アルジェント
キャストジェニファー・コネリー(女優)ジェニファー・コルヴィノ
ダリア・ニコロディ(女優)フラウ・ブルックナー
パトリック・ボーショー(男優)ルドルフ・ゲイガー警部
ドナルド・プレザンス(男優)ジョン・マクレガー教授
フィオーレ・アルジェント(女優)ベラ・ブラント
麦人ジョン・マクレガー教授(日本語吹き替え版)
唐沢潤(日本語吹き替え版)
脚本ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
音楽ゴブリン
サイモン・ボスウェル
撮影ロマノ・アルバーニ
製作ダリオ・アルジェント
特撮セルジオ・スティヴァレッティ(特殊効果)
衣装ジョルジオ・アルマーニ
編集フランコ・フラティチェリ
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💬口コミ一覧

10.ネタバレ 良くも悪くもダリオ・アルジェントらしい映画。

突拍子もない展開に、合っているんだか合っていないんだかの音楽(へヴィメタみたいな音楽がかかった時は、それ違うだろ・・・と突っ込んでしまった。)

何か破綻しかかっているんだけど、グロさと生理的不快感の映像の中に美少女・・・
という絶妙な配分で魅せてくれる・・・ホンマか?(笑)

くれぐれも食事しながらの鑑賞厳禁&チンパンジーちゃんに主演アニマル賞進呈!!



ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-27 14:05:27)
9.ネタバレ  やや非現実的なホラー。
 かと思いきや、中盤あたりから少しずつミステリーが入り始めます。
 最後は完全にホラー。しかもわりと万人受けしそうなわかりやすいホラー演出の連続。
 とにかくキャラ設定が良いです。
 虫女VS殺人鬼親子。
 パスタのように電話機のコードを巻くシーンで、刑事の叫び声だけが2度聞こえるシーンが個人的に最も恐怖感煽られました。
 あとはやはり水中ですかね。
 きそうなのはわかっていたんですが・・・
 くるな、くるなよぉ~。
 とは思っていたんですが、やっぱりきちゃいましたね。
 フィニッシュがまさかのあいつっていうのも、素晴らしかった。
 最後の最後まで手を抜いていない上質のホラーでした。
 ちなみに蛆虫や蝿くんたちをこんなに応援する気持ちになれたのは生まれて初めてです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-29 12:45:51)
👍 1
8.ネタバレ 一匹のハエを従えて、殺人鬼を探す美少女。『ESP』。虫と意思疎通が出来、操るとまではいかないが、その設定が素晴らしい。ハエが道案内する様に先を飛び、OPの空き家を見つけ、ジェニファーの元へ戻ってくるこのシーンが大好き。兎に角ジェニファーが演じる『ジェニファー』に尽きる映画だ。当時14歳という、あどけない美しさが画面から溢れんばかりの魅力。一目見て現在のジェニファーの面影を残していて、大女優の片鱗を感じさせる大人びた雰囲気。前半の夢遊病による演出により、やはりどこか一味違う独特の世界観なのかとも思ったが、中盤からにかけての誰が殺人鬼なのか?というサスペンスフルな展開は目が離せずに見事な演出。OPの空き家でジェニファーが丸めた紙を見つけて見上げる構図とアングルはお見事で、カプコンの『バイオハザード』での印象的な数々のアングルの先駆け的であり、まさにお手本にしたと思えるシーンだ。ゴブリンによる音楽は正直、独特過ぎで各シーンにおいて「寿司にカラシ」といったアンバランス感はあるものの、これも良くも悪くも「唯一無二」のアルジェントだと思えば流石かも?照明を浴びた姿、無数に集まったハエの大群に「愛してるわ、みんな。」と微笑む表情、真っ暗な湖面から顔だけ出したシーンに、炎をバックに湖から上がるその姿を収めた構図はまるで絵画の様に美しく神秘的で、ジェニファーは神々しい。ご主人に刃物は危険だと注意されたチンパンジーが、刃物でご主人の仇をとるラストシーンは皮肉でもあるが、伏線の見本の様にお見事である。このチンパンジー君(ちゃん)にはぜひ主"猿"賞を差し上げたい。ぼくのDVDボックス殿堂入り。
mikiさん [DVD(字幕)] 9点(2012-09-22 21:58:48)
7.ネタバレ ダリオアルジェントらしさが開花してる作品。
サスペリアの姉妹作といえそうだ。

少女ばかりを狙う殺人鬼の猟奇性と異常性そして変態性はホラー映画随一といっていい。
ダリオアルジェントはホント変態だと思う(敬意をもって)。
そしてこの作品は狂気が漲ってる。
ヒロイン(ジェニファー・コネリー)があまりにも美しい。
美と酷の対比がされていて、この点もホラー映画で一番かもしれない。
多感な時期にある少女のサイキックな力が事件を解き明かす鍵となる話は他にもありそうだが、
この映画では少女のサイキックと虫が結びつく独創性が最も評価されると思う。
また猟奇殺人とともに、その土地の気候や自然現象もそこに影響してくるかのように描かれている感じがする。
さらに動物までもそこに関わらせてしまうところにダリオのホラーワールドの深さを感じる。

清涼感あふれるスイスの風景と戦慄を感じる電子音楽が白昼夢のような独特の雰囲気を作り出す。
メタル(アイアンメイデン)のギターは猟奇的にかき鳴らされ、一種のアドレナリン効果をもたらす。

不条理な謎解きは
まるでプレステのホラーアドベンチャーゲームをプレイした時の興奮と、
不思議の国のアリスを感じさせる場面もある。

閉鎖的な恐怖を感じる映画で、1回目に見たときよりも畸形児は怖かった。

「クロックタワー」の元ネタを感じさせる恐怖と展開、そして美しすぎるヒロインに大満足です。
名作サスペリアと比べると美術や演出は抑え目にされ、エッジは弱いが、
独特のダークな雰囲気が見事。
(「虫と少女」といえば同年に「風の谷のナウシカ」が重なったというのが個人的に興味深いです)
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-18 23:18:38)
👍 2
6.ネタバレ ○ダリオ・アルジェント監督作品は2つ目の鑑賞。○彼の世界観は分かるが、時折流れるヘビメタに違和感。○ただのホラーだけでなく、中盤からのミステリー要素もあり楽しめるが、虫が寄ってきたり、チンパンジーに助けられたりとネタ映画的な印象。○残酷な映像にジェニファー・コネリーという美の対比はなかなか。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-04 19:53:00)
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5.ネタバレ 「監督狂ってる」「超B級」「悪趣味やりたい放題」〜普通はけなす言葉がことダリオ氏に関しては褒め言葉と捉えられたりする。しかし本作はそのどれもが一線を越えていて見るに堪えない。なにしろ「夢遊病の美少女」「少女を虫が助ける」「汚物プール」等の設定や素材が生かされていない。全く筋に関係の無い少女のゲロシーンに象徴されるように、適当に思いつくままジェニファー嬢に汚れ役をやらせたいだけのご都合主義があまりにも鼻につく。その結果、ハエは友達なのに蛆はキライみたいな矛盾した描写まである。この話で主役の虫好きキャラがぶれるなんてあっちゃあいけないよ。
皮マンさん [DVD(字幕)] 2点(2016-09-12 16:17:50)
4.ネタバレ ダリオ・アルジェントお得意のいわゆる“美少女虐待サディスティック・ホラー”なんですけど、この手の作品群の中でも彼の趣味が際立っている一品であります。彼の美少女虐待趣味はまあ判らなくもないけど、もう一つの性癖である“昆虫愛”がこれだけ濃厚なのにはこの人の変態性が強く感じられます。ストーリーはもう「ジェニファー・コネリーの昆虫すごいぜ!」とでも申しましょうか、ハエやらのどアップ・カットが何度も出てくるし、「なんなん、これなんの映画なん?」と突っ込みたくなるぐらいで、アルジェントは香川照之と対談したらきっと気が合うだろうな(笑)。またジェニファー・コネリーの可憐なことと言ったら、アルジェント・ホラーのヒロインでは間違いなくNo.1でしょう。しかしまあ、いくらプロの女優だとはいっても14歳の少女を人骨や蛆が浮いたドロドロのプールに(作り物だってことは判ってますけど)投げ込みますかねえ。ジェニファーもこのころはデビューしたて、イタリアにまで出張って来て(同年に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』にも出てる)オーディションまで受けて、彼女も必死だったんでしょうね。でも大丈夫、キャリアの初期にこういう過酷な現場を経験しておけば多少のことでは動じない根性が付いただろうし、これがオスカー受賞する演技派に育つ糧になったんだよ(ホントかよ)。でもジェニファー・コネリーがアルジェント作品に出演することは、もう二度とないでしょう(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-11 21:28:51)
3.ネタバレ ・主人公に夢遊病やら、虫とコンタクトが取れるやら、有名人の娘やら
 色んな設定が多過ぎてもうちょっとまとめたほうがと感じました。
・BGMの導入が斬新で、突然入ってくるヘビメタ調?の音楽が良い意味でも悪い意味でも印象的。
・某時計塔ゲームと似ている部分が多々あって感動。
とむさん [インターネット(字幕)] 4点(2020-02-16 23:52:30)
2.作中で「虫めづる姫君」を演じているジェニファー・コネリーは撮影当時13歳でしょうか。
いやこれが確かにカワイイんですけど、彼女ばかりではなく、これだけカワイく撮ったスタッフこそ褒めてあげて欲しいところ。ブサイクさんが虫と戯れてたのでは、ゴメンね、正直、絵にならない。
ホラー作品とは言っても、あくまで連続殺人モノ。そこに、主人公の少女が虫と意思疎通めいた事をするという設定を持ち込んで、超自然的な要素を加えたのが本作の売り。虫の複眼を通した一人称映像なんて、巨大蟻の帝国以来じゃなかろうか。
だもんで、虫虫虫のオンパレード。はい、キモチ悪いです。これで終わっては単なる悪趣味映画ですが、ハエと共闘したりしちゃうあたりは、ちょっとファンタジー。犯人は一体だれなのか、そして犯人が抱えた秘密とは。
虫のキモチ悪さ以外にも、それなりに残酷描写やショック描写が盛り込まれ、突然のヘビメタはイマイチよくわからんノリながらも、不気味さはよく出ておりました。ジェニファーのちょっとトロくて不器用な感じも、作品の神秘性に繋がっていなくもなく。
ドナルド・プレザンスがムシ博士をやっていて、そこにムシ大好き少女ジェニファーがやってきて意気投合、ムシ談義を花開かせる、という展開は何だか、(無償配布の非売品化される前の)学研ひみつシリーズみたいな設定だわい、と少し思うのでした。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 17:52:08)
1.ネタバレ まとまりがないし、安っぽいところも散見されるのですが、それでも光るところがあると言うか、心に引っかかってくると言うか、
嫌いになれないというか、むしろ好きな作品です。音楽の使い方も、いい雰囲気を出しているところもあれば、静かな場面で大音量のヘビメタが鳴ったり、映像もウジ虫にやたらこだわっている割に、ハエが飛んでいるところは明らかな合成だったり、ムラがあるのですが、むしろそれがいい味を出していると感じられるところが面白いです。あと、主役のジェニファー・コネリーが可愛い過ぎて困ります。ジェニファーを愛でるための映画と言っても過言ではありません。つややかな黒髪と緑色の瞳。大人になっても十分美人の部類だとは思いますが、この頃は輪郭が柔らかくて、頬もほんのり赤くて艶やかです。イタリア語堪能なのにも驚きました。
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-11 13:28:14)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
224.00%
312.00%
448.00%
5816.00%
61224.00%
7918.00%
8714.00%
9510.00%
1024.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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