映画『[Focus]/フォーカス(1996)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

[Focus]/フォーカス(1996)

[フォーカス]
1996年上映時間:73分
平均点:7.47 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
サスペンス犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-02-09)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督井坂聡
キャスト浅野忠信(男優)金村
白井晃(男優)岩井
海野けい子(女優)
さのてつろうカメラマン
脚本新和男
撮影さのてつろう
製作原正人
黒井和男
美術丸尾知行
編集井坂聡
照明さのてつろう
あらすじ
金村(浅野忠信)は盗聴好きの青年である。しかし、ひょんなことから、胡散臭いインタビュアーからインタビューを受けることになる。最初は淡々とインタビューに応じる金村。しかしながら、途中から彼に異変が起き、一大事件へと発展していく・・・一人称的カメラが捉えたその映像は、観る者をそこで起きる事件に巻き込むだけの臨場感を生み出している。浅野忠信が、その天才ぶりを存分に発揮した傑作中の傑作!そのスピーディな展開に飲み込まれること間違いなし!
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💬口コミ一覧

27.ラストが普通すぎた以外はよかった。特に浅野忠信は案外はまってた。
PADさん 7点(2004-06-04 21:07:23)
26.はらはらさせるという点ではうまくできていると思います。また主人公が豹変する様もいいですね。実際ありえなさそうで起こりそうなテーマなので面白いと思いました。ドキュメントタッチの映画だから最後の終わり方もありだなと思いました。
書記さん 7点(2004-06-16 17:23:57)
25.浅野も白井も絶妙。キャラ作りが完璧にできてるのに感心した。全体にリアルな上、後半の浅野の迫真の演技が怖すぎる。
DELIさん 8点(2004-07-09 15:36:10)
24.ネタバレ 低予算の邦画サスペンスとしてはマイナーながら高レベルな作品。

その場の臨場感を出したり、どうなっていくか分からない不安感を演出するには、変に凝った事をするよりも、こうしたドキュメンタリーっぽい撮り方をするのが手っ取り早い、という好例。カメラの手ブレや不安定な主観視点が、何もしなくてもリアリティを醸し出してくれる。

些細なトラブルから、取り返しのつかない事態へ急転直下していく展開は、現実にもあり得そうなだけに、見る者にとっても感情移入しやすい。

マスコミ批判という点では、「破線のマリス」とも重なる部分があり、それ以外でテーマとしていまいち何が言いたいのか分からない欠点も似ているが、単純に不条理な運命の悪戯にただ翻弄される人間の姿を描いたサスペンスドラマとして見るなら、下手に理屈っぽくない方がいいかも知れない。

浅野忠信の演技力はなかなかのもの。「盗聴はするが、それ以外は決して常軌を逸した犯罪者ではない普通の青年」の追い詰められた演技がうまい。人を殺して狼狽たえ、恐慌を来たす様は鬼気迫るものがある。

ラストも見る者によって、色々と解釈が出来そうで、すっきりはしないものの終わり方としてはリアル。全体的にテンポも良く、時間も短めなので、いったいどうなるのかという興味が持続する。

ただストーリー自体にはミステリー的な謎解きが出てくる娯楽作品ではないので、本来は7点くらいが妥当だが、もっと評価されてもいいので8点献上。
FSSさん [ビデオ(邦画)] 8点(2004-07-10 21:42:15)
👍 1
23.ネタバレ 携帯電話の通話をアナログ受信機で聞けた頃は実際「ヤクザとかのヤバイ会話を聞いてしまったらどうしよう」とか想像したもんだけど、まさにそれを映像化したもの。そして最初から最後まで浅野忠信の演技が半端じゃない!ラジオライフ読者なら「演技じゃなくてネイティブの”おもしろ無線ヲタク”じゃないの?」と思ってしまうほどの(実際私は思ってる)リアルさ、自然さ、そして緻密さ。(実際そういう趣味の人にしか判断できないレベルの知識がことごとく正確でなおかつナチュラルな演技。) 素人を演じるにしても普通は限界があるでしょ。その限界を完全に超えてる。よくあるヲタク演技クサさ(デフォルメ)が皆無。元無線受信ヲタクの私の目から見てもマジで素人の無線受信ヲタクにしか見えない。キレてしまう場面以前の演技がスゴ過ぎだよ。そしてキレてる時の演技も半端じゃない。まさにヲタクがパニックになったらあんな感じだね。まぁ映画というにしてはかなりシンプルなストーリーゆえシミュレーション映像って感じがするので7点献上だけど、正直10点をつけたい気もする。
ぷらむ少佐さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-06 22:14:02)
👍 2
22.もし浅野忠信のファンならこれは必見なんじゃないかな?内容かなりえぐいんですが良く出来た映画でした。
Vanillaさん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-24 23:47:45)
21.いい脚本だと思う。浅野もよし。
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 04:53:16)
20.ネタバレ 拳銃ぶっ放して逃走した場面までは良かったけど、
部屋に戻りエッチを強要している場面で一気に興ざめ。
あんなんでしゃべらなくなるとは思えない。
逆にしゃべる可能性が高くなるかもと思う。
百歩譲って、あれでしゃべらなくなるとしても、・・・・じゃカメラマンは?
という疑問が・・・
yoshi1900olololさん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-06 08:13:48)
19.最初退屈で20分程度続きますが、後半の衝撃を考えればそれすらも逆に良く思えました。

衝撃につぐ、衝撃でこういう方向に持っていくとは考ええていなかったため非常に驚きました。

カメラワーク・手取り感、敢えてしっかり撮っていないがいい。
ただ、山場のBGMはこの雰囲気でいくのであればいらなかったでしょう。

あくまで大衆向けではないですし、アイデア勝負の1回切りの映画だとは思いますが、
それに成功した映画好きな人なら是非観て欲しい作品!!

改めて感じましたが浅野忠信はすごい。
役者中の役者ですね。
浅野忠信じゃなければここまで面白くなっていなかったでしょう。

浅野忠信に+1点!!
コショリンさん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:25:07)
18.ネタバレ 浅野忠信出演作の中でも、観たかった映画ベスト5に入る作品だった。
ようやく今回、観る機会を持てた。

かなりマニアックな映画で、好みは間違いなく分かれるであろう作品。

ただ、73分という短めな上映時間の中で、無駄なシーンがほとんどなく、息つく間もなく、次々にシーンが進んでいく様は、観ている者を釘付けにすること間違いなしだ。

浅野忠信がオタクに扮し、切れているところはスゴイの一言であるが、一部、
「それは、ちょっとオタクのしゃべりじゃないだろ?」
と、個人的にはツッコミたい部分もあった。
ただ、それはほんの一部分でしかないし、後半、物静かなオタクから豹変し、全くキャラが変わってしまう辺りの演技は、「さすが浅野忠信」って感じだった。

あと、ディレクターの様な人から、しつこく質問を受けて、狼狽したり、困惑したり、怒ってみたり・・・と、この辺りの一見すると見過ごしてしまう様な、「絶妙かつ細かい演技」は、浅野忠信にしか出来ない、計算し尽されたレベルの高さを感じた。

しかし、「主人公の死で決着をつける典型的な映画」であるので、そういった映画が大嫌いな私にとっては、不向きな映画でもあった。
決して、他人に自信を持って推薦できる類いの映画ではないが、それとは逆に、「一度は観て欲しい邦画の異色作。」としてオススメしたい。

何より、浅野忠信の凄さが凝縮されている日本映画である。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-30 23:50:18)
👍 1
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17.ネタバレ 映画なのにわずか70分ほどしかない短い映画。
前半20分ぐらいが退屈でだるいのだが、この部分が後ろに大きく利いてくる。

全編テレビカメラ目線という、ありそうでない映画。ストーリーはとてもシンプルだが、ドキュメンタリータッチな感じが迫ってきて、フィクションなのにノンフィクションのような錯覚を起こさせる。そのおけがで、急展開の流れに緊迫感がすごいついてくる。

後半で、突然立場がひっくり返り、ディレクターの岩井のしょうもなさがあらわになる。あの女の人のほうがよほど骨がある。
ラストには賛否ありそう。テレビを打ち抜くかなと思ったのだが。

長回しが多くて、撮るのは大変だっただろうな。あと、浅野さんの演技がホントうまかった。
θさん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-07 23:09:23)
👍 1
16.アイディアと演技力の勝利。こういう映画大好きです。
Balrogさん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-03 18:40:37)
15.ネタバレ 当時、注目していた浅野忠信が出ているということで、予備知識もなく
映画館に観に行きました。
イメージしていた役柄と違い、そのギャップに驚いたのと
なおかつあまりのおたくっぷりに、途中、浅野忠信ではなく素人が演じていると
思えるくらい、まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えました。

内容的にも最初のスローな展開から、中盤・後半にかけてどんどんスピード感・
緊迫感が増してきて、衝撃的なラストで完全にこの映画に引き込まれました。


N.Y.L.Lさん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-08 23:41:29)
14.ネタバレ 浅野忠信っていいな、と思ったのがこの映画だった。強引なテレビ局の取材に押され、「えー」とか照れ笑い浮かべつつ、ストレスがたまっていくオタク青年の役。このテレビのディレクターやった白井晃がまた傑作で、強引かつ傲慢、口ばかり達者で他人を素材としてしか見られなくなっている人種を、誇張のようなリアリズムのようなきわどい線で怪演。ドラマとしては、そのオタク青年がキレ、がらっと変わるところが見せ場で、まあ落語の「らくだ」とか、そう珍しい企みではないのだけれど、ここでカメラマンの存在がだんだん怖くなってくるところがこの映画のポイントだ。カメラマンはこのクルーの中心にいるんだけど、加害者にも被害者にもならず、中立的な安全地帯を確保し、ただただ見続けているの。いや、中立を装いつつ、常に加害者の側に立ってんだな。もちろんそれは我々視聴者のことでもあって、けっして当人は傷つかない。実体験よりテレビ映像のほうに、より本物らしさを感じるようになった我々の、内なる加害者をあぶり出す。画面を経由しないと生々しくならない世界って、かなり不気味だ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-09 12:09:33)
👍 2
13.ひさしぶりに画面に釘づけだった!
ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-27 10:20:53)
12.浅野忠信って生理的に好きじゃなかったけれど、たまたまテレビでやってたコレを見て、彼はスゴい役者だと感心した。彼の演技で本当のドキュメンタリーのようなリアル感が出たと思う。
だみおさん [地上波(邦画)] 8点(2010-01-10 01:27:49)
11.ただ浅野忠信が出てるので観てみました。内容は別に面白くありません。 ただ浅野忠信が出てただけでした。
紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2010-02-20 16:42:49)
10.ネタバレ 「クルマ」が引き金になるのですね。部屋は見せられないが、むしろ取材して欲しかったんでしょう、彼の自慢のシルビア。さんざん、いい調子のレポーターに火薬詰め込みまくられたところで、宝物、足蹴にされたら発砲しますね。その後の取り乱す姿にピークを迎える浅野忠信は、そこに至るまで蓄積されていた分が解き放たれ、確かにすごかった。それに加えて、荒削りでかつ繊細なこの話を紡ぎ出した、当時若い脚本家であった新和男氏に+2点献上したい。
なたねさん [DVD(邦画)] 9点(2010-04-11 08:35:19)
👍 1
9.ネタバレ 浅野忠信のオタクぶり、キレぶりがやはり見どころ(けど前半のやりとりは、観ていてかなりイラつく)。最後は自殺?点数低めにしようかと思いましたが、これブレアウィッチより前の作品なんですね・・・ということで+2点します。
よりさん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-01 00:00:48)
8.最初予備知識を全く入れずに見たため「あれ失敗したかな」なんて思っていましたがなんのその。後半の怒涛の展開には手に汗握るものがありました。浅野忠信の演技は素晴らしくてもう本物のオタクにしか見えませんし後半の切れっぷりのギャップも凄くてありえないです(笑)。こんなに凄い役者さんだったんだという事に気付かされました。
キリンさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-23 23:08:51)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 7.47点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.13%
536.38%
6510.64%
71429.79%
81429.79%
9817.02%
1024.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review4人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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