映画『はつ恋(2000)』の口コミ・レビュー(4ページ目)

はつ恋(2000)

[ハツコイ]
2000年上映時間:112分
平均点:7.11 / 10(Review 70人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-04-01)
ドラマラブストーリーファミリー青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-15)【イニシャルK】さん
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監督篠原哲雄
キャスト田中麗奈(女優)会田聡夏
原田美枝子(女優)会田志津枝
真田広之(男優)藤木真一路
佐藤允(男優)白川タクシーの運転手
平田満(男優)会田泰仁
仁科克基(男優)多々良昭仁
ジーコ内山(男優)呼び込み
中村久美(女優)
田中要次(男優)
脚本長澤雅彦
音楽久石譲
撮影藤澤順一
製作TBSテレビ(「はつ恋」製作委員会)
角川書店(「はつ恋」製作委員会)
バンダイビジュアル(「はつ恋」製作委員会)
電通(「はつ恋」製作委員会)
企画濱名一哉
川城和実
プロデューサー遠谷信幸
配給東映
美術都築雄二
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集奥原好幸
照明矢部一男
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💬口コミ一覧

10.思った通りに行動したり、言葉に出来ていれば、どのように人生は変わっていたのだろうか。
可能性は山とあっただろうが、日々を生きるために大概のことを肯定(正当化)してやり過ごしてしまう。
たまには立ち止まって、かつてあったかもしれない可能性を省みることで、将来への(同じく山とあるであろう)可能性へ目を向けることが出来るのかもしれない。

全ては行動を契機とする。
ひとつのアクションで人生は大きく変わるかもしれない。
希望は常に目の前にある。
カラバ侯爵さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-08 08:25:39)
9.作品のテーマを考えたら、岩井監督の「Love letter」と同じ“失われた時を求めて”というフレーズが思い浮かんだ。
ただ、この作品で、主人公が求めた“時”は母親の青春時代。
その過程で、自己の成長や家族愛が描かれている。
切ないラスト、美しい風景、美しい音楽、田中麗奈の熱演ということのない出来。
人は前を向いて進まなきゃならない生き物だが、その一方で、思い出に生かされている、ということも忘れてはならないと思う。
なおてぃーさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-13 19:43:06)
8.ネタバレ 田中麗奈は『夕凪の街 桜の国』でも、親の過去を探ってたが、そういえば昔っからそういうことやってる娘だった。こっちは母親。この映画の真の主役は母の原田美枝子の方で、病気と真摯に対峙し、泰然と死の準備を進めていく芯のある女性。それだけなら、まあ原田なら似合った役どころで特別印象に残らなかっただろうけど、初恋の人真田が病床のベッドに訪れたとき、スッピンの顔を恥じらい、枕で隠すとこが白眉。毅然とした外面のなかに潜んでいた柔らかい内面が、一瞬姿を現わすとこがよかった。あくまでこれは中年の物語、その過去の青春を現在の青春が探検するために、奥ゆきが出た。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-10-02 12:10:52)
7.すごく丁寧な作りで役者陣も適材適所。特に田中麗奈、真田広之はナイスコンビだったと思う。喫茶店のホール係もgood。同じ音楽を何度も使うのが少し気になったけど、全体としてみると悪くない出来。メッセージもストレートでわかりやすい。あの時こうしていたら・・・なんて事は誰でも考える事だけど、大事なのは今を大切に生きる事。自分の事を思い出として大事にしまってくれている人。いるかなぁ~、きっといるだろう。いて欲しい。あの人がいたから今の自分がいる。前を向いて一生懸命生きよう。そんな気持ちにさせてくれる、あったかい映画でした。
オニール大佐さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-02 17:36:13)
6.ネタバレ あまりヒットしなかったようですが、大好きな映画です。派手さは無いけど脚本がしっかりしているし、全編通しての抑え気味の演出も好印象でした。好きなシーンは「藤木のお見舞い」「父との出会いを話す母」そして「観覧車」です。後半で明らかになる藤木のエピソードを受けて改めて観覧車のシーンを思えば、これも切ないシーンですよね。出来るだけたくさんの人に見て欲しい気持ちを込めて10点献上ですが、レンタルではもう置いてない店が多いようです。残念。繰り返し観たい映画なのでDVD買ってしまいました。
ひなりょんさん [ビデオ(邦画)] 10点(2011-12-27 00:01:37)
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5.ネタバレ 若き日の西村志津枝や藤木真一路、会田泰仁は出てこない。それどころか西村志津枝と藤木真一路がどのように出会い、どのような日々を過ごし、どのように別れたのかさえほとんど分からない。母の「はつ恋」ではなく、あくまで「今」を描いた映画だ。24年前、出せなかった手紙。そしてその後の人生のこと…。母として娘に伝えたかった勇気の大切さは、けっして後悔からくるものではない。その逆と言ってもいいだろう。「恋をしたらね、そのとき、そのときを大切に生きて、恐れずに前へ一歩踏み出して、(中略)あれがあるから今があるんだって、そんな大事な瞬間が必ず来るってことをね、話したかったの…」引用しちゃったけど、思いは聡夏に伝わったことだろう。そして北海道に向かった藤木もまた勇気を持って、今を大切に生き始めた。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-02-02 18:30:39)
4.ネタバレ 余命いくばくもない母親の“はつ恋”の男を探しに出かけ、その男を見つけ出し、次第に打ち解けていく過程を描いた前半は、とても面白い。

それに対し、みんなが平和におさまっていく後半は、あまりにフツー過ぎるというか、無難というか、もう一つ物足りない。

田中麗奈と真田広之の二人のコンビは、なかなかのお似合い。
歳の差を感じさせず、アブナイ方向に向かうのでは?と勘繰ってしまうほどの仲の良さ。
いや、むしろ私が真田広之の立場だったら、「もータマラン!!」ってなっちゃって、その立場を悪用するかも?!・・・いや実際はしないと思いますけどぉ。

そういや初恋っていえば、個人的な話として私の場合、中学生の頃だった。
当時のにじばぶ少年は、同じ部活の女のコと両想いだと思っていた。
そして時が過ぎること数十年・・・同窓会が開催されて、その女のコと再会した。
中学時代に好きだったことをそのコに伝えると、「へぇ~、全然気づかなかったよぉ。」だってさ!!
初恋なんて、しょせんこんなモンよ。
男の思い入れで終わり、女は案外おぼえてくれていないモンよ。
哀しいねぇ。。

脱線して失敬。
まあ、なんというか、長澤雅彦が書きそうな脚本というか、優等生的なヒューマンドラマ。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2013-02-18 00:07:29)
3.ネタバレ 田中麗奈のインパクトが期待していたよりなかったけど、内容は悪くない。
心情の機微を丁寧に描いた静かな映画なので、地味でインパクトは薄いけどじんわりとくる温かさがある。

ネットでの再鑑賞。
年を経ての今回のほうが、良かった気がする。
この頃の田中麗奈は、演技は特別うまいとは思わないのだけれど他にないような独特の存在感があって、瑞々しくてちょっと刹那的な桜の花のよう。
原田美枝子も安定の演技力と存在感。
若い頃の恋人との別れ。そのことに思いを馳せながらも、後悔しているわけではない。
ありふれたようにも見える今の人生を否定することなく、感謝し満足もしている。
家族を残していく切なさが、重苦しくなることなくじんわり温かさを伴って伝わってくる。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-08-01 23:02:52)
2.ネタバレ 映画のタイトルにいい意味でダマされました。原田美枝子が素晴らしい。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-23 14:59:32)
1.ネタバレ 篠原監督は、麗奈ちゃんの魅力を引き出すのが上手いなぁ。
「山桜」といい、本作品といい・・

実にしっとりくる本作品。
なんか言葉にできない味わいがあるんだよね。
家族とは、恋とは、そんなものを静かに描いてる。

跳んだり跳ねたりする麗奈ちゃんがホントにいい。
今度はお母さん役の麗奈ちゃんを篠原監督が描いたらどうなるか、興味あるところ。
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2019-10-18 12:48:42)
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【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 7.11点
000.00%
111.43%
211.43%
300.00%
411.43%
557.14%
61420.00%
72130.00%
81521.43%
957.14%
10710.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 8.33点 Review6人
5 感泣評価 8.60点 Review5人

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