映画『七年目の浮気』の口コミ・レビュー

七年目の浮気

[シチネンメノウワキ]
The Seven Year Itch
1955年上映時間:104分
平均点:5.97 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
公開開始日(1955-11-08)
コメディロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-19)【イニシャルK】さん
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監督ビリー・ワイルダー
キャストマリリン・モンロー(女優)ブロンド美女
トム・イーウェル(男優)リチャード・シャーマン
イヴリン・キース(女優)リチャードの妻 ヘレン・シャーマン
ロバート・ストラウス〔男優〕(男優)アパートの管理人 クーフリック
オスカー・ホモルカ(男優)精神病医 ブルベイカー博士
マーゲリット・チャップマン(女優)リチャードの秘書 ミス・モリス
キャロリン・ジョーンズ[女優・1930年生](女優)夜勤の看護婦 ミス・フィンチ
向井真理子ブロンド美女(日本語吹き替え版【LD/テレビ朝日/フジテレビ】)
愛川欽也リチャード・シャーマン(日本語吹き替え版【LD】)
阪脩トム・マッケンジー(日本語吹き替え版【LD】)
辻村真人ブルベイカー博士(日本語吹き替え版【LD】)
高畑淳子ミス・モリス(日本語吹き替え版【LD】)
小宮和枝(日本語吹き替え版【LD】)
島宇志夫リチャード・シャーマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤波京子ヘレン・シャーマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林修トム・マッケンジー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小原乃梨子ミス・モリス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽佐間道夫リチャード・シャーマン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
来宮良子ヘレン・シャーマン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中田浩二トム・マッケンジー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジョージ・アクセルロッド(オリジナル戯曲脚本)
脚本ビリー・ワイルダー
ジョージ・アクセルロッド
音楽アルフレッド・ニューマン
編曲エドワード・B・パウエル
挿入曲トム・イーウェル"Chopsticks"
マリリン・モンロー"Chopsticks"
撮影ミルトン・クラスナー
製作ビリー・ワイルダー
チャールズ・K・フェルドマン
ドーン・ヘリソン(製作補)
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
特撮レイ・ケロッグ〔特撮〕(特殊撮影効果)
美術ジョージ・W・デイヴィス(美術監督)
ライル・ウィーラー(美術監督)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
スチュアート・A・リース(セット装飾)
ソウル・バス(タイトル・デザイン)
衣装トラヴィーラ
チャールズ・ル・メイル(衣装監督)
編集ヒュー・S・ファウラー
字幕翻訳清水俊二
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💬口コミ一覧

65.ネタバレ 指が動く病気とか、「カユイ」という表現など、心理描写が上手な面白い映画でした。中年男性の欲求不満みたいなものが描かれていて、主人公の男の人が愛らしかったです。やたらと妄想してますが、私は最後までワクワクして観てました。でも、奥さんの方こそ、避暑地で浮気してるんじゃないかな。
凛々さん 10点(2003-12-04 21:49:27)
👍 1
64.サイコー!!(T▽T)笑いっぱなしです。なにかあるごとにかかるラフマリノフのピアノコンチェルト第二番・・・(笑)耳から離れませんzo!!ビリーワイルダー偉大。主演の二人も偉大。
ともえさん 10点(2003-01-30 21:10:10)
63.マリリン・モンローが、マリリン・モンローである理由が、この映画には満ち溢れている。
その理由は、即ち当時世界中の男が“彼女”に恋をした理由と全く同義と言える。

マリリン・モンローといえば、時代を越えて、“セックスシンボル”というスキャンダル性に溢れたイメージが先行しがちの女優である。
しかし、「お熱いのがお好き」に続き彼女の映画を観て感じたことは、滲み出る“女優魂”だった。

この女優から醸しだされるフェロモンと、惜しみないセクシーショットは、当時としてみれば「常識」の範疇を大きく超えていて、故に揶揄を含めたスキャンダルに伴ったイメージが先行してしまったのだろう。
今作にしたって、何と言っても60年前の映画である。彼女の存在そのものがいかに“センセーショナル”だったかは、想像に難くない。
それがいつしか“伝説化”し、敬愛と嫉妬を込めて、“セックスの象徴”として語り継がれてきたのだろうと思う。

でも、この伝説的女優の存在がなければ、その後に登場したすべての女優の“表現の幅”は随分と狭まったままだったと思う。
アンジェリーナ・ジョリーも、スカーレット・ヨハンソンも、今のような魅力を発揮することが出来なかったと思うし、スター女優として存在すらし得なかったのではないだろうか。


主演女優の時代を超越した存在感、その一方で、“浮気”をテーマに描き出される喜劇のストーリー性も、しっかりと深く面白い。
中年男性の根底にある浮気心と止まらない妄想。
過剰なまでに妄想を繰り広げる主人公の“一人相撲”は、可笑しさに溢れると共に、同じく既婚者として身につまされる。
留まらない妄想を突き抜けて、家族の元へ走る主人公の姿には、同じ男として、夫として、父として、渦巻く感情を鷲掴みにされた。

流石はビリー・ワイルダー。些細な仕草や、細やかな小道具つかいに至るまで、緻密で巧い演出が随所に光り、最上級のコメディ映画に仕上がっている。
主人公役のトム・イーウェルの、可笑しさと、哀愁と、愛らしさに溢れたパフォーマンスも素晴らしかったと思う。

今作は、映画史上最高の監督による卓越した映画術を随所に堪能出来る映画である。
が、しかし、結局、あらゆる場面で目がいってしまうのは、ただ“一点”。
やはり、世界中の男の中の一人として、“彼女”に釘付けにならずにはいられなかった。
“彼女”に対する思いは、欲情を越え、憧れを越え、もはや尊敬の念に達する。


さて、僕自身は、“7年目”まであと一年半ほど……。くれぐれもセンセーショナルな“お隣さん”が現れないことを、切に願う。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-03 01:06:59)
62.ネタバレ 愉快で痛快、ラストがほほえましくって、口紅残していくのはイキだなー。主役のトム・イーウェルがジムキャリーに見えてしようがなかった(笑)。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-04-26 08:09:23)
👍 1
61.優れた映画というのは古さを感じさせないものだが、その言葉をつくづく思い出させてくれる映画。リメイクはマリリンの代役が見つからないから無理だろうな。
カテキン・スカイウォーカーさん 9点(2003-02-27 21:43:24)
60.さすがビリー・ワイルダー!!もぉ~面白い!!何度も笑いました。何が良いってトム・イーウェル!始まってしばらくはほとんどトム・イーウェルの一人芝居のようなんですけど、これが全く退屈しないんです。ものすごい空想癖で、時々おいおいって思うんだけどぜんぜん憎めない。マリリン・モンローも可愛らしくて、あの有名なシーンもたまんないです!ラストのマリリン・モンローの一言も女の私でもグっときました。本当にビリー・ワイルダーって俳優の魅力を引きだし画面に生かす才能、ピカイチだと思います。元気だしたい時、ぜひ見たい一本。
もみじプリンさん 9点(2001-12-07 18:40:57)
👍 1
59.ネタバレ 有名な地下鉄のシーンを目的に、見に行った映画。でも、セクシーなエロ映画でなく、都会的なコメディ。予想外の展開に、びっくりした驚きをした思い出がある。良かった。モンローが、エロくなく、可愛かった映画。
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-17 06:22:08)
58.ネタバレ 地下鉄の換気口の上でスカートが浮き上がる有名なシーンに惹かれて観賞しましたが、全身が映っていないのにはちょっと拍子抜けでした。舞台劇がベースなので映画としての迫力には欠けますが、ユーモアセンスのある面白い作品です。マリリン・モンローの魅力も何本か観た中では一番感じられる映画です。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-21 17:42:42)
57.ネタバレ マリリン映画の中ではこれが一番好きです。一般的に評価の高い「お熱いのがお好き」の方は、なまじ作品自体の完成度が高いだけに、マリリン以外の女優がヒロインをやっていてもそれはそれでヒットしていたような気がします(歌のシーンは良かったですけど)。それに引き換え、この作品はどうでしょう。もしヒロインがマリリン以外の女優だったら単なるしょうもないコメディ映画で終わっていたんじゃないでしょうか。つまりこの映画はマリリンが出た甲斐のある映画という事です(この映画以外では「王子と踊り子」なんかもそうですよね)。この、「ストーリー自体のしょぼさを女優自身の魅力だけでここまでのレベルで救うことが出来る」という点が、彼女と同時代のライバル達との一番の違いかなとも思えます。名前はいちいち挙げませんが、同時代の人気女優のほとんどは、ストーリーに救われることはあっても、ストーリーを(本当にここまでのレベルで)救ったことは実はほとんど無かったんじゃないかと思うんです。そういった意味で、マリリンの凄さが良く分かる好サンプルなのではないでしょうか。ほかに「お熱いのがお好き」よりも好きなところは、単純にカラー映画であり、しかも明るい画面が多いので彼女のブロンドがとても冴え渡って見えるというところ。あと、声もポイント。彼女の声質が、この映画のほんわか~っとした雰囲気に本当にマッチしてます。特に私のお気に入りが、トム・イーウェルの「マティーニの大盛り?」の問いに「U-HUN♪」と、なんとも可愛らしい声色で返事をするシーンと、チョップスティックを、それはもう楽しそうに「パパパパパパ♪」と演奏するシーンです。彼女の声って、人を安らかな気分にさせると思います。そんな声で、酒の上の不埒を後悔してしょんぼりしているイーウェルに「あなたは立派な人よ」と優しく慰めてくれるってんだから、も~う男はたまりませんよね!こんな特殊な天然キャラを、1ミリの違和感もなく演じられるマリリンはやっぱり凄い人だったんですよね。日本人でいえば石原裕次郎さんではないでしょうか。全然違うか。ま、ともかく8点です。
バーグマンの瞳さん [地上波(字幕)] 8点(2013-08-19 23:16:32)
👍 1
56.マリリンの魅力がすごく良く出てました。中年のおじさんの想像力の凄まじさには負けました!ただ面白いだけじゃなくて、おじさんの心の揺れ具合も良く出ていて楽しめました。
無雲さん 8点(2003-09-18 01:09:12)
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55.へーぇ、面白いですね。イメージを重ね合わせてこんなに面白いなんて思いませんでした。流石、ビリーワイルダー!!モンローも綺麗!
もちもちばさん 8点(2003-08-08 20:34:44)
54.私が初めて見たマリリンモンローの映画。有名なマンホールからの風の吹き上げのシーンはよく見かけるポスターほどはイメージが強くないのね。でもマリリンモンローの美しさが素晴らしい。歯磨き粉のCM用に笑ってみせる笑顔が何とも魅力的。
さん 8点(2003-07-07 22:30:10)
53.ネタバレ 本作を見て、マリリン・モンローって本当にチャーミングな女性だったんだなぁと再認識致しました。
この全身真っ白のドレスが実に印象的。マリリンといえばやはり有名なのは地下鉄からの風でスカートがふわ〜てなるシーンですよね。
今見ればそんな刺激的でもなんでもありませんが当時の殿方はドキドキしたんだろうなぁと思いました。
リチャードが、不安からくる妄想を繰り広げるんですが、それがいちいち面白い。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-25 19:18:29)
52.ネタバレ 『七年目の浮気』という中々直接的なタイトルですが、実際には堂々とした浮気は起きない。主人公はなんだかんだ言っても配偶者を愛していて、大それた行動は取れない上に、勢い余って取ってしまった時は本気で焦る。そして妄想力逞しい。つまり世の中の大体の人間のソレなのですね。
そんな主人公の二階の住人が何とマリリン・モンロー、あの完璧なプロモーションとちょっとアホ可愛い性格に終始翻弄される主人公は、可也笑えました。
初回と全く違う深刻な状況で繰り返されるラフマニノフの第二番や、鏡の中の顔が見る見る老ける時に言及されるドリアン・グレイの肖像など、洒落が良く効いています。
ただ、舞台劇を映画化したにしても全編にわたり主人公の独り言が延々と続くのはやや違和感を感じました。ビリー・ワイルダーは他にも様々な舞台劇を映画化してしますが、今回はそういう他作と異なり完全に舞台をそのまま映画として撮ったという感じ。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-20 07:12:07)
51.マリリン・モンローの映画の中で、この映画が一番彼女らしいと思う。魅力たっぷりの映画だ。だがこの映画は元々舞台劇、モンローでなくてもきっとおもしろいお芝居に違いない。だが、お芝居の台詞も倫理審査でずいぶんカットされ、舞台劇のおもしろさを失うところだった。それを救ったのがマリリンの魅力ということらしい。
事実この映画は、スカートがまくれあがるあの有名なシーン(画像)が、看板やポスターになり否が応でも人気を呼び込んだことか。だがスクリーン内では、えっこんなもの?
この映画では、カヌーのかいから始まり、ラフマニノフのピアノコンチェルト、ジンのカクテル、チョップスティックなど教養ある題材多し。
DVDで改めて見たが、映像がきれいになっている。感激。やっぱりB・ワイルダーの映画って好き。
ESPERANZAさん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-07-02 22:55:05)
50.マリリン・モンローを撮らせたらワイルダーの右に出る者はいない。彼女に相応しい演出(セクシーながらもギスギスしてない)に、可愛げを誘う台詞。完璧と言っても過言ではない。
それにしてもこの作品、少ないセットでここまで見せるのは素晴らしい。トム・イーウエルの妄想癖(かなり小心で神経質)をしつこいぐらい見せている。それに対して対局の性質(感性)を持ったマリリンと調和させることにより、コミカルで面白い絵となっている。本当に“笑い”として成功している映画は、こういう作品のことを言うのではないか? 今時の作品は下品なシモネタでしか笑いがとれない作品が多い! それを過大評価して喜んでいる人達が沢山いるのが悲しくなってきます。もちろん、下品なネタも時には楽しいのですが、ソレしかないというのは余りにも芸がない。
おはようジングルさん 7点(2004-10-11 09:15:25)
49.ワイルダー、ハリウッド監督11作目にして、パラマウントを離れて撮った最初の作品。そしてオードリーのお次がモンローとは実に贅沢です。さてさて、ワイルダーさん、今作も検閲との闘いを楽しむかのように、ドカン!とモンローをモンローのままにヘイズ・オフィッスにぶつけました。その格闘に疲れたのか、この作品ではどうも、まーまーこんなところで、といった感じがしてしまいますねー。蒸し返るような夏の暑さが伝わってこそ、モンローが1階に転がりこんだり、あの地下鉄の通気孔でスカートに風を入れるシーンが生きてくるのですが、どうも全体的に涼しい、ですね。地下鉄のシーンは、映画では上半身のショットと下半身のショットが交互に写るのみで、フルショットではないのが、あっけないところです。それでもワイルダーさんの検閲に対する大いなる冒険とマリリン・モンローの屈託のない魅力を評価しておきましょう。
彦馬さん 7点(2004-06-20 01:16:12)
48.
虎尾さん 7点(2003-12-13 00:35:37)
47.女性の皆さん、男って奴は暑いとついつい妄想がふくらんでしまうんです。すみません(笑)。「マリリンとアインシュタイン」で出てくるのは、この映画の撮影をしていた頃の設定ですよね。自分の女房がスカートヒラヒラではたしかにディマジオが怒るのもわかりますが(笑)。まあ、馬鹿な男のおバカな妄想を許してやって下さいな(平身低頭)。この映画のマリリンも魅力的でした。
オオカミさん 7点(2003-12-02 00:29:18)
46.何とも想像力がたくましく、独り言の多い主人公ですね。女として浮気は絶対許せない!と言いたいところだけど、主人公の男があまりにも小心者なので笑えました。夏の浮気虫を抑えるのも大変なんですね。セクシー女優というとエッチくさいイメージがあるけど、モンローは凄く可愛かったです。
ピンクさん 7点(2003-11-18 22:02:52)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 5.97点
011.54%
100.00%
223.08%
323.08%
41015.38%
569.23%
62030.77%
71218.46%
869.23%
946.15%
1023.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1955年 13回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)トム・イーウェル受賞 

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