映画『デッドゾーン』の口コミ・レビュー(3ページ目)

デッドゾーン

[デッドゾーン]
The Dead Zone
ビデオタイトル : クローネンバーグのデッド・ゾーン
1983年カナダ上映時間:104分
平均点:7.64 / 10(Review 109人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-06-20)
ドラマサスペンスSFファンタジー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・クローネンバーグ
演出キャリー・ロフティン(スタント・コーディネーター)(ミルクトラックのシーン)
伊達康将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストクリストファー・ウォーケン(男優)ジョニー・スミス
ブルック・アダムス(女優)サラ・ブラックネル
トム・スケリット(男優)バナーマン保安官
ハーバート・ロム(男優)サム・ワイザック医師
アンソニー・ザーブ(男優)ロジャー・スチュアート
コリーン・デューハースト(女優)ヘンリエッタ・ドッド
マーティン・シーン(男優)グレッグ・スティルソン
ショーン・サリヴァン(男優)ハーブ・スミス
ラモン・エステヴェス(男優)カメラを持った少年
レスリー・カールソン(男優)ブレナー
野沢那智ジョニー・スミス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
土井美加サラ・ブラックネル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富山敬グレッグ・スティルソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田稔サム・ワイザック医師(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞バナーマン保安官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林修ロジャー・スチュアート(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻生美代子ヘンリエッタ・ドッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢フランク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮内幸平ハーブ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作スティーヴン・キング「デッド・ゾーン」
脚本ジェフリー・ボーム
音楽マイケル・ケイメン
編曲マイケル・ケイメン(ノンクレジット)
撮影マーク・アーウィン〔撮影〕
製作デブラ・ヒル
製作総指揮ディノ・デ・ラウレンティス(ノンクレジット)
配給ユーロスペース
特撮ジョン・G・ベリュー(特殊効果コーディネーター)
美術キャロル・スパイヤー(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン[ノンクレジット])
録音スティーヴ・マスロウ
ビル・ヴァーニー
グレッグ・ランデイカー
字幕翻訳寺尾次郎
その他ジョン・M・エッカート(プロダクション・マネージャー)
ディノ・デ・ラウレンティス(プレゼンター)
マイケル・ケイメン(指揮[ノンクレジット])
あらすじ
恋人を家まで送った帰りに事故に会って5年間の昏睡状態の後に目覚めたジョニー(クリストファー・ウォーケン)は、自分に不思議な予知能力があることに気がつく。その能力故に世捨て人の生活を送っていた彼は、やがてある男の恐ろしい将来を予知することになる。
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💬口コミ一覧

69.これがなければ、クローネンバーグは私の嫌いな監督ベスト3に入るだろうな。間違いない。私にとってはこの映画1本の貢献で彼の評価は保たれているといっても過言ではないのだ。加えて言うならウォーケンもこれが一番いいと思う。彼は時々とんでもない駄作に出演したりしているけど、元々上手い役者なんだしもっと作品を選んで欲しいな。
moeさん 9点(2003-12-31 06:26:22)
68.紛れもなく、クロネンバーグの最高傑作。なんという切ない映画か。音楽も素晴らしい。
うさぎさん 10点(2004-01-10 02:00:58)
67.ネタバレ 「君にとっては5年でも僕にとっては1日」って切な~。事故ってからラストまで切ない場面満載でした。ラストが特に切なかった。
ジョナサン★さん 7点(2004-01-12 16:49:15)
66.ウォーケンの演技には、感動しました。
ボバンさん 9点(2004-01-16 00:38:50)
65.ネタバレ 昏睡状態から奇跡的に目覚めたのは、事故が起きてから5年後…。

望まぬ能力を授かり苦悩する、悲しく孤独な男を演じるのは、C・ウォーケン。普通ならば、超能力を持った主人公は華々しく、正に“ヒーロー”として描かれる事の方が多いでしょう。しかし、この作品は所謂“ヒーロー”的な人物ではなく、秘めた力によって苦しみ、周囲から孤立してゆく孤独な主人公と、事故によって引き裂かれた元恋人との悲恋を描いています。

私がウォーケンを知り、ファンになった切っ掛けがこの作品。感情の機微を僅かな表情で見事に表現している彼の演技は、とても賞賛に値します。
舞台が秋から冬に掛けてと寒々しさと、悲愴的な色調をもった作品ですが「クローネンバーグが苦手」と言う方はこの作品から挑戦されると良いでしょう。少々“キングらしさ”の方が際だっているかも知れませんが..ラスト、元婚約者の腕の中でジョニーがつぶやき、彼女が答える2人の場面は何度観ても、とても切なく感動します。
MAZEさん 10点(2004-01-24 22:59:44)
64.物語の設定が本当に面白い。このアイデアが浮かんだ時点で勝ちですね。アホな脚本家のせいでスティーブン・キングの映像化作品はコケることが多いのですが、この作品は上手くまとめてますね。キングの原作は冗長なところが有るのですが(個人的にはそこが好きなのですが)、美味しいところを抜け目無く掻い摘んでいるので退屈することなく一気に見せてくれます。
おはようジングルさん 7点(2004-01-30 15:42:18)
63.ここでの高評価と”キング原作映画化での最高傑作”と謳われてるDVDのパッケージに期待して観たのですが…。期待し過ぎたせいか、ガッカリでした。これがシャイニング、ミザリー、キャリーより上ですか???
愛人/ラモスさん 4点(2004-02-02 10:40:37)
62.人は何のために生きているのか、そして何のために死んでいくのか。考えさせられた作品です。サスペンスであり、恋愛映画であり、おそらく原作では彼のヒーロー的な部分がもっと強調されていたのではないかと思います。世界を救う男として。でもこの作品は、彼女への愛が結果的にみんなを救い、自らをも救ったという静かな感動のラストになった。クリストファー・ウォーケンは冬が似合います。彼がその能力を発揮する瞬間、魂を奪われるかのように身じろぎ、一瞬ゾクッとしました。大好きな映画です。
wishさん 10点(2004-02-14 10:10:32)
61.まず気になってしょうがないのが音楽。テーマ曲のメロディはシベリウスの交響曲第2番第2楽章の主題そのまんま。よもや音楽でメシ食っているヒトが、こんな有名曲も知らずに似たメロディを使っちゃった、なんて事は絶対あり得ない(と信じたい)ので、これは「引用」と呼ぶべきなんでしょうけど、映画全編にわたってこれだけ繰り返し聞かされると気になっちゃう! あと、映画の設定ですが、これはイイ! いや、エピソードを積み重ねる毎にまるで作ったように(!)ストーリーが段取り良く進んでいくお手軽さはちょいとお粗末なんです。ラストに至ってはあまりにも都合よすぎ、そんなアホな、そんな事だからマーティン・シーンはB級役者になっちゃうんだよ~と言いたくなる。ここで私がイイと言ってるのはその点ではなく、主人公の孤独ですね。昏睡から覚めたら彼女はすでに人妻、しかもストーリー的にもさっぱりフォローしてもらえず、主人公は孤独へ孤独へとまっしぐら。寂しいね~、ウン、わかるよ~。まあ、ハタから見れば、妄想狂の男が思い込みからテロ行為に走っただけのお話なんでしょうが・・・(一応、主人公には本当に予知能力がある事が示唆されてるのは親切安心設計ですな)。そうそう、ところでトンネル内のシーン、アレ何となく好きなんですよ。トンネルの入り口が向こうにあって、壁面が手前に広がって来て、その中に立つウォーケンという構図、なんか凄みがあるんだナ。
鱗歌さん 7点(2004-04-25 00:48:39)
60.ジョニーに焦点を絞り、長い原作をうまくまとめている。クロネンバーグらしさはあまり見受けられないが、それが万人に受ける要因となっているのだろう。ウォーケンの力演無くしては生まれなかった秀作。
nizamさん 8点(2004-04-26 12:42:17)
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59.クローネンバーグとキングとウォーケンのデッドゾーンというべき。三者の力がうまく合わさって初めてこういう名作になったんだと思う。淡々とした展開にウォーケンの抑えた渋い演技が味わい深い。寒い冬の白さの中に霞む主人公の悲哀が胸に詰まされる。演出、脚本も文句無く、完成度が非常に高い。これとキャリーとショーシャンクは個人的にキング原作の三大傑作。
ぷりんぐるしゅさん 9点(2004-05-12 01:19:20)
58.ネタバレ ここでのレビューを参考に見てみたけど、期待し過ぎたのか、個人的にはイマイチ。

予知能力のような「異能」を持ってしまった人間の苦悩という設定や、一般人と違う「有徴の主役」を据えるというパターンは、映画でも漫画でも小説でも「基本」といっても良いくらいよくあるものだし、その描き方にしてもいたって普通。作品としては可も無く不可も無し。

各エピソードも完全に独立していて、とりたてて物語全体に関わる深い伏線もイベントも無いまま淡々と話が進むのは少し退屈。

それぞれの人間ドラマも浅い。序盤のエピソードや人間関係に有機的な繋がりが無い物語展開は、どうしても物足りなく感じてしまう。政治家をかばって死ぬというラストも微妙。

主人公の孤独の中にたまに見られる笑顔はステキ(笑)。
FSSさん [ビデオ(吹替)] 5点(2004-05-21 05:38:59)
57.サスペンス、ホラー、SFを期待した人にはちょっと期待ハズレかも。この作品は、「サスペンスタッチのラブ・ストーリー」だと思います。そういう意味では、キングやクローネンバーグが苦手な人、個性的な味付けが苦手な人におすすめ。ある意味、万人に好まれる作品になったかと思います。 それにしても、キャスティングがよかったですね。主役をウォーケン以外の人がやっていたら、陳腐な話になっていた危険性・大です。役者として彼のもつ透明感、常人とは違う”あっち側”っぽい危ない雰囲気が、主役の特殊能力と孤独をより深く表現していると思います。冬景色と共にウォーケンの瞳の色が焼きついています。美しくもせつない話だと思います。
りりらっちさん 8点(2004-05-24 23:32:37)
56.「アタリ」「ハズレ」の落差が大きいスティーヴンキング作品の中でこれは「アタリ」の部類。これもデヴィッドクローネンバーグとクリストファーウォーケンの賜物。ウォーケンの演技もあいまって最後のどんでん返しは切なく愛おしい本作。クローネンバーグお得意のグログロ系描写はありませんので、純粋な一級サスペンスとして楽しんでいただけると思います。
tantanさん 8点(2004-05-27 22:14:04)
55.ネタバレ 大半の人は知らないだろうが、この映画には一般に売られている90分のバージョンの他に、124分のディレクターズ・カット版がある。この映画は海外での公開後、なかなか国内でビデオ化されなかった時期があった。その頃にこのバージョンを元にして、ワープロ文字の字幕を入れた「裏ビデオ版」がレンタルビデオ屋で出回っていて、オイラと本作の出会いはこのバージョンでの事。泣けるんだこれが。まあ画質も字幕も翻訳も泣けるんだが、それを吹き飛ばすくらいに内容がよかった。ビデオ版でカットされているのは概ね屋外の寒い風景のシーンと丁寧だが淡々と描かれる家庭教師シーン。あまり本筋には関係ないわけだけど、実はこの二つがないとそれほど泣けないのを、正式版のビデオを見て即座に気付いた。何としても教え子がアイスホッケーの試合に行くのを止めようとする、ウォーケンの静かな激しさは、平凡に積み重ねられていく家庭教師シーン/そこから生まれる師弟の信頼関係なしには理解できない(でないとただのお人好し超能力者に見えてしまうはず)。「自分の人生を壊してまでもやり遂げなければならない事があるのだろうか」というラストのテーマに直結する問いの、中盤での要約だ。今のビデオ版はここの重みが抜けてしまったので、そこからラストシーンに至る主人公の行動に重圧感がない。まるで魔法を見るかのように予定調和な終わり方になってしまっている。そういう想いもあって、残念な公開のされ方をしてる作品だなあと思う次第。124分版なら9点なのだが、ケジメのため点は低くつける。
エスねこさん 3点(2004-06-12 22:55:43)
👍 2
54.古き良き時代のクローネンバーグ作品。キング原作の映画は、どうしても採点が辛くなりがちだが、それでもこれは良い出来でした。息子が殺人犯だった母親に「どっちが悪魔だ!」と、結構本気で突っ込んでました(若かったのかな)。
マックロウさん 7点(2004-06-14 17:54:48)
53.「で?結局彼は何がしたかったの・・・」という終わり方は本当に観終わった後言葉に詰まってしまった。他人の人生を変えてしまうという能力は存在しうるべきか?それとも否か?。普通に生きてても人は人に影響しあって存在している。それをもちろん人々は知らず知らずに行っていて、もしその”人の繋がりにおける時代の流れ”を知っている者がいたとしたら・・・。実際こういう人がいても多分大成せずにこの作品みたいに地味に生きてると思う。例外がビル・ゲイツみたいに”成功者”として名を挙げていることもある・・・のか。
tetsu78さん 8点(2004-06-19 22:13:59)
52.クローネンバーグときて この題名やからてっきり、ドログチュのバリバリのホラーを想像してたんやけど、全然違っててん。淡々としてて派手なアクションもなけりゃ、ドキドキするサスペンスもないねんけど、まさかね~、クローネンバーグの映画で自分がちょっと泣いてしまうとは。ただ、俺は、なんかねー、見終わった後、勇気みたいなもんをもらってん。覚悟を決める勇気かな。自分の明日を捨て誰にも理解されずとも自分の中の正義と使命を遂行しようとする男の姿を見せられると、こっちまで熱くなってくるわ。そら、彼の明日は絶望しかないから捨てる覚悟ができたかもしれんけどね。でも自分を見失わず静かに生きる主役を演じるクリストファー・ウォーケンの演技には惹きつけられるモノがある。もしあなたが、今、すんごい落ち込んでて、明日を変える勇気が欲しいと思ったら、クリストファー・ウォーケンに思いっきり感情移入しながら、この映画を観ることをオススメします。幸せを失った悲しい男の生き様に何かを変える覚悟みたいなもんを得られるかもしれへん。ほんで、ひょっとしたら、あなたのデッドゾーンも変わるかも。
なにわ君さん 10点(2004-11-13 23:47:26)
👍 1
51.作品の全体的なインパクトに欠けるのが痛いものの、映画としての質は高いでしょう。それにクリストファー・ウォーケンやマーティン・シーンら豪華俳優陣の説得力のある演技力も良く、スティーヴン・キングの秀作な原作に忠実な脚本もGOOD(◎)!あと、この映画は特に「最近のキングの映画、チョーつまんなくない?」とか「SF映画で面白いの見たことないんだけど、何がいいの?」といった考えを持ってる方にみていただきたい。もしかしたら『デッドゾーン』が貴方のマイベストになっちゃうかもよ?保障はないけどね。ホラ、恥ずかしがらずに認めちゃえよ!オイオイ!!(笑)ちなみに僕は残念ながらマイベストにはならなかったけど、間違いなくキング作品のホラー映画では5本指に入ることは確実ですね。8点献上。
ピルグリムさん 8点(2004-12-22 22:22:41)
50.「この映画が言わんとするのは、要するに、運が悪い奴は、死ぬまで運が悪いってことだな」そんな感じ。あぁ、あの時やっときゃ良かったーっ。
parabenさん 5点(2004-12-29 20:48:22)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 109人
平均点数 7.64点
000.00%
100.00%
200.00%
310.92%
454.59%
565.50%
698.26%
72321.10%
83431.19%
91715.60%
101412.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review6人
2 ストーリー評価 8.55点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.22点 Review9人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 7.66点 Review9人

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