映画『マイ・レフトフット』の口コミ・レビュー

マイ・レフトフット

[マイレフトフット]
My Left Foot
1989年アイルランド上映時間:98分
平均点:7.12 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-04-06)
ドラマ実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-05-27)【Olias】さん
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監督ジム・シェリダン
キャストダニエル・デイ=ルイス(男優)クリスティ・ブラウン
ブレンダ・フリッカー(女優)ミセス・ブラウン
フィオナ・ショウ(女優)アイリーン・コール
シリル・キューザック(男優)キャッスルウェランド卿
ヒュー・オコナー(男優)少年時代のクリスティ・ブラウン
エイドリアン・ダンバー(男優)ピーター
ルース・マッケイブ[女優](女優)メアリー
脚本ジム・シェリダン
音楽エルマー・バーンスタイン
撮影ジャック・コンロイ
配給ワーナー・ブラザース
字幕翻訳石田泰子
その他エルマー・バーンスタイン(指揮)
あらすじ
アイルランドの貧しい労働者階級に生まれたクリスティは、脳性小児麻痺で産まれ、医者からも見捨てられた。しかし、母の愛情と、父、多くの兄弟姉妹の支えで、画力と文才を開花させる…。
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💬口コミ一覧

50.シャインといいこの映画といいすごくいい。クリスティ・ブラウンの魂の叫びがそこにあるようだった。いくら障害を背負ってても明るくなれるし、もちろん幸せになることだってできる。みんな普通の人間なんだ。ブレンダ・フリッカーの母親像もすごくナイス。アカデミー獲ったのもうなずける。母親のほかの子供たちと変わらぬ愛を主人公にも注いだから普通の人間になれたんだよ、きっと。現代っ子諸君、甘やかされすぎるな。
シュープさん 10点(2001-07-15 18:29:31)
49.ネタバレ すばらしい映画、実話ものとしてはトップレベルだと思う。そしてこの映画の感動を与えているのは、文句のつけようのない圧倒的な名演技のダニエル・デイ=ルイス、アカデミー主演男優賞は当然のことだ。しかし忘れてはならないのは、家族を支える強く賢い母の存在があったればこそ、クリスティ・ブラウンの成功があったといえる。
ここに描かれている物語は、天分と努力のサクセスストーリーではない。悩んだり、落ち込んだり、怒りをぶちまけたり、生身の人間クリスティである。
さらにもうひとつ、忘れられないのが少年クリスティを演じたヒュー・オコナー、彼もダニエル・デイ=ルイスに負けてはいない。少年クリスティが、「A」から「1/16」そして「MOTHER」と綴ったときは、私も思わず涙が流れた。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-15 13:03:35)
48.ダニエル・デイ・ルイスがいまいち好きではなく(何かヒゲが濃くないですか?)今まで見ていなかったのですが、レビューを読んで「これは私好みなのでは?」と思い見ました。 やはし、私好み♪ ヒゲの濃い男と思っていたダニエル・デイ¥ルイスの演技が素晴らしい!!また子役の男の子がそっくり!だから成長後も違和感無く見れました。 障害者を腫れ物のように扱わず、かといって突き放すのではなく普通に接する。これが一番難しいことではないかと思います。 
あずきさん 9点(2003-12-23 19:12:41)
47.いやあ、素晴らしいなあ。この手のストーリーにありがちなお涙頂戴的な作為や、深刻ぶった偽善調もなくて、まるでジョン・フォードの『我が谷は緑なりき』なんかのアイルランドものを思い出させる名調子。障害者の弟に対する家族…なかんずく兄たちのさり気ない心配りに、いや~泣けました。それにしても、何て恵まれた奴なんだ、この主人公って! ダニエル・デイ=ルイスはもちろん、主人公の少年時代を演じた子役の見事さにも拍手を。
やましんの巻さん 9点(2003-06-06 12:41:13)
46.母と息子を描いた映画で、これ以上すばらしい作品は思い出せない。障害者を描いた映画が苦手な人は多いと思いますが(それだけで安直な気がしてしまうの、よくわかります)、これだけはそういう先入観を捨てて、見てほしいと思います。アカデミー賞には私もときどき首をひねってしまうのですが、主演男優賞、助演女優賞、どちらもむちゃくちゃ納得できる作品です。
おばちゃんさん 9点(2003-06-02 09:30:45)
45.泣けました~ 役者が素晴らしいため、この手のドラマにありがちな「わざとらしさ」がなく、素直に感動出来ました。子役の子、デイルイスそ~っくりで可愛い。
ともともさん 9点(2003-03-27 12:57:13)
44.障害者物、実話物、だとラストはあれしかないのかなあ・・。もうちょい長くてもよかた。主人公、親父おふくろその他みんな演技がうまいね。
きれぎれさん 9点(2002-07-01 03:40:56)
43.重い内容かと思ったけど、ぜんぜん暗くなく、面白かった。家族の結びつきとかも暖かく書かれてていいなって思った。日本の家族モノドラマが陳腐に感じた。 現実には、障害を持つ人を取り巻く環境は不自然だったりするが、この映画での主人公の周りの人々の主人公への接し方ははとても自然だと思った。
irohaさん 9点(2002-03-26 14:26:13)
42.この作品のモデルになった芸術家。天才か何だか良く分からないが、あまり感じの良い人ではない。ダニエル・デイ・ルイスの演技は最高だと思うが、作品としてはあまり好感を持てなかった。
イマジンさん 9点(2001-02-03 11:04:03)
41.↓Mrs.Sozeさん同感です。ダニエル・デイ・ルイスの映画ってはじめて見たんですけど、ホント迫真の演技ですねえ、それに短くまとめられててすごく見やすかったです。
T・Yさん 9点(2001-02-01 00:08:50)
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40.ダニエルデイルイスの演技への賞賛ばかりですと、演じた彼もこの作品に携わった多くの関係者も不本意なんではないかと。大家族の中で一人ハンディキャップを持って生まれ、その豊かな心は不自由な身体に閉じ込められた状態、そんな彼を他の多くの家族は分け隔てなく公平な愛を与えてた。最大の理解者であるお母さんはこの物語の主役と言っても良いだろう。このお母さんが強いからクリスティも強く、このお母さんが優しいからクリスティも兄弟たちも優しいんだ。クリスティは人とは少し違って生まれたけど心は健常で、その健常な「心」は「心でしか愛されたことがない」と訴える。この言葉が彼の全てのジレンマなんだろう。痛いシーンだが、何だかとても腑に落ちる瞬間だった。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-02-22 13:35:47)
39.家族愛、特に母親の愛情は何にも代え難いものです。
ヒューマンドラマとして好きなタイプのやつ。
いい映画でした。

失恋を重ねた末の、最後の思い切った締め方が気持ち良かった。
過去と現在のシーンのつなげ方なんかも秀逸。
脳性まひの演技面なども含め、映画として上質。
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-01 17:45:24)
38.ダニエル・デイ・ルイスも勿論素晴らしかったけれども、あの子役の演技には本当に脱帽。少し良い役に巡り合えただけで「天才子役」などともてはやされてる子供とは、格が違うという印象を受けた。登場人物も各々ちゃんとキャラクターが確立されていて、感情移入がしやすい点もGOOD。しばらく忘れられない作品になりそうだ。
woodさん 8点(2005-01-29 09:53:54)
37.こういうアイルランドの映画を観ていてつくづく思うのは、パブというのは本来、庶民の憩いの場なのだということ。日本のアイリッシュ・パブはとにかく高い。東京のアイリッシュ・パブでギネス1パイント頼めば、それこそ900~1000円はぼったくられる。客層も外資系企業に勤める外国人/日本人エリート社員ばかりという感じでスノビッシュな雰囲気がある。この映画で出てくる庶民の憩いの場とはどこかかけ離れている。聞けば東京で外国人を接待する際、アイリッシュ・パブが人気なのだそうだ。映画の内容やダニエル・デイ・ルイスの素晴らしさについては他の方が触れているので別の視点でコメントを書かせてもらいました。
Copperfieldさん 8点(2004-09-13 13:12:53)
36.家族が深い愛情でクリスティーを支えていることが何よりも感動しました。でも非常に失礼極まりないが「ドゥ・ザ・ライト・シング」のスマイリーを思い出してしまった。
tetsu78さん 8点(2004-06-07 04:03:04)
35.単に障害者の苦労話で感動させようというのではなく、障害者のワガママや身勝手さを非常によく描いていると思います。少年期に近所の子供たちと普通に遊んでいる姿は、外国だからなのか?昔だからなのか?はわかりませんが、非常に新鮮でした。
東京50km圏道路地図さん 8点(2003-12-23 19:56:27)
34.清清しい爽快感。母の愛は偉大なり。障害者を美化せずに捉えているところにも好感がもてる。ルイスよりも少年時代の子役の大熱演に拍手!
mimiさん 8点(2003-11-16 21:02:52)
33.ネタバレ ダニエル・デイ・ルイスだと知っていて見たから分かってたけど、知らずに見たら気づかなかったかもしれない…ほど本当に迫真の演技でした。あの家族がとてもいい。みんなでレンガを積むシーンとか好きです。お母さんもとっても素敵でした。
ckeruさん 8点(2003-10-03 09:26:02)
32.当時、アカデミー賞に何がノミネートされてるか知らず、いきなり、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞、と聞いて、へ?マイ・レフトフット?何それ?と思ってしまったんですけど、実際観てみたら納得。こりゃまあ、トム・クルーズも相手が悪かったね、しょうがないね。こういう役、生半可な演技では嫌味になってしまうところですが、もう何の違和感も感じさせない完璧さで観る者を釘付けにします。主人公の半生が静かに綴られていて、波乱万丈の物語でも何でもない素朴な語り口なんですけど、確かに映画でなければ伝わらないものが、ここにはあります。
鱗歌さん 8点(2003-09-15 20:08:37)
31.これは少年時代が一番もどかしくて胸にくるよなぁ。だって喋れないわけでしょ。で、知能が遅れてると思われてるわけでしょ。自分の意志を表現できないもどかしさがさ、すっごい伝わってくるよね。僕は手足を自由に使えるけどさ、普段そんなこと意識しなかったけど、これを見たら意識するようになっちゃったなぁ。マザーって書いた時はほんとこみあげてくるものがあったよ、、、。両親との関係もね、なかなかよかったしね、それにあの「私たち結婚するの」、て言われて嫉妬するとこ、すごかったなぁ。見てて力が入っちゃったよ。でも何より驚いたのはね、このページを見て、あの人がダニエル・デイ・ルイスだって初めて気付いた事。ほんと、すごいよあの役者さんは、、、、。
あろえりーなさん 8点(2003-06-10 22:20:57)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
212.00%
312.00%
412.00%
548.00%
6612.00%
71632.00%
81122.00%
9918.00%
1012.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス受賞 
助演女優賞ブレンダ・フリッカー受賞 
監督賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 
脚色賞ジム・シェリダン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
主演男優賞(ドラマ部門)ダニエル・デイ=ルイス候補(ノミネート) 
助演女優賞ブレンダ・フリッカー候補(ノミネート) 

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