映画『黒猫・白猫』の口コミ・レビュー

黒猫・白猫

[クロネコシロネコ]
Chat Noir, Chat Blanc
1998年ユーゴ上映時間:130分
平均点:7.24 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
ドラマコメディ犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-12-01)【Cinecdocke】さん
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監督エミール・クストリッツァ
キャストブランカ・カティッチ(女優)イダ
スルジャン・トドロビッチ(男優)ダダン
ミキ・マノイロヴィッチ(男優)司祭
脚本エミール・クストリッツァ
撮影ティエリー・アルボガスト
製作カール・バウムガートナー〔製作〕
配給フランス映画社
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💬口コミ一覧

49.エミール・クストリッツァ好きなら間違いない作品。いつもの民族紛争や政治思想といった暗い背景は抑え気味で底抜けに明るい人生賛歌が描かれている。ラブストーリーが軸になっているが、そこはやはり一筋縄ではいかないのが通例。黒猫白猫はじめ豚やガチョウや山羊といった動物達が繰り広げるアンサンブル。例のごとく永遠に続くかと思える結婚式の宴。思えば映画の半分以上が宴のシーンな気がする。「アンダーグラウンド」に比べると中毒性では劣るが、とにかく明るいドタバタ劇なので気軽に見られるし、私はこっちの方が好き。クストリッツァ初心者にもオススメ。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 10点(2017-10-22 22:51:13)
👍 2
48.ネタバレ 「人生は素晴らしい。」
そんなセリフがぴったりの作品です。
この作品を考えただけで、ノースモーキング・オーケストラの音楽が鳴り響いています。

オープニングから、このテンションの高さ、これでもかって出てくる動物。
どこから探してきたの?と噴出してしまうお爺さんたち。
歯が抜けていておまけに歯茎が痩せて凄い!
悪党ダダンの切れっぷりも半端じゃありません。

作品のすべてが私のツボです。
そして私の人生には欠かせない映画です。
もう一回観て笑お~。
たんぽぽさん [DVD(字幕)] 10点(2010-02-07 22:05:35)
👍 2
47.すごく大好きな映画。底抜けに明るくて、馬鹿馬鹿しくなるくらい陽気で楽観的。古典的とも思えるコメディとピュアなラブストーリーが気持ち良いぐらいハマッてるし。この作品のドタバタほこりっぽいぐらいあわただしい感じが妙に病みつきになるわ。音楽のセンスもすごく良いし、エキゾチック。ちょい長めのこの作品にテンポやリズムを与えてる感じがした。ユーゴスラビアなんて行ったことねえけど、行ってみたいなぁ、って思ってしまった。完全に錯覚や。こんな陽気なはずねえ。映画の力ってすごいよね。
ハッシーふりかけさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-18 01:27:49)
46.マンガみたいな世界。キャラとかパワフルで、最後にフツーな感じでアヒルで体拭いてるとことか、ひまわりなシーンだとか、前編通していいシーン盛りだくさん!!。
あっ・・・がちょうなんですか
おでんの卵さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-11-12 01:47:38)
45.文句無しに好きです!!ホントなるようになるさ!
二年さん 10点(2003-05-01 01:08:23)
44.10点です。前半気になるかなあ?僕は気になんなかったけど。思わずDVD買っちゃったし。何回見ても楽しいし。音楽最高だし。こういう明るさって僕の理想。表面的なノー天気さっていうか、裏側には味があるっていうか。
transexualさん 10点(2002-11-19 19:21:51)
43.すげー好き。なんというか、ハチャメチャな生命力。小さいことで悩んでる自分がアホらしくなってくる。クストリッツァ、やめないでよかった。傑作。
愚物さん 10点(2002-11-06 07:22:24)
42.ネタバレ 『黒猫・白猫』とは、『失敗と成功』『不運と幸運』『死と生』等に同じ。禍福は糾える縄の如し。だから2匹の猫はいつも一緒。選り好みなんて出来ないし、そもそも雁字搦めだし。それでも全部ひっくるめて『人生を楽しもうじゃないか!』それが本作のメッセージです。情報過多で、のべつ幕無し冗談だらけ。ややもするとごちゃごちゃした印象を受ける物語ですが、張り巡らされた伏線の多さや、(悪ふざけが過ぎるものの)含蓄ある表現に溢れており、反芻すればするほど、その完成度の高さに唸らされます。散々無茶苦茶やっておきながら『ハッピーエンド』の一言で片づけてしまう力業にも痺れました。ケツで釘を抜く歌手の美声と恍惚の表情もたまりませんが、やっぱり一番好きなシーンは『クソまみれの体をガチョウで拭く』ところ。じゃあ、冒頭からずーっと走り回っていた大群はトイレットペーパーだったのかと。動物愛護団体から猛抗議されそうな不謹慎ぶりや出鱈目さが、本作の真骨頂であります。正直言いますと、初回鑑賞時は終始呆気に取られてしまったのですが、2回目の鑑賞はニヤニヤが止まらない始末。中毒性がヤバいです。単純に『コメディ』では片づけられない奥深い映画と考えますが、もっともらしく分析するのも違う気がします。『よく分からんけどスゲー楽しかった』が個人的に一番しっくりくる感想。文章力、語彙力が無くてホント申し訳ないですが、これは『傑作』で間違いありません。死にかけ(失礼)爺さん2人が途方もなく魅力的。どんな人生を歩んだら、あんな『素敵な顔』になれるのだろう。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 9点(2020-06-25 21:52:57)
👍 1
41.気が付くと、珍しく幾度も観直しているという作品。溢れ出る生命力を浴びることで、明日への活力を分けて貰えるような気がするからだろうか。この映画の登場人物の様に、愉快に、力強く、無頓着に歌い踊る様に生きてゆきたいと、無意識に願っているのかもしれない。

とは言え、クストリッツァの才気炸裂・真骨頂な内容は、一見は適当なようで細部まできめ細やかにつくり込まれた実に高い完成度を誇る。今作ではそれをコメディ面に全振りしており、とにかくとてもユニーク・唯一無二な「笑える」要素が満載。しかし、何と言ってもこの作品の魅力は、これこそが「生きてる」ってことだという様な登場人物(&動物)たちの無軌道で型破りな活力・生命力だと思うのだ。いくたび見ても思う、「人生は、生きることは素晴らしい」と。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 9点(2020-03-28 18:24:58)
40.ネタバレ いいですね、このテンション。その真ん中にいるのは、間違いなくダダン。汚物をガチョウで拭くシーンはこの映画のクライマックス。切り株に入ったテントウムシやじゃじゃ馬ヒロインも魅力的でした。見た後に幸せになれる映画!
hum7en-j%:?#?さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-31 17:34:00)
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39.これぞ、「ザ・クストリッツァ」というべき作品でしょう。このガチャガチャ感がタマラナイ・・・。そして、音楽! 素晴らしい!! 100%コメディーで、動物が今度もたくさん出てくるなどイロイロと楽しい要素満載なんだが、個人的には、この映画は「ダダンに始まり、ダダンに終わる」と言ってもよいくらい、ダダンがイイ!! あの顔、ノリ、踊り、歌・・・、彼のキャラに拠るところ大だと思うんですけど・・・。結婚式でコサックダンスしながらオイルですっ転ぶ際のあの顔! 何度も見直しちゃいました。ダダン万歳! あ、あと、忘れてならないのは、男の子がチェスをしているオジサンのハゲ頭を後ろからおもむろに引っ叩くシーン。ああいうのがイイんだよね。彼の映画は基本的に1シーンが長いのだけれど、その長さが決して冗長でなく、無駄な描写でなく、隅々までエネルギーが行き渡っていて「人生は素晴らしい!」を地で行く大好きな映画の一つです。
すねこすりさん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-24 16:06:17)
👍 1
38.スーパーエキセントリックムービー。気が抜ける効果音や、テンポのよい音楽をこれでもかというぐらい使いまくり、ハチャメチャなストーリーを盛り上げる。
登場人物にまともな人間があまりいないのも特徴で、特定の人物に肩入れするわけでもなく、あえて言うなら劇を観ている感覚。顔の区別が
つきにくく前半は苦労したけど、慣れてくれば、というかこの映画の空気に毒されてくればそんな事お構いなし。忘れちゃいけない紅一点の
チャキチャキ娘は輝いていてとっても良かった。鑑賞後は夢から醒めた感覚で茫然自失。中毒性高し。パーティなどでBGM的に流してもよさそうな映画。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-02 18:51:50)
37.とても楽しくハッピーな作品です。登場人物がみんな魅力的だし、音楽が最高にいいですね。テンポが良いので、あっという間に見終わってしまう感じです。(「カサブランカ」を事前に見ておくと、より楽しくなるかもしれません・・・・)
TMさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-16 21:16:56)
36.正直、戸惑いは感じた。でも、このテンションに慣れれば楽しくって仕方ない!ジプシー音楽とは、当然の如くベストマッチ。出てくる人たちが、限られたなかでの自由を最大限に謳歌していると言うか、元気を沢山くれます。見慣れたものでも、コノ作品の中にあれば生き生きして見えるんだもん。むちゃくちゃ加減も、度を超せばいとおしく中毒に。圧倒されながらも、思う存分楽しめました!
れこばさん 9点(2004-08-15 17:25:43)
35.前半そんなに良くないですか?確かに後半に比べるとパワーは弱いですが、前半に各登場人物を丁寧に見せ、しっかりキャラクター付けをしているからこそ、後半の結婚式シーンがただのドタバタにならないと思うのですが?それに私の場合は、全篇後半のテンションだとかえって辛いかなと思います。それにしても、相変わらずこの監督は映画らしい映画を作ってくれます。出演者のほとんどが素人のジプシーなのにあの迫力、凄い演出力です。
クロマスさん 9点(2003-02-18 17:24:20)
34.前半きついって意味はわかるが、あの音楽とか、こういう系統の映画は好きだから難なく見ていて、最後はどっか-ん。いい。なんか見出すための映画ではなく、その流れてる空気が好きになる映画です。だからって空っぽ映画ではないです。もちろん
takettyさん 9点(2002-03-16 13:36:39)
33.これはスゴイです。超掘り出し物★ただ前半の1時間が少々退屈ですけど後半はかなりハイテンション。相当笑えます。無理矢理結婚指せられて沈みまくる新郎新婦と異様に盛りあがるその家族。最後はちゃんとハッピーエンドでちょっぴり涙もあります・かなりオススメ!(ところでこの映画は一体何語なんでしょう??)
あっちゃんさん 9点(2002-01-03 12:47:24)
32.ネタバレ 良く言えば「生命力あふれる」、違う表現をすれば「カオス」な賑々しさ。人も動物も入り乱れてとにかく元気。若者は恋愛中、オヤジ連中は賭け事や犯罪で一攫千金を目論み、殺人は起こるわ豚は車を食べるわガチョウは群れるわで、ハリウッドや西ヨーロッパ仕様のいわゆる「きちんと感」に慣れた目で観るとかなり強烈です。これが東欧白人のパワーか・・。
本作においてプロ俳優はなんと3名しかいないというではありませんか。本物のロマの人たちの発散するパルス、エネルギーが本作をまるごと包んでます。あんなに歯の弱った役者がアップになる映画はかつて見たことないもんなあ。
力業なんてレベルを超えた、強引なハッピーに次ぐハッピーエンド。呆気にとられもしますが、じわじわときます。笑っちゃいました。
これほどに陽気なエンディングは、監督のバックボーンである故国が苦難の多かったことと影響しているのでしょうか。
ところで、豚がむしゃむしゃと食べていた廃車って、かつて東ドイツで製造されていた‶紙でできた車”なのかな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-22 16:24:51)
👍 1
31.何時の時代? 舞台は何処? ガチョウの大群? 何故にリックとルノー署長? 等々、「何じゃこりゃ?」が満載。
どことなく詩情を感じる賑やかにも程がある音楽と共に繰り広げられる突き抜けたハチャメチャぶりに何だか元気を貰う。特に大爆笑させられた楽団が病室になだれ込み爺さんを連れ帰るシーンは「天才バカボン」の世界。ラストの二人のカサブランカダンディの粋な台詞に、バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」が浮かんだ。掘り出し物の珍作・快作に出会えた喜びを味わった。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-01-14 23:28:59)
👍 1
30.ネタバレ すばらしく、面白い映画。ドタバタの中に、全く無駄のないストーリーが展開される。知見の深みと感性において、観る人を選ぶ映画。動物もすごく生きている。ブタが廃車をかじって、次第にボロボロになったり、ガチョウで体を拭く様がなんともいえない。「ストリート・オブ・ファイヤー」の一部分が使われているのも、面白い。
cogitoさん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-01 08:47:16)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 7.24点
000.00%
100.00%
236.12%
324.08%
436.12%
512.04%
6510.20%
7816.33%
81020.41%
91020.41%
10714.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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