映画『伊豆の踊子(1974)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

伊豆の踊子(1974)

[イズノオドリコ]
1974年上映時間:82分
平均点:5.81 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
公開開始日(1974-12-28)
ドラマラブストーリー青春ものアイドルもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-19)【Olias】さん
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監督西河克己
キャスト山口百恵(女優)かおる
三浦友和(男優)川島
中山仁(男優)栄吉
佐藤友美(女優)千代子
石川さゆり(女優)おきみ
鈴木ヒロミツ(男優)福田屋の板前
榎木兵衛(男優)
浦辺粂子(女優)茶屋のばあさん
江戸家猫八[三代目](男優)鳥屋
一の宮あつ子(女優)のぶ
宇野重吉ナレーション
原作川端康成「伊豆の踊子」
脚本若杉光夫
作曲都倉俊一「伊豆の踊子」
編曲馬飼野康二「伊豆の踊子」
主題歌山口百恵「伊豆の踊子」
撮影萩原憲治
製作堀威夫
笹井英男
東宝
ホリプロ
配給東宝
編集鈴木晄
照明高島正博
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💬口コミ一覧

12.ネタバレ 毎週見ていた「スター誕生!」を見ていて、「いい子はなかなかいないんだね」と変な感想を言っていた中学生。
「あまり話さないけど、気になる女の子、芯の通っているような、しっかりした同級生」が百恵さんでした。

彼女の映画を大阪で封切り初日に見てます。
数年後、二本立ての映画館で高校生カップルで見た(3カップルでね)
で、彼女の映画全集を持っており、「あ、伊豆の踊子、見てないや」と何十年ぶりで鑑賞。
だって、気恥しいですよ、60のおっさんが見るのにはね。
※最後のコンサート、東京まで見に行ったんですよ、私。

はっきり言って、彼女のTVドラマやホワイトラブあたりの演技と比べてはいけない作品
演技は、もうイモです それしか言葉が当てはまらない
が、14歳と言う可愛さ。あどけなさ。大人への恐れ。異性へのあこがれと恐ろしさ。
が、意外にも全部詰まっている作品ですね。三浦氏とその後結婚することになるのですが、
この頃はみじんもそういうのが無かったとの事。三浦氏も当時はまあイモですけどね。

身分制度の暗い面を、すんなりと発する大人たち。当時は「身分差をスパッと、現代的に」だったようです。
「あの人とは、仲良くなれないんだよ」と美空さんなどが言っても、時代劇の中のセリフにしか聞こえない。
自分と同世代の若者が悩むので、そのセリフの意味が重くなってきますね。
当時はそう感じました。今では、この映画も「時代劇」に見えてきますけどね。

見直して、あの露天風呂のシーンでは百恵さんにはセクシュアリティは感じませんね。
原作通り「子供なんだ」と言う感想です。(でも当時は、ハラハラドキドキしましたね)

ホリプロの関係者が多く出演しています。石川さゆりさんも出ている貴重なフィルムですね。
事務所挙げて、百恵さんを売り出そうとしているのが、大人目線で見れば良くわかる作品です。

百恵・友和共演一作目 その後夫婦になったので騒がれますけど、そんな前振り無しで、頭の中空っぽにして見てみたいなぁと思う作品ですね。

ただね、「映画」の構成としては、同じ西河監督の、吉永ー高橋の作品の方が、重厚で、シャシンとしての作りもいいですけどね。
でも、やっぱりこのシャシンが百恵さんの初々しさ、あどけなさが判って良いです。
という訳で、評価は5 マイナス点は宇野さんのナレーションが重いから(吉永版にも出ていたけどね)
亜輪蔵さん [DVD(邦画)] 5点(2023-04-17 11:13:26)
11.原作は以前に読んだ事があり、結構パターナリズムというか身分差・差別的なテイストがあったような気がしていたが、作品中ではそういうテイストは消しているような印象を受けた。監督としてはラストシーンでぶち込んで、一応の説明は果たそうとしたのかもしれない。で、肝心の主人公だが、百恵は陰があってやや明るさというか天真爛漫さが足りないし、友和にはインテリ感がなくて各々ミスキャストに思えたが、そもそもの製作趣旨がそういう所にはないので仕方ないが。『天城越え』と同日に見たのだが、両作共に大正15年の設定ではあるが、テイストの違いが際立っていると感じた。どうやら松本清張は川端康成への対抗意識で書いたという解釈もあるようだが。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-28 17:17:37)
10.ネタバレ 二人とも若いな~~。もうぅビックリする程若い。山口百恵が露天の風呂場から裸で手を振るシーンにドッキリ、、、あれは本人なのだろうか?(画面上かなり小さくてよく分からない、、違うだろうねたぶんキット)。吉永小百合版と比較すると意外にもこちらの方が良い感じ、二人の雰囲気がこの作品の世界観にあってるんだろうなぁ。山口百恵デビュー作というただのアイドル映画ではないもの感じた次第でゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-03-14 07:52:08)
9.ネタバレ 書生さんもいまやヤクザの親分になられ、つりあいのつく身分になられましたね!
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-18 22:19:16)
8.見たの子供の頃なのではっきり覚えてないのですが…爽やかな青春映画っぽかったですね。まぁいわゆるアイドル映画なのですが、原作なんて全然知らなかったのでなんとなく不思議な気持ちで見ていたような…。でも、百恵ちゃんは本当に正統派アイドルでしたね。今みたいにいっぱいいなかったもんなぁ…。
あかりん☆さん 5点(2004-01-21 13:29:08)
7.学校の授業で観たんすが、一番多かった感想は「山口百恵が上戸彩に似ている!」。うーん、確かに。
紅蓮天国さん 5点(2003-12-03 20:14:34)
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6.この二人の主演だから何でも許せてしまうだけで、数ある伊豆の踊子の映像化作品の中では、駄作という気がする。原作の行間から染み出してくる人間模様があまり見えない。男たちが欲望を抱えて集まる温泉地で、客商売をする人々の底にある苦しみ悲しみ。歴然とある階級差。踊り子の人生の先にある転落。踊り子一座の現実が全然分かっていないお坊ちゃんの「私」に対する怨念。それをあからさまに表現しないところが良いのだろうか。
ルクレツィアの娘さん [DVD(邦画)] 5点(2003-11-19 14:06:06)
👍 1
5.世代的には百恵ちゃんはちょっとお姉さんで憧れ的な感じでした。が当時彼女はまだ十代だったと思うと大人びてましたねえ。聖子ちゃんの野菊のヅラには笑ったからねえ。
亜流派 十五郎さん 5点(2003-10-27 22:37:10)
4.なんか水戸黄門みたいだなぁと思って観てました。ラストの画もなんだろと思いました。オレ的には見所はピュアで太陽のような笑顔の百恵ちゃんです。ところで裸になってるぽいトコなんですけど一時停止とかしてもよくわからなかったね。。。
バカ王子さん 5点(2002-01-26 12:26:24)
3.ネタバレ 吉永小百合版を見た直後なので気になって再視聴。同じ監督の同じタイトルの作品。そして百恵ちゃんと三浦友和のデビュー作。wikiを読むと、この作品が山口百恵というアイドルを売り出すための戦略的な映画だというのが解る。

'63年版との比較になるけど、まず川島の爽やかさアップ!真面目そうな高橋英樹に代わり、三浦友和の“現代っ子”っぽさ。
百恵ちゃん(当時14歳とか?)は、映画デビュー作だけに演技と言える演技も出来ないのもあってか、肝心の演じるシーンのカメラが遠い印象。前作の吉永小百合(17歳くらい?)は踊りの時の視線とか、しっかりしてたなぁって思った。
旅芸人の扱いの酷さややアップ!きみちゃんの死は一緒だけど、全体的に陰湿な感じダウン!どうでもいいけど百合子(栄吉たちが雇っている踊り子)の出番、微妙にアップ!最後の別れで手を振るかおるに川島が驚くのって、その前に港で会って話してたことを考えると、そこに居るのは知ってたんだし、どうだろう?好みの問題かもしれないけど。

本作は百恵ちゃんの歌が2回ほど掛かり、それが結構印象深いというか、耳に残る創り。そして必要以上に盛り上げようとしているのか、音楽もテレビドラマのように感じた。悪く言えば、安っぽい。
美空ひばり版('54年)から、10年おきくらいに創られた伊豆の踊り子。同じ内容で俳優だけ変えて、手軽に撮る映画。短期間(全撮影20日間、うち百恵ちゃんの撮影1週間だって)で撮りあげて、簡単に稼げてしまったこの映画の、いわゆる興行的な成功により、アイドルと主題歌のレコードを売るための映画が増えてしまったことは、結果として日本の映画業界にはマイナスだったのかもしれない。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-10-13 18:47:47)
👍 1
2.ネタバレ 随分と昔に読んだ原作なので曖昧になっているが、テーマはもっと主人公の内面に寄ったところにあったような気がする。それがこの映画ではことさら階級差別が強調されていました。紋々をしょった酔客に抱きつかれた山口百恵のストップモーションで終わることが象徴的だが、どうもいただけない。旅芸人は虐げられていた、というだけの映画に見えてしまうこともあるが、それまでの百恵・友和の純情トーンとの違和感かな。彼女の映画デビューをアイドル映画ではなく文芸作品らしくまとめて、箔をつけたかったのだろうか? あのラストカットのおかげでバランスの悪い映画になった気がします。山口百恵ばかりが注目される作品だけど、三浦友和も実はこれがデビュー作。相当の人数からオーディションで選ばれただけあって、初めての演技とは思えないくらいにしっかりしてました。今作ですでに感じられることだけど、彼の不幸は二枚目過ぎるということですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-02-12 21:45:18)
1.超懐かしいっすね。友和・百恵ご夫妻の記念すべき一作目です。↓その湯ヶ野温泉のお風呂の場面は飽くまでもそこまで,であって,それ以上はございません。私も一時停止しちゃったクチですが・・・。川端の原作自体が,言うなれば川端らしからぬまっとうな作品だけに,映像になるとどうなるか興味があります。これを機会に歴代踊り子の映像を見てみようかな・・・。田中絹代,内藤洋子・・・。
koshiさん 4点(2002-02-02 14:42:14)
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 5.81点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
439.38%
5928.12%
61134.38%
7928.12%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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