映画『男はつらいよ 私の寅さん』の口コミ・レビュー(2ページ目)

男はつらいよ 私の寅さん

[オトコハツライヨワタシノトラサン]
1973年上映時間:107分
平均点:6.09 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-12-16)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
岸恵子(女優)柳りつ子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
松村達雄(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
中村はやと(男優)諏訪満男
吉田義夫(男優)親分
谷よしの(女優)夢の中の柴又民衆
河原崎國太郎(五代目)(男優)りつ子の恩師
葦原邦子(女優)りつ子の恩師夫人
津川雅彦(男優)画商
前田武彦(男優)柳文彦
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作島津清
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術佐藤公信
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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💬口コミ一覧

12.最後シーンで寅さんの売り口上がなんともカッコいい。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-06 18:46:17)
11.ネタバレ 【皆で九州旅行 置いてけぼりをくらってひがむ寅さん 留守番篇。今回のマドンナは岸恵子さん。】

寅が留守番、店にドロボー、町は火事、さらには東京大地震とえらいこっちゃとなりましてって話は置いといて。今回、私の寅さん 全体的にずっと楽しく見ていられた。話に関係のないところでは、岸恵子さんがセーター1枚の下に身につけているブラの形がくっきりと見えていたところにちょっとお得感を得たりなんかもいたしましたかな・・・ (なんて) そんな今回、ずっと楽しく見ていられたところに来て 終盤、お約束のシーンへと向かいます。面と向かってフラれたところにショパンの別れの曲が近隣から聞こえてくるという悲しい(?) 演出。そしてその曲名を知らずに「あれは何という曲なんだね」 と、りつ子さんに尋ねさせてしまうという悲しさの念の入れよう そしてその曲名をりつ子さんに〝言わせてしまうという〟その演出。(ヤぁね 鬼監督(^^;)・・・ 

そして最後、恒例となった旅立ちのシーンでは、とらやの暖簾をくぐった瞬間、うなる低音、すごく耳に残る風の音。さくらと交わす別れの会話の間もずっと鳴り止まなかったあの不気味な風の音。効果絶大だったあの風の音。 そして、楽しかった話が切なく終わってしまう虚しさたるや、寅次郎の気持ちと裏腹に とてもお気に入りの別れのシーンとなりました。

そんな今回、私の寅さん 私は好きです 
最後まで(ずっと楽しませてくれる)という安心感いっぱいでいられた。もう素敵。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-01-08 23:38:55)
👍 2
10.ネタバレ 旅に出るのが寅次郎ではなく虎屋の面々なのですが、そこを除くととてもオーソドックスな「男はつらいよ」だったと思います。旅先の家族に気苦労を掛ける厄介者だけど、旅から戻った家族をもてなそうとする心遣いで帳消しにします。寅次郎に巻き込まれる人たちは、良くも悪くも喜怒哀楽の振幅が激しくなります。虎屋一門に退屈や倦怠はありません。羨ましいかと聞かれたら考えてしまいますが…。
本来の鑑賞ポイントとはズレるのですが、小学校の同級生という設定の前田武彦と寅次郎の遣り取りに妙に魅かれました。当たり前のように昔話で盛り上がるんだけど、寅次郎を腫れ物扱いしがちな家族とは違った温度のコミュニケーションでした。前田武彦も寅次郎の早口に負けてないし。旧友との再会は、一気に何十年と云う歳月を飛び越えて昔のままの関係が出現します。その感じが良く出ていたと思います。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-17 00:34:31)
9.「カントクぅ、渥美さんばかりロケ連れてってもらってズルいですよ~」ととらやの面々が直訴した訳でもないのでしょうが、前半はとらやの皆さん、楽しい九州ロケ。おばちゃんは健忘症、かつて湯の山温泉に行ったことも忘れて「箱根より西に行くのは初めて」ですと(まあこれは東京人らしい定番のセリフ、ということで)。でまあ、結局は、寅さんが留守番でせっかくの旅行も落ち着かない、という展開になるのですが、どっちみちロケ自体は楽しかったに違いない(笑)。という訳で、前半がいつもと違う路線なら、後半もまた変化球で(前半と後半にどういう関連があるのか、マドンナとの出会いが大ゲンカから始まる、という趣向。しかし、あああっという間にマドンナと仲良くなってフツーの路線に戻ってしまうのはコレ、どうしたもんだか。人生においてゲージュツとは欠くべからざるもの、そして寅さんの恋愛もまたそういうものの一環なんだとか。それは結構だけど、ゲージュツの怖さや残酷さも忘れてはならないのであって、このマドンナは、ちと「優し過ぎる」んじゃないだろうか。ゲージュツの優しい一面ばかりを描き過ぎなんじゃ、ないだろうか。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-20 22:39:38)
😂 1
8.ネタバレ 今回はとらやのみんなが旅行に行き、寅さんが留守番するという斬新な展開。普段心配かけてる寅さん、もうぉ心配し過ぎなぐらい心配してて、とってもおかしい~店に泥棒が入って裏の工場が火事で東京が大震災って寅さん言い過ぎだヨ(笑)。このとらやの皆さん九州旅行編(大分高崎山や阿蘇や熊本城?)は大変面白く見どころがいっぱい、なんといっても最も印象深いのは、みなが帰ってくる日に出迎えの準備をする場面ですね。普段旅をしてる寅さんならではな気遣いがたまらなく優しく、そしていとおしい。もうここまでで一本分の内容がありますよこれは。強いて言えば後半の小学校幼馴染からのマドンナ登場までのつながりが悪くイマイチ個人的に乗りきれなったかな~。でもこの第12作が興行収入では一番だったそうで、シリーズの認知度や完成度の高まり・マドンナ岸恵子の美しさなどいわばひとつのピークである作品であると感じてイマス
Kanameさん [DVD(邦画)] 8点(2014-02-12 11:20:22)
7.ネタバレ  今回は、会った途端の一目惚れとは違うパターンだと思ったら、とらやに現れたりつ子にたちまち陥落した寅さん。ここの所、どうも納得がいかない。アトリエでの剣幕と再開時の笑顔との、もっと分かりやすい落差を見せるとか、寅があえてここで惹かれた訳を納得させてくれないと、ええ!?という感じ。
 
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-15 19:52:42)
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6.ネタバレ 今回はこれまでのシリーズとちょっと違って、地方(大分とか)巡りは寅さんじゃなくて、おいちゃん夫婦とかさくら一家とかになっている。
マドンナも芸術家で終わり方も多少しんみりしている。いつもの枠組みの中で別の試みをやっているような作品。
simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-04 23:52:56)
5.ネタバレ これ以降の続編のスタイルを確立したといわれる作品だそうで。とにかく、日本人なら老若男女が安心して観られる映画ですね。ヒロイン・りつ子さんの失恋の相手が実感できないのと、王道パターンとなる寅さんとの別れが少々悲壮感漂ってしまっているのが難ですけど、悪くは無いと思います。
役者の魂さん [地上波(邦画)] 6点(2015-04-05 01:59:14)
4.シリーズ12作目。冒頭の寅さんの夢の寸劇から「とらや」での騒動とすっかり定番化して、ドリフのコントを観ているようで楽しいです。おいちゃん達が旅行から帰ってくる時の寅さんの嬉しそうな顔が可愛らしかったです。個人的には前田武彦のキャラが好きでした。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-06-22 07:01:31)
3.ネタバレ シナリオは無難にまとまっているはずなのですが、何か突き抜けてくるものがない。なぜかと考えたら、やはり岸恵子と作品の雰囲気の噛み合わなさなんですね。この人の場合、バリバリの存在感を発しながら、周りとの衝突によって作品世界を高めていくという演技タイプだと思うのですが、このシリーズのようにある程度枠組が定まっていると、どうも何というか、別人格が演技をしているように見えてしまうのです。よって最後には、友達でいましょう云々という、このシリーズには無粋ともいえる直接的な台詞を出さざるをえなくなっています。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-30 01:01:55)
2.昭和の九州の観光地が素晴らしい みつおがかわいい 
寅さんのなかでは標準的な出来栄え。
まっかさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-29 19:48:09)
1.ネタバレ シリーズ12作目。冒頭の夢がだんだん豪勢になっていくなぁ。本編よりこっち創るのが楽しくなってたりして?
ここに来て寅の子供時代の男友達が出てきたり、とらや一家が九州旅行に行ったりと、マンネリ打破に取り組んでいた時期なんだろうか?

今までのシリーズとの大きな違いが、寅が面と向かってフラレるところ。事情を察して身を引いたりはあったけど、今でも使われるであろう「友達でいましょう」は、確か寅さんでは初めてですよね。
そして大抵、寅を踏み台に(もしくは寅は無関係に)幸せに向かって進み出すマドンナだけど、本作のりつ子は失恋(※観てる最中、津川雅彦がりつ子の片思いの相手だと思って、こんがらがったわ。)したまま、宙ぶらりんに終わるのも初めてじゃないかな。

劇中3度も出てくるセリフ「自分の気に入った作品は誰にも売りたくない、まして気に入らない作品は売りたい訳がない」画家を志す者の心中とはこんなものなのか。りつ子が食べるにも困る貧乏画家なのも、嫁に行って出戻って、更には片思いの画家に失恋してしまう男運の悪さも、彼女のこの考え方から来るものなのかもしれない。
言ってしまえば自身の実力に対し理想が高すぎる。一条も寅も自分の理想とは違うから受け入れない。だから幸せにもなれないし、画も売れない。
最後の啖呵売「だが、私にも生活というものがある」が答えだわ。「私の寅さん」なんて言ってる場合じゃない、現実を観て、自活していこう。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-19 17:13:00)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.09点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
439.38%
5825.00%
61237.50%
739.38%
8515.62%
900.00%
1013.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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