映画『ゴーストワールド』の口コミ・レビュー(6ページ目)

ゴーストワールド

[ゴーストワールド]
Ghost World
2001年上映時間:111分
平均点:7.39 / 10(Review 106人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-07-28)
ドラマ青春もの漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-13)【イニシャルK】さん
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監督テリー・ツワイゴフ
キャストソーラ・バーチ(女優)イーニド
スカーレット・ヨハンソン(女優)レベッカ
スティーヴ・ブシェミ(男優)シーモア
ブラッド・レンフロ(男優)ジョシュ
イレーナ・ダグラス(女優)美術教師 ロベルタ
ボブ・バラバン(男優)イーニドのパパ
ステイシー・トラヴィス(女優)ダナ
デイヴ・シェリダン[男優](男優)ダグ
リニ・ベル(女優)卒業生総代
テリー・ガー(女優)マキシーン(ノンクレジット)
ローナ・スコット(女優)Phyllis, the Art Show Curator
高山みなみイーニド(日本語吹き替え版)
浅野まゆみレベッカ(日本語吹き替え版)
古川登志夫シーモア(日本語吹き替え版)
杉山紀彰ジョシュ(日本語吹き替え版)
鳳芳野美術教師 ロベルタ(日本語吹き替え版)
原作ダニエル・クロウズ『ゴーストワールド』
脚本テリー・ツワイゴフ
ダニエル・クロウズ
音楽デヴィッド・キティ
撮影アフォンソ・ビアト
製作ジョン・マルコヴィッチ
バーバラ・A・ホール
ユナイテッド・アーチスツ
製作総指揮ピッパ・クロス
マイケル・シャンバーグ(ノンクレジット)
配給アスミック・エース
衣装メアリー・ゾフレス
録音デヴィッド・パーカー[録音]
字幕翻訳石田泰子
その他デヴィッド・キティ(指揮)
あらすじ
オシャレで絵を書くことが大好きなイーニドは、幼なじみで大の仲良し、美人でコンサバなレベッカと不満をぶつけながら青春を送っていた。6月に卒業した2人は、これからの進路も決めないままフラフラ。ある日、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアをからかおうと彼を呼び出し尾行する....。   アメリカの人気コミック作家ダニエル・クロウズが描く、キュートな新感覚コミックの映画化。プロデュ-サーには、ジョン・マルコヴィッチ。
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6.ネタバレ  目的のない映画は大変苦手。その中でもこの作品はまだ観れるほうです。理由のひとつは、イーニドを演じるソーラ・バーチの魅力を堪能できるところでしょう。それに、10代後半~20代前半くらいの、もてあまし気味な精神状態が、大変リアルに伝わってきます。これは多くの人の共感を呼ぶのではないでしょうか。
 近寄ってくる人間は手当たり次第にバカにして、『人とは違う自分』をひとつのファッションにしておきながら、自分から人が離れていくと途端に不安になって、今度は自分から近寄り相手を振り回す。こーゆー心理状態って、若いときには誰しも経験ありそうです。
 ただし、物事にはすべて『タイミング』があります。『自分の世界感に酔って斜に構えるのもいいけど、そのせいで大事なチャンス、人との信頼をなくすリスクがあるってことは、覚えておけ。』ってことを、様々なパターンで教えてくれているのが、この映画の最大の良心のような気がします。はっきり言ってどれも似たような経験があるので、何ともいえない居心地の悪さを感じてしまいますね(笑)
 ですがこの映画、裏を返せば『共感』+『あるあるネタ』によりかかっているだけに見えなくもないです。また、個人的にはラストにはっきりとしたオチをつけないのは好きではありません。どうとでもとれる隠喩的な映像で、鑑賞者に解釈を求めるやり方ってのは、表現者として卑怯な締め方の一つだと思っています。
 
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2015-06-01 05:16:39)
👍 1
5.性別は違えど、私もイーニドと同じ17〜18才の頃は所謂ヲタク全快で、
イーニド同様に言葉では表現するのが難しい、何ども言い難い不満・不安・世の中に対する畏れを抱いていた。
若かったなぁ…
私の様な凡庸な人間は、良くも悪くも世の中との折り合いを付ける方法を覚え、
妥協する事でソツなく過ごす事が出来る様になる。
それを「成長」と言うのかも知れないけれど、確実につまらない人間になっているのかな とも思えてしまう。
いかん、青臭い言葉のオンパレードになってしまった。
本作を観た理由は、若い頃のスカヨハを観たかったから と言う不埒なもの。
でも、鑑賞して行く内に私の気持は完全にイーニド寄りに。
中盤からラストシーンに掛けて、どんどんイーニドが可愛く思えてくる。
複雑な余韻を残すラストシーン含め、とにかく切ないです。
もっと若い時に観ていたら、人生違っていたかも…
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-04 22:25:47)
4.ネタバレ ○青春ものとして素晴らしい出来。○レベッカ目線で観ていた序盤から気付けばイニード目線に。観客の目線をスムーズに移す素晴らしさ。○漫画の原作を映画化しただけあり、サブキャラもいい塩梅。○ラストについてはどうなんでしょう、もっと分かりやすい表現にしても良かったかも。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-24 21:04:06)
3.自分もオタク系の人間なので、そっち系の登場人物には大概の場合共感できる。でもこの子はなんか変。映画館のレジに立ったら、まずは教えられた通りにやらないと。やろうとして失敗するのはしょうがないけど、始めからあれでは話にならない。これで思い通りにならないだの云々いっても、「そりゃそうだろ」としか言いようがないわな。日本の漫画にはこういうズレ方はあまりないんじゃないかな。
マー君さん [DVD(吹替)] 2点(2016-03-12 20:17:00)
2.まず主人公の道徳を外した行動に共感できない
反省するにも後戻りができないところまで来ていて、青春と感じるには重かった
Renさん [DVD(字幕)] 4点(2018-11-25 00:46:44)
1.ネタバレ また見たいなーとずっと思っていたんです。
そしたら京都みなみ会館さんが配給会社に掛け合って、
1度だけの上映をしてくださったおかげで、
2023年に映画館で「ゴーストワールド」を見るという経験ができました!

初見から20年以上経ったけどやっぱり面白い。
世の中を斜めから見て、人を小馬鹿にする。
天邪鬼で素直になれず、口だけで自立への行動が伴わない。
そんな自分を正当化してしまうから、人間関係もこじれていく...
あ〜わかる〜 俺もこんな時もあったな〜
今でもたまーーーーーにあるけどw

多くの人が共感する心理描写が中心にあり、
個性豊かなキャラクター達とユーモアの数々。
そして音楽とイーニドの次々と変わるファッションが彩って、
素敵な作品に仕上がっている。

賛否あるラストシーンだけど、
ファンタジーと現実の中間にあるような、
まさにゴーストワールドといった世界観で僕は大好きです。

自分の人生に向き合わず、
イーニドは最後に“逃げる”ことを選んだ。
でもそれも含めて青春なんだろうなと...

もし続編があるなら...
時を経てイーニドがまた街に戻ってくる。
レベッカは結婚して子どももいてる。
シーモアは母親が亡くなったことを機に、中古レコード屋を始める。
ジョシュとも再会し恋愛関係に...
ある日ティーンガールと知り合いになり、昔の自分を重ね合わす...
最後はティーンガールがバスに乗る?乗らない?
それを見守るイーニド。
とかベタすぎるかな〜
もちろん音楽やユーモアたっぷりで。

もちろん同じキャストで見たいなー
って調べたらジョシュ役のブラッド・レンフロさんは、
結構壮絶な人生で25歳の若さでヤクで亡くなっていた!
そうですよねー時が経てばみなさんいろいろありますよね〜


※追記
なんとBlu-ray、DVD化が決定!
ありがたやー!
ゆにおさん [映画館(字幕)] 10点(2023-02-26 22:29:22)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 106人
平均点数 7.39点
000.00%
100.00%
210.94%
300.00%
443.77%
598.49%
61615.09%
72119.81%
82826.42%
91716.04%
10109.43%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 8.44点 Review9人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
脚色賞ダニエル・クロウズ候補(ノミネート) 
脚色賞テリー・ツワイゴフ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ソーラ・バーチ候補(ノミネート) 
助演男優賞スティーヴ・ブシェミ候補(ノミネート) 

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