映画『グッドモーニング・バビロン!』の口コミ・レビュー(2ページ目)

グッドモーニング・バビロン!

[グッドモーニングバビロン]
Good Morning Babylon
1987年上映時間:117分
平均点:7.14 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2010-01-25)【S&S】さん
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監督パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
キャストヴィンセント・スパーノ(男優)
ヨアキム・デ・アルメイダ(男優)
グレタ・スカッキ(女優)
オメロ・アントヌッティ(男優)
チャールズ・ダンス(男優)
脚本パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
トニーノ・グエッラ
音楽ニコラ・ピオヴァーニ
撮影ジュゼッペ・ランチ
製作ミレーナ・カノネロ(製作補)
製作総指揮エドワード・R・プレスマン
配給フランス映画社
あらすじ
1913年のイタリア。聖堂修復の大工であるボナンニ一家が破産する。兄弟で最も才能のあったニコラとアンドレアは、故郷に錦を飾ると父に約束し、渡米。父は「必ず兄弟同等でいろ」と厳命するのだった。二人は黎明期のハリウッドで職にありつき、グリフィスの『イントレランス』を手伝うことになるのだが・・・。
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ タヴィアーニにしてはちょっとノリが悪いか、と思っていたが、森の中のシンバルあたりからか、ぐんぐんのめり込んでいき、前半のいちいちが生きてくる。船の中で一つの皿を食べ合っていたのが、ラストで一つのカメラで写し合うシーンになるように。大きくイタリアとアメリカの対比があり、共同体の微温的宇宙のなかにいられたイタリアと、個人主義の厳しいアメリカが、常に両極にあって兄弟を操作している(アメリカの摩天楼が少年時代のクリスマスツリーに重なるの、その時はちょっとダサいなあと思ったが、この対比こそが本作の核心だったのだ)。そしてそれぞれの誇り、映画という現代の聖堂を築き上げたグリフィスの誇り、かたやレオナルドの末裔としてのオメロ・アントヌッティの誇り、ステッキのシーンなんか、いい。『イントレランス』のどんなスペクタクルシーンよりも、炎上する象のほうがスペクタクルだったのではないか。そして映画が「写して記録するものである」ということが、ここで生き、さらにラストの伏線になっている。本作がいいのは「映画史」に閉じてしまわず、世界史に向かって開かれていること。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-13 11:58:39)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.14点
000.00%
100.00%
200.00%
314.76%
414.76%
5314.29%
6314.29%
729.52%
8523.81%
9419.05%
1029.52%

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