映画『リトル・ブッダ』の口コミ・レビュー(2ページ目)

リトル・ブッダ

[リトルブッダ]
Little Buddha
1993年上映時間:141分
平均点:5.96 / 10(Review 48人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-05-14)
ドラマファンタジーミステリーファミリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-12)【Olias】さん
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監督ベルナルド・ベルトルッチ
キャストキアヌ・リーヴス(男優)シッダールタ王子
ブリジット・フォンダ(女優)リサ・コンラッド
松橋登シッダールタ王子(日本語吹き替え版)
塩田朋子リサ・コンラッド(日本語吹き替え版)
小林昭二ラマ僧ノルブ(日本語吹き替え版)
田中秀幸ディーン・コンラッド(日本語吹き替え版)
伊藤隆大ラジュ(日本語吹き替え版)
伊藤淳史(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕(日本語吹き替え版)
成田剣(日本語吹き替え版)
青森伸(日本語吹き替え版)
落合弘治(日本語吹き替え版)
音楽坂本龍一
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
製作ジェレミー・トーマス〔製作〕
配給東宝東和
字幕翻訳戸田奈津子
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💬口コミ一覧

28.ベルトルッチ監督のアジア観や宗教観はともかく、見終わったあとの感想は、「これって、欧米の人が見て、分かるんかな?」だった。理解とかいうんじゃなくて、感覚として共感なり共鳴なりとか、出来るんかな? まあ、アメリカで受けなかった理由は、分かったけど。でも、日本の風土に育っていても、さて、どうか。輪廻転生や、色即是空、空即是色の意味、中道の在り方、海に還り、空に還り、大地へと還る理とか。勿論、分かったような気になるだけで、本質なんか分からないけど、これって、今風に言えば、マトリックスの世界だよなぁ。マトリックスも、器と魂の中道を求める話だし。ネオも、救世主というよりは、求道者という感じだし。そういう風に見れば、本作も分かり易いかもしれない。たど、映画的には、もっと、こう、人生の岐路に立った父親の方の魂の救いみたいな感じを強調すれば、もう少しは一般受けしたかもしれないな。それにしても、キアヌの、モナリザの微笑は、御見事。モナリザの微笑は、見る人によって、慈愛に満ち、癒しにも見えるけど、逆に、人によっては、軽蔑され、見下されているようにも見えるんだそうだけど、つまりアルカイック・スマイルなんだよね。ガリガリに痩せて、ボーボーの髭面、ボロボロの衣装でも、川に入った時の解き放たれた表情といい、本作のキアヌは、本当に美しいです。物語としては、6点なんだけど、キアヌのアルカイック・スマイルにプラス2点。
由布さん 8点(2003-08-15 23:33:25)
27.溜息が出るほど美しい話。輪廻転生という考え方って非科学的だけれど、どこか物事の辻褄がきちんと合うような気がして好きだ。ありえないと思うけど、同時に信じたいとも思う。リトル・ブッダも、要するにそういう映画である。エンドロールが終わったあとの映像が、爽快。痛快。感動。
さん 8点(2003-09-22 23:28:16)
26.前半でラマ僧達がアメリカで尊師の生まれ変わりを探すとこが、カルト教団の勧誘のようで気持ち悪かった。後は子供3人で云々とか、なかなかいい話だった。
スルフィスタさん 6点(2004-01-14 18:49:41)
25.ベルトルッチ監督は西洋世界に絶望していたようですね。そして藁を掴む気持ちで一群の東洋系(?)作品を撮っていたらしい。その意味で切なさが漂ってくるような作品です。チベット仏教が過剰なまでに美しく描写されているのも、その願いの反映でしょう。作品よりも先に監督が抱く「西洋人の哀しみ」にたいして感応してしまいました。わたし自身いくぶん雑情報に捉われているようで、すこし反省気分。。。
バッテリさん 7点(2004-01-17 22:17:36)
👍 1
24.期待ゼロで見に行ったんすけどね。面白かったなあ。前半の強引な坊さん達には「おいおい」って思ったけど、3人の子供の色分けがキレイだし、仏陀の話も以外にイケてる。仏教聖職者(坊主)がいなくて、民俗学者が仏教の普及に努めたフランスでは、まさにあんな感じで説話を捉えてるんでしょうね。最後、砂絵を崩すシーンが絵的に惜しい…リテイクできないんだから、あれこそが真実のフィルムなんでしょうけど。仏教の先入観を消して、頭カラッポにして見るといい映画です。ただ、製作者達の目から見た仏教が、異界の文化だという事にも変わりはありませんな。仏陀と子供たちとチベット仏教を結ぶ糸が、見えそうで見えない。糸なんてないのかもしれないし。
エスねこさん 6点(2004-03-14 11:43:28)
23.ほおお・・・何だか美術作品を見せられて、感想文書かされてる気分。良くも悪くも、東洋の神秘に憧れる西洋人から見た東洋です。眠くなっちゃったので7点です。そして触れてる方もいますが、エンドロールで、更に「ほおお」です。そういえば夫婦役の2人、あまり見なくなったなあ。
へろりうしオブトイジョイさん 7点(2004-03-27 05:57:14)
22.「無常観」ってのは、我々にとっては理屈ではなく、体感としてわかるものだと思うが、この作品でどこまでそれが西洋人に伝わるのだろうか?という疑問が残る。が、別に伝わらなくとも、東洋には西洋には判らない独自の考えがあるという事が伝わるだけでも大きな意味があると思う。
東京50km圏道路地図さん 8点(2004-04-04 16:24:09)
21.キアヌ若~、ちょっと退屈な作品ではあります。仏教の勉強にどうぞ。
ボバンさん 4点(2004-05-02 00:20:22)
20.テーマが仏教ってことで、本当のところはよくわかりませんでしたが(笑)観た後に爽やかな印象でした。こういうのもイイ。キアヌ・リーブスがクリーンでよい味を出しています。
★ピカリン★さん 5点(2004-06-19 16:28:18)
19.キアヌ若いです。でもキアヌがブッダ~?って違和感ありまくり。ストーリー的には、アメリカの少年と、ラマ僧とのやりとりが心あたたまりよかったんですが。でも、ちょっと物足りないかな。画面は極彩色な鮮やかさで綺麗です。
tantanさん 6点(2004-09-03 22:31:57)
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18.ベルトリッチの映画ではいちばん好き。輪廻転生した子供たちがみんないかにも賢そうなのよ。
mimiさん 7点(2004-11-22 01:40:59)
👍 1
17.いきなり得体の知れない東洋人が現れ、「あなたの息子さんは我が師の生まれ変わりです」なんて言われたら、絶対こんな反応はしない。「オードリー・ローズ」でアンソニー・ホプキンスが「お宅の娘さんは私の娘の生まれ変わりだ!」と押しかけてきた時と全然リアクションが違うゾ(その前に比べる映画が違うってか?)。このオープニングから、アメリカ人の視点で進むオカルト風ストーリーかと思いきや、真正面からブッディズムを描いた大変真面目な作品でした。仏陀の話が凄く美しく映像化されてて、この部分は西洋人の「視点」と「資本」ならでは。現在の日本人にとっては充分勉強になる内容だとも感じました。また、西洋的な絶対思想に対する東洋的な無常思想は、今の時代こそ必要とされていると思います、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:07:49)
16.映像の美しい作品でした。仏教とか宗教には疎いですが、鑑賞後は雰囲気に浸って、安らかな気分になりました。両親といい、僧侶たちといい、唐突で訳のわからない物事でも結局は受け入れる、そんなところから優しい雰囲気がこの映画全体に溢れていました。観ていて安堵できるスケールの大きい作品。
サイレンさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-07 07:00:44)
15.ネタバレ 子供はともかく、親が何でネパール(?)まで行く気になったのか全く理解できない。
生まれ変わりの子が3人出てきたあたりから、多少ストーリーの展開に期待を持たせるが、オチはなく、がっかり。
 西洋人向けに仏教(というかブッダの伝説)を紹介する映画かとも思われるが、それなら、リトル・ブッダではなく、最初からブッダ伝を映画化すべきでは?
フロッグマンさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-24 23:23:28)
14.キアヌに気が付かず。後で知りビックリ。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-14 19:28:23)
13.西洋人が東洋のことを描くのってむずかしそう。映像の良さで頑張ってる感じ。そしてちょっと退屈。
Michael.Kさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-01-20 04:13:38)
12.ネタバレ 西洋人にわれわれの知らないアジアを教えられるっていうのもちょっと不思議な感じがします。ストーリー的に心踊らされる部分がなく、その分見ていてちょっとつらいけど、でも、そんなに不愉快ではなかった。
ほかの方も書かれてますが、キアヌ・リーブスは見事にアジア人になっていて(英語の発音もインド人の英語のように聞こえる)確かにいわれないと気づきませんね。
歴代のダライ・ラマも、実際、あんなふうにして生まれ変わりの後継者探しの末に選ばれるのだそうですね。
いのうえさん [地上波(字幕)] 6点(2007-01-25 23:22:44)
11.ネタバレ ラマ教の事は全然知らないので新鮮でした。本当のダライ・ラマの生まれ変わりもはるばる世界中から探して見つけるのだとうか?とちょっと調べたくなりました。中盤ちょっと眠くなりましたが、ラストはすがすがしかったです。でもキアヌは前もって知ってないとわからないですね。
HOPUKOさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-14 01:30:37)
10.画調はちゃんとストラーロで格調高いんだけど、展開していることは、ときにセシル・B・デミルだったりして、いっそおとぎ話ならおとぎ話に徹しフェリーニ的に造形してくれれば、まだなんとかなっただろう。そりゃね、西洋人に東洋は分からん、なんて言うつもりはないよ。私だってブッダとの距離は、たぶん平均的西洋人とさして違わない。でもあちらの映画に出てくる東洋的なるものって、なんか引っかかるんだよね、東洋の売りは「精神」だけなのかなあ、とか。非合理的である、ってだけで尊重されるのは困るんだ。あちらの人が、合理合理でいって疲れたときの、いっときの椅子がわりに東洋を持ち出されているみたいで。シッダルタが町へ出ていくあたりは嫌いじゃない。善きもののみを見ていた世界に厚みが加えられるところ、奥行きと言うか。少年が迷い込んでいくところで繰り返される(ロクロ台まわし)。西洋人がオリエンタルの中へ迷い込んでいく雰囲気は『シェルタリング・スカイ』の流れ。東洋と西洋、男と女と、うまく分担して再生していくわけ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-12-21 10:11:09)
9.もっと難解な作品だと身構えていたのですが、王子が悟りを開いていく物語は分かり易く、映像の美しさ、キアヌの意外なハマリ具合もあって予想していたより楽な気持ちで見ることが出来る作品です。神秘的で美しいおとぎ話のような世界。西洋の人間の目には東洋の仏教の精神世界はそれ自体神秘的なものに見えるのでしょうか。もっと難解で見づらい作品になっても仕方が無いテーマの作品ですが、おとぎ話のような美しい世界観と現代の子どもの目線を取り入れたこともあり、長さは感じますが見やすさがある作品でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-10 21:25:08)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 5.96点
000.00%
124.17%
200.00%
312.08%
4918.75%
5816.67%
61122.92%
7510.42%
8714.58%
924.17%
1036.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 1.00点 Review1人

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