映画『マルタイの女』の口コミ・レビュー(2ページ目)

マルタイの女

[マルタイノオンナ]
1997年上映時間:131分
平均点:5.31 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-09-27)
ドラマサスペンスコメディシリーズもの犯罪もの刑事もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-13)【イニシャルK】さん
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監督伊丹十三
助監督中嶋竹彦
中村隆彦
キャスト宮本信子(女優)磯野ビワコ
村田雄浩(男優)近松刑事
西村雅彦(男優)立花刑事
津川雅彦(男優)真行寺編成局長
江守徹(男優)二本松弁護士
近藤芳正(男優)マネージャー小清水
あき竹城(女優)お手伝いの三輪さん
山本太郎(男優)ナカムラ
隆大介(男優)教団幹部
益岡徹(男優)検事
宝田明(男優)警視総監
小日向文世(男優)夫役の俳優
高橋和也(男優)大木珠男
名古屋章(男優)波多野管理官
木下ほうか(男優)エイジ
三谷昇(男優)劇場プロデューサー
六平直政(男優)稲村刑事
不破万作(男優)先輩刑事
仲谷昇(男優)大山弁護士
加藤善博(男優)劇団プロデューサー
高橋長英(男優)キタムラ班長
伊藤俊人(男優)報道陣
諏訪太朗(男優)報道陣
小林克也(男優)映画監督
阿南健治(男優)救急隊員
有薗芳記(男優)映画の中の犯人
渡辺哲(男優)映画の中の刑事
小島聖(女優)看護婦役の俳優
矢野宣(男優)留置場の係官
菅原大吉(男優)刑事
桜井浩子(女優)カラオケ店員
遠山俊也(男優)救急隊員
津村鷹志(男優)取材記者
稲川実代子(女優)大山弁護士夫人
中村豊(男優)日本舞踊のお師匠さん
脚本伊丹十三
音楽本多俊之
立川直樹(音楽プロデューサー)
作曲リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕(舞台音楽「ローエングリン第一幕前奏曲」より)
撮影前田米造
藤沢順一(第二撮影班 撮影)
高瀬比呂志(第二撮影班 撮影)
猪本雅三(第二撮影班 撮影)
上野彰吾(第二撮影班 撮影)
佐光朗(第二撮影班 ステディカム撮影)
小松高志(第二撮影班 撮影助手)
釘宮慎治(第二撮影班 撮影助手)
製作玉置泰
鎌田賢一(製作担当)
企画三谷幸喜(企画協力)
プロデューサー川崎隆
配給東宝
特殊メイク江川悦子
特撮島村達雄(デジタル合成)
美術矢内京子(美術助手)
瀬下幸治(美術助手)
ヘアメイク豊川京子(メイク)
編集鈴木晄
奥原好幸(ネガ編集)
録音小野寺修
北田雅也(録音効果)
白取貢(録音助手)
松本昇和(録音助手)
藤本賢一(第二撮影班 録音)
照明疋田ヨシタケ(照明助手)
金子康博(照明助手)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
女優磯野ビワ子が不倫相手との密会から帰宅した時、マンションの駐車場に一人の男が倒れ、逃亡する加害者らしい男の顔をビワ子ははっきりと目撃する。殺された男は宗教団体「真理の子羊」の実態を究明する弁護士で、ビワ子は報道陣の質問攻めに会うが事件担当の刑事達に捜査協力のイロハを教えられ口を慎む。翌日から捜査協力に加えて外出時には二人の私服警官が身辺警護に常時付き添い、ビワ子は自由に身動きできない生活を強いられる。しかしそれでも殺人事件の目撃者となったビワ子に「真理の子羊」の魔の手は忍び寄る。
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💬口コミ一覧

9.ネタバレ なるほど。何がしっくりこないのかと思っていたら、先に書き込んだ人の投稿を読んでいて納得しました。なるほど、悪役に愛が無いんですねぇ。ふむふむ。自供するところとかはいいと思うんですけどね。遺作と言う事で+1点献上で6点。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-09 09:27:32)
8.ネタバレ よかったところ。名古屋章の人情刑事。伊集院光の新米刑事。でも。劇中劇やら劇中映画やらと詰め込みすぎ。それは端折っていいので、法廷での証言のシーンは是非入れてほしかった。基本的には「証言者の勇気」を中心に動いている話だったと思いますが、初めの方は、今までの伊丹映画の「女シリーズ」のパターンから「カルト教団との戦い」が中心になるのか、と読み込んでしまいました。主演女優が年齢を聞かれて、ふてくされた後「44歳!」。一瞬息を呑みました。それならもう少し、無理のない女優を起用してよ。ラストのバイクとのカーチェイス。どんなアホな集団でも、あそこで証人出廷を妨害すれば、裁判で不利になること必至、なのはわかるはず。そういったわけで、これが遺作とはいろんな意味で残念です。
なたねさん [DVD(邦画)] 3点(2011-10-09 08:15:14)
👍 1
7.ネタバレ 証人が裁判所に到着して終わり。え、そうなの?と思いました。身柄を守り切ったんだから当然と言えば当然なのですが。マルサやミンボーや大病人などのような「ここが良かった!」と評価できる盛り上がりポイントに欠けたのが原因でしょうか。殺人の実行犯が有罪になっても、おそらく教団の上層部には追及の手が及ばない(作中でも示唆があり)わけで、爽快感もなく、後味が悪いです。そして、ラストのあの演出は必要だったんでしょうか・・・???
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 5点(2012-01-13 17:27:03)
6.「人生は実に中途半端な道端のドブのような所で突然終わるもんだよ」。三谷色がでてました。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-16 17:15:41)
5.ネタバレ 此度、日本映画専門チャンネルの伊丹十三監督作品10作品上映の企画で、一通りの作品群を鑑賞(もしくは再鑑賞)する機会を得たのだが、それもいよいよ今作で最後となった。
なんせ亡くなってしまったからね、監督は。

今作はとある宗教団体の関わった殺人現場を目撃した女優(マルタイ)の証言台に立つまでのストーリー。
実際『ミンボーの女』の際、自身がマルタイになった経験からヒントを得た作品のようで、社会問題を取り上げ続けた氏の遺作(…となってしまったテーマ)としてはそれも必然というか、避けては通れないテーマだったのであろう。
とかく日本の社会はタブーみたいなものが厳然と存在し、それに対してマスコミはなんとも機能していない状態で、社会問題として気づきさえしないこともしばしばです。
そんな中、伊丹監督の作品には、エンタテインメント性を保ちつつ根深い諸問題について触れられています。
無難なテーマを扱うことにくらべたら、その労力たるやいかほどのものか想像に難くありません。
しかも今回はカルト教団がテーマともなっており、劇中にもありましたが、その無軌道、無慈悲、身勝手な暴力には辟易とさせられるものがありました。
おそらく夢であろう(そう願います)津川さんのシーンは鮮烈で、無軌道な暴力に対する確固たる信念を感じました。
しかし全10作を観て、どれも本当におもしろかった。
監督ご自身の出した結論の是非はわかりませんが、いちファンとしては新作が観られないことが残念でなりません。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-18 17:32:08)
4.伊丹演出が多用するあざとさ、それまではその人物、その状況等、観る側にそれらを一層深く印象付けるためにあったように思う。あざといという言葉が適当なのかは分からないが、残念ながら上手く機能していない。この作品を最期にしてほしくはなかった。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-25 23:54:54)
3.ネタバレ 前半、名古屋章と宮本信子の絡みが楽しかったものの、楽しかったのは実はそこだけだった。舞台でわりと長時間割いて、クレオパトラの乳出し衣装でもかなりの時間を割いて かなり無駄な時間のように感じた。そしてあの終焉。
え?マジか?ここで終わりなんか せめてあと10分位はフィルム回せよ 裁判始めちゃれよと思わされ終わる。
残念ながら、女シリーズにしてはダメな部類に入る作品だったと思われる。
ただ、殺人犯の高橋和也は『毎度お騒がせします』だとか『TIME ZONE』ぶりにその姿見かけたんですが、端末カルト員として殺人犯として または顔面ひきつる容疑者としてなかなかに良い芝居をしていたんじゃないかなーとか思えます。なんだったら西村雅彦や村田雄浩なんかより よっぽど良い芝居してたんじゃないかなーとさえ思えます。西村雅彦と村田雄浩があまり好きではないもんで。(西村ファンの方ゴメンなさい)。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-13 21:33:46)
2.色あせない豪華な陣営ですなあ。内容も今にも通ずる さすが
HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-05-12 17:23:02)
1.ネタバレ 伊丹監督10作目にして最後の作品。伊丹作品としてスタンダードだった前作『スーパーの女』。私は面白かったんですが、監督は不満だったんでしょうか?本作では遂にキラータイトルの『〇〇の女』シリーズにまで、大幅なテコ入れをしてきた印象です。当時大人気の脚本家・三谷幸喜を起用して、恐らくはマンネリ打破を狙ったんでしょう。三谷作品が産んだ時の人・西村雅彦の起用も納得。伊丹&三谷のコラボ作品のようですね。それが巧くマッチしていたかと言うと、正直失敗だったと思います。

宮本信子の『〇〇の女』と言えば、彼女自身がその世界のベテランとして登場し、我々に色んなハウツーを教えるというのがパターンです。本作の場合、彼女が『マルタイ』を守る側(刑事)を演じるのがセオリーでしたが、そこを崩してきました。あと敵の組織・真理の羊の上層部、教祖なり幹部の、人間臭い欲にまみれた素顔が、イマイチ観えてこないのも今までのパターンとは違いました。そんなところが過去の『~の女』とは違う印象を受けます。
彼女の、一見トップレスのようなクレオパトラの衣装は、当時ワイドショーでも結構話題になっていたと思います。映画界で一斉を風靡したあの宮本信子が、あの年齢で、ここまで体を張って話題を創っている姿に、ちょっと必死さを感じてしまったのは事実です。伊丹監督も、夫を支える妻の信子夫人も、必死にもがいていたんでしょう。このクレオパトラ衣装の場面が思いのほか長く、その間は肝心の物語が進みません。そのなかで立花刑事のエキストラ出演&アドリブ暴走と、本筋とは無関係な遊びを入れてくる辺り、いつもの伊丹映画のノリではありません。

敵側を暴力団ではなく、宗教団体にしたのも、当時のテレビはオウムの特番をやれば数字が取れる時代だったので、オウムを仄めかすワードを多数入れたんでしょうか。マルサ2も新興宗教が敵で、かなり深く切り込んだ印象を受けましたが、本作はあそこまでの切れ味がなく、オウムっぽい組織が敵という話題性優先のように感じました。そして最後、証言のシーンを入れなかったのは、逆効果だったと思います。宮本信子が警察の守る側の役だったら、あんな終わり方もアリですが、本作では守られる側。証言台で何を話すかも、それに対する教団や警察の動きなんかも、観る側が期待したシーンだったと思いますが…

見所といえば、本作ではビワコが津川雅彦演じる真行寺と不倫していて、そのネタが教団にバレてしまいます。彼は脅迫に来たヤクザを撃ち殺し、自殺してしまいます。これがビワコが見た夢なのか、実際の出来事かはボカされています。伊丹監督の不倫スキャンダルが出ていた最中ですから、真行寺は伊丹監督自身で、相手を撃ち殺したのは、脅迫には屈しないという、監督なりの宣戦布告だったんだと受け止めました。
最後はどうして映画館で『マルタイの女』を観ている警視総監のコメントにしたんでしょうか?こういう演出は、そう、『タンポポ』がそうでした。映画館で役所広司演じるヤクザ風の男が、私達に語り掛けるところから映画が始まりましたね。
タンポポは監督2作品目ですし、何よりこのマルタイが、監督が自身最後の作品として創ったとは思っていません。でも、何と言うか、この演出で、図らずしも伊丹さんの創ってきた、映画の世界の輪が閉じたような、そんな結末に思えました。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-10-10 22:40:39)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.31点
000.00%
100.00%
200.00%
3517.24%
4310.34%
5931.03%
6517.24%
7517.24%
813.45%
913.45%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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