映画『怒りの荒野』の口コミ・レビュー

怒りの荒野

[イカリノコウヤ]
Day of Anger
(I Giorni Dell'ira)
1967年上映時間:115分
平均点:7.13 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-05-10)
アクションドラマウエスタン小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-19)【Olias】さん
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監督トニーノ・ヴァレリー
キャストジュリアーノ・ジェンマ(男優)スコット・メアリー
リー・ヴァン・クリーフ(男優)フランク・タルビー
アンドレア・ボシック(男優)マレイ
ベニート・ステファネッリ(男優)オーウェン
アル・ムロック(男優)ワイルド・ジャック(ノンクレジット)
野沢那智スコット・メアリー(日本語吹き替え版)
納谷悟朗フランク・タルビー(日本語吹き替え版)
小林昭二クッチャー判事(日本語吹き替え版)
加藤精三マレイ(日本語吹き替え版)
富田耕生ターナー(日本語吹き替え版)
北浜晴子アイリーン(日本語吹き替え版)
雨森雅司ナイジェル保安官(日本語吹き替え版)
槐柳二ビル(日本語吹き替え版)
田中康郎オーウェン(日本語吹き替え版)
渡部猛ハート・パーキンス(日本語吹き替え版)
脚本エルネスト・ガスタルディ
トニーノ・ヴァレリー
音楽リズ・オルトラーニ
編集フランコ・フラティチェリ
その他フランコ・ミカリッツィリズ・オルトラーニのアシスタント(ノンクレジット)
あらすじ
売春婦の子供として生まれ、町で糞尿の処理などをして人々から蔑まれていた青年スコット(G.ジェンマ)は町にやってきたガンマン・タルビー(リー・バンクリーフ)に見こまれて弟子となり頭角をあらわす。住人を見返して有頂天になるスコットだったがやがて...。マカロニウェスタンの中ではどぎつさが押さえられて哲学的趣のある異色の秀作。
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

1.ネタバレ  人生で初めて「マカロニ・ウエスタン」というものを観たのがこの作品。テレビだったが、中学生の時に観て、その冷酷無残なラストにあまりの衝撃を受けたのが、人一倍この作品への思い入れが強くなっているのだろう。
 売春婦の子として街中の人々から差別され、クズ屋を営んでその日暮らしを続けている主人公の青年スコット。だが、彼にはガンマンとして大成し、周りの者を見返してやりたいという大望があった。もうこの設定だけで酒が進んでしまう。
 そんな街に現れた凄腕のガンマン、タルビーにスコットはガンマンとしての手ほどきを受け、「ガンマンの心得」を体得していく。
この「ガンマン心得」(全部で十か条)ってのが、人生を「闘いに満ちた荒野」とみなしてみれば、ことごとく人生をシビアに生き抜くための「教訓」となっているのだ。
 だが、タルビーの行き過ぎた無法ぶりをさすがに見かねて、スコットはこれまで自分を侮蔑してきた街の平和と秩序を守る側に回り、師であるタルビーと決死の対決に臨む。
 ジュリア―ノ・ジェンマの怨恨と苦悩にまみれた美貌と、リー・ヴァン・クリーフの悪辣ながら知的で気品ある風貌との対峙が絶妙だ。
 ジェンマの猿のような身軽なアクションが素晴らしく、それはまた「何で俺がこれまで無下な扱いを受けなきゃならねえんだ?」というルサンチマンの放出にもみえる。
 そしてドライな空気で終わる結末。西部劇はこのくらい殺風景で固めた方がより面白いね。
あやかしもどきさん [DVD(字幕)] 10点(2025-07-06 06:55:32)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.13点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
528.70%
6521.74%
7834.78%
8521.74%
928.70%
1014.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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