映画『怒りの荒野』の口コミ・レビュー(2ページ目)

怒りの荒野

[イカリノコウヤ]
Day of Anger
(I Giorni Dell'ira)
1967年上映時間:115分
平均点:7.00 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-05-10)
アクションドラマウエスタン小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-02-19)【Olias】さん
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監督トニーノ・ヴァレリー
キャストジュリアーノ・ジェンマ(男優)スコット・メアリー
リー・ヴァン・クリーフ(男優)フランク・タルビー
アンドレア・ボシック(男優)マレイ
ベニート・ステファネッリ(男優)オーウェン
アル・ムロック(男優)ワイルド・ジャック(ノンクレジット)
野沢那智スコット・メアリー(日本語吹き替え版)
納谷悟朗フランク・タルビー(日本語吹き替え版)
小林昭二クッチャー判事(日本語吹き替え版)
加藤精三マレイ(日本語吹き替え版)
富田耕生ターナー(日本語吹き替え版)
北浜晴子アイリーン(日本語吹き替え版)
雨森雅司ナイジェル保安官(日本語吹き替え版)
槐柳二ビル(日本語吹き替え版)
田中康郎オーウェン(日本語吹き替え版)
渡部猛ハート・パーキンス(日本語吹き替え版)
脚本エルネスト・ガスタルディ
トニーノ・ヴァレリー
音楽リズ・オルトラーニ
編集フランコ・フラティチェリ
その他フランコ・ミカリッツィリズ・オルトラーニのアシスタント(ノンクレジット)
あらすじ
売春婦の子供として生まれ、町で糞尿の処理などをして人々から蔑まれていた青年スコット(G.ジェンマ)は町にやってきたガンマン・タルビー(リー・バンクリーフ)に見こまれて弟子となり頭角をあらわす。住人を見返して有頂天になるスコットだったがやがて...。マカロニウェスタンの中ではどぎつさが押さえられて哲学的趣のある異色の秀作。
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💬口コミ一覧

2.ネタバレ  孤独な青年の成長物語。ガンマン心得10か条が泣かせる。8つまではテンポよく教え、そこから最後の10までの、タメにタメて出してくる演出が心憎い。10か条を反芻しながらの対決も秀逸で、タルビーにとどめを刺したスコットの物悲し気な表情が印象的。
 師匠タルビーと恩人マーフの間で、葛藤を抱きながらもタルビーとの対決を決断するスコット。婚外子として生まれた彼にとって、二人の父性への思慕さえ感じられる。
 リズ・オルトラーニの音楽が情感を盛り上げ心に残る。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-17 19:55:57)
👍 1
1.ネタバレ とある青年ガンマンの人間的成長を描くという西部劇。その彼をジュリアーノ・ジェンマが演じていますが、序盤~中盤の彼の甘さ・若さというのがイマイチ心地良く観てゆけなかったというか、率直にちょっと情けなさ過ぎ or 色々と甘すぎじゃない?という感じというか。他方、リー・ヴァン・クリーフも見た目とかは今作でも最高にシブいのですが、ジェンマのヌルさに引っ張られてキャラ造形にはややキレが無い、という様にも思われます(あくまでレオーネ作品と比べたら、ですが)。

中でも、序盤はジェンマにとっての恩人であるクリーフが、後半では極悪人になる、という部分の盛上げ・葛藤が弱い。それは、クリーフが蹂躙する街の人々というのが、序盤でジェンマを苛め抜いていたしょーもない輩共だ、というのが痛恨の要因だとも思われます。老保安官とジェンマの絆とかは序盤でもっと強調するべきだと思いますし、クリーフにも後半、もっと単純に悪辣なコトをさせちゃった方が良かった様にも思われます。

しかし、肝心のジェンマの成長ぶりについては、中盤でいっとき思い上がる様子なんかにも人間らしさを感じますし、終盤は、序盤あんなに観てられなかった彼がこんなにカッコ好くなるか、というぐらいクリーフにも負けじと立派なガンマンに大変貌してくれます。ガンマン十ヶ条というのも中々良かったですね(ラストでも上手く使っていると思いました)。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-01 00:50:55)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
529.09%
6522.73%
7836.36%
8522.73%
929.09%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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