映画『ホーリー・マウンテン』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ホーリー・マウンテン

[ホーリーマウンテン]
The Holy Mountain
1975年
平均点:5.89 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
ロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-06-05)【マーク・ハント】さん
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監督アレハンドロ・ホドロフスキー
キャストアレハンドロ・ホドロフスキー(男優)
脚本アレハンドロ・ホドロフスキー
音楽アレハンドロ・ホドロフスキー
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💬口コミ一覧

7.意外と面白くないけど、カルト映画としては傑作だと思う。けっこう好き。でも点数でいうとこうなっちゃう。
Balrogさん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-03 23:47:10)
6.ネタバレ 「エル・トポ」を知らないでこれを観たら皆さん卒倒するに違いありません。いや、「エル・トポ」で独自の世界観と映像に戸惑いながらも何とも言えない魅力を感じた人でもこの作品の初見時には非常に戸惑うのではないでしょうか?

物語はほとんどあってないようなもので、「錬金術師のもと、弟子達と共に不老不死を求めてホーリー・マウンテンに向かう」というあらすじと、その先にあるラストの大オチ(反則技)以外はもうほぼ理解不能。めくるめくカルト教団の映像世界を延々観せられるようなトリップムービーです。勿論ホドロフスキーの発想力には驚かされますし、エログロで観る人を選ぶものの、映像自体は物凄くパワフルです。スタジオのデザインなども個性溢れ、そのサイケぶりから、全然違うんですけどエヴァ・オーリンの「キャンディ」とか思い出したりしました。

こういう難解な作品は、捉え方をどうこう言われる方もいると思いますが、賛否あるであろうオチの部分で「そこまで難しく考えなくてもいいよ」とホドロフスキー自体が言ってくれたような気がして、なんだか微笑ましい気分になりました。デヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」とか、或いはマイク水野の「シベ超」とかの高尚版て感じでしょうか?<ぜんぜん違うか(笑)とにかく「エル・トポ」であそこまで哲学的、宗教的に作り上げたホドロフスキーが、2作ごしに観客を(悪気無く)肩透かしさせたかのような爽快感でした。

ホドロフスキーは年齢的なものも考えると「ファンド&リス」「THE RAINBOW THIEF」に噂の最新作「KING SHOT」を入れても今現在日本で観られるのは僅か6作程度で生涯を終えそうな監督ですが、その1作1作が本当にとんでもない傑作です。「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」はクセになります。きっと全体の数%いるかいないかですけど。でもこの作品を生理的に受け付けない人のほうが普通ということも十分理解しております(笑)
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-18 15:42:18)
👍 2
5.ネタバレ う、、うんこが金塊に!!!!!

すごい映画だけど、そんなにいい映画ではないと思う…
HAMEOさん [ビデオ(字幕)] 3点(2010-08-10 16:53:38)
4.エル・トポより体力を使った。
オチに全てが集約されている。心に余裕があれば笑えるだろうけど、真面目な人は怒るかもしれない。
この時期、この立場のホドロフスキーだからこそ撮れた皮肉っぽい映画。
肛門亭そよ風さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-06 10:58:56)
3.ネタバレ 愛されたい、認められたいというのは、表現者の叫び。でもホドロフスキーは、叫び方が凄くて、見ごたえある作品にしちゃう。その見応えぶりが、寡作な監督なのだけど、巨匠並みの存在感をもたらす所以なんだろうね。自分は凡人なので、ホーリーマウンテンは、すぐ隣にあった位のラストしか思い浮かばない(笑)。それぞれの錬金術師たちのエピソードも面白いし、その連中が山を目指すなんてストーリーも面白い。はまる人がいるわけだよね~。さて、2014年若い奥さんができて、新作が発表された。さて、どんな作品なのだろう?全く、リアルタイムで、どんなスリリングな映画経験が出来るのか、と思うと、映画ファンとしては嬉しくなってしまう。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-11 01:43:24)
2.「エル・トポ」(1970) と併せて一気に鑑賞。

アレハンドロ・ホドロフスキーという人についての予習はゼロで挑んだ二作の連続鑑賞、崇拝者の皆様からとってみると不届き極まりない所業であろうとは思われど、そこには抗うすべもない。しかも本作を鑑賞した場所がかつてWaverly Theatreと呼ばれた本作の北米初公開を1973年に16週にわたって、それでいてその内容故に週末の深夜帯でしか上映できなかったというような状況の中開催していた、まさにその場所だったということを後から知り、ますます信者から背後を刺されそうな気分に襲われた次第。今後共「バチあたり」と呼ばれることは覚悟するし、これら作品を今観ている時点で映画人と自称することは今後とも控えようと新たに決意せざるを得なかった…。

鑑賞後に寺山修司監督作品「田園に死す」(1974) を自分の頭のなかで関連付けていたりしていたのだが、時系列的には寺山作品の方が後であってかつ寺山自身が「エル・トポ」を絶賛していたという記述を見つけるにあたり「やはり。」と勝手に満足していた次第。

4月のWeekende Midnight Seriesのスケジュールが発表され、実は1月からのラインナップを繰り返すことになっていたということを知り、ではまたスクリーンで観られるではないか!と歓喜していたのであるが、この二本は確実にここに入る。

前回との心持ちの違いは明白。今後この時間帯にこの場に入るときはWaverly Theatreとして扉を押して入っていくことになるであろうということ!
keiさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-29 02:10:47)
1.ネタバレ  カルト映画として人気があるみたいですが、それも納得の内容です。

 ただ、その魅力が自分には伝わって来ない。
 信じてもいない神様についての説法を、延々と聞かされているような気分になってしまいました。

 ラストシーンに関しても、映画の世界に入り込んで観ていれば衝撃的なオチだったかも知れませんが、正直「だから何?」としか思えない。
 雨が降っている日に「雨が降っているね」と言われて、それっきり会話が途絶えてしまった時のような感覚です。

 監督としては、一種のユーモアのつもりで「これは映画だ」という結末にしたのかも知れませんが、それを笑い飛ばす事が出来ない。
 映画そのものに対しても、観客に対しても、否定的なニュアンスを色濃く感じてしまいました。

 好きになってさえしまえば、それらの諸々も愛嬌に感じられて、とても楽しめそうな作品であるだけに、残念です。
ゆきさん [DVD(字幕)] 0点(2016-04-08 08:53:39)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.89点
0311.11%
113.70%
213.70%
327.41%
413.70%
513.70%
6414.81%
7518.52%
8311.11%
927.41%
10414.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review6人
2 ストーリー評価 4.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review7人
4 音楽評価 6.00点 Review7人
5 感泣評価 2.20点 Review5人

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