映画『私は告白する』の口コミ・レビュー(2ページ目)

私は告白する

[ワタシハコクハクスル]
I Confess
1953年上映時間:95分
平均点:6.71 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-04-12)
ドラマサスペンス法廷ものモノクロ映画犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-18)【TOSHI】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストモンゴメリー・クリフト(男優)マイケル・ローガン神父
アン・バクスター(女優)ルース・グランドフォート
カール・マルデン(男優)ラルー警視
アルフレッド・ヒッチコック(男優)長い階段の頂上を横切る男(ノンクレジット)
宮本充マイケル・ローガン神父(日本語吹き替え版【PDDVD】)
鈴木貴征ミラーズ神父(日本語吹き替え版【PDDVD】)
仲野裕ウィリー・ロバートソン検事(日本語吹き替え版【PDDVD】)
川久保潔ラルー警視(日本語吹き替え版【NHK】)
谷育子アルマ・ケラー(日本語吹き替え版【NHK】)
八木光生ミラーズ神父(日本語吹き替え版【NHK】)
糸博ベノア神父(日本語吹き替え版【NHK】)
家弓家正ピエール・グランドフォート(日本語吹き替え版【NHK】)
北村弘一(日本語吹き替え版【NHK】)
杉山佳寿子(日本語吹き替え版【NHK】)
高村章子(日本語吹き替え版【NHK】)
田村錦人(日本語吹き替え版【NHK】)
緑川稔(日本語吹き替え版【NHK】)
上田敏也(日本語吹き替え版【NHK】)
富山敬(日本語吹き替え版【NHK】)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版【NHK】)
音楽ディミトリ・ティオムキン
レイ・ハインドーフ(音楽監督)
撮影ロバート・バークス
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
ワーナー・ブラザース
制作東北新社(日本語吹き替え版【NHK】)
配給ワーナー・ブラザース
美術テッド・ハワース
ジョージ・ジェームズ・ホプキンス(セット装飾)
衣装オリー=ケリー
編集ルディ・フェア
その他ディミトリ・ティオムキン(指揮)
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ ヒッチコックが哲学的な問題に踏み込むかと思いきや、やはり最後はヒッチコックらしい映画だった。ラスト、犯人に丸腰で近づいていく神父さんの行動の説得力が今一つこなかった。やはり神に殉ずるという姿勢からだったのか?だってあれじゃ犯人が撃つって決まってるのに。キリスト教のシビアさかなぁ。う~む。映画としては面白かったからいいんだけどね。それにしてもモンゴメリークラフトのまっすぐな目が神父さんに向いてて、配役がうまいなぁと感心。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-06-06 13:08:46)
7.ネタバレ 告解は「人殺ししました」であっても絶対他言しない。神父の掟を守り抜こうとするローガンが濡れ衣を着せられて追い詰められてゆくのを固唾を呑んで見守る。恩を仇で返す犬畜生にも劣るケラーのお蔭で、鑑賞翌日歯が浮いてしまって困った事に。ケラーとその妻とルースの告白を聞くローガンの胸の内をモンゴメリー・クリフトが魅せてくれる。タイトルの「私は」はケラーの妻を指しているように思えるもので、そのシーンに堪らず大泣き。何時もの洒脱さが影を潜める監督らしからぬ、それでいて見応えある秀作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-26 01:07:46)
6.告解の内容を他言できないという神父の守秘義務が作品のベースになっているのですが、
宗教モノでこういうサスペンスにしてしまう、そこに挿入されるロマンスも本作に無くてはならないものとして機能しています。
全盛期の作品と比較すると地味な作品ですが、ヒッチコックらしい映画職人ぶりは十分に見ることができる作品です。
モノクロならではの美しさを感じさせるロケ地のカナダ、ケベックの街並みも見どころの1つ。
第2次大戦中、終戦直後あたりのドイツ軍、ドイツ人が登場する他のヒッチコック作品でも見られますが、
本作でも真犯人のドイツ人が結構な悪に描かれています。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2018-11-12 23:03:02)
5.ネタバレ 設定は魅力的でありながら、導入部は人物の動きの整理がついておらず、あまりスリルを感じさせない。中盤でヒロインの「告白」がでてきて引き締まるも、何か再現に異様に力が入っていて、かえってバランスが変。そして終盤はヒッチコック色があまり感じられないストレートな法廷物に突入していく。こうなると、当初の設定の意味も薄れてしまいます。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-07-31 01:02:19)
4.脚本が見事。私は「告解」に何の縁も知識もありませんが、なるほどこういう掟があるのかと。それを悪用して罪をなすり付けるとは、なんとも小賢しい感じ。しかし牧師にもいろいろ事情があって…、と重層的に展開していくのが面白い。まったく派手さはありませんが、こういう個人の思惑がチマチマと絡み合う物語も、たまにはいいものです。
それと、同僚の牧師たちが主人公をまったく庇ったりしないあたり、世の世知辛さを思い知らされます。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-08 01:37:08)
3.ネタバレ ~I Confess~邦題そのまま。
DIRECTION→(こちら→)からの、死体。遊び心のある演出。
夜中の11時過ぎにあんな幼い少女が二人、外を歩いてるなんて、平和だなぁ…すぐそこで殺人事件起きてるけど。
告解の内容は誰にも話せない事から、ローガン神父の苦悩と、神父に対する世間や警察の誤解に焦点が当たっている。
そっちがメインなためか、当の殺人事件や犯人の行動や動機がかなり雑な印象。
神父ももう少し警察に言えることがあるんじゃないか?って思うけど、どうなんだろ?
ローガン「ビレットが死んだ」ルース「私たち自由ね」のシーン。同じ時間同じ場面を、ラルー警視側の視点と、車で来たルース側から見た視点の両方から見せるのは面白い。今では割と使われる撮影方法だけど、当時他にあったかな?
裁判での逆転劇がクライマックスかと思いきや、証拠不十分で無罪というスッキリしない判決。
恩人に罪を被せるケラーの卑怯さ加減。あぁ憎たらしい!と思っていたら、あれだけの観衆の前で銃を撃つという、最後のヤケクソ感。
最初からケラーの犯行に後ろ向きで、でも告白する勇気もない妻のアルマ。ローガン神父のために勇気を出した結果、夫に撃たれて命を落とすなんて、ひたすら可愛そう。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-20 20:23:32)
2.ネタバレ 殺人だなんてえらいことを告白された神父、さてどうしましょうと思っていたら何やら女絡みのワケありそうな過去。ほうほうそれで?とすっかり野次馬気分で鑑賞、結局女とは潔白の仲ということが判明し(そりゃM・クリフトだからね)なーんだつまんねえと全く本筋から逸れた観方をしたのはわたしだけでしょうか。
痛くもない腹を探られたローガン神父、ずっと片頭痛を抱えた顔してましたけど表情が乏しいんで苦悩してはる、とはあまり伝わんなかったです。すいません。
ドイツ人の親父はなんでわざわざ告白したんだろ。迷惑千万、悪魔みたいなやつだな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-12 23:17:11)
1.犯人からの告解を受けてしまった神父が、殺人事件の真相について口を噤まざるを得なくなる。というのは、後にジャック・ヒギンズが『死にゆく者への祈り』でも使ったネタ。他にも類例がありそう。
この『私は告白する』では、神父自身が容疑者となってしまうところがミソ。告解の件以外にもウラには事情が色々とあって、ヒッチコック作品にしては少々、ゴチャゴチャした印象もありますが、周囲からの視線を描くカットなどで主人公を追い詰めていく描写などは、いかにも、といった感じ。
犯人は意図的に神父を陥れようとしたのか?といった辺りをさらに描けば、さらにゴチャゴチャしてさらに大作になったのでしょうが、さすがにそこまでは風呂敷を広げず、90分少々にまとめ上げています。あくまで視点の主体は神父側。もっとも、犯人側の模様も幾分は描かれ、犯人の奥さんの存在が妙に印象的・・・なのはアン・バクスター演じるヒロインとの対比から来るのかもしれませんが、いずれにせよ、この奥さんが意外なキーパーソンとなります。
結末に至る展開は、「わざわざ犯人がペラペラと真相を語るのはおかしい」という声もあると思いますが、それを差し引いても、私は、こおシーンで見られる「犯人と神父とが再び対峙する」という盛り上がりの方を採りたいです。邪悪さが前面に出た、冒頭シーンの変奏としての告解。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-10-31 07:26:28)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.71点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.57%
5517.86%
6828.57%
7517.86%
8517.86%
9414.29%
1000.00%

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