映画『ナチュラル』の口コミ・レビュー

ナチュラル

[ナチュラル]
The Natural
1984年上映時間:134分
平均点:6.42 / 10(Review 72人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-08-25)
ドラマスポーツもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-09)【イニシャルK】さん
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監督バリー・レヴィンソン〔1942年生〕
キャストロバート・レッドフォード(男優)ロイ・ホッブス
グレン・クローズ(女優)アイリス
ウィルフォード・ブリムリー(男優)ポップ
リチャード・ファーンズワース(男優)レッド
キム・ベイシンガー(女優)メモ
ロバート・デュヴァル(男優)マックス
ダーレン・マクギャヴィン(男優)ガス
ロバート・プロスキー(男優)判事
マイケル・マドセン〔男優〕(男優)バンプ
ジョー・ドン・ベイカー(男優)ワマー
バーバラ・ハーシー(女優)ハリエット・バード
アラン・ファッジ(男優)エド・ホッブス
マイク・スター(男優)ブーン
ダニー・アイエロ三世(男優)エミール
井上和彦ロイ・ホッブス(日本語吹き替え版【ソフト】)
小島敏彦マックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿ポップ(日本語吹き替え版【ソフト】)
湯屋敦子メモ(日本語吹き替え版【ソフト】)
篠原恵美ハリエット・バード(日本語吹き替え版【ソフト】)
水内清光レッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
斎藤志郎ガス(日本語吹き替え版【ソフト】)
小杉十郎太バンプ(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊井篤史判事(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢那智ロイ・ホッブス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一ポップ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小山茉美メモ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅ハリエット・バード(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中明夫判事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
八奈見乗児レッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫ガス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
屋良有作バンプ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田村錦人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂本千夏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰恵研(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚明夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
折笠愛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロジャー・タウン
音楽ランディ・ニューマン
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
撮影キャレブ・デシャネル
製作マーク・ジョンソン
ロバート・F・コールズベリー(製作補)
製作総指揮ロジャー・タウン
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術アンジェロ・P・グレアム(プロダクション・デザイン)
メル・ボーン(プロダクション・デザイン)
ジェームズ・J・ムラカミ(美術監督)
衣装グロリア・グレシャム
バーニー・ポラック
編集ステュー・リンダー
スタントコンラッド・E・パルミサーノ
その他ロバート・F・コールズベリー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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💬口コミ一覧

72.ネタバレ 【2025/2/10の最新レビュー】
NHK BSで放送していたので再鑑賞。
これで100回目位になる筈。
点数は10点で変更無し。私のオールタイムベスト10に必ず入る不朽の名作で有る事は間違いない。
本当に良く出来た、野球を題材とした大人の御伽噺である。

さて、今回本当に書きたかったのはここから。
大谷翔平選手が米国MLBで活躍する様になって久しい。
頻繁に報道される彼の立ち姿や本塁打を放った後のベースを走る姿を見て、私はずっと既視感を感じていた。
今回本作を観直す事で既視感の理由が判り全身に鳥肌が立った。
本作の終盤、サヨナラホームランを打ち胸を張り悠然と走るロバート・レッドフォードの雄姿は、
まさしく大谷翔平のそれであった。


【2013/12/2の旧レビュー】
陰影を使い分けた美しい映像と、叙情豊かなランディ・ニューマンの音楽が絶妙に混ざり合う、これこそ正に「映画芸術」。
文句無しの満点。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-12-02 17:03:23)
👍 1
71.ネタバレ 野球少年にとってサヨナラホームランは夢。しかしこの映画ほどのシチュエーションとクライマックスは想像出来まい。理想の中の理想だ。この監督、光の使い方が素晴らしい。観客席でロイの試合を見つめるアイリスにだけ夕日が当たったり、見舞いに来る病室なども美しい。しかし極めつけはもちろんクライマックスのボールがライトに当って次々とライトがショートし火花を放つシーンだ。バットボーイのはじける笑顔、アイリスの笑み、内側に傾きながら淡々とベースを回るロイの向こうにはじける火花、そして監督のメガネに映る降り注ぐ火の粉…何もかもが叙情的だ。監督の目にはロイは野球の神様が遣わせた天使の姿と映っていただろう。ロイは紆余曲折があったけれど努力したからこんな素晴らしい結果を出せた、というサクセスストーリーな描写ではない。メジャーまでの苦労話を省いたのはそのためだ。結果はどうあれ努力するのみ。それが僅かなチャンスでもあきらめない。よくあるテーマだが、それは王道であり、万国の人々共通の目標だ。それがこの映画の根幹にあるから私たちが胸を熱くするのだ。努力するものへの讃歌なのだ。ラストシーンは冒頭の伏線を含めすべてをきれいに収めるキャッチボールシーン。グレン・クローズの立ち方も美しい。そして何よりレッドフォード最大の武器である少年のような笑顔。見事としか言いようがない。最近見た「ジュリエットからの手紙」と同様、あまりにも出来すぎなストーリーにこっ恥ずかしさをわずかに感じながらも、あまりにもド真ん中の直球に感動するしかない自分をうれしく思う。
やしきさん [ビデオ(字幕)] 10点(2013-09-17 21:30:06)
👍 2
70.レッドフォードの黄金期(70~80年代初め)の作品は外れがないです。
TVC15さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-25 11:17:08)
69.ネタバレ 僕にとって涙なしに観ることができない映画です。「人生には2つある。学ぶ人生とその後の人生。」実力がありながら16年間を棒に振ってしまったレッドフォード演じるロイ・ハブスがようやく大リーガーとしての夢に辿りついた時、意に反するその夢の不確かさを語った後に、グレン・クローズ演じるアイリスが呟いた言葉である。
この映画の好きな場面はたくさんあるが、僕はやはり最後のシーンを語りたいと思う。シーズンプレーオフの最終試合。古傷の再発に耐えながら不調に喘ぐロイ。ベンチのロイにアイリスから手紙が届く。その言葉自体は僕らに伝えられない。しかし、そこにはアイリスの子供がロイとの間にできた子供であることが告げられており、その言葉がロイに力を与えたであろうことを僕らに想像させる。手紙を読み、立ち上がるロイ。スタンドを見上げ、ベンチを歩き回り、そして決意を胸にする。ロイは期待通りに逆転のホームランをスタンドの照明灯に打ち込み、チームをプレーオフ勝利に導く。この試合を最後にロイは引退した(であろう)ことが後に続く息子とのキャッチボールのシーンで僕らに伝えられる。確かにクライマックスシーンは派手であるが、僕はこれらのシーンにさざめく静かな感動を覚えた。それは何故だろう。この作品はベースボールを題材とした映画であるが、ベースボールゲームそのものを描いてはいない。なぜなら、ロイが最後にバットに想いを込め、ホームランを捧げたのは自分の息子に対してであるからだ。あの場面でバッターボックスに立ったロイは、既に「その後の人生」に足を踏み入れていたのだと思う。ある意味でこのクライマックスシーンの主役はアイリスとその想いを受け取ったロイであり、彼女の想いがあの結末を導いたのである。最後、親子によるキャッチボールとそれを見つめるアイリス。最後のキャッチボールといえば、名作「フィールド・オブ・ドリームス」が思い浮かぶけど、この映画の最後のキャッチボールは親子の様々な思いを想起させるノスタルジックなそれとは少し違う。何と言っていいか、、、ある確信的な勇気、ささやかながら何か大切であろう心の有り様を僕に思い起こさせるのである。それははっきり言って凡庸たる家族や愛情というタームなのかもしれないが、にもかかわらず、僕は「はっ」と思った時には心が既に溢れ、我知らず涙を流している自分に気付くのだ。。。
onomichiさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-02-14 06:29:03)
👍 1
68.他の映画になら何を言ってくださっても結構なんですが、この映画だけにはアタシャ身体を張ってでも守り抜く覚悟。もう一体何度これを見直し、その度に感動を新たにして、生きる糧を得たことか…。マーク・トウェイン以来のトール・テール(ホラ話)の伝統と、野球の持つ独特の精神性、そしてグッド・オールド・デイズへの郷愁が渾然となって、何と香り高く美しい、ノーブルな作品へと昇華したことだろうと、小生、見直すたびに感歎・感動しきりなのであります。そりゃあ、欠点もあれこれ指摘はできるでしょう(もっとも、欠点のない映画がもし存在したとして、それはきっとおそろしく退屈で鼻持ちならない代物だと思うけど)。テンポがゆるすぎるとか、長ったらしいとか、ヒロインをグレン・クローズにやらせるな(!)とか。しかし、そういった欠点すらもぼくには愛しい。本当にこれは、わが生涯の1本であります。そう、1980年代以降、これを越える「傑作」は何本も登場してきたかもしれない。けれど、「アメリカ」という国と人の〈精神性〉の最も愛すべき部分を描いて、これ以上の「美しさ」を持った映画が、果たして何本あったでしょうか…。《追記》先日も再見。もう、50回以上は見ているかな。最初の方で、ジョー・ドン・ベイカー演じるベイブ・ルース風強打者と主人公が野球対決する。その一連のシークエンスに、またまた陶然となる。黄昏れ近い田舎町の空気感、移動遊園地のたたずまい、そして、手に唾してバットをにぎるベイカーとレッドフォードの投球フォームの「完璧さ」…。やっぱりこれは、ぼくにとって最高の「アメリカ映画」です。
やましんの巻さん [映画館(字幕)] 10点(2003-05-30 11:11:48)
👍 3
67.レッドフォードの最高傑作!と今でも思います。映像と音楽も素晴らしく何度見てもレッドフォードの笑顔に魅せられます。ストーリーは単純だけど、でも皆に愛される名作ってみな単純な物語ですよね。
とりでの赤い境界線さん 10点(2003-05-27 19:14:49)
👍 1
66.さほどパワーがあるようにも見えないレッドフォードが異常にデカいホームランを打つ、というだけでも十分に不気味なのだけど、彼をレギュラーに入れんがためのストーリーの都合上、他の選手が意図も簡単に死んでしまったり、はたまた、異常なまでに、あげまん効果・さげまん効果がテキメンだったりと、まあ、やりたい放題。「野球をナメとんか」とお怒りの方もおられるとは思いますが、しかし、“野球”にだからこそ託せる夢もあるのです。こういうハチャメチャさを受け止める包容力。そして作品の方も、ひたすら夢を描かんがために、様々な工夫を凝らし、密度の濃いファンタジーとなっています。で、まあ、こういう作品を支えているのって、やっぱし、レッドフォードのいかにも「何も考えて無さそうな顔」、なんですよねえ。これって貴重。そして彼は物語の、そして風景の一部となり、夢を夢として封印すべく映画は唐突に終わる。いいじゃないですか。ちなみにわたしゃ、バットが折れるシーンが一番泣けます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-10-04 23:34:08)
65.現実感がなく、おとぎ話のような映画。ハブスのバッティングは想像を超えるすごいものだった。文字どおり、場内が笑いと感動の渦だった。ラストシーンが実にすがすがしくて、見て良かったと素直に思った作品。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-14 10:07:28)
64.初めて観た時はそのテンポの遅さがいささか気になりましたが二度三度と観るにつれ、それがこの時代のアメリカの平和でのどかなムードを表現するためのものだと理解しました。光と影を効果的に使ったカメラは最高。軽快な打球音を捉えた音響効果も抜群です。家族の深い絆こそ『奇跡』を起こすパワーなのですね。何度観ても涙がでちゃう。
nizamさん 9点(2004-01-08 18:42:02)
63.すがすがしくなれるいい映画だよな~。古きよきアメリカってこういうんだろうなぁ。心の隅々までほんわか気分になれますよね。でラストは気分爽快すっきりしました。
ケジーナさん 9点(2003-12-16 16:32:31)
👍 1
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62.ネタバレ 「ロバート・レッドフォード」という役者の美点、素材の素晴らしさ、魅力の全てがナチュラルに引き出されている、数多い彼の主演作の中でも稀有な作品。この映画以降、彼じゃなくてはっていう役どころは少なくなっていった。その一点のみでは私が偏愛している「追憶」(10点)にも勝る。まだおっかなくなる以前の、グレン・クローズも良い。ラスト、夕陽を背に浴びてキャッチボールを見守る、彼女の立ち姿はまるで一幅の絵のよう。たったひとつの瑕、原作を読んだらわかるのかもしれないが、彼を狙撃する謎の女性の存在意義がイマイチ不明。ここが結構重要なポイントかと思われるのに。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 8点(2024-11-03 08:52:40)
61.これも久し振りに観返した。
いい出来で、納得感のある作品。球場での熱気はあるものの、全体的に落ち着いた雰囲気を持っていて、この時代の良い映画という印象が残る。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-11-23 13:16:18)
60.ネタバレ このくらい古い時代のスポーツ、特に野球ものは好きな題材の一つです、けれど、じつは、殆どファンタジー、モデルも何もなしの、ラストを引き立てるための仕掛けの全部入り、ストーリーですね、これは、矛盾や、強引さもありますが、これで自分なりに許せるのでOKです。同じ野球を題材とした者に、フィールド・オブ・ドリームスがありますが、あれも、強引なストーリー運びですが、最後の父親とのキャッチボールで溜まった想いが氷解したのと同じで、ラストのキャッチボールこれが描きたかったのかと。アメリカも父親とのキャッチボールは男の子にしてみたら、特別な者かもしれません。
minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 22:12:11)
59.ネタバレ 本作のレッドフォード、年を取り過ぎて見えるというのも一理あると思います。しかし、夢半ばで銃弾に倒れた男が事件の後遺症が残る体で30半ば、引退を考えてもいい歳になって苦難を乗り越え夢の舞台にカムバックする。僕にはそんなロイ・ハブス・ストーリーと本作のレッドフォードはとても良く合っているように思えました。
ロイ・ハブス自身の人生も、鮮烈なデビュー、スランプ、体の不調、八百長、そして最後の試合と短い現役生活も山あり谷あり。しかし苦難を乗り越え夢を追いかける男の生き様が爽やかで感動的な野球映画でした。
何が書かれていたかは語られなかったものの観る者にその文面が伝わってくるような手紙、そして想像通り、いや、期待通りと言いたい見事なホームランとその後の演出、そしてちょっとだけしか見せてくれませんが、それで全てが伝わってくるようなキャッチボールのラストシーンとレッドフォードの表情が実に爽やかな余韻を残してくれます。
冒頭で汽車を追いかけてくる少年にボールボーイの少年、スタンドで目を輝かせ憧れのメジャーリーグを見つめる少年達。こうして少年達が野球に魅せられ、バットを置く者もいれば彼の姿を見てメジャーリーグに憧れ、そして次の世代に受け継がれていく。そんな少年達の表情も心に残る野球映画でした。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-16 22:17:48)
58.ネタバレ ロバート・レッドフォードが35歳には見えないとか、話があまりにも出来すぎているとか、色々意見はあるとは思う。しかし、そんなことよりも素直に良い映画だと思う。昔、淀川長治さんが日曜洋画劇場でこの映画を放送した時、この映画の事を誉めていたのを覚えている。久しぶりに観て、やっぱり良い映画であるという思いは変わらない。天才と言われ、何をやっても上手く行っていた筈の男が一人の女性に銃で撃たれたことで、野球が出来なくなる。16年というあまりにも長い年月が彼をプロ野球への道から遠ざける。それでも諦めることなくプロを目指し、そして、何度も挫折を味わいながらも栄光の道を掴む。そんな物語に私は共感せずにはいられない。たかが、野球じゃないか!て言う人も世の中にはいるけど、それは違うと言いたい。野球ほど親と子の繋がり、愛情を深く考えさせてくれるスポーツはないと私は思う。16年の時を得て、再び野球が出来ることの嬉しさをこの映画の主人公であるロイ・ハブスは教えてくれている。そんなロイ・ハブスが不振からなかなか立ち直れない中、カブスとの試合で大きなホームランを打つシーンと、最後のパイレーツ戦での大きなホームランを打つシーンなんて、正に野球ならではの興奮で、野球ファンにはたまらない瞬間です。ライトスタンドに直撃した大きなホームラン、その瞬間の花火と湧き上がる歓声、あの花火の美しさだけでもこの映画、私は好きです。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-27 11:26:56)
👍 1
57.ネタバレ 能力の充実した時期に、災難のような事件で野球人生を棒にふったハブスが、自分の力で再びチャンスを取り戻していく姿が感動的で、本当に野球が好きなんだなぁという印象を持ちました。普通、成功におごりを見せて自堕落な生活をする主人公が定番なんだけど、ハブスには一種の正義感があり、たとえ買収を持ちかけられても決して屈しないところに男らしさを感じました。ロバート・レッドフォードは、古き良きアメリカ人というイメージが強いので、安心して観ることができました。商用映画というイメージが沸かないので好印象です。
どんぶり侍・剣道5級さん [地上波(吹替)] 8点(2006-08-21 19:36:01)
👍 1
56.ネタバレ 左わき腹に血をにじませ、激痛に耐えて、こん身の力で振りぬいたバット。ジャストミートしたボールは照明塔を直撃。逆転サヨナラホームランだ。賞賛と驚きで騒然とする観客の目の前を、ゆっくりとベースを周るが、顔は苦痛にゆがみ、足がふらつき、遂にホームベース前で倒れて、最後は、這いつくばって、手でホームインか。と、思ったあなたは「巨人の星」ファンでしょ。
パセリセージさん 8点(2004-07-20 19:20:47)
😂 1
55.淡々とした主人公とドカベン岩鬼のようなド派手なホームランシーンのコントラストがイイ。草葉の匂いが漂ってきそうな雰囲気も好きです。ベースボールファンタジーの秀作。
番茶さん 8点(2004-04-29 03:11:40)
54.レッドフォードは、帽子をかぶって吊りバンドをし、白い歯を出して笑う姿が最高にかっこいい。10代の大リーグにスカウトされた頃のレッドフォードが、まさしくそんな出で立ちで、少ししか出てこなかったけれど、目が釘付けになりました。キラキラ眩しく輝いていて、やっぱりレッドフォードはかっこいいなぁ〜って、溜息ものです(はぁぁ〜♪)。野球の神様に微笑まれて(ついでに美の神様にも微笑まれている)彼は、前途洋々と汽車に乗ってシカゴのチームにいざ入らんとしているのですが、このまま幸せには進んでいかない。とある女性に撃たれてしまい、野球生命を断たれてしまう……。このあたりとても切なかったです。調子に乗って、出会った女性にフラフラとしてしまったのが原因っちゃあ原因なんだけれど、それにしても酷すぎる。私は、他のみんなと同じく、彼の大活躍ぶりを見たかった……。でも、そのまま終わらないのがレッドフォード。謎の男として30代半ばにして大リーグに挑戦。スターダムにのし上がる姿がとてもいいです。スポーツ映画らしく、挫折やら八百長やら、それからレッドフォードの映画らしく恋愛模様なんぞも織りまぜながらドラマが進んでいくのですが、ひとつひとつのエピソードに対して真剣に画面を観てしまいます。レッドフォード、がんばれ!レッドフォード、汚い手に負けるな!!と応援しながら……。あの雷が落ちた特別の木から作った「Wonder Boy」のバットと一緒に頑張っている彼を観るのは、とても清々しかったです。だから、最後のあのシーン。静まり返った球場で、入れ!と祈りながらボールを目で追うあのシーンはテレビの画面で観ているだけなのに、まるで自分がその現場にいるような、不思議な感覚になってしまうのです。
元みかんさん 8点(2004-03-28 20:55:54)
👍 2
53.ネタバレ 伝説なんて、それを語る人によって多少の味付け、脚色が成されているもの。面白可笑しく伝え残すための工夫は、決して悪い事ではないと思います。その根底に流れるものさえ崩さなければ。映画「ナチュラル」は、野球が好きな人間をうまくおとぎ話として伝え切れている点で非常に好感の持てる映画です。ノスタルジーいっぱいのつくりですが、おじいちゃんから「昔々、こんな選手がいての、目のさめるような花火のようなホームランを打ったんじゃ」なんて聞かされてるような、そんな印象があります。
また、撮影の力でしょうが、全編おだやかなムードの画面づくりで、気持ちの方も落ち着く、不思議な佇まいを見せる作品でもありました。ラスト、夕景の中、キャッチボールをするレッドフォードの笑顔がたまりません。うらやましくなるくらいの幸せな笑顔です。野球っていいなあ。単純にそう思いました。
映画小僧さん 8点(2004-03-26 17:01:50)
👍 2
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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 6.42点
000.00%
111.39%
222.78%
334.17%
41013.89%
5912.50%
6912.50%
71115.28%
81723.61%
945.56%
1068.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review5人
2 ストーリー評価 7.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.12点 Review8人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1984年 57回
助演女優賞グレン・クローズ候補(ノミネート) 
撮影賞キャレブ・デシャネル候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ランディ・ニューマン候補(ノミネート) 
美術賞アンジェロ・P・グレアム候補(ノミネート)美術
美術賞メル・ボーン候補(ノミネート)美術
美術賞ジェームズ・J・ムラカミ候補(ノミネート)美術

【ゴールデングローブ賞 情報】

1984年 42回
助演女優賞キム・ベイシンガー候補(ノミネート) 

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