映画『仁義なき戦い 代理戦争』の口コミ・レビュー(3ページ目)

仁義なき戦い 代理戦争

[ジンギナキタタカイダイリセンソウ]
1973年上映時間:102分
平均点:7.84 / 10(Review 68人) (点数分布表示)
公開開始日(1973-09-25)
アクションドラマシリーズもの犯罪もの青春もの実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-03-10)【Olias】さん
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監督深作欣二
助監督土橋亨
篠塚正秀
演出三好郁夫(疑闘)
キャスト菅原文太(男優)広能昌三
小林旭(男優)武田明
金子信雄(男優)山守義雄
加藤武(男優)打本昇
渡瀬恒彦(男優)倉元猛
梅宮辰夫(男優)岩井信一
成田三樹夫(男優)松永弘
山城新伍(男優)江田省一
田中邦衛(男優)槇原政吉
川谷拓三(男優)西条勝治
室田日出男(男優)早川英男
内田朝雄(男優)大久保憲一
遠藤辰雄(男優)相原重雄
山本麟一(男優)宮地輝男
池玲子(女優)富枝
汐路章(男優)青木彦次郎
大前均(男優)若杉三郎
野口貴史(男優)岩見益夫
五十嵐義弘(男優)水上登
曽根晴美(男優)上田利男
木谷邦臣(男優)和田作次
中村錦司(男優)伊丹義一
中村英子(女優)江奈
岩尾正隆(男優)浜崎四郎
平沢彰(男優)的場保
阿波地大輔(男優)小森安吉
福本清三(男優)刺客
木村俊恵(女優)山守利香
名和宏(男優)村岡常夫
笹木俊志(男優)
成瀬正(男優)助藤信之
奈辺悟(男優)
鈴木康弘(男優)杉原文雄
熊谷武(男優)三杉
北村英三(男優)橋詰
矢奈木邦二郎(男優)吉倉
小田眞士(男優)児島会会長
大木悟郎(男優)森久宏
荒木雅子(女優)うめ
片桐竜次(男優)
峰蘭太郎(男優)
酒井哲ナレーター
出演丹波哲郎明石辰男(写真)
原作飯干晃一
脚本笠原和夫
音楽津島利章
撮影吉田貞次
企画日下部五朗
配給東映
編集堀池幸三
録音野津裕男
照明中山治雄
あらすじ
村岡組長の引退を機に、山守組との合併を果たした村岡組若頭・松永、広能・江田ら山守組系の幹部は、打本会・打本会長と兄弟盃を交わし、広島県最大の組織を築き上げていく。しかし打本が無断で神戸との盃を交わし、小森組と浜崎組の抗争を結果的に後ろ盾する打本に、広能が反発。事態の収拾を図りたい山守組長は、神戸・神和会との盃を予定している武田を、一躍にして若頭に据える。武田の方針に従えない広能は山守組の中で孤立、盟友・松永を残して山守組と決別してしまう。渡瀬恒彦演ずる猛の死に様が多くを物語る、シリーズ最高傑作。
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💬口コミ一覧

28.広島極道の新リーダー・武田明と『仁義』史上最もヘタレな親分・打本昇が登場する第三作。神戸の二大勢力が絡んでくる関係から、主要人物がみな盃外交を中心とする「静」の動きに徹しているため、他作品に比べるとちょっとドンパチが少ないようにも感じますが、逆にその駆け引き部分のドラマが非常に面白い。外に目をやれば打本組と明石組、討ちに目をやれば内紛、密告、寝返り、そして絶縁(松永の去り方がカッコ良過ぎる!)。そうやって右往左往する幹部連中に巻き込まれて次々倒れていく若者たち…。本作ほど下っ端の兵隊たちの悲哀が伝わってくる作品はないでしょう。
とかげ12号さん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-08 21:17:27)
27.僕にとって広島のイメージを決定付けるシリーズとなってしまった「仁義なき戦い」。ヤクザ映画自体初見でしたが、これにはやられました。「昨日の敵は今日の友」という言葉がぴったりの乱世を生きる男たちの熱い戦い、そして権謀術数の数々。菅原文太の演技がうますぎで怖いこと怖いこと。他のヤクザ映画とは出来が違うと評されるのも頷けました。

それにしても深作欣二監督は昔はこんなに面白い映画を作っていたんですね。「バトル・ロワイアル」で騒いでいる若人たちにはこちらを観てほしい。かと言って僕は「ピストル・オペラ」で懲りているので、他の作品に手が伸びるかと聞かれれば伸びませんが。このシリーズをもっと観るかどうかは迷いどころです。
枕流さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 16:39:02)
26.山守組長みたいなやつはどの世界にもいるわな。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-20 23:15:30)
25.ネタバレ 何といってもこの三作目の面白味は、ヤクザの抗争劇を冷戦の状況に照らし合わせた脚本の妙ですね。代理戦争が進み様々な策謀が行き交う中、その真っ只中に佇む仁義と理を兼ね備えた広能の何とカッコいいこと!その広能を立たせる為の脇役がまた魅力的です。
本編は「全面抗争はこれから」といった半端な所で終わりますが、映画の尺とスタンスを考えるとこれくらいが妥当なのかな。それでも少し物足りない気がしました。
民朗さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-21 23:47:41)
24.ちょっと目を離したら、もうついていけなくなる、複雑に入り乱れる組織抗争の回。
人十倍はメンツを重んじるヤクザたちがそれぞれに、屈辱の苦汁を飲み、復讐の笑みを浮かべ、野望と保身とに翻弄されながら右往左往する人間模様が、実に面白かった!
広能のようにカッコよくありたいと思いながらも、それぞれに逃避や保身や駆け引きや利害にせこせこと立ち回る面々に、他人とは言い切れないものを感じて、何とも言えない。
そんな中で、「男になりたい」という野望に命を散らす下っ端の儚さよ。遺骨を握りしめるシーン、原爆ドームの情景に、ほんとに「戦後映画」の生々しさが息づいている。
前フリ的な作品かもしれないが、戦後の目まぐるしい時代のうつろいと相も変わらぬ悲劇を活写した、ホントに面白い良作。
せいさん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 23:34:28)
23.現在(2010.9)放映されている某ビール会社のCMで、御年77歳の菅原文太が、物凄い風格を携えて立ち飲み屋でビールを飲んでいる。
ただのCMだが、菅原文太という大俳優のスター性を改めて感じた。それと同時に、昭和の日本映画史を彩ったスター俳優も、自然の摂理の中で徐々に少なくなってしまったことに一抹の淋しさを覚える。

そんな思いもあって、菅原文太の映画を観たくなった。彼の代表作と言えば、一にも二にも「仁義なき戦い」だろう。数年前に第一作目を観て、その溢れ出る映画のエネルギーに圧倒された。

番外編と評される第二作目を飛ばして、深作監督作品のシリーズ中、最も評価の高い第三作目の今作を観た。

「代理戦争」という副題が表す通り、やくざの組織対組織の思惑がぶつかり合う”かけひき”の様が色濃く描かれた作品だった。
菅原文太演じる広能昌三も、やくざ組織の中の愚かしい欲望の乱立の中で鬱積する場面が多く、一作目のような強大なエネルギーとインパクトは得られなかった。
やくざ映画らしい抗争シーンは何度か挟み込まれるが、トータルすると、どこの世界でもあり得る“政治劇”を観ているような印象を持った。

菅原文太の憤りが溢れる苦悩の表情で映画は終わってしまうので、観ている方もカタルシスが満たされぬまま苦悶してしまう。

どうしてこの作品がシリーズ中、最高評価を得ているのかは理解出来なかったが、シリーズを転換させていくための作品としては重要な人間模様を描いていると思う。

そして、単純に血で血を洗いのし上がっていく様だけを描かず、今作で描き出されたようなやくざ社会の中での“政治”の様や、盃の取り交わしと裏切りが表裏一体であるこの世界の異様なまでの愚かしさまでを、徹底して描き連ねたことが、この映画の孤高の価値に繋がっていると思った。

飛ばしてしまった第二作目も含め、この際、全シリーズ作品を観てみようと思う。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-10 16:25:37)
22.シリーズ中イチオシの作品。
前作をしのぐ暴れっぷりにノックアウト。
成田三樹夫氏も登場!
このシリーズは1作目をみると、依存症の如くシリーズ全部を一気に見たくなる。
しかし、一気に見るとキャスティングによって混乱を招くのが最大の難点。
死んでも死んでも出てくるゾンビ松方に乾杯!

円軌道の幅さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-27 23:26:31)
21.菅原文太演じる広能が主役に復帰し、複雑な抗争劇をみせる。無駄が一切ない脚本と目まぐるしく展開していくストーリーには引き込まれるが、個人的に1・2作目ほどの衝撃と面白さではなかった。
eurekaさん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-11 16:56:29)
20.ネタバレ シリーズ第3作。今回は前2作ほどの派手さはないが、その分、組同士の駆け引きの面白さがあり、見ていてだんだん引き込まれていった。下にも書かれている方がおられるが、笠原和夫の脚本は実に見事で、今にも全面抗争が起きそうな中でのやりとりは緊迫感があり、飽きさせない。深作欣二監督の演出も1作目や2作目のようなエネルギッシュなパワフルさよりもこの男たちの駆け引きのドラマををじっくり描くことに重点を置いており、脚本と演出がしっかりしているからこそ、ドラマ部分に見ごたえがあり、このシリーズがただ単にヤクザ同士の殺し合いだけを描いたシリーズではないことが分かるし、なぜこのシリーズが後世に残る名作と言われているのか分かる気がする。でも、やや中だるみ感もあり、これまでの2作は単体でも見れる感じだったのに対し、本作はいよいよ全面的な抗争が始まるというところで終わるのでやや物足りない感じがするのだが、同時に次も早く見なくてはという気持ちにさせられる。その本作のラストシーンはヤクザの社会の非情さを見せつけられるとともに、死んだ渡瀬恒彦演じる若者の無念や、組長である広能(菅原文太)の思い、若者の母(荒木雅子)の悲しみなどがひしひしと伝わってきて、強く印象に残る。出演者では広能組幹部の一人を演じた川谷拓三はシリーズこれまででいちばん大きな役柄ではないだろうか。打本役の加藤武はいい人のイメージが強いだけにどぎつい方言のヤクザ役はミスキャストなのではと思ったが、(実際、「座頭市二段斬り」で演じた敵側の用心棒役はミスキャストに感じた。)金田一シリーズの刑事や、「釣りバカ日誌」シリーズの秋山専務のイメージとはまた違う雰囲気の役を見事に演じていて新鮮に感じた。物語にじゅうぶん絡む役柄ながらスチール写真だけで登場する丹波哲郎演じる明石組組長も(本当に写真だけなのに)貫ろくと存在感がたっぷりあるのは驚かされる。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-02 23:20:33)
19.菅原文太をメインに戻して、仁義なき戦いを繰り広げる第3弾。
登場メンバーたちの様々な思惑が絡み合うシナリオは、1作目に劣らず面白いのだが、
途中でぶったぎり、完全続き物ということで、これではストーリーの点数はつけられない。
「エイリアン」や「ターミネーター」等の大ヒットシリーズでも、
ワンエピソードをしっかり完結させていることを考えると、ちょっとね・・・。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 3点(2011-09-20 17:51:11)
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18.ネタバレ 今回もまた豪華キャストでしたねぇ。シナリオもあっちいったりこっちいったり。微妙な状況の変化であぁも立場が変わるもんですかねぇ(笑)まぁそれこそがこの作品の脚本の妙と言えるんでしょうけど!梅宮辰夫さん別役で再登板、これならこの映画、永遠に続けられますね!!
ろにまささん [DVD(邦画)] 8点(2012-03-10 17:14:38)
17.ネタバレ ある団体にいた時、飲み会で先輩に勧められたので鑑賞しました。

ヤクザの抗争が凄みを持って描かれてました。
とても怖かったですが、たいへん男らしくて痺れるようなカッチョ良さもあります。
外国映画では味わえないような生々しい迫力がありました。
なんかリアルな感じでした。
レンタルコーナーにある任侠映画コーナーには近づけませんでしたが、
そのイメージが少しだけぬぐえました。

あと、テレビで誰か偉そうな人が怒ったらすぐに”仁義なき戦い”の音楽を流すのやめてください。
怖そうな人がたくさん出てくるので自分には合いませんが、
圧倒的な迫力と男らしさが感じられる映画だったと思います。
自分は耳が少し遠いのですが、
言葉がカッコイイのですが聞き取りずらいとこもありました。
ゴシックヘッドさん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-20 02:14:03)
16.ネタバレ 誰と誰が仲良くて、仲悪いのか、把握する暇がないほど展開が早い。筋を通すことの重要さは一般人の理解を超えている。何で同じ組の中で、こうも仲違いになるのか(政治家も同じかw)。ラストはジーンとしたけど、終わらせ方が過去作に比べて今イチだ。
VNTSさん [インターネット(字幕)] 6点(2012-08-04 18:44:56)
15.ネタバレ このシリーズはレビューを書いてる現時点で3作目までしか見てませんが、この作品を超える事はもう無理でしょう。次の作品も評価点は高いようなので、かなり期待はしてますが今作がもう断トツにおもしろい!前作までのような銃撃シーンというのは殆ど見られませんが、各々のゲスいやり取りがおもしろくてしょうがない。キャラも魅力的で特に田中邦衛演じる槙原には大笑いさせてもらいましたよ。威勢よく啖呵切ったかと思いきや、襲撃する味方がいないと分かった時のあの慌てぶり、完全にコメディでしたね(笑)。前作までは出演時間も短かったためここまで魅力的なキャラクターだとは思いませんでした。抗争が激化するまでの繋ぎ目的な作品ですが、面白さは群を抜いていましたね。
キリンさん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-05 23:23:03)
14.実に素晴らしい群像劇でした。シリーズ最高傑作に違いないでしょう。ギスギスしたヤクザの仲が今にも弾けそうな寸前であきちこ跳ねまわって、最後の最後に破裂する寸前で終わりました。面白すぎる!次作への期待感が高まると同時に、ちょっとかわいそうな気がしますね。こんなにおもしろい作品を超えなければいけないプレッシャーは大きかったでしょう。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 8点(2013-10-02 20:20:03)
13.ネタバレ 一番最初の「仁義なき戦い」は音楽の使い方がギャグとしか思えなかったが、2作目、3作目以降は音楽の使い方も死に様も漢たちの血生臭いドラマもどれをとっても切れ味しかなかった。
特に本作はシリーズの駆け引きと虚しさを噛み締められる一篇だ。群像劇としての面白さもより磨きが掛かる。

最初のダイジェストで前がどんなかおさらい、世界の代理戦争は、当然日本のヤクザ社会でも例外ではない。
今回の菅原文太の兄貴が味わう虚しさは、シリーズ随一。
小林旭の知性派というかインテリ的なキャラも喰えない野郎だ。
この世界、暴力だけじゃ食っていけないからねえ。
白昼堂々暗殺を仕掛けるヤクザの鉄砲弾ども、
相変わらず憎めない山村のおやっさん、
木刀から日本刀までブンブンうなる、
ビール瓶でも渇入れて~、
ちょっと可愛そうになってくるレスラーのおっさーん、
成り行きでヤクザになっちゃった倉元と母ちゃんのタバコの件が忘れられへん、
自重する気皆無な山守、
発炎筒もいきなりの強襲もビックリする時はビックリする人間臭いヤクザたち、
文太の兄貴だけ闘る気満々で空回り、
利用される女達の哀しみ、
停電の会合場面は妙に心に残る
、血で血を争うぐちゃぐちゃの殺し合い・・・。


クライマックスは何度見ても強烈だ。
文字通り粉微塵になってまで“殺され”続ける残酷さ。殺し屋たちも、時と場所は選べない。
砕け散った一片を、文太の兄貴が握り締め、打ち震えるシーン・・・!

原爆ドームが、戦後も広島を中心に繰り広げられる殺し合いを無言で嘆くかのように、物語を締めくくる。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-11-30 06:18:57)
12.1、2作をすでに見ているせいで、初見の時の衝撃が今回はまったくない。
だいたい想定通りの内容とストーリー。あまりにも有名な映画であるがために、一度も見ていなくても音楽も内容も雰囲気も本やテレビなどでいつの間にか頭に入ってしまっている悲しさ。
その結果、まぁこんなものか、という感想になってしまう虚しさ。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-11 16:50:10)
11.山守といい打本といい、ヤクザ界のトップはどうして“外道”ばかりなんですかね。そうじゃないとドラマにならないのでしょうが、実社会の組織のトップはもう少しマシだと思います(団塊世代を除いて)。
ただし、アクの強い中高年幹部たちの私欲をめぐる争いにより、渡瀬のような若者が犠牲になるという構図は、当時のヤクザ界より今日の実社会のほうが過酷かも。そのへんの会社の世代間格差を映像化すれば、そのまま「現代版・仁義なき戦い」になりそうです。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-22 00:43:25)
10.もともとヤクザものは好みでない上に、登場人物や組、勢力が数多く出てきてちんぷんかんぷんだった。盃やら義理などヤクザ社会の力学も分かるようでわからず、行動思考の優先順位が一般人には不明である。第1作から順番に観ていれば良かったのかも。ただ、今では大物となった俳優たちの若かりし頃の演技が観れたことは興味深かった。好み15/50、演出6/15、脚本8/15、演技7/10、技術5/10、合計41/100→4/10点
chachaboneさん [DVD(邦画)] 4点(2015-07-02 23:00:43)
9.ネタバレ ドンパチとか肉弾戦もないことはないんだけど、本作で重要視されているのは「人事」と「儀式」。そこをしつこいくらい押さえているのが、逆に作品にリアリティをもたらしている。その中でも、喫茶店での密談のシーンが白眉(最初画面の端でうろちょろしていた渡瀬が、いつの間にかいなくなり、最後にすっと現れる美しさ、というオマケつき)。各登場人物の表と裏の行動が積み重なり、ここで爆発するだろう、というぎりぎりのところで、誰かの「顔」とか「仲立ち」で断念させられるくだりが再三登場するのも、かえって生々しい。
Oliasさん [映画館(邦画)] 7点(2015-11-30 02:39:00)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 7.84点
000.00%
100.00%
200.00%
345.88%
422.94%
522.94%
657.35%
71014.71%
81725.00%
91319.12%
101522.06%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.40点 Review5人
2 ストーリー評価 9.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review6人
4 音楽評価 8.71点 Review7人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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