映画『月のひつじ』の口コミ・レビュー

月のひつじ

[ツキノヒツジ]
The Dish
2000年上映時間:101分
平均点:6.40 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-07-06)
ドラマコメディ実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【TOSHI】さん
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監督ロブ・シッチ
キャストサム・ニール(男優)クリフ・バクストン
パトリック・ウォーバートン(男優)アル・バーネット
ケリー・ウォーカー(女優)パール
ジョン・マクマーティン(男優)アメリカ大使
佐々木勝彦クリフ・バクストン(日本語吹き替え版)
安藤一夫ロス・“ミッチ”・ミッチェル(日本語吹き替え版)
山野井仁アル・バーネット(日本語吹き替え版)
佐々木睦ルディ・ケラーマン(日本語吹き替え版)
岡寛恵(日本語吹き替え版)
新井里美(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
佐久田修(日本語吹き替え版)
紗ゆり(日本語吹き替え版)
脚本ロブ・シッチ
製作ロブ・シッチ
配給日本ヘラルド
あらすじ
1969年7月。アメリカの有人宇宙船アポロ11号は、人類史上初めて月に人間を送り、全世界がそのテレビ中継にかじりついた。宇宙船と地球を結ぶという大切な仕事には、実はオーストラリアの巨大なパラボラアンテナが大きな役割を担っていた。そしてそれは小麦畑と牧羊地の真ん中に立っていたのだ。パークスという田舎町で繰り広げられた偉大な出来事を、ハートフルに描いた作品である。
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💬口コミ一覧

50.ネタバレ なにがいいって、登場人物が皆、善人!そして真面目!天文台職員、町長、議員、警備員、ご夫人達、そして若い子、どこにでもいる普通の人たち・・・なかでも、NASAから派遣された役どころのアルが物語のスパイス。お上から来た「いやーなお目付け役」なんでしょうが、トラブル隠しにメンバーと一緒に本部に「ウソ」をつくシーン、停電が起きた瞬間、天文台に戻るため車を運転するシーン、そしてメンバーとの和解、最後にクリフ所長との語らい・・・インテリがふっと、心優しい面、行動的な面を見せる。私が、人に推奨できる数少ない作品のひとつだと思います。日本語吹き替え版では、コメディタッチですが、いい味わい!これでプラス1点で満点!
草川ひゅー馬さん 10点(2003-07-11 13:39:14)
49.全人類的な偉業を影から支えたオーストラリアの田舎町の物語。
心温まる人間ドラマがあって、くすっと笑わせくれるコメディの加減も丁度いい感じ。
そして、何よりもこの歴史的瞬間を追体験させてくれる感動がありました。
僕も噂では人が月に降り立ったらしいということは聞き及んでいたけど、この作品を見て、もしかしたら本当に人類はあの月へ行ったのかも知れないと信じてしまいそうになりました。
それくらい素晴らしく良く出来た作品に仕上がっていると思います。
もとやさん [DVD(吹替)] 9点(2008-03-03 13:14:33)
48.ネタバレ 先日、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトをCDで聴いていたら、突然「ライトスタッフ」を観直したくなり、その中のアボリジニーのシーンを観ていて、”ああ、そういえばオーストラリアのアンテナをテーマにした映画があったな”という連想から、本作を観ることにしました(笑)。結論からいって、月着陸をリアルタイムで経験した世代であれば、当時を想い出して、なかなかワクワクするものがあるのではないでしょうか? オーストラリアのシドニーから西に400キロくらいのパークスという田舎町(パースは州都にもなっていてぜんぜん別の場所)が舞台ですが、小麦畑と牧羊地が広がる所で、他に何もないというのが好いですね。ぜひ行ってみたくなりました。町長の息子がかなりのませガキで、細かいことまで知っているのが笑えます。私はただ飛んで着いたということくらいしか記憶になく、あそこまで詳しく憶えていなかった気がします。NASAから派遣されたアルが、いわゆるアメリカ人らしくない堅物という印象を受けるのですが、その彼が徐々にオーストラリアの所員とうち解けていくのは好い演出ですね。サム・ニール演じる所長と一緒に皿に乗って上がっていくシーンは、なんともいえずじんわりと感じさせてくれます。そして、映画のクライマックスともいえる、あの有名なアームスロトロングが降り立ったシーンは、それまでの緊張がとけて、映画のキャストたちと同じようにこちらも笑顔になってしまいます。大勢の人間が、さまざまな困難を乗り越えて何かの目的を達成するという話は、ありきたりですが私は大好きです。当時の映像や音声を交えて、月着陸までの過程の裏側を見せてくれたのは、なかなか興味深いものがありました。非常に地味ですが佳作だと思います。個人的にお気に入りのシーンは、NASAに停電による失敗を隠すために、偽の無線交信をするところで、警備員のルディが割り込んでくるところと、月着陸に成功したところで、アームストロングに話しかけるところです。そのときのサム・ニールの返しもなかなか秀逸です(微笑)。ほのぼのとした気持ちになりたいとき、あるいは、”学校から急いで家に帰ってテレビ中継にかじりついていた”ことを想い出したい(笑)ときなど、ぜひご覧になってください。あ、あとは、オーストラリア訛の英語を聞きたい人もね(微笑)。
オオカミさん 9点(2004-04-21 09:02:21)
47.アポロ月面着陸の裏側で、宇宙飛行士とは別に意外なところで頑張っていた人たちのお話・・・。アポロ月面着陸って言うと、その頃にはまだ僕は生まれてもいなくて、他の映画で同じ題材を扱った物を観てもイマイチ親近感が湧いてこないんです。月に降り立った映像も今ではNASAが作り上げたでっちあげだとか言われてるし、「ほら、これが月面着陸だよ」って言われても「ふーん」って感じのリアクションしか出来ないんです。だからこれもそんな感じの映画なのかなぁ・・・と思っていたのですが、本作ではまるでそんなことも感じず自分が映画の中の登場人物の一員になったかのように、ドキドキ・ワクワクしながら世界の歴史的瞬間を目撃することが出来ました。「誇りとプライドを持って仕事に取り掛かかった男たちの物語」と聞くとちょっとお堅い感じもしますが、実際はやんわりと観れるヒューマン・コメディの佳作です。邦題の『月のひつじ』もファンタジーっぽくて悪くはないけど、やっぱり原題の”The Dish(お皿)”にこそこの映画の面白さが詰まっていると思います。オススメの一本!
かんたーたさん 9点(2004-01-21 19:22:20)
46.実にゆったりとして、そしてほのぼのと和める作品でした。アポロ着陸に関する事はリアルタイムで体験してはいませんが、作中で街全体が包まれる一体感みたいなものは、昔別の事でたしかに感じたことを思い出しました。いったこともない街の、あったこともない人たちにとても親近感を持てただけで、僕にとっては素晴らしい時間でした。もぅ、すごく満足。
ロバちゃんさん 9点(2002-10-16 20:59:56)
👍 1
45.ネタバレ 月面着陸中継を、オーストラリアでキャッチしていたとは知らなかったー。いかにもオージーなのどかさ、茫洋と広がる牧草地と羊羊羊の真ん中に忽然と佇むでっかいアンテナ。科学技術の粋を集めた施設と、牧歌的環境のアンバランス。冒頭から掴まれます。現地所員3名と、ほぼこの部署いらないんじゃないの的な警備員1名にNASAからの派遣員1名が前線で頑張るんだけど、一生懸命な割りにすったもんだな展開になっちゃって可笑しいのなんの。外野の田舎町の皆さんも首相や大使を迎えてわあわあ楽しそうに大騒ぎ。合衆国国歌を悪意無く間違える・・ありなのか。笑ったけど。困難あり、恋バナありでサービス満点。全編に漂うほのぼの感が心地良く、あざとさが無くてそれでいてお客に楽しんでもらおうという制作姿勢の気持ちの良い映画。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-26 00:34:17)
44.「テレビ放映で偶然見」ました(笑)。音楽も映像も、あったかくて、心地好~い二時間弱。一大イベントを迎える小さな街を舞台に、そこで起こる人々のドラマを細やかに描いている、という所が井筒監督の「のど自慢」みたいだなーって思いました(結構「間」とかギャグの入れ方とかが近い気がするんだけど)。この作品は、かつて世界の、全員ではないかもしれないけれど少なくない人々が「人類としての一体感」を感じることが出来た(それは結局、幻想だったのかもしれないけれど…)幸福な時代に対するオマージュでもあるんでしょうね。個人的に、警備のお兄ちゃんが良い味出してて好きです。
ぐるぐるさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-07 15:49:45)
43.人類史上初の月面着陸という世界的大事件の華やかなる中継の裏側に、命をかけた男たちのドラマがあった!うーん、素敵やん(陶酔)。
はざま職人さん 8点(2004-07-29 13:41:07)
42.ストーリー的にそんな期待してなかったけど、とてもよかった。月に人類が降りたときの感動、凄いことだなぁと思った。
バカ王子さん 8点(2004-01-16 22:58:58)
41.別段ドラマチックな見せ場があるわけでもなく、物語は淡々と進んでいきますが、アポロ11号の発射の瞬間や、月面歩行など、当時の映像が随所に挿入されていて、まるで自分も実際に体験したかのような映像との一体感、浮遊感、ドキドキ感を味わえ、とても素晴らしい体験となりました。良かったです。あと余談ですが、サム・ニール、ちょっと見ない間にずいぶん老けたなぁ~と思ったら、メイクだったのね!だ、だまされた~!(笑)
きのすけさん 8点(2003-12-31 21:10:17)
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40.オーストラリアっぽいホンワカのんびりした可愛い脱力感映画。オージーのスラングが笑えます。
mimiさん 8点(2003-11-15 22:03:56)
39.パラボラアンテナって、人類が作った最も美しい創造物のひとつじゃないでしょうか。そんなことをフト思ってしまう、ほのぼのとして、時にくすくすと笑えたり、じ~んとしたり出来る、豊かな感情に満ちた珠玉作。こういう、歴史的大事件をささやかでパーソナルな温もりによってドラマ化した、その人間味と才気に感じ入りました。DVDとかで見るのもいいけど、本当はテレビ放映で偶然見てトクした気分になる…という出会い方こそがふさわしいかな。でも、ぜひ見てくださいませ。
やましんの巻さん 8点(2003-08-12 16:30:05)
38.サム・ニールっていい俳優さんですね。しみじみ。あの月面着陸の影にはこういうドラマもあったのね。期せずして7/20にこの映画を観たので、感動も倍増。
たまねぎ君さん 8点(2003-07-22 20:43:28)
37.あまり期待していなかったけど面白かった。何かのんびりとしたムードが漂うけど,実際やっていることは物凄いことだったんですよね。俳優が良かったのか見終わった後に何か得した気分になった。
北狐さん [映画館(字幕)] 8点(2003-07-22 14:32:11)
36.すぐれた恋愛映画(最近なら『春の日は過ぎ行く』!とか)を見たことで、見た人のそれまでの実恋愛体験が倍化されたりするように、この映画を見た人は、実際には30年以上前の出来事であり私も含めて多くの観客にとって未知なる歴史のひとこまであるはずの<人類初の月面着陸>を体験(目撃)したと言っていいのではあるまいか。な~んて錯覚させるほど、登場人物たちと喜びを分かち合えた気がした夢見心地なひとときでした。
茶蟻さん 8点(2003-01-05 22:15:02)
35.ネタバレ ほのぼのとした田舎町の大事件。
映画的にみると、大した事件もなくってことになっちゃうけど、この田舎町の人たちからみたら大した事件だぜってことになる。
作品は悪くないけど、いかんせん地味なのは否めません。
実話好きで、宇宙ものが好きな人はこういう作品もあるんだと見てみてもいいかも知れない。
しかし、邦題のセンスは分かりにくいなぁ。「月見るひつじ」かそのものずばり「ディッシュ」とかで良かったんじゃないかなぁ。
かずろうさん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-10 01:05:00)
34.ネタバレ のーんびりとした内容、悪い人など出てこない、ほんわかした気分になれた映画。
KINKINさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-02 21:23:46)
33.ネタバレ NASAの偉業を讃えるアポロ11号月面着陸の瞬間。アメリカ万歳の素材でありながら、その影で地道に生きる影のスタッフにスポットをあてている。アメリカブランドにちょっと振り回されたりウソついちゃったり、アメリカ対諸外国な感じがリアルで、コメディな表現が何だか可愛いらしい。あと、つくづく思いました。人間てすごいなあ、と。宇宙ロケットはもちろん、美しいパラボラアンテナ、通信技術、全て人間が作った物です。宇宙という大自然に挑む人間の貪欲さ、月の砂粒一つからも何かを得ようとする探究心、目で見、耳で聞いた情報全てから影響を受けようとする吸収力、それらにもの凄く感銘を受けます。一番印象に残ったシーンは、大きな「皿」の上でコーヒーを飲むシーン。そのビジュアルもさることながら、人間が作った美しい巨大な皿の上で、これまた人間が作ったモーストポピュラードリンクを飲む。とても感慨深く、その凄さはアメリカに限らず、人間て、人類て凄いなあ、と思わせてもらいました。…でも邦題はどんなんでしょう…。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-20 20:41:33)
32.楽しみにしていたオンエア/録画中に突如画面に大量に流れた地震情報テロップ。(ホントに!大事な時に何か起こってしまう?)冒頭のサム・ニールの老いた元所長が盟友のパラボラを懐かしげに見上げる表情には、演技ばかりでなく故郷の隠れた貢献への誇らしさも感じられるよう。ポエティックな邦題も作品の朴訥な雰囲気に合っていなくもなく、アメリカ映画とはちがう地味な普通感がよい。二ール演じる赤いカーディガンの所長も実におだやか。アポロ月着陸は虚偽とまことしやかに囁かれる昨今だけれど、広い大地に生きる彼らが一つになって、微かな電波をつないだその日の出来事が真実だと信じたくなる。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-24 15:39:59)
31.しみじみ、オーストラリア人が作ったんだなあと思える、どこか呑気で素朴な映画。世界的大事業に参加していると浮かれまくる、小さなの街の人達や、どこか緊張感に欠けるアンテナ施設の職員達の描写が、まさにオーストラリア!って感じで実にほのぼの出来る。まあ内容が、アポロの月面着陸を「中継」するというだけなので、みんな当事者でありながら傍観者、というのがこの独特の雰囲気を作り出してたんだろう。アポロの月面着陸を余すところなく見られるという所と、久々にバリバリのオージー訛りの英語を聞けたということで、なかなか満足できました。
C-14219さん 7点(2004-08-22 14:40:59)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
324.00%
4510.00%
5714.00%
61428.00%
7714.00%
81020.00%
948.00%
1012.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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