映画『11'09''01/セプテンバー11』の口コミ・レビュー(2ページ目)

11'09''01/セプテンバー11

[セプテンバーイレブン]
11'09''01 - September 11
2002年上映時間:134分
平均点:7.07 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-04-05)
ドラマ戦争もの犯罪ものオムニバス政治もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-26)【イニシャルK】さん
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監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ篇)
今村昌平(日本篇)
クロード・ルルーシュ(フランス篇)
サミラ・マフマルバフ(イラン篇)
ショーン・ペン(アメリカ篇)
ミーラー・ナーイル(インド篇)
ケン・ローチ(イギリス篇)
イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ篇)
アモス・ギタイ(イスラエル篇)
ダニス・タノヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ​篇)
キャストアーネスト・ボーグナイン(男優)(アメリカ篇)
田口トモロヲ(男優)(日本篇)
麻生久美子(女優)(日本篇)
倍賞美津子(女優)(日本篇)
柄本明(男優)(日本篇)
市原悦子(女優)(日本篇)
北村和夫(男優)(日本篇)
役所広司(男優)(日本篇)
丹波哲郎(男優)(日本篇)
緒形拳ナレーター(日本篇)
脚本天願大介(日本篇)
クロード・ルルーシュ(フランス篇)
ショーン・ペン(アメリカ篇)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ篇)
音楽岩代太郎(日本篇)
マイケル・ブルック(アメリカ篇)
ヘイター・ペレイラ(アメリカ篇)
グスターボ・サンタオラヤ(メキシコ篇)
撮影ピエール=ウィリアム・グレン(フランス篇)
デクラン・クイン(インド篇)
製作ジャック・ペラン
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ篇)
配給東北新社
編集岡安肇(日本篇)
ジェイ・キャシディ(アメリカ篇)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ篇)
モフセン・マフマルバフ(イラン篇)
録音紅谷愃一(日本篇)
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💬口コミ一覧

9.オムニバスってのは、例えつまらなくてもワケ分かんなくても、延々2時間は続かないところがイイです。この作品群の中にも嫌悪感を抱くものや、よく分かんないものが少なからずありましたが、10分足らずの辛抱でしたからね。ケン・ローチが参加しているってんで見ましたが、正直、イマイチでしたねぇ。映画にする意味を感じられなかったなあ。唯一面白かったのが、ビンラディン探索編。アイディア勝ちとも言えるけど、ペーソスもあったし、「町ごと吹っ飛ばされるぞ」というラストの会話が秀逸でした。フランス版は嫌いだなぁ。障害者モノはそれだけで私の中ではハードルが高くなるんだけれども、なんかね、、、この期に及んでそれを使うかね、という意地悪な見方しか出来ませんでした。音声だけのメキシコ版は論外。ラジオドラマでやってくれ。今村さんは、ちょっと企画意図を履き違えていらっしゃったのでは、という気が・・・。ラストで、まさに「蛇足」でした。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-09 21:38:17)
😂 1
8.ネタバレ  9.11を題材に世界のさまざまな地域の映画監督がそれぞれの思いをこめた短編映画集です。この作品集を観て、我々があの事件に対して感じた思いが決して世界共通のものでは無いということに気づかされましたね。

 その中でも一番印象的だったのは、フランス人のクロード・ルルーシュ 監督の作品でしたね。このような残酷な悲劇をモチーフに、美しいラブストーリーを作ってしまうその精神は不謹慎でありながらも惹かれてしまいました。その他印象的なのは、「もう一つの9.11」を描いたケン・ローチの作品と世界の舞台とか別に関係ないねとばかりにドロドロの日本映画を提供した今村昌平の作品ですね。
TMさん [DVD(字幕)] 9点(2013-11-13 00:08:39)
7.ネタバレ 監督によりクオリティは違う
ショーンペンは秀逸
aimihcimuimさん [DVD(吹替)] 8点(2014-08-02 11:06:25)
6.ネタバレ まぁ監督さんのいろいろなお考えが伺える、まさに「お国柄」な作品集ですね。印象に残ったのはフランス・アメリカと別な意味で日本。ショーン・ペンさんのは素晴らしいですね、それに引き換え日本の訳の分からなさ・・・無駄に豪華な出演者もよくありがちだし、というか内容が9・11と合って無いような!? 深い意味があるかもしんないけどぶっちゃけ分かんないね(苦笑)最後のオオトリでこれ?というのが正直な感想ですハイ
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-30 11:07:21)
👍 1
5.ネタバレ 【イラン】・・・子供達にとって見たことがない出来事は無いものと同じ。彼らにとっての『世界』は周りの日常のみ。そしてその日常の中にも等しく『死』が存在することを表現できている。映画としてのパワーは足りない。5点。
 【フランス】・・・聴覚障害の女性とそのラブストーリー、その世界とテレビで起きている出来事の対比が凄まじい。7点。
 【エジプト】・・・最も多角的な視点で物事を捉えている。『民主主義の国は国民にも責任がある』というのは正論だが、その正論をもってテロを肯定することはできない。6点。
 【ボスニア】・・・ちょっとよく状況がつかめない。予備知識が必要。3点
 【ブルキナファソ】・・・貧しい国では、遠い国で起こるテロより、喫緊で切実な課題が山ほどある。そんな国では、テロの首謀者ですら、子供達の夢や希望をかなえるための対象となってしまう。6点
 【イギリス】・・・予備知識が必要。2001年9月11日のテロでは被害者であるアメリカも、1973年9月11日では加害者で、他国民の命を大勢奪っているという痛烈なアメリカ批判。ただ、それをこのタイミングでするのはどうかと思う。表現方法も、映画というより説明不足なニュースのよう。4点
 【メキシコ】・・・断片的に切り取った映像、ニュース、被害者達の声を媒介に、圧倒的な臨場感と存在感を生み出すことに成功している。改めて同時多発テロの凄まじさを感じる。8点。
 【イスラエル】・・・マスコミ批判?ちょっと何が言いたいのか最後までつかめなかったが、タイプ的にはイランに似ているのかも。説明不足。5点
 【インド】・・・アメリカ在住のイスラム教徒が半年にわたって受けた迫害の物語。実話であり、わかりやすく、テロのまた別の側面を知ることが出来る。8点
 【アメリカ】・・・言葉が出ない完成度。涙が出てくる。20点。
 【日本】・・・異色作。ラインナップに入っているのが日本として恥ずかしい。ラスト、『聖戦ナンテアリハシナイ』って言っちゃった。言っちゃったらダメじゃない?2点。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-15 00:06:34)
4.観るのが遅すぎた。
さすがに自分にとって、9.11は遠い記憶だった。
そして、アメリカという国が好きでない私には、不向きな作品だった。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品が目当てで本作を見たが、そこは流石の出来栄え。
映像のインパクトと、お手前の音楽の使い方なんぞ、ずば抜けている。
後に、この監督がアカデミー賞で注目を浴びたのは必然だと思う。

にしても、この作品、なかなか際どい主張をしている。
それは、9.11という同時多発テロに対して、必ずしも批判的な姿勢を取っていないということ。
勿論、倫理上、テロ行為を肯定するような直接的な表現はされていないが、随所にアメリカの自業自得と言わんばかりの表現が、いくつかあったように思う。

そんな際どい主張を、スレスレの危うさでやってみせた本作は、なかなかの問題作のように思う。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 5点(2016-08-05 00:48:54)
3.ネタバレ 貿易ビルの歴史的国際テロに世界は何を想う。
それぞれの国のドラマがそれぞれの監督によってオムニバス形式で描かれている。
短編集慣れはしていないので好みでなかったけど、それなりに異国のメッセージ性は伝わった。
ところが日本は意味不明。評価を著しく落とすメッセージに唖然。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-29 00:09:06)
2.ネタバレ それぞれの監督のお国柄も垣間見えて、興味深かったです。心に特に残った作品を記します。
好きなのはフランス。平時には最大級の悩みを物の数に入らないようなレベルに引き下げる大惨事が無音の世界で起こっている。並行して見せられるその画が、暴力の不条理を訴えているようでした。ああ彼は犠牲となってしまい、手紙を読むことはないのだろうなと察したこちらの読みをさらりとかわしたのも印象的でした。
イギリスはなるほどケン・ローチ。”9・11”は南米ではまた違う日を記憶されているのだよ、と米国の姿勢を問う作風は反骨精神派の監督ならではの切り口でした。米国が圧倒的に被害者と語られる9.11も「なぜ」起きたのかそれまでの世界近代史を眺めるとCIAのしてきたことが無関係であるとは言えないでしょう。アメリカ発の報道によるばかりでない、老監督の視線は大事だと思います。
唯一、”9・11”の事件をメインでなくストーリーの背景に置いた驚異の作品はアメリカのショーン・ペン。老境に訪れた人生の真実はタワー崩壊のその日、光と共にもたらされました。米国人として描くのはやや勇気も要ったのでは、と感じましたが最後のコマ3秒間は圧巻でした。
我が日本からは今村監督のシュールな民話調。「まんが日本昔話」みたいなテイストで私は好きですが。市原悦子さんも出てますし。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-31 17:24:27)
1.ネタバレ <1.イラン>5:たわいのない話の後ろに、教育の大切さであったり、情報の不均衡であったり、遠すぎて肌で感じることができない政治的意思の影響であったり、子供の環境適応能力であったり、生命力であったりが感じられます。

<2.フランス>3:手紙をタイプしているときに、テレビが点けてあって、その中に911のビル崩壊映像が映っているのが、随分不自然だなと思いました。

<3.エジプト>3:USA!な人たち以外にとっては、「>>1 うん、知ってた。」という内容で、ここまでわかりやすく主人公に言葉で説明をさせると、ベタベタで深みがまったくなくなることがわかりました。映像作品と言うよりは、プレゼンテーションですね。

<4.ボスニア・ヘルツェゴビナ>3:9・11発生時の各地の反応という意味では、11作品の中で、最も作り話っぽくないとは思いますが、その分ほとんど印象に残らないというのも事実です。9・11と言えば、まずは何より映像の衝撃なのですが、みんなでラジオに聞き耳を立てているというような世界もあったのだなあと。

<5.ブルキナファソ>4:他意がなく、一番わかりやすいです。笑えますし。伝統的な武器の方が恐いし、痛そう(笑)

<6.イギリス>5:長編映画が何本も作れるような題材を短い尺によくまとめたなと思いますが、予備知識がない中での初見では、さらりと流れてしまう印象。何回か見直すと理解が深まります。

<7.メキシコ>4:生の素材を使っているので緊迫感はあります。作家としてオリジナルに作った素材はないのですが、それでも個性を放っているので、短編集の一篇としてはありかなと思いました。

<8.イスラエル>4:技術的には一番頑張っている作品で、役者も熱演しているのですが、映像が綺麗すぎて、嘘くさいんですよね。グロテスクさと緩急が足りないのかな。

<9.インド>4:テーマに沿った題材を飾ることなくひねることなく扱った作品です。面白みには欠けますが、実話に基づいてますから重みはあります。

<10.アメリカ>8:この話が9・11とどう関係するのか?この発想は凄い。そして構成力も凄い。都市の表と裏、光と影の対比が、都市の懐の深さを感じさせる。素晴らしい。

<11.日本>3:体験した戦争を語るには、第二次世界大戦まで遡らなければならない。と言うことは、その間、平和だったと言うことで、幸せなことなのですが、こと、このテーマで表現をする際には、不利に働いてしまったかなと。そう考えると、これが日本の精一杯ということで、あまりけなす気持ちにはならないのですよね。
camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2023-04-03 20:04:54)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 7.07点
013.45%
100.00%
200.00%
313.45%
413.45%
5413.79%
6310.34%
7413.79%
8724.14%
9413.79%
10413.79%

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