映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の口コミ・レビュー(5ページ目)

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

[ザロイヤルテネンバウムズ]
The Royal Tenenbaums
2001年上映時間:110分
平均点:5.85 / 10(Review 112人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-09-07)
ドラマコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【イニシャルK】さん
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監督ウェス・アンダーソン
キャストジーン・ハックマン(男優)ロイヤル・テネンバウム
アンジェリカ・ヒューストン(女優)エセル・テネンバウム(妻)
ベン・スティラー(男優)チャス・テネンバウム(長男)
グウィネス・パルトロウ(女優)マーゴ・テネンバウム(長女)
ルーク・ウィルソン(男優)リッチー・テネンバウム(次男)
オーウェン・ウィルソン(男優)イーライ・キャッシュ
ダニー・グローヴァー(男優)ヘンリー・シャーマン
ビル・マーレイ(男優)ラレイ・シンクレア
シーモア・カッセル(男優)ダスティ
クマール・パラーナ(男優)パゴダ
ドナル・ラードナー・ワード(男優)ホテルの従業員
フランク・ウッド(男優)ホテルの支配人
ウェス・アンダーソン(男優)テニスの試合のコメンテーター(ノンクレジット)
アイリーン・ゴロヴァイア(女優)
アレック・ボールドウィンナレーション
石田太郎ロイヤル・テネンバウム(日本語吹き替え版)
谷育子エセル・テネンバウム(妻)(日本語吹き替え版)
堀内賢雄チャス・テネンバウム(長男)(日本語吹き替え版)
五十嵐麗マーゴ・テネンバウム(長女)(日本語吹き替え版)
山路和弘リッチー・テネンバウム(次男)(日本語吹き替え版)
平田広明イーライ・キャッシュ(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ヘンリー・シャーマン(日本語吹き替え版)
佐々木梅治ラレイ・シンクレア(日本語吹き替え版)
磯部勉ナレーション(日本語吹き替え版)
平野稔(日本語吹き替え版)
小山力也(日本語吹き替え版)
福田信昭(日本語吹き替え版)
猪野学(日本語吹き替え版)
水野龍司(日本語吹き替え版)
城山堅(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
土田大(日本語吹き替え版)
三宅健太(日本語吹き替え版)
清水理沙(日本語吹き替え版)
小野賢章(日本語吹き替え版)
諸角憲一(日本語吹き替え版)
脚本ウェス・アンダーソン
オーウェン・ウィルソン
音楽マーク・マザースボウ
ランドール・ポスター(音楽スーパーバイザー)
撮影ロバート・D・イェーマン
製作ウェス・アンダーソン
スコット・ルーディン
バリー・メンデル
タッチストーン・ピクチャーズ
製作総指揮オーウェン・ウィルソン
ラッド・シモンズ
配給ブエナビスタ
特撮ランドール・バルスマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
美術デヴィッド・ワスコ(プロダクショ・デザイン)
編集ディラン・ティチェナー
その他ジェームズ・L・ブルックス(thanks)
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💬口コミ一覧

32.ネタバレ ポップで小洒落たおバカ映画かと思いきや、意外と「ええ話」で良い意味で予想を裏切られた。筋金入りのろくでなしジジイのロイヤルが、急に父親然としたキャラに変わるのはちょっと無理があったが、ストーリーのまとまりとしては悪くなかったと思う。激ダサスレスレのエキセントリックなキャラクター設定・細部の小物まで凝った映像・小ネタ満載の演出等、センスが良くて眺めているだけで楽しめた。BGMも憎らしいほどいいところついてる。9点あげたいぐらい気に入ったのだが、子ども達の愛犬が非業の死を遂げたのにあっさりその場で新しい犬が供されるのはかなり不快だったのでマイナス3点。
lady wolfさん 7点(2004-11-07 01:18:57)
31.家族のドタバタも話題にしたわりには、こじんまりとまとめってしまっているのが残念。こんなけのキャストを揃えたんだから、もっとはじけても良かったのでは。
tantanさん 5点(2005-03-01 01:23:59)
30.ネタバレ こんな姉ちゃん欲しい。欲しい。欲しい。まぁそんなことより妹弟のかやの外で暴れまくるベンスティーラーが素敵。まぁそんなことよりほのぼのしたユーモアを楽しんでたのに犬を殺すな。
ぷりんぐるしゅさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 04:04:05)
29.多数のキャラクターが登場するが、各々のキャラクターに人間味や深みがある点が素晴らしいと感じる。
特に3人の息子と娘とイーライはそれぞれ悩みや弱さを抱えている。
チャスは、味方だと思っていた父親に子ども時代に撃たれたことを根に持ち、横領で父親を訴えたりと父親ロイヤルに対して相当怒りの感情を抱いている。
また、妻の死により、安全に対して敏感になっており、息子達を自由に育てることができていない。
マーゴは、養女ということを強調され続けられていることから、一人疎外感を抱いており、愛を知らない屈折した生き方をしている。
タバコを12歳のときから吸っているのも、誰かに構ってもらいたかった、誰かにとめて欲しかったことの現れのような気もする(禁煙を試みるも10年前のタバコをリッチーと吸うのはちょっと意味が分からないが)。
リッチーはマーゴのことを愛しているが感情を伝える術を知らずに苦悩している。マーゴの結婚を知ってテニスで大荒れの試合をしたり、マーゴの過去を知り自殺未遂をしたりと感情面の弱さを感じる。
イーライには両親がおらず、テネンバウムズ家族に常に憧れを抱いている。本は売れたが、続けては売れずに、結局はクスリに逃げて事故を起こす。
父親ロイヤルはどうしようもなく父親で、破産したあげく妻の再婚を食い止めるために一芝居打つ。ただ、その一芝居によって、家族と再び暮らすことが彼を変えていく。
大人になっても悩みや弱さを抱えるテネンバウムズの子ども達等だが、父親のロイヤルの変化によって、子ども達もそれぞれが微妙に少しづつ前向きに変わっていく姿が感動的だ。
しかし、孫達に無謀さを教えてやりたいと色々と連れまわすところはロイヤルという人間がよく分かるシーンだ。
また、妻のエセルと川沿いのようなところを二人で歩くシーンもロイヤルの人間像が分かり、結構良いシーンだと思う。
特にストーリーらしいストーリーはないけど、淡々とした流れの中に登場人物の様々な感情やその変化を感じることができる素晴らしい作品に仕上がっていると感じる。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 03:52:49)
👍 1
28.過去の紹介シーンはかなり期待させるが…。中盤が余りにもだるすぎる。僅かな会話で場面切り替え&人物変更が多く、飛び飛び感があり飽きる。
oO KIM Ooさん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-13 00:04:24)
27.登場人物は個性的で魅力的だが、どっぷり感情移入できる人物は少なく、おまけに目まぐるしく展開するので物語が散漫。キャラは奇抜な割りに話は平坦で、大きなドラマはない。細部にこだわる前に、素直に楽しめる脚本を考えるべきだったのでは? 『ガープの世界』『ホテル・ニューハンプシャー』のようなアーヴィング作品を思い出したが、何か違う。最後に車が突っ込んできて犬が死ぬエピソードはいかにもアーヴィング的だが、アーヴィングは犬が死んだ直後に新しい犬を連れてくるなんていう無神経な話は絶対に書かない。たとえ寓話的な雰囲気でも、登場人物の心情をしっかりと描いて、血の通った存在にしなければ心を動かされることなどありえないだろう。自殺未遂のエピソードにすら痛々しさを滲ませることができないというのは致命的な欠点だ。この映画で人間として厚みを持って感じられたのはせいぜいロイヤル・テネンバウムス一人か。 長男親子の魅力に免じて、6点。
no oneさん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 11:51:05)
26.素晴しい作品。キャラの濃い登場人物に妙な雰囲気が絶妙に合わさり、なんともいえない世界が繰り広げられていた。一向に変わらない服装、とことん入り組んだ家、そしてその中にきらりと光るリアルな心理描写。監督のセンスの良さにほれぼれします。この程度の脚本を他の監督がメガホンを取ったら、もしかしたらものすごい駄作になっていたかもしれない。そのくらい脚本じたいは中途半端に極端で、中途半端にシュールであった。しかし、この脚本を音楽、演出、小物使いで見事に傑作にしあげてくれた。個人的にはこの映画はコメディーだとは思えなかった。はっきりいってあまり笑えなかった。それでも妙な映画として十分映画になっていた。そして素晴しい作品になっていた。
ジャザガダ~ンさん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-18 03:37:22)
👍 1
25.これを見るとバタースコッチサンデーが猛烈に食べたくなる。
Vanillaさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-25 16:14:46)
24.ネタバレ ここまで情報過多な内容は奇をてらう以外に意味を成していないと思われるが、文芸をこんなふうに演出するのは新鮮。

「家族の気を引くために余命僅かであると偽る」なんて娯楽作品なシチュエーションなのに文芸で終わらせているのが個人的には勿体ないと思ってしまう。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 6点(2007-10-08 23:10:08)
23.まずキャスティングが豪華。よくもまあ、これだけすごい役者を集めたものだ。何よりもジーン・ハックマンの「クソじじい」っぷりが素晴らしい。孫たちに悪さを教える時の楽しそうなことったら!そして、ベン・スティラー親子のジャージ(葬式の時は黒!)。細部にまでこだわったインテリアとファッションに、監督のセンスが光る。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-18 11:32:32)
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22.ネタバレ 笑わせどころがまったく自分のツボにマッチしなかった。
ハリ治療に行くと、鍼灸師によってツボがはずれたりはまったりするけれど、ウェス・アンダーソンの打ったハリはほとんどヒットしなかった。「そんなとこにハリを打たれても…」のオンパレードだった。
人物や状況を説明するために絵画や著作のカバーを大写しして説明に替える、というワザは、あまり何度も使われると芸が無い。笑わせたいために、登場人物に極力リアクションをとらせず無表情にさせて間をとる、というワザも、ロイヤルとリッチー以外のほとんどの登場人物がそうであるということから、効果が希釈されてしまっている。
人物が深刻に悩めば悩むほど観客にとってはおかしい、という状況を作り出すのに、完全に失敗している。…ボケには突っ込み、無表情にはリアクション、そうでもなければ乗り突っ込み。この監督さんは笑いが全然わかってない。
笑えないだけでなく私はストーリーもあんまり気に入らない。実子と養女の恋愛沙汰というそこだけ妙にシリアス調のエピソードもバカバカしいが、それよりもアメリカ人の専売特許ともいえる「ルール破り」を賛美するのが隠れた(というか隠れてないかもしれんが)テーマであるからだ。
彼らにとって、「ルール」はただ破ればよいというものではなく、破り方と事後のリアクションが「破り道」において重要なのである。破り方のスマートさにおいて感心されるなり、破り方にも愛嬌があるため憎まれない、なり。ロイヤルは後者である。
でも、私ははっきり言って悩まずルールを破るやつが嫌いなんだよう。ルール破りが映画に出てくるのは構わないが、それが賛美される結果になるのは私の許容範囲を超えているんだよう。
「ルール破り」の人生をまっとうしたロイヤルは死ぬ。人々の記憶に「愛嬌」を残して。個人的には全然ダメだ。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-07-06 14:24:52)
👍 1
21.一風変わった大家族を文芸的に、そしてシュールに描いています。こういう変わった立ち位置の作品は嫌いじゃないです。
色鉛筆さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-30 22:13:10)
20. こういう映画大好きです。この映画が良かったという人はぜひリトル・ミス・サンシャインも。
ファンオブ吹石さん [地上波(字幕)] 8点(2008-12-28 03:01:35)
19.なんというセンスの無いシュールな映画なんだろう。笑えないコメディ映画ほど退屈なものはないですね。こうゆうシュールな感じは肌に合わなかった。
真尋さん [地上波(字幕)] 2点(2008-12-29 01:29:38)
18.ネタバレ 天才たちを子供に持った設定があまり意味を成していなかったような気がする。
家族不幸+その張本人の父が家族との関係を取り戻す話なのに、その背景がなぜかうまく伝わってこない。
家族みんな不幸のせいなのか無気力・無表情なので彼らへの思い入れがわいてこない。
さらに、彼らの不幸エピソードで笑いをとるはずが、狙ったところで全く笑えなかった。
本当はここで観客を引き込まなければならないので、乗れなかったせいで残りは苦痛な時間となってしまった。
一方でロイヤルのクソぶりがあまり伝わらなかったせいで、「どうしてここまで嫌われるの?」という同情で彼を見ていた。そのせいで最後はちょっと幸せに死んでいったのは救いとなったが、明らかに解釈を間違っているということは分かっている。でももう一回見る気は起きないな。長いし・・・
飴おじさんさん [地上波(字幕)] 5点(2009-03-29 23:00:34)
17.この監督の作風というか間のとり方は私のツボなのですが、これだけの出演陣揃えたならもうちょっとひと捻りあっても良かったんじゃないでしょうか。グイネス・パルトロウも良かったけど、やっぱりアンジェリカ・ヒューストンが貫禄を見せてくれました。ジーン・ハックマンを喰っていましたね。上手い!
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-22 19:35:55)
16.ネタバレ アメリカ版ブラックなサザエさんというべきか。
妙におかしかったり、せつなかったりのくだりを行ったり来たりします。
深夜か日曜の昼間にダラーッと見ていたい感じの映画ですね。
家族を愛してやまないのに、愛し方の判らない親父と、それを忌み嫌う超個性的な家族達のやり取りを、ひたすら見る感じ。
深く考えてはいけません。
バニーボーイさん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-04 09:11:28)
15.正直面白さがよくわかりませんでした。家族愛? ただこの世界観というか、一種ファンタジックな演劇調を気に入る人は居そうですね。構成は「スティング」を思い出すような感じでした。それにしても何もない。役者陣は豪華だったけど、全体にはほんと魅力を感じませんでした。こういうシュールなやつはけっこう好みなんだけどなぁ。
ただグウィネスパルトロウの病んだ感じは最高だった。
Balrogさん [DVD(字幕)] 4点(2010-09-12 11:07:46)
14.ネタバレ キャスティングからして映画チックな映画。自分は嫌いじゃないです、こういう映画。一見、天才一家を使って、人生語っているようにも見えますが、まぁ面白ければ、いいんじゃないですか?コメディですよね。ジーンハックマンは等身大のキャラで、楽しんで演じているように見えました。しかし何と言ってもグフィネスパルトロウが実にピッタシ。実際の彼女もこんな感じじゃないかと思うくらいです。悪たれのお父さんが迷える子供たちに、味のある人生指南をする、という話だったら、もっと面白かったのでは?と思うのですが、そこまで身構えなくても、楽しい映画でした。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-19 07:27:10)
13.ネタバレ 章立ての構成と、序章で描かれる驚異の天才家族という設定があまり生きていなかったとは思うし、ここでの平均点も高くないですがこの作品、僕は好きです。

主人公ロイヤルを演じたジーン・ハックマンの巧さが際立ちますが、脇を固める豪華な顔触れも見事に活きています。妻と3人の子供たち、一家の周辺に登場する人物に至るまで非常に上手く作品の中で機能しています。

淡々と登場人物それぞれの日常の中のエピソードを積み重ねていくだけなのですが、考えてみればそんな日常の積み重ねが人生というものか。そこに多くの主要登場人物を見事に噛みあわせて、人生の中にある泣き笑いを軽妙に見せてくれた作品でした。

ダメ親父ロイヤルが家族それぞれが自らの抱える事情を乗り越えられずにいる現状を前に、自らの抱えている事情を乗り越えてみせ、妻に離婚届を差し出し「おめでとう」と再婚を祝福して以降長男と和解を果たし、ラストまでの展開にはしんみりとさせらます。

さらに本作は音楽の使い方が素晴らしく、特にマーゴのこれまでの人生を調べさせた報告書の内容を軽快な音楽に載せて一気に見せるくだりなど、要所要所で挿入される音楽が実に効果的に機能していました。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-26 22:53:40)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 5.85点
010.89%
100.00%
221.79%
3119.82%
41513.39%
51513.39%
62825.00%
71816.07%
81210.71%
976.25%
1032.68%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review6人
4 音楽評価 8.71点 Review7人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
脚本賞オーウェン・ウィルソン候補(ノミネート) 
脚本賞ウェス・アンダーソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジーン・ハックマン受賞 

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