映画『プレッジ』の口コミ・レビュー(3ページ目)

プレッジ

[プレッジ]
The Pledge
2001年カナダ上映時間:123分
平均点:7.04 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-06-29)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー刑事もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-06)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ショーン・ペン
キャストジャック・ニコルソン(男優)ジェリー・ブラック
ロビン・ライト・ペン(女優)ロリ
アーロン・エッカート(男優)スタン・クロラック
ヘレン・ミレン(女優)医師
トム・ヌーナン〔1951年生〕(男優)ゲイリー・ジャクソン
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)アナリース・ハンセン
ミッキー・ローク(男優)ジム・オルスタッド
サム・シェパード(男優)エリック・ポラック
ロイス・スミス(女優)ヘレン・ジャクソン
ハリー・ディーン・スタントン(男優)フロイド・ケイジ
ベニチオ・デル・トロ(男優)トビー・ジェイ・ワデナ
パトリシア・クラークソン(女優)マーガレット・ラーセン
坂口芳貞ジェリー・ブラック(日本語吹き替え版)
相沢恵子ロリ(日本語吹き替え版)
藤原啓治スタン・クロラック(日本語吹き替え版)
仲野裕エリック・ポラック(日本語吹き替え版)
音楽ハンス・ジマー
クラウス・バデルト
撮影クリス・メンゲス
製作ショーン・ペン
エリー・サマハ
製作総指揮アンドリュー・スティーヴンス
ドン・カーモディ(ノンクレジット)
特殊メイクハーロウ・マクファーレン
ビル・テレツァキス(ノンクレジット)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ビル・グルーム(プロダクション・デザイン)
編集ジェイ・キャシディ
字幕翻訳松浦美奈
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

49.ネタバレ とても引き込まれました。真犯人の事故死によって真相がわからなくなってしまい、そのために周りから狂人扱いをされ、愛する人からさえも異常だと言われてしまう。ラスト解釈のしかたによっては傑作なのではないかと思います。もう一度観てみたいです。
ぷー太。さん 7点(2004-04-01 22:45:43)
48.まずニコルソンありきの映画に思えた。ニコルソンがニコルソンを演じている気がして、う~ん。俳優ショーン・ペンと同じく監督の彼もやりすぎてる感じがして引いてしまった。「長いネタふりのコント」とは【なにわ君】さん(どうも、はじめまして!)上手いこと言いはる。エライひっぱったな~って感じで、ドキドキもするんだけど寸止めっつーか、それが狙いなんだろうけど、いまいち入っていけない様なビミョーな映画でした。それにしてもミッキー・ローク。久々に見たけどさ、愛してたのにさ、嗚呼、時って残酷・・。
黒猫クロマティさん 6点(2004-04-14 11:44:26)
😂 1
47.へーこんなオチってあるんだーと思いました。素直に面白かったです。犯人が現れてたらここまで面白くなかったと思う。人生の無常さ、はかなさをうまく描いていると思う。主人公はこれからもプレッジに縛られて生きていくのかしら、と思うとなんか可哀想な気もします。
およこさん 9点(2004-04-29 04:15:53)
46.とても怖い映画だった。この映画のニコルソンをどう捉えたらいいだろうか。彼にとってのプレッジとは一体何だったのだろうか。ショーン・ペンの前2作品を認めている身としては、彼が単なる凡庸なサスペンスを撮るような人間ではないという確信はあったし、実際そういうサスペンスのみの視点でこの作品を観るべきではないのだと思う。この作品に通底する孤独な男の信念が徐々にその箍(たが)を狂わされていく様子は正直言って恐ろしく、それが事件と素直に繋がっていかないところが逆に評価できると僕は思っている。それを「長いネタふりのコント」だと言われると、観る人によってはそうなのかなとも思うが、そもそも人生とはオチのつかない枝葉なエピソードのつづきであって、傍目には全く面白みのない孤独な一人芝居を知らず知らずに演じているものなのだ。まぁそれはもう自明なことであって、僕らがそこに求めるのはその中で失われつつあるものをどう汲み取っていくかということなのだろう。この作品は、冒頭から刑事を引退した後のニコルソンの一挙一動を克明に記していく。彼は、刑事としての本能と執念によって事件を執拗に追いかけているように見える。そして僕も映画中盤までは、その信念こそ彼が少女のイノセンスを守る孤独なキャッチャーであるというところから来ている、そういう物語なのだと思っていたのだ。<彼の語られない境遇は重要だ> ところが、、、徐々に何かが狂っていくのである。それは体の中に巣食う癌のように確実に何かを蝕んでいくのである。そんなニコルソンの微細な変化と抑えきれない狂気が垣間見える場面の恐ろしさ。彼の「イノセンスのキャッチャー」という立場は、その絶対的不可能性の罠に確実に閉じ込められていくのである。この作品のテーマはずばり「イノセンスのキャッチャー」の行く末だと思う。ニコルソンは年老いて歪んだホールデン少年の行く末なのだ。彼がプレッジとして信奉したもの、全てのイノセンスを守ることの不可能性は、容易に自らを矛盾の孤独に押し込め、どこでもない場所へ導く。なんというリアリティだろうか。この作品のエピローグは冒頭のシーンへと繋がっているが、そこにはウロボロスの如き出口のない絶望が横たわるのみである。前作で描いた希望の光のようなものはそこには見出せない。この地平からショーン・ペンが如何にして物語を紡いでいくのか、それは次作に期待するとしよう。
onomichiさん 10点(2004-05-02 01:53:37)
45.ネタバレ 僕が映画をちゃんと観るようになったのはここ数年の事で、ショーン・ペンを知ったのも「アイ・アム・サム」が最初で、尚且つその後に観たのが「俺たちは天使じゃない」だったりしたので、「ショーン・ペン=笑顔の可愛い役者さん」というイメージがずっとありました。それがこんなごっつい映画を撮っていたとは・・・。で、この映画に関してなんですけど、僕は「狂気と妄執」というより「孤独と、運命のいたずら」についての作品と感じました。この作品は謎解きが主眼ではないので、連続殺人の犯人が誰だったのかということは暗示的にしか示されてませんが(蛇足ですが「インディアン・ランナー」で、黙々と洗車する主人公に付きまとうおばちゃんを演じていた女優がこの作品にも出ていて、とても印象的でした)、もし「彼」が事故を起こさず現場に現れていたら、主人公はその「手段」に問題があったとはいえ「正しかった」と思われた筈ではないでしょうか。そんな「運命のいたずら」に翻弄されてしまう、ちっぽけな人間を、ただ淡々と描いたショーン・ペン。彼のあの笑顔の裏には物凄い「業の深さ」が潜んでいたんですね。
ぐるぐるさん 8点(2004-05-06 17:55:58)
👍 1
44.ネタバレ 犯人が事故に遭わず(犯人かどうかは確実ではないが)現れていたら・・・そんな展開を期待してしまうのが本心だが、こんなオチもいいですね。
リーム555さん 7点(2004-05-17 14:59:00)
👍 1
43.全体的にそんなにだるさは感じられなかった。最後は「え?」て感じだったね・・・なんていうか、かわいそうになっちゃった。
くうふくさん 6点(2004-06-02 11:47:15)
👍 1
42.ショーン・ペンは実に情景描写が上手な監督だ。何かにつけ差し込まれる風景は物語の波も、主人公の心の動きも全て表現している。主人公のジュリーが「約束」に囚われ、真実を求めて擦り減ってゆく過程に美しい風景をしつこいぐらいに差し込んだために、逆のベクトルに残酷さが増していった。こうしてショーン・ペンは風景の描写をスパイスに、非常に見事に廃人のレシピを見せつけた。
コーヒーさん 9点(2004-06-06 16:14:31)
41.小学生の娘を見るジャック・ニコルソンの目が、どー見ても変質者の目にしか見えない。
永遠さん 5点(2004-07-16 20:11:06)
👍 1
40.悲しいとゆうか、酷いとゆうか、辛いとゆうか、虚しいとゆうか、怖いとゆうか。何て映画を撮るんだ、ショーン・ペン!たくさんレンタルして、最後に見た映画だったんだけど、最後のシメにするにはきつ過ぎる。怖い。ジャック・ニコルソンが怖い。凄い。凄い怖い。高い点数も低い点数も怖いので、真ん中にしておこう。
みちさん 5点(2004-07-18 15:18:23)
スポンサーリンク
39.幼児虐待というプロットは果たして必要十分条件なのか。近頃これを余りにも安易に使う映画、TVが多すぎる。ちょっと前まではレイプがそれだった。はじめはショックを受けるが、次第にその衝撃にも慣れてきた。それは幼児虐待にも言える。これじゃあそのうち人類皆不感症になる。使うなって言ってるんじゃない。これらを主題にした傑作、秀作も少なからずある。ただ安易に使うなといいたい。そうしないと観る者の感性の、言ってみたらゴムが伸び切ってしまう。真の傑作に出会った時の作品のメッセージを、100%受け取れなくなる。そんな中で「プレッジ」、ラストが非常に衝撃的、しかしそうなると、別に幼児虐待じゃなくてもよかったんじゃん?て気にもなる
ドレミダーンさん 4点(2004-07-18 17:55:21)
38.ネタバレ 約束を守ろうと思う気持ちから、周りの少し怪しげな人を犯人と思い込んでしまう。定年後の虚無感もあるんだろう、アルツハイマーのような痴呆のような、気の狂い方が印象的でした。結局、一生見つからない犯人を探し回って、一人寂しく老いて死んでいくんだろう、あまりにも寂しい人生。売れ筋映画みたいなハッピーエンドなんか無い、ある意味この映画の方が現実的。2回見たが、最初の印象とまた違っていた。2回目で奥深いテーマがわかった。
さん 8点(2004-08-06 02:01:41)
37.ネタバレ 自然以外、何も無い片田舎の寂びれた風景は、現役を引退した彼の孤独な心象風景と重なり、その静謐な自然の景観と四季の移ろいは、そのまま人間の人生の盛衰を象徴している。そうした情景描写が抜群にうまい。

それにしても含蓄に富んだ、様々な解釈が出来る作品だと思う。本当に存在するかどうかも定かではない真犯人を追うことで、現役を退いたことによる心の空白を埋めようとした男の妄想なのか、それとも、正しい道筋に立っていながら運命のいたずらに翻弄され、人生を見失って行く男の物語なのか。

それらしい伏線も多い。カーニバルの途中で、第一発見者の少年と凝視し合うシーンは何を意味するのだろうか。ただ単に「あ、あの時の刑事さん」とか、「あ、あの時の少年」と思っていただけなのか。しかし、人間の意思疎通や認識の問題として、どこまでも相手の本音(すなわち客観的な真実)は分からない、ということの暗喩なのかも知れない。

私も最初は、このまま犯人を捕まえて、疑っていた皆が「やっぱり本当に犯人はいたんですね、疑ってごめんなさいm(_ _)m」という展開のハッピーエンドだろうと高を括っていたので、こういう現実の残酷さを突きつけられる展開には驚かされた。

努力や正しいことをしても、必ずしも報われるわけではないという、人生の真理の一部を説いた残酷な現代のおとぎ話。傑作。
FSSさん 9点(2004-09-05 17:05:05)
👍 4
36.ショーンペンの監督作を見たのは初めてでしたが、とても俳優が撮ったとは思えない、深く濃い作品でした。。画面も綺麗で、「凝り」が随所に感じられました。ただあまりに凝り過ぎて、長いなと感じてしまいました。こういうある意味「オチがない」映画で、この時間は長い。俳優監督ならではの豪華キャストが満足感大。
ともともさん 8点(2004-09-14 09:11:15)
35.ショーン・ペンらしい映画!何か含みを持たせた作品ですな。約束は軽々しくするな!!!
ボバンさん 6点(2004-10-30 03:02:10)
34.私が感想に書きたかったことのほとんどをFSSさんが大変うまく表現していらっしゃいました。FSSさんと重なる点は書かないことにします。私は家で映画を見るときは、集中力がないので何回かに区切って見るのですが、この映画は長いのに片時も目が離せず一気に見てしまいました。ラストを見るまでは、「引き込まれる作品だけど、きっとよくあるアメリカ映画の終わり方だろう」と思っていたら、何ということでしょう! 濃くて深い映画でした。単純明快な結末が好きな人にはお勧めできません。
チョコレクターさん 8点(2004-11-09 20:06:16)
👍 1
33.うーん・・・初めに、殺人事件を目撃した少年はキーパーソンだと思ったんだけど、中盤で唐突に会って無言のままお別れ・・・ってなんじゃそりゃー?スローにした意味はなんだったのよと少し不満がありました。それ以降はもうじいさんの痴呆だか思い込みなんだか分からない映像が続いて少し混乱したのですが、何故か飽きずに最後まで見続けられた正統派サスペンスといった感じで。とはいってもラストは別格、圧巻。凄まじいラストだ。もう今まで込めていたチカラが脱力感でふにゃふにゃと抜けていきそうだった。そういう落とし方もあったのか・・・と見事に期待を裏切られたサマ。それまで暖かい家庭の様な生活描写を見てきた為に、不思議と自然にハッピーエンドを連想してしまったのだが。え゛?・・ああぁぁぁ・・・
ホーラン℃さん 9点(2004-11-22 00:30:51)
32.私も、FSSさんが書かれた通りの感想を抱きました。「正しい道筋に立っていながら運命のいたずらに翻弄され、人生を見失って行く男の物語なのか」私はこう思いたい気もします。ショーンペンの作品とは知らずに見ました。とても考えさせられる映画でした。ジャックニコルソンの演技力に圧巻。
あしたかこさん 8点(2005-03-20 04:49:00)
👍 1
31.いやぁ、僕もてっきりラストは犯人が出てきてジャック・ニコルソンが「うへへ、ほれ見ろ捕まえてやったぞ!」とニタッと笑ってVサインして終わるものだと思ってたんですけど、、、、見終わってから結末を受け入れるのになんとも時間がかかりましたね。何が凄いってこんな映画を作ろうとするショーン・ペンの心意気ですよ。こんな映画作るのって勇気いりますよたぶん。
あろえりーなさん 6点(2005-03-28 02:49:40)
30.クライマックスで、主人公が恋人に対して何も言えなかったことが、彼の行動の動機を証明している。多少の葛藤すらなく、愛情より犯人逮捕の執念の方が完全に勝っていたということであろう。責められて一言の弁解もなく、うろたえることすらしないのが恐ろしい。普通のミステリーの体裁を取っておきながら、最後の最後で完全にひっくり返すやり方は、見事というべきか、あざといというべきか。しかしこれではあまりに後味が悪い。個人的にはハリウッド的ハッピーエンドの方が好みだが、原作があるのでは仕方がない。その存在について直接は知らないが、「殺人百科」という文字通り古今東西の殺人事件を集めた本の中で、著者の一人であるコリン・ウィルソンがその原作のことを賞賛している。間接的ではあるにせよ、「ハリウッドお得意の映画のプロットの一つ」を否定してみせた原作の意図は、そのまま監督の意図でもあったのだろう。犯人が運命の裁きを受けたのがせめてもの救いか。しかし恐らく運命というべきではないのだろう。原作はこれよりさらに陰気な結末らしい。

わいえすさん [地上波(字幕)] 7点(2005-03-31 01:34:56)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.04点
000.00%
100.00%
200.00%
311.12%
422.25%
5910.11%
62528.09%
71415.73%
82325.84%
91112.36%
1044.49%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review6人
4 音楽評価 5.28点 Review7人
5 感泣評価 1.60点 Review5人

■ ヘルプ