映画『SWEET SIXTEEN』の口コミ・レビュー(2ページ目)

SWEET SIXTEEN

[スイートシクスティーン]
Sweet Sixteen
2002年スペイン上映時間:106分
平均点:7.30 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-17)【イニシャルK】さん
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監督ケン・ローチ
キャストマーティン・コムストン(男優)リアム
岸尾大輔(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
石塚理恵(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
内田直哉(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
花田光(日本語吹き替え版)
小野大輔(日本語吹き替え版)
音楽ジョージ・フェントン
スタントデレク・リー
あらすじ
恋人であるヤクの売人スタンの身代わりで服役している母が出所する翌日、16歳の誕生日を迎えるリアム。学校にも行かず、親友のピンボールとともに煙草を売って小銭を稼いでいる。彼の夢は、静かな海岸で眺めのいい家で母と一緒に暮らすこと。6000ポンドあればその夢が叶う。母の出所までの残された時間、彼は一気に大金を稼ぐために、ついに、ある”商品”を仕入れに行く。
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💬口コミ一覧

26.ケン・ローチの映画はどれも好きですが、この映画ではすっかり同調してしまいました。一生懸命に尽くす子供に対して迷惑ばかりかける母親。個人的に他人事とは思えなくてはまってしまいました。面倒ばかりかける母親でも生をあたえてくれたことを思うと、一生縁は切れないのでしょうね。フィクション映画なのにどっぷり感情移入しました。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-09-25 06:43:56)
25.主人公は純粋といえば純粋。母親は自分勝手で都合のいいお調子者。そして主人公の姉だけまともでした。母親が一番ダメキャラでした。
ばかぽんさん 7点(2004-09-29 23:00:44)
24.切なかったぁ。。もうちょっと違ったラストを期待していたけど。憎しみ、愛情、友情、喜びなどたくさんの感情を垣間見れてよかった。ただ、15才であれだけやってたのにはさらに驚きで、誕生日にあれってのもまた・・・。切ない話だけど快作です!
アンリさん 8点(2004-09-30 02:36:15)
23.主人公の母親と一緒に暮らしたい、というひたすらに一途な気持ちにグッときました。主人公たちを取り巻く環境について考えてしまうと、どうしても余計に切なくなりますね。素敵な映画でした。
onthefridayさん 8点(2004-10-06 15:12:58)
22.真直ぐ過ぎる子供っぽさと、大人びた姿勢が混在している主人公が切なくてしかたありませんでした。切ないけどリアルな描写で考えさせられました。
ジョー大泉さん 8点(2005-01-11 18:16:18)
21.家族と一緒に仲良く暮らすこと、僕にとっては当たり前のようなことでもリアムにとっては叶わぬ夢のような難しいものなんですよね。もう一歩というところで障害は予期せず起きるうえに本当に信じられ心を許しあえる友人もいなくて孤独になってしまう、そんな哀しいリアムの生身の姿に本当にやりきれなくて胸が締め付けられる思いでした。大人でもない子供でもない複雑な16歳の少年(後姿に哀愁が漂ってました)を上手く描ききったケン・ローチに心から盛大な拍手を送りたい気持ちになりました。
ピルグリムさん 8点(2005-01-18 22:29:33)
👍 1
20.母親に固執する理由が曖昧。マザコンを理由に犯罪に手を染めるのも説得力無し。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-07 21:53:03)
19.イギリス社会の最下層に生きる少年が、更に転落していく様を描く青春映画。主人公は自暴自棄になってる訳でも、裏社会でビッグになりたい訳でも、小遣い稼ぎをしたかった訳でもない。しかも自分がジャンキーになるつもりはなく、他がやらなかった事業を始める才覚があり、大手と提携する交渉術も持つ非常にしっかりとした男。彼のモチベーションは「家族で一緒に暮らす」というささやかな希望だけ。15歳の少年は、自分達の置かれた境遇を金で解決できると思い込む。しかし問題は金ばかりじゃなかった…。これは“SWEET”と言うには余りにも“BITTER”な結末です、6点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:10:26)
18.母のために犯罪はしないって誓っていたはずなのに(まぁクスリ売ってる時点で犯罪だけど)最後が母のために犯罪を犯してしまう。親友の家に行って顔を切り刻んだ時のリアムの言葉が心に染みた。役者が現代の若者のようにリアルに演じていて上手でした。ラストでの姉の電話で何も言わず「電源が無いから切るよ」というリアムのセリフが切なかった。余談…「ケス」の監督と同じなんだぁ~~雰囲気的になんとなく分かる気がする。
アンナさん [地上波(字幕)] 8点(2005-07-12 18:15:38)
17.タイトルを見て借りたので、このつらい内容に少し、面食らいました。
悲し過ぎる・・・・。
りえりえさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 12:56:33)
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16.ネタバレ 小銭を稼いできた子供が、夢のために大金を稼ごうとする。単純なことなのに、観ていてとても哀しかったです。手に入れようとすればするほど、色んなものをどんどん失ってしまう過程が、まさに抜け出せないの一言に尽きます。やってることは全て犯罪でどうしようもないんだけど、目的が…。16歳から一人前の大人ということがテーマなんだけど、15歳のうちの、どうしたらいいのか分からないもどかしさみたいなのが脚本に上手く表れていたと思います。『大人は判ってくれない』とか、『リリィ・シュシュのすべて』を観たときのような少年期の脆さがあって、後味が悪いのにとても良い映画でした。
どんぶり侍・剣道5級さん [地上波(字幕)] 8点(2006-08-17 23:26:50)
15.ネタバレ タイトルとジャケットを見て借りたんですけど、思ったよりも重いテーマでしたね。自分の人生がどうなろうとも母と一緒に暮らしたいと一身で犯罪に手を染めていく...誰も責めることが出来ないもどかしい作品でした。
ビバ!ロック!さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-20 14:50:44)
14.ネタバレ もうとにかくやるせないとしか言いようが無い作品ですね。本当に、厳しい現実を淡々と描いていて「社会が悪い、環境が悪い・・・・・本当にどうすれば良いのか」と非常にいろいろな事を考えさせられる映画でした。特に、まだ幼さの残る15歳の少年が主人公ということが、この悲劇的な状況を浮き彫りにしていますね。(イギリスだけの問題では無く、日本でも起こり得るテーマだと思います・・・・・・)
TMさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 13:49:54)
13.ネタバレ 個人的に、良い映画とは何なのか、を静かに考えさせられた。 純粋なことは無害ではないけれど、子供にはどうしようもない感情だってあるし、どうにもできないこともある。犯罪者をコケおろす前に、自分がそういう環境に生まれなかったことが幸せだと思わなければいけない。それを分かっていない大人が、犯罪者を生む社会をつくりあげている。人の不幸は貧乏や裕福だけが引き起こすのではない。リアムはまだ青年で、お金さえあれば、一緒に住む家さえあれば、と思ってもがくけれど、家を手に入れても、母親とは一緒にいられなかった。一緒にいられるのに、一緒にいられなかった。見ている方も、彼の本当の不幸は貧しい環境ではなかったことに気づく。
リアムは母親と一緒に暮らしたかった、ただそれだけ。特別なことは、それが人間社会の中で起こっているということ。「じゃあどうすれば良かったのか?」と聞かれても、答えられる人なんていないだろう。
ラストシーン、自分がどんなに望んでも、どうしようもならいことがこの世にはある、ということを初めて知った16歳の背中がいたたまれなかった。
ローチはいつも、殺さず、甘やかさず、ただ見つめる。それがどんなに大切なことか、どんな心が必要か、自分にはまだ分かっていない気がする。すごく尾をひいた映画だった。タイトルが秀逸。
Leannán-Sídheさん [DVD(字幕)] 10点(2007-07-22 01:01:46)
12.青春映画としてはどうしても重過ぎる感がある。恵まれない環境に生まれ、恵まれない環境から抜け出す術さえ見出せない中で、家族のためだけを思う、その気持ちは純粋であり、何にも変え難い安心感でもあるが、ただただ、せつないではない、もう少しの何かが欲しかった。
Andrejさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-19 16:56:04)
11.痛くて、切なくて、寒くて、悲しいのに、温かく、明るい、希望が、感じられた。
きんやさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-23 01:06:51)
👍 1
10.どれだけ幸せを願っても決して幸せになれない哀れな少年の話。話が暗く、テンポも悪いので見ててきついです。これが現実ってやつですね・・・。
すべからさん [DVD(字幕)] 4点(2008-05-20 18:28:23)
9.リアリティとタイトルとラストの絡みにやられました。
Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-04 00:07:21)
8.印象深いのは、友人の“ピンボール”。人懐っこそうでいて、破壊的。彼にはリアムしかいないんだ。リアムには姉と母がいるけど。さらにやくざの“ファミリー”には、リアムだけが迎え入れられていく。ピンボールはあらゆるファミリーから除かれる。彼には“部屋”しかない。けっきょく彼がどうなったのか、どうともとれるようになっているんだけど、気になる。リアムもやがてピンボールのように“ファミリー”から排除されて海辺に立った。でも彼には姉からの電話がある。スコットランドなまりって、普通の英語と全然別ものに聞こえるんだけど。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-07 12:16:49)
7.こういう山上憶良みたいな映画を見て思うのだが、「貧困が人間の心を破綻させる」なんて法則は間違っている。僕の経験上金持ちでいかにも「社会で成功してます」という背広姿の人間の方がよっぽど暴力的かつ依存的だ。僕なんかボンビーで野宿経験者で障害者で精神的に半分以上壊れているが、それなりに今の家族と楽しくやっている。富裕層のバロメーターで勝手に不幸だとか「何か本人に理由がある」とか言って絶望を煽る映画は僕は好きではない。
はち-ご=さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-02 00:16:06)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 7.30点
000.00%
100.00%
200.00%
312.17%
436.52%
512.17%
6510.87%
71328.26%
81430.43%
9715.22%
1024.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 8.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

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